JPH052823Y2 - - Google Patents

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JPH052823Y2
JPH052823Y2 JP10431686U JP10431686U JPH052823Y2 JP H052823 Y2 JPH052823 Y2 JP H052823Y2 JP 10431686 U JP10431686 U JP 10431686U JP 10431686 U JP10431686 U JP 10431686U JP H052823 Y2 JPH052823 Y2 JP H052823Y2
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locking
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、計測分野に使用される電子機器等の
計器の取付構造に関するものである。
[従来の技術] 従来より計測分野に使用される計器は、多種類
提案あるいは実施されている。その一例を挙げる
と、第9図に示すように前面に表示パネル102
を有し、回路基板103が取付けられたシヤーシ
104を前面開放形のケース本体105の内部に
抜挿自在として挿入させ、通常は表示パネル10
2に設けられた操作キー等(図示せず)により必
要な操作を行わせると共に情報を表示させ、必要
に応じて、所定寸法だけシヤーシ104をケース
本体105から引き出してシヤーシ104の側面
前部に形成された操作スイツチ等からなる調整部
106により調整を行わせ、さらに、回路基板1
03の各部の保守・点検を行う際には、シヤーシ
104をケース本体105から全部引き出してそ
の保守・点検の作業を行わせるようにした計器1
01が用いられている。
ところで、上述した計器101を壁面パネル1
07に取付ける際には取付金具108が使用され
る。この取付金具108は、四方の側面に囲まれ
た長方形状の枠体の底部前後にL字状の引掛部1
08a,108aが突出して形成され、長手方向
の両側面間に螺子部109aを有する支持軸10
9が貫通して設けられているものである。また、
ケース本体105の外壁面には、前記取付金具1
08の引掛部108a,108aを引掛け固定す
るための取付穴105a,105aが鈎形に折曲
された状態で形成されている。
そして、計器101を壁面パネル107に取付
けるには、ケース本体105の取付穴105a,
105aに取付金具108の引掛部108a,1
08aを引掛けて支持軸109を回転させること
により支持軸109の端面を壁面パネル107に
押し付け表示パネル102の背部が壁面パネル1
07に当接するまで締め着け固定していた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した従来の取付構造では直
接ケース本体105に取付金具108を取付けて
壁面パネル107に固定していたので、上記のよ
うに形成された計器101のケース本体105内
に、例えば表示装置を載置させる構成を採りたい
場合、この表示装置自身がケース本体105内に
おける有効空間面積の大半を占めるとともにかな
りの重量を有することから、ケース本体105が
表示装置の重量によつて歪んでしまう等の強度面
において問題が生じ安定した取付を行うことがで
きなかつた。
そこで本考案は上述した問題点を解消するため
に成されたものであつて、その目的は、ケースを
歪ませるような損傷を負わせることなく、計器を
壁面パネルに対し安定して取付を行うことのでき
る強度が確保される計器の取付構造を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] 従つて、上記目的を達成するため本考案に係る
計器の取付構造は、 係止部材44が外周壁部に突設されるととも
に、表示装置8等が搭載されたシヤーシ架台3
と、 該シヤーシ架台3が収納され、外壁面に前記係
止部材44が遊挿される遊挿穴42の形成された
凹嵌部41を有し、その開口部2aにフランジ部
16aの形成された前面パネル4が設けられたケ
ース本体2と、 移動部材47と該移動部材47に取付けられ、
前記係止部材44と対応する位置に係止溝52,
53の形成された固定部材46と該固定部材46
に沿つて前記移動部材47を移動させる移動手段
48とからなる取付金具45と、を備え、 前記固定部材46の係止溝52,53には係止
