JP3008656B2 - コンデンサ取付器具 - Google Patents
コンデンサ取付器具Info
- Publication number
- JP3008656B2 JP3008656B2 JP4081848A JP8184892A JP3008656B2 JP 3008656 B2 JP3008656 B2 JP 3008656B2 JP 4081848 A JP4081848 A JP 4081848A JP 8184892 A JP8184892 A JP 8184892A JP 3008656 B2 JP3008656 B2 JP 3008656B2
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- Japan
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- capacitor
- mounting
- plate
- shape
- fixing
- Prior art date
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、全閉型制御箱等に取
付けるコンデンサ取付器具に関するものである。
付けるコンデンサ取付器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のコンデンサを示す図であ
り、図において、1はコンデンサ、2はコンデンサ1の
導電部、3は取付脚、4は外部との取付穴、5は取付時
のバランス部、6は取付脚の固定ねじである。図4は制
御箱にコンデンサを取付けた状態を示す断面図であり、
7は制御箱、8はKEボンドである。
り、図において、1はコンデンサ、2はコンデンサ1の
導電部、3は取付脚、4は外部との取付穴、5は取付時
のバランス部、6は取付脚の固定ねじである。図4は制
御箱にコンデンサを取付けた状態を示す断面図であり、
7は制御箱、8はKEボンドである。
【0003】従来は、コンデンサ1に取付脚3を取付
け、固定ねじ6を締つけて取付脚3を固定するため、取
付脚3の高さや、外部との取付穴4の位置が自由に変化
でき、取付時のバランス部5により外部と安定して取付
けることができる。ところが導電部2は、制御箱7に収
納し、コンデンサ1は制御箱7から露出した状態で密閉
にする際、コンデンサ1の寸法バラツキ及び制御箱の穴
明け公差などで数m/m隙間が発生するためKEボンド
8などで隙間を塞ぐようにしていた。
け、固定ねじ6を締つけて取付脚3を固定するため、取
付脚3の高さや、外部との取付穴4の位置が自由に変化
でき、取付時のバランス部5により外部と安定して取付
けることができる。ところが導電部2は、制御箱7に収
納し、コンデンサ1は制御箱7から露出した状態で密閉
にする際、コンデンサ1の寸法バラツキ及び制御箱の穴
明け公差などで数m/m隙間が発生するためKEボンド
8などで隙間を塞ぐようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御箱用コンデ
ンサは以上のように構成されているので、制御箱の穴と
そこに挿入するコンデンサ1間の隙間があるため密閉す
る際、KEボンド8を隙間に塗らなければならず、制御
箱の取付け時に塗る工程を追加することが必要で、ま
た、コンデンサ1は寿命が短かく部品交換が必要であり
容易に取り換えれないほどの問題点があった。
ンサは以上のように構成されているので、制御箱の穴と
そこに挿入するコンデンサ1間の隙間があるため密閉す
る際、KEボンド8を隙間に塗らなければならず、制御
箱の取付け時に塗る工程を追加することが必要で、ま
た、コンデンサ1は寿命が短かく部品交換が必要であり
容易に取り換えれないほどの問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、制御箱にコンデンサを取付け
る際、密閉にできるとともに、取付高さ及び取付穴の位
置が自由に変化でき、かつ、取付時のバランスを考慮し
たコンデンサ取付器具を得ることを目的とする。
るためになされたもので、制御箱にコンデンサを取付け
る際、密閉にできるとともに、取付高さ及び取付穴の位
置が自由に変化でき、かつ、取付時のバランスを考慮し
たコンデンサ取付器具を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンデン
サ取付器具は、コンデンサの外周に取り付けるバンド部
と、コンデンサ取付板にねじ固定するための取付穴を有
し、少なくとも2個以上前記バンド部に配設される固定
板と、を備え、前記コンデンサ取付板に設けられたコン
デンサ挿入用穴に、前記コンデンサを挿入した状態で取
り付けるコンデンサ取付器具において、前記固定板は、
L字状の一辺に前記コンデンサ固定壁との取付穴を有す
るとともに、L字状の他辺に直角に前記L字状の一辺と
逆方向に取り付けられる一辺を有する形状とし、さら
に、前記コンデンサを挿入できる内径と、前記固定板の
L字状の他辺より小さい外径とを有し、厚みは前記固定
板のL字状の他辺の高さより大きい寸法としたゴム材と
を備え、前記コンデンサを前記コンデンサ取付板に取り
付ける際に、このゴム材を前記固定板のL字状の他辺に
直角にL字状の一辺と逆方向に取り付けられる一辺と前
記コンデンサ取付板との間に挟んで、固定するようにし
たものである。
サ取付器具は、コンデンサの外周に取り付けるバンド部
と、コンデンサ取付板にねじ固定するための取付穴を有
し、少なくとも2個以上前記バンド部に配設される固定
板と、を備え、前記コンデンサ取付板に設けられたコン
デンサ挿入用穴に、前記コンデンサを挿入した状態で取
