JPH0846372A - プリント基板の保持装置 - Google Patents

プリント基板の保持装置

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Publication number
JPH0846372A
JPH0846372A JP6197227A JP19722794A JPH0846372A JP H0846372 A JPH0846372 A JP H0846372A JP 6197227 A JP6197227 A JP 6197227A JP 19722794 A JP19722794 A JP 19722794A JP H0846372 A JPH0846372 A JP H0846372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
circuit board
printed circuit
holding
held
Prior art date
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Pending
Application number
JP6197227A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Tomiyama
和彦 富山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
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Publication date
Application filed by Hioki EE Corp filed Critical Hioki EE Corp
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Publication of JPH0846372A publication Critical patent/JPH0846372A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付ネジとボスとを不要もしくは少なくして
プリント基板をケースに保持させる。 【構成】 ケース11を構成する上ケース部18と下ケ
ース部19とに保持リブ35,36を突出形成し、これ
ら保持リブ35,36によりプリント基板12を挟んで
保持する。下ケース部19の開口部31から調節ダイア
ル等の操作部30を突出させる。 【効果】 取付ネジとボスとを不要もしくは少なくして
ケース11にプリント基板12をしっかりと保持させる
ことができる。ボスを立設するスペースを確保する必要
がなく、装置をコンパクトにまとめることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板の保持装
置に係り、さらに詳しくは、ケースから外部に露出させ
た操作部を有するプリント基板をケース内に保持させる
際に好適なプリント基板の保持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルマルチメータ等のハンデ
ィタイプの計測器は、上ケース部と下ケース部とからな
るケース内に収納したプリント基板を備えて形成されて
おり、この場合におけるプリント基板は、例えば図6に
示ように下ケース部1の側からボス2を突設し、このボ
ス2に取付ネジ3でプリント基板4を固定することで収
納されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、取付ネジ
3によりプリント基板4をケースに固定する場合には、
固定が確実に行われる反面、ネジ止めする必要があり、
部品点数及び組立工数が増加する不都合がある。また、
ネジ止めのためのネジしろが必要となり、これに対応し
てボスを突設するだけのスペースを確保する必要があっ
た。このため、このようなネジ止め構造ではコンパクト
化する上での障害となっていた。
【0004】また、デジタルマルチメータの表示部とし
て液晶表示パネルを採用する場合には、そのコントラス
トを調節するためのダイアルをケースから露出させる必
要がある。この場合、コントラスト調節用の可変抵抗器
の側はプリント基板に取り付けられており、この可変抵
抗器のダイアルがケースの開口部から露出されることに
なる。このようにダイアルをケースの開口部から露出さ
せる場合、ダイアルの側に応力が集中し、近傍に位置す
るプリント基板の側にたわみが生じないように開口部近
傍に位置するプリント基板部分を強固に固定する必要が
ある。したがって、ネジ止め固定部分が増加して、部品
点数や取り付け工数が更に増加するという問題がある。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、取付ネジを削減または不要にすることができ、し
かも、調節ダイアル等の操作部がケースの開口部から外
部に露出する場合でも、プリント基板をしっかりとケー
スに固定することができるようにしたプリント基板の保
持装置を提供することを目的とする。
【0006】上記目的を達成するために、本発明におけ
る請求項1記載のプリント基板の保持装置は、上ケース
部と下ケース部との周壁部から対応する位置関係のもと
で突出形成される複数個の保持リブによりプリント基板
を挟み込んでケース内に保持させるようにした。
【0007】また、請求項2記載のプリント基板の保持
装置は、前記開口部の近傍に位置する上ケース部と下ケ
ース部との各周壁部から対応する位置関係のもとで少な
くとも1以上の保持リブをそれぞれ突出形成し、これら
の保持リブによりプリント基板を挟み込んでケース内に
保持させるようにした。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ケースを構成す
る上ケース部と下ケース部との各周壁部から複数個の保
持リブが突出して形成される。この保持リブによりプリ
ント基板が挟み込まれケース内に保持される。プリント
基板を取付ネジによりケースに固定する必要が無いた
め、取付ネジのためのボスが不必要になる。ボスを用い
ない場合には、ボスを立設するためのスペースを確保す
る必要も無くなり、装置がコンパクトになる。また、取
付ネジを併用する場合にはボスの数が削減される。
【0009】また、請求項2記載の発明によれば、前記
開口部の近傍に位置する上ケース部と下ケース部との各
周壁部から少なくとも1以上の保持リブが突出形成さ
れ、これらの保持リブによりプリント基板が挟み込まれ
ケース内に保持される。したがって、開口部近傍のプリ
ント基板部分が保持リブによって強固に固定される。こ
のため、操作用ダイアル等の操作部をケースの開口部か
ら突出させたものでも、取付ネジ等を用いることなく、
操作によって力が作用してもプリント基板がたわむこと
の無いようにすることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明を実施したデジタルマルチメー
タの外観を例示する斜視図であり、図2は主要構成部品
の配置関係を示す斜視図であり、図3は本発明のプリン
ト基板の保持装置を示す概略図である。図2にからも明
らかなように、デジタルマルチメータ10は、ケース1
1内にプリント基板12や操作パネル13などを収納し
て形成されている。
【0011】図1に示すように、ケース11の上面の左
半分には、全体のほぼ半分近くの表示面積を有する液晶
表示パネル14が設けられている。また、ケース11の
上面の右半分には、交流・直流の電圧,電流が2チャン
ネルで同時に表示することができるように2系統の信号
入力部15,16と、操作キー部17とが設けられてい
る。そして、液晶表示パネル14には、2チャンネル分
の信号の変化をグラフ化して表示することができるよう
になっており、さらに、グラフから数値データも読み取
れるようになっている。
【0012】図3に示すように、ケース11は上ケース
部18と下ケース部19とからなり、これらを嵌め合わ
せることによりケース11が構成される。上ケース部1
8には、図1,図2に示すように、液晶表示パネル1
4、ターミナル20,21,22、レンジ切換えダイア
ル23、各種つまみ24,25や、各種操作キーを外部
に露出させるための取付開口が形成されている。また、
上ケース部18と下ケース部19とに形成されている切
欠部