部材44が係止され、前記移動手段48によつて
移動部材47を移動させ取付金具45の端部を壁
面パネル18の背面に当接させるとともに、前記
前面パネル4の背部を壁面パネル18の前面に当
接させて計器1が該壁面パネル18に取付けられ
る構成になることを特徴としている。
[作用] 本考案の計器の取付構造によれば、計器を壁面
パネルに取付けるには、まず、固定部材46の前
後の係止溝52,53を係止部材44の各々の係
止板44aに引掛ける。次に、この状態を保ちな
がら固定部材46と移動部材47との間に設けら
れた螺子(移動手段48)を移動部材47の前端
部47aが壁面パネル18を押圧し、前面パネル
4の背面が壁面パネル18に当接するまで締め着
ける。
ここで、取付金具45が取付けられる係止部材
44は、直接ケース本体2に固定されているので
はなく、ケース本体2の遊挿穴42を介して表示
装置8の載置されたシヤーシ架台3の外周壁部に
突設して固定されているので、以上の簡単な操作
で計器1を壁面パネル18に対し安定して確実に
取付を行うことができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は、本考案による計器の一実施例を示す
斜視図、第2図は、同分解斜視図、第3図は、本
考案による計器の一部裁断正面図、第4図は、第
1図における断面図であつて、構造上の主要部分
が表われるように切断した図である。図において
1は計器を示している。この計器1は、前面に開
口部2aを有する略筺形形状のケース本体2と、
前記開口部2aよりケース本体2内へ抜挿自在と
して収納されたシヤーシ架台3と、前記ケース本
体2の開口部2aに着脱自在に取付けられた前面
パネル4とによつて概略構成されている。
次に、上記各構成部分について図面を参照しな
がら詳述する。前記シヤーシ架台3は、前面およ
び下面が開放された強固な金属厚板の折曲加工に
よつて形成されている。このシヤーシ架台3の両
内側面3a,3aの各々対向する位置には、それ
ぞれが軸方向に長い2個一対の突起5が設けられ
ガイド溝5aを形成している。このガイド溝5a
は、シヤーシ架台3の両内側面3a,3aの厚さ
方向に複数箇所(実施例では3箇所)形成されて
いる。そして、このガイド溝5aの形成されたシ
ヤーシ架台3の内部は収納部6を構成していて、
複数枚の回路基板7を前記ガイド溝5aに沿つて
抜挿自在に収納できるようになつている。前記回
路基板7は、後述する表示装置8を駆動させるた
めの表示装置駆動回路基板、後述する前面パネル
4の操作部31からの情報を入力信号として取込
むための入力回路基板、該入力回路基板からの入
力信号に基いて演算等の制御を行なうための制御
回路基板等からなるものである。
続いて、前記シヤーシ架台3の上面左方寄りに
は、表示面8aが表出した状態で外筺8b内に収
納固定された表示装置8が搭載されている。この
表示装置8は、被測定物の測定時における初期設
定等の入力情報や被測定物の測定結果等の出力情
報を表示するためのもので、例えばデータ表示、
バー表示、設定表示、トレンド表示等の各種表示
を行なつている。なお、この表示装置8は、左右
に設けられた平板状およびL字状の取付板9,9
a,9bによつてシヤーシ架台3上に固定支持さ
れている。
さらに、前記L字状の取付板9b上には、ガイ
ド溝10aの形成されたガイド部材10が設けら
れている。このガイド部材10は、ケース本体2
の上壁2b内面にも同様に取付補助板11を介し
て設けられていて、後述する外部記憶装置21の
制御回路基板23の抜挿が自在に行なえるように
なつている。
ところで、前記シヤーシ架台3、表示装置8の
背部には、計測上制御の仲介をなすマザーボード
12が固設されている。このマザーボード12の
表裏面12a,12bの所定位置には、複数個
(回路基板数に相当する)のコネクタ13,13
a,13bが設けられている。そして、このマザ
ーボード12の表面12aには、コネクタ13a
を介して前記収納部6に収納された回路基板7が
着脱自在に取付けられるようになつている。ま
た、マザーボード12の裏面12bには、コネク
タ13bを介して付属ユニツト14が着脱自在に
取付けられるようになつている。上記付属ユニツ
ト14は、表示装置・外部記憶装置・内部回路等
を駆動するための電源ユニツト14a、パソコン
等を通じて行なわれる外部装置間との通信の入出
力のやり取りや計器内に警報等が生じた際にこれ