り付けるコンデンサ取付器具において、前記固定板は、
L字状の一辺に前記コンデンサ固定壁との取付穴を有す
るとともに、L字状の他辺に直角に前記L字状の一辺と
逆方向に取り付けられる一辺を有する形状とし、さら
に、前記コンデンサを挿入できる内径と、前記固定板の
L字状の他辺より小さい外径とを有し、厚みは前記固定
板のL字状の他辺の高さより大きい寸法としたゴム材と
を備え、前記コンデンサを前記コンデンサ取付板に取り
付ける際に、このゴム材を前記固定板のL字状の他辺に
直角にL字状の一辺と逆方向に取り付けられる一辺と前
記コンデンサ取付板との間に挟んで、固定するようにし
たものである。
【0007】
【作用】固定板のL字状の他辺の高さは、コンデンサを
固定板の取付穴で固定する面とL字状の他辺に直角にL
字状の一辺と逆方向に取り付けられる一辺との間に挿入
するゴム材の厚み分の寸法とする。
固定板の取付穴で固定する面とL字状の他辺に直角にL
字状の一辺と逆方向に取り付けられる一辺との間に挿入
するゴム材の厚み分の寸法とする。
【0008】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図
1、図2において、9はコンデンサの外周に取り付ける
バンド部と、L字状の一辺に外部との取付穴を有すると
ともに、L字状の他辺に直角にL字状の一辺と逆方向に
取り付けられる一辺を有し、バンド部に配設される少な
くとも2個以上の固定板と、を備えた段付き取付脚、1
0は段付き取付脚9のバランス部、11はゴムである。
図1、図2において、図3、図4と同一符号は同一、ま
たは相当部分を示しているので説明は省略する。
1、図2において、9はコンデンサの外周に取り付ける
バンド部と、L字状の一辺に外部との取付穴を有すると
ともに、L字状の他辺に直角にL字状の一辺と逆方向に
取り付けられる一辺を有し、バンド部に配設される少な
くとも2個以上の固定板と、を備えた段付き取付脚、1
0は段付き取付脚9のバランス部、11はゴムである。
図1、図2において、図3、図4と同一符号は同一、ま
たは相当部分を示しているので説明は省略する。
【0009】図1において、コンデンサ1に段付き取付
脚9を取付け、固定ねじ6を締めつけて、段付き取付脚
9を固定する。コンデンサ1と段付き取付脚9及び段付
き取付時のバランス部10の段との間にゴム11を入れ
ているため、取付脚9の高さや外部との取付穴4の位置
が自由に変えることができる。図2のように制御箱7に
コンデンサ1を取付ける際、段付き取付脚9の外部との
取付穴4にねじ締めするため、ゴム11が制御箱7にな
じんで隙間を塞ぎ、コンデンサ1の導電部2を外部から
容易に密閉できる。また、段付き取付時のバランス部1
0により制御箱7にコンデンサ1を4点で支えることが
でき、容易に取付けることができる。
脚9を取付け、固定ねじ6を締めつけて、段付き取付脚
9を固定する。コンデンサ1と段付き取付脚9及び段付
き取付時のバランス部10の段との間にゴム11を入れ
ているため、取付脚9の高さや外部との取付穴4の位置
が自由に変えることができる。図2のように制御箱7に
コンデンサ1を取付ける際、段付き取付脚9の外部との
取付穴4にねじ締めするため、ゴム11が制御箱7にな
じんで隙間を塞ぎ、コンデンサ1の導電部2を外部から
容易に密閉できる。また、段付き取付時のバランス部1
0により制御箱7にコンデンサ1を4点で支えることが
でき、容易に取付けることができる。
【0010】実施例2.なお、取付部のバランス部5が
あるがなくてもよく、または、段付き取付脚9の外部と
の取付穴4が3箇所以上でもよい。または、ゴム11以
外の密閉できるものであればよく、同一効果が得られ
る。
あるがなくてもよく、または、段付き取付脚9の外部と
の取付穴4が3箇所以上でもよい。または、ゴム11以
外の密閉できるものであればよく、同一効果が得られ
る。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るコンデン
サ取付器具は、コンデンサの外周に取り付けるバンド部
と、コンデンサ取付板にねじ固定するための取付穴を有
し、少なくとも2個以上前記バンド部に配設される固定
板と、を備え、前記コンデンサ取付板に設けられたコン
デンサ挿入用穴に、前記コンデンサを挿入した状態で取
り付けるコンデンサ取付器具において、前記固定板は、
L字状の一辺に前記コンデンサ固定壁との取付穴を有す
るとともに、L字状の他辺に直角に前記L字状の一辺と
逆方向に取り付けられる一辺を有する形状とし、さら
に、前記コンデンサを挿入できる内径と、前記固定板の
L字状の他辺より小さい外径とを有し、厚みは前記固定
板のL字状の他辺の高さより大きい寸法としたゴム材と
を備え、前記コンデンサを前記コンデンサ取付板に取り
付ける際に、このゴム材を前記固定板のL字状の他辺に
直角にL字状の一辺と逆方向に取り付けられる一辺と前
記コンデンサ取付板との間に挟んで、固定するようにし
たので、コンデンサ取付板の取付穴にねじ締めするだけ
で、コンデンサの導電部を外部から密閉できるように構
成でき、装置が安価にでき、また、精度の高いもの及び
用意にコンデンサを交換できる効果がある。
サ取付器具は、コンデンサの外周に取り付けるバンド部
と、コンデンサ取付板にねじ固定するための取付穴を有
し、少なくとも2個以上前記バンド部に配設される固定
板と、を備え、前記コンデンサ取付板に設けられたコン
デンサ挿入用穴に、前記コンデンサを挿入した状態で取
り付けるコンデンサ取付器具において、前記固定板は、
L字状の一辺に前記コンデンサ固定壁との取付穴を有す
