JP2727845B2 - 防滴筐体 - Google Patents

防滴筐体

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Publication number
JP2727845B2
JP2727845B2 JP4025786A JP2578692A JP2727845B2 JP 2727845 B2 JP2727845 B2 JP 2727845B2 JP 4025786 A JP4025786 A JP 4025786A JP 2578692 A JP2578692 A JP 2578692A JP 2727845 B2 JP2727845 B2 JP 2727845B2
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JP
Japan
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drip
housing
connector
operation panel
proof
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP4025786A
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English (en)
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JPH05191059A (ja
Inventor
志津男 笹川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は防滴筐体に関し、特に屋外にて使
用される通信機用の防滴筐体に関する。
【0002】
【従来技術】従来、通信機用の防滴筐体においては、図
3に示すように、防滴形コネクタ1とユニット類2と防
滴形スイッチ3とが実装されかつ操作パネル21と一体
構造となった内部筐体20を外部筐体7に挿入し、防滴
形コネクタ1を外部筐体7のコネクタ貫通穴8に貫通し
た後にネジ9を締付けて内部筐体20を外部筐体7に固
定している。
【0003】このとき、コネクタ貫通穴8の筐体内側の
周囲に設けた防滴パッキン10が内部筐体20と接触
し、外部筐体7の開口部内側に設けた防滴パッキン12
が操作パネル21と接触する。これによって、外部筐体
7内に対する防滴機能が得られる。
【0004】このような従来の防滴筐体では、外部筐体
7の防滴パッキン12の設置位置を示すA′寸法にバラ
ツキが生ずると、図4(a)に示すように、防滴パッキ
ン12と操作パネル21とが一部接触しなくなり、その
隙間から水滴が侵入する。
【0005】また、内部筐体20の防滴形コネクタ1の
設置面から操作パネル21までの長さを示すB′寸法が
小さくなると、図4(b)に示すように、防滴パッキン
12と操作パネル21とが接触したときに防滴パッキン
10と内部筐体20とが接触しなくなり、その隙間から
水滴が侵入する。
【0006】よって、上記の防滴筐体において十分な防
滴機能を得るためには部品製作レベルでA′寸法とB′
寸法とを厳しく管理する必要があるので、コストアップ
および生産性の悪化を招くという問題がある。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、コストの低減および生
産性の向上を図ることができる防滴筐体の提供を目的と
する。
【0008】
【発明の構成】本発明による防滴筐体は、コネクタ貫通
穴が配設された一方の面に対向する他方の面が開口され
た箱形の外部筐体と、前記一方の面の前記外部筐体の内
側に配設されかつ前記コネクタ貫通穴の周囲に沿って
付けられた第1の防滴パッキン部材と、前記他方の面の
開口部周囲に沿って配設された第2の防滴パッキン部材
と、前記外部筐体内に収納されかつ前記コネクタ貫通穴
に挿通される外部コネクタが配設された内部筐体と、
記内部筐体の前記外部コネクタが配設された面に対向す
る外面に着脱自在操作パネルと、前記外部コネクタを
前記コネクタ貫通穴に挿通させてから前記内部筐体を前
記第1の防滴パッキン部材に押付けた状態で前記内部筐
体を前記外部筐体に固定する第1の固定部材と、前記第
1の固定部材によって前記内部筐体が前記外部筐体に固
定されてから前記操作パネルを前記第2の防滴パッキン
部材に押付けた状態で前記操作パネルを前記内部筐体に
固定する第2の固定部材とを有し、前記操作パネルを前
記第2の防滴パッキン部材の設置位置に適合させて前記
第2の固定部材で固定するようにしたことを特徴とす
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、内部筐体6には防滴形コネクタ1とユ
ニット類2と防滴形スイッチ3とが実装されており、防
滴形コネクタ1の設置面に対向する面に操作パネル4が
板ナット5およびネジ11によって着脱自在に取付けら
れている。
【0011】この操作パネル4を内部筐体6に半固定の
状態、すなわち板ナット5およびネジ11を緩めた状態
で取付けておき、内部筐体6を外部筐体7に挿入して防
滴形コネクタ1を外部筐体7のコネクタ貫通穴8に貫通
した後にネジ9を締付け、内部筐体6を外部筐体7に固
定する。
【0012】このとき、コネクタ貫通穴8の筐体内側の
周囲に設けた防滴パッキン10が内部筐体6と接触する
までネジ9を締付けることによって、外部筐体7のコネ
クタ貫通穴8側からの水滴の浸入を防ぐことができる。
【0013】その後に、外部筐体7の開口部内側に設け
た防滴パッキン12が操作パネル4と接触するまでネジ