を外部に出力するための複数種類からなる外部入
出力ユニツト14b、被測定物からの入力等を取
込むための複数の端子が形成された入力端子ユニ
ツト14c等によつて構成されるものである。な
お、実施例では上から電源ユニツト14a、2種
類の外部入出力ユニツト14b、入力端子ユニツ
ト14cの順にコネクタ13bを介してマザーボ
ード12へ着脱自在に取付けられるようになつて
いる。
従つて、マザーボード12を境にしてその前後
から回路基板7、付属ユニツト14がコネクタ1
3を介して着脱自在に取付けられるので、内部回
路と外部回路とがマザーボード12によつて分別
され、計器1に故障等が生じたときにも即座に対
処でき、保守・点検を容易に行なうことができる
ようになつている。
ところで、前記シヤーシ架台3の両側面3a,
3aの下部には、軸方向に長いL字状のシヤーシ
レール15が設けられている。これによりシヤー
シ架台3はケース本体2に対して滑らかに出入れ
を行なうことができるようになつている。
次に、前記前面パネル4は、フランジ部16a
を有する内枠部材16と外枠部材17の2重構造
によつて形成されている。前記フランジ部16a
は、組立て取付時において、その背部が壁面パネ
ル18に当接した状態で後述する取付金具45に
よつて固定されている。前記内枠部材16には、
前記表示装置8の表示面8aと対応する位置に開
口穴19が形成され、その開口端部は内方へ向か
つて所定角度の傾斜面19aをなしている。ま
た、この開口穴19と並行して右方には、収納窓
20が形成されている。この収納窓20には、外
部記憶装置21が収納固定されている。この外部
記憶装置21は、記憶媒体挿入部22aを有し、
前記表示装置8と図示しない記憶媒体(例えばデ
イスク)間の記録・再生を制御する制御ユニツト
22と、該制御ユニツト22の背部に設けられ、
外部記憶装置21を制御駆動させる素子の接続さ
れた制御回路基板23と、前記制御ユニツト22
の下部に設けられ、外部記憶装置21の機能選択
等を行なうための複数の操作キーおよびスイツチ
24a等が配設された操作ユニツト24とによつ
て構成されるものである。
なお、実施例では前記外部記憶装置21として
FDD(Floppy Disk Driver)が用いられている。
ところで前記外枠部材17は、第6図に示すよ
うに背面の周縁部分に設けられた突起片25を前
記内枠部材16に形成された凹部26に嵌め込む
とともに、内枠部材16との間における内面を螺
子等によつて締着することによつて内枠部材16
の前面に固定されている。この外枠部材17に
は、前記内枠部材16の開口穴19と対面する位
置に該開口穴19よりやや大径の開口穴27が形
成されている。また、前記開口穴19,27間に
は、表示フイルタ板28が設けられている。この
表示フイルタ板28は、その四方が該各々の開口
穴19,27によつて挟持されていて、表示装置
8を見やすくするとともに外部からのゴミ等の混
入を防いでいる。
一方、前記外枠部材17には、前記内枠部材1
6の収納窓20と対面する位置に右側が開放さ
れ、かつ該収納窓20よりやや大径の開口部29
が形成されている。なお、この開口部29には、
後に詳述する扉30が取付けられている。
さらに、前面パネル4の下部には、複数の操作
キー31aおよびスイツチ31b等からなる操作
部31が設けられている。この操作部31におけ
る操作キー31aは、測定時の入力設定、設定の
変更、表示装置8の表示画面の切換え等を行なう
ためのものであり、また、スイツチ31bは表示
装置8のON・OFFの駆動切換えを行なうための
ものである。
さらに、前記前面パネル4の両側面4a,4a
の下部には、貫通穴32aの施こされた切欠部3
2が形成されている。この切欠部32には貫通穴
32aを介して固定螺子33が貫通していて、前
記シヤーシ架台3の両側面3a,3a前方上部に
形成された螺子穴34に螺合している。これによ
り、前面パネル4は、フランジ部16aがケース
本体2より突出した状態でシヤーシ架台3に固定
支持されることになる。
なお、本実施例では、前記固定螺子33を外し
前面パネル4をケース本体2の開口部2aより引
き出した状態において、外部記憶装置21もいつ
しよに引き出されるようになつている。
次に、前記扉30の構造について第5図および
第6図を参照して詳述する。なお、第5図におい
て外枠部材17のみは裏面図で表わしている。
扉30は長方形状をなしており、第5図におい