るとともに、L字状の他辺に直角に前記L字状の一辺と
逆方向に取り付けられる一辺を有する形状とし、さら
に、前記コンデンサを挿入できる内径と、前記固定板の
L字状の他辺より小さい外径とを有し、厚みは前記固定
板のL字状の他辺の高さより大きい寸法としたゴム材と
を備え、前記コンデンサを前記コンデンサ取付板に取り
付ける際に、このゴム材を前記固定板のL字状の他辺に
直角にL字状の一辺と逆方向に取り付けられる一辺と前
記コンデンサ取付板との間に挟んで、固定するようにし
たので、コンデンサ取付板の取付穴にねじ締めするだけ
で、コンデンサの導電部を外部から密閉できるように構
成でき、装置が安価にでき、また、精度の高いもの及び
用意にコンデンサを交換できる効果がある。
【図1】この発明の一実施例であるコンデンサ取付器具
を示す図である。
を示す図である。
【図2】この発明のコンデンサ取付器具を制御箱に収納
した状態を示し(a)は断面側面図、(b)は(a)の
矢視Aより見た側面図である。
した状態を示し(a)は断面側面図、(b)は(a)の
矢視Aより見た側面図である。
【図3】従来のコンデンサ取付器具を示す図である。
【図4】従来のコンデンサ取付器具を制御箱に収納した
状態を示し、(a)は断面側面図、(b)は(a)の矢
視Aより見た側面図である。
状態を示し、(a)は断面側面図、(b)は(a)の矢
視Aより見た側面図である。
1 コンデンサ 2 コンデンサの導電部 3 取付脚 4 外部との取付穴 5 取付時のバランス部 6 取付脚の固定ねじ 7 制御箱 8 KEボンド 9 段付き取付脚 10 段付き取付時のバランス部 11 ゴム
Claims (1)
- 【請求項1】 コンデンサの外周に取り付けるバンド部
と、コンデンサ取付板にねじ固定するための取付穴を有
し、少なくとも2個以上前記バンド部に配設される固定
板と、を備え、前記コンデンサ取付板に設けられたコン
デンサ挿入用穴に、前記コンデンサを挿入した状態で取
り付けるコンデンサ取付器具において、 前記固定板は、 L字状の一辺に前記コンデンサ固定壁と
の取付穴を有するとともに、L字状の他辺に直角に前記
L字状の一辺と逆方向に取り付けられる一辺を有する形
状とし、 さらに、前記コンデンサを挿入できる内径と、前記固定
板のL字状の他辺より小さい外径とを有し、厚みは前記
固定板のL字状の他辺の高さより大きい寸法としたゴム
材とを備え、 前記コンデンサを前記コンデンサ取付板に取り付ける際
に、このゴム材を前記固定板のL字状の他辺に直角にL
字状の一辺と逆方向に取り付けられる一辺と前記コンデ
ンサ取付板との間に挟んで、固定する ようにしたことを
特徴とするコンデンサ取付器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081848A JP3008656B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | コンデンサ取付器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081848A JP3008656B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | コンデンサ取付器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05283266A JPH05283266A (ja) | 1993-10-29 |
JP3008656B2 true JP3008656B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=13757901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4081848A Expired - Lifetime JP3008656B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | コンデンサ取付器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008656B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5114916B2 (ja) * | 2006-10-06 | 2013-01-09 | ダイキン工業株式会社 | 電装品箱 |
CN102886633B (zh) * | 2012-09-20 | 2016-02-17 | 苏州天沃科技股份有限公司 | 用于装配气化炉外部设备支座的支座模板 |
CN106783162A (zh) * | 2017-03-06 | 2017-05-31 | 上海皓月电气有限公司 | 一种电容器用安装件 |
CN106710873A (zh) * | 2017-03-06 | 2017-05-24 | 安徽皓月电气有限公司 | 一种电容器用安装件 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55101038U (ja) * | 1978-12-29 | 1980-07-14 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP4081848A patent/JP3008656B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05283266A (ja) | 1993-10-29 |
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