11を締付ける。これによって、外部筐体7の操作パネ
ル4側からの水滴の浸入を防ぐことができる。
【0014】したがって、外部筐体7の防滴パッキン1
2の設置位置を示すA寸法にバラツキが生じたり、ある
いは内部筐体6の防滴形コネクタ1の設置面から操作パ
ネル4の設置面側までの長さを示すB寸法が小さくなっ
ても、それに応じて操作パネル4を動かすことができ
る。よって、防滴パッキン10と内部筐体6との間や防
滴パッキン12と操作パネル4との間に隙間が生ずるこ
とがなくなり、外部筐体7内部への水滴の侵入を防止す
ることができる。
【0015】図2は本発明の一実施例による部品製作エ
ラー時の対応例を示す図である。図2(a)は図1のA
寸法にバラツキが生じた場合の対応を示しており、図2
(b)は図1のB寸法が小さくなった場合の対応を示し
ている。
【0016】A寸法にバラツキが生じた場合、ネジ11
の締付けによって操作パネル4が防滴パッキン12の位
置ずれに適合するので、操作パネル4と防滴パッキン1
2とが均一に接触する。また、B寸法が小さくなった場
合、操作パネル4と内部筐体6との間隔13が可変する
だけなので、操作パネル4と防滴パッキン12との均一
な接触を損うことはない。
【0017】このように、内部筐体6と操作パネル4と
を分離させ、操作パネル4が外部筐体7の防滴パッキン
12の設置位置に適合して自在に動くようにしておくこ
とによって、外部筐体7および内部筐体6の製作レベル
での精度管理が不要となる。よって、コストの低減およ
び生産性の向上を図ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部コネクタが配設された内部筐体の面に対向する内部筐
体の外面に取付けられた操作パネルを着脱自在とし、外
部コネクタを外部筐体のコネクタ貫通穴に貫通させてか
ら内部筐体をコネクタ貫通穴の内側周囲に沿って配設さ
れた防滴パッキン部材に押付けた状態で外部筐体に固定
した後に、操作パネルを外部筐体の開口部周囲に沿って
配設された防滴パッキン部材に押付けた状態で内部筐体
に固定することによって、コストの低減および生産性の
向上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例による部品製作エラー時の対
応例を示す図である。
【図3】従来例を示す構成図である。
【図4】従来例による部品製作エラー時の内部筐体と防
滴パッキンとの接触状態を示す図である。
【符号の説明】
1 防滴形コネクタ 3 防滴形スイッチ 4 操作パネル 5 板ナット 6 内部筐体 7 外部筐体 9,11 ネジ 10,12 防滴パッキン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ貫通穴が配設された一方の面に
    対向する他方の面が開口された箱形の外部筐体と、前記
    一方の面の前記外部筐体の内側に配設されかつ前記コネ
    クタ貫通穴の周囲に沿って取付けられた第1の防滴パッ
    キン部材と、前記他方の面の開口部周囲に沿って配設さ
    れた第2の防滴パッキン部材と、前記外部筐体内に収納
    されかつ前記コネクタ貫通穴に挿通される外部コネクタ
    が配設された内部筐体と、前記内部筐体の前記外部コネ
    クタが配設された面に対向する外面に着脱自在操作パ
    ネルと、前記外部コネクタを前記コネクタ貫通穴に挿通
    させてから前記内部筐体を前記第1の防滴パッキン部材
    に押付けた状態で前記内部筐体を前記外部筐体に固定す
    る第1の固定部材と、前記第1の固定部材によって前記
    内部筐体が前記外部筐体に固定されてから前記操作パネ
    ルを前記第2の防滴パッキン部材に押付けた状態で前記
    操作パネルを前記内部筐体に固定する第2の固定部材と
    有し、前記操作パネルを前記第2の防滴パッキン部材
    の設置位置に適合させて前記第2の固定部材で固定する
    ようにしたことを特徴とする防滴筐体。
JP4025786A 1992-01-16 1992-01-16 防滴筐体 Expired - Lifetime JP2727845B2 (ja)

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JP4025786A JP2727845B2 (ja) 1992-01-16 1992-01-16 防滴筐体

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JPH05191059A JPH05191059A (ja) 1993-07-30
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Family

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008008518A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Yanmar Co Ltd 冷凍コンテナ
CN108419401B (zh) * 2018-04-25 2024-02-20 广州市夜太阳舞台灯光音响设备有限公司 一种双层型防护机箱及防水摇臂装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH079427Y2 (ja) * 1987-09-26 1995-03-06 日本情報機器株式会社 防水ケース

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