て扉30の上下面30a,30b右方には、該扉
30と一体に軸35が突出して設けられている。
また、扉30の左方における前面略中央部分に
は、凹嵌溝36が形成されている。さらに、この
凹嵌溝36と並行して右方には、該凹嵌溝36と
連続して溝の設けられた三角形状の突起37が一
体に形成されていて取手38を構成している。
ところで、前記内枠部材16の収納窓20右方
の上下所定位置には、前記軸35よりやや大径で
半円形状の取付溝39aの施こされた凸部39が
一体に形成されている。また、外枠部材17で前
記凸部39と対向する位置には、該凸部39と相
対する方向に半円形状の取付溝40aの施こされ
た凹部40が形成されている。そして組立時にお
いて扉30は第5図に示すA−A線(一点鎖線)
を中心として扉30の上下に突設した軸35を前
記凸部39の取付溝39a(内枠部材16)と凹
部40の取付溝40a(外枠部材17)で挟むこ
とによつて支持されることになる。また、この扉
30はA−A線を中心として前方に向けて所定角
度回動自在である。
次に、ケース本体2は前面および後面が開放さ
れた略筺形形状の金属板によつて形成されてい
る。このケース本体2の両側外壁面2c,2c下
部には、ケース本体2の内方に向けて段部を有す
る軸方向に長い絞り面41aをなす凹嵌部41が
形成されている。この凹嵌部41のほぼ中央2箇
所には、それぞれに遊挿穴42,42が形成され
ている。また、この遊挿穴42,42と対面する
前記シヤーシ架台3の両側面3a,3aには、螺
子穴43,43が設けられている。そして、この
螺子穴43,43には、前記遊挿穴42,42を
貫通して係止部材44,44が螺合し固定されて
いる。この係止部材44は、頭部であり後述する
取付金具45が取付けられる係止板44aと、該
係止板44aに設けられた螺子部44bとからな
るものである。そして、この係止部材44はシヤ
ーシ架台3に取付けた状態において、前記係止板
44aの表面がケース本体2の側壁面2cとほぼ
面一となるように固定されている。
次に、前記係止部材44に取付けられる取付金
具45の構造について第7図および第8図を参照
しながら詳述する。
この取付金具45は金属厚板の折曲加工により
成形されていて、固定部材46、移動部材47、
移動手段48によつて構成されるものである。前
記固定部材46は、第7図において前面および左
側面が開放され、右側面に螺子穴49の設けられ
た長方形状の枠体によつて形成されている。この
固定部材46の底面(ケース本体側)左方には、
突出部50が形成されているとともに、上下面に
所定長さの切欠部51aを有する取付穴51が設
けられている。前記突出部50には、前記係止部
材44の係止板44aよりやや小径の係止溝52
が形成されている。また、この突出部50端部と
固定部材46左側端部との間の長さはl1であり、
取付穴51右端部との間の長さはl2とされてい
る。さらに、この固定部材46の底面右方にも前
記突出部50に形成された係止溝51と同様の係
止溝52の形成された取付穴54が設けられてい
る。そして、上記した各係止溝51,52の中心
間の長さは、前記係止部材44の係止板44aの
中心間の長さとほぼ同一に設定されている。
次に、前記固定部材46が取付けられる移動部
材47は、固定部材46より長尺で該固定部材4
6の縦寸法より大の縦寸法を有している。また、
この移動部材47は、固定部材46と同様に、前
面および左側面が開放され、右側面に螺子穴55
の設けられた長方形状の枠体によつて形成されて
いる。この移動部材47の底面には、右側端部よ
り所定長さ隔てた位置に長さl3の第1の貫通穴5
6が形成されている。また、この第1の貫通穴5
6には、長さl4の支持片57を介して長さl5の第
2の貫通穴58が形成されている。
ここで、前記第1の貫通穴56の長さl3は、前
記固定部材46と取付穴51間の長さl6より大と
されている。そして、この取付金具45の最大移
動ストロークはl3−l6となつている。また、この
取付金具45ではl1<l5,l2>l4なる関係が成立す
るように設計されている。
上述したように構成された取付金具45は、計
器1取付前において予め組立てられており、その
組立ては、まず、固定部材46の突出部50を移
動部材47の第2の貫通穴58に貫通させて支持
片57に引掛ける。そして、固定部材46および
移動部材47に設けられた各々の螺子穴49に移
動手段48である螺子を螺合させることで容易に
行われる。
さらに、上述したように予め組立てられた取付
金具45を用いて計器1を壁面パネル18に取付
ける際には、第8図a.bに示すように、まず、固
定部材46の前後の係止溝52,53を係止部材
44の各々の係止板44aに引掛ける。次に、こ
の状態を保ちながら固定部材46と移動部材47
との間に設けられた螺子(移動手段48)を移動
部材47の前端部47aが壁面パネル18を押圧
し、前面パネル4の背面が壁面パネル18に当接
するまで締め着ける。よつて、計器1はこの取付
金具45によつて壁面パネル18に対し確実に固
定されることになる。また、取付金具45が取付
けられる係止部材44は、直接ケース本体2に固
定されているのではなく、ケース本体2の遊挿穴
42を介して表示装置8の載置されたシヤーシ架
台3の外周壁部(両側面3a,3a)に固定され
ている。従つて、表示装置8等の重みが直接ケー
ス本体2を介して取付金具45に加わることな
く、ケース本体2への負担を軽減できるのでケー
ス本体2が重みによつて歪む虞れがない。
なお、上述した実施例では、係止部材44をケ
ース本体2の遊挿穴42に遊挿させシヤーシ架台
3の両側面3a,3aに固定し、この係止部材4
4に取付金具45を取付けて壁面パネル18に計
器1を固定する構成としているが、例えばシヤー
シ架台3を筺形形状に成形してその上下面に係止
部材44を固定し、この上下面に取付金具45を
取付けて壁面パネル18に固定させるようにして
も良い。
また、シヤーシ架台3に表示装置8よりさらに
重い物が載置しケース本体2内に収納されるよう
な場合にも上述した取付金具45を複数箇所に設
けて取付ければ、これに対処することができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の計器の取付構造に
よれば、簡単な操作で計器を取付金具により壁面
パネルに対し安定して確実に取付を行うことがで
きる。
なお、前記取付金具45が取付けられる係止部
材44は、直接ケース本体2に固定されているの
ではなく、ケース本体2の遊挿穴42を介してシ
ヤーシ架台3の外周壁部に固定されているので、
表示装置8等の重量によつてケース本体2が歪む
ような損傷を負わせることはなく十分な強度が確
保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による計器の一実施例を示す
斜視図、第2図は、同分解斜視図、第3図は、計
器の一部裁断正面図、第4図は、第1図における
断面図であつて、構造上の主要部分が表われるよ
うに切断した図、第5図、第6図は、扉の構造を
示す分解図、第7図は、取付金具の分解斜視図、
第8図a,bは、取付金具の取付状態の動作を示
す図、第9図は、従来の計器の一部裁断側面図で
ある。 1……計器、2……ケース本体、2a……開口
部、3……シヤーシ架台、4……前面パネル、8
……表示装置、16a……フランジ部、18……
壁面パネル、41……凹嵌部、42……遊挿穴、
44……係止部材、45……取付金具、46……
固定部材、47……移動部材、48……移動手
段、52,53……係止溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 係止部材44が外周壁部に突設されるととも
    に、表示装置8等が搭載されたシヤーシ架台3
    と、 該シヤーシ架台3が収納され、外壁面に前記係
    止部材44が遊挿される遊挿穴42の形成された
    凹嵌部41を有し、その開口部2aにフランジ部
    16aの形成された前面パネル4が設けられたケ
    ース本体2と、 移動部材47と該移動部材47に取付けられ、
    前記係止部材44と対応する位置に係止溝52,
    53の形成された固定部材46と該固定部材46
    に沿つて前記移動部材47を移動させる移動手段
    48とからなる取付金具45と、を備え、 前記固定部材46の係止溝52,53には前記
    係止部材44が係止され、前記移動手段48によ
    つて移動部材47を移動させ取付金具45の端部
    を壁面パネル18の背面に当接させるとともに、
    前記前面パネル4の背部を壁面パネル18の前面
    に当接させて計器1が該壁面パネル18に取付け
    られる構成になることを特徴とする計器の取付構
    造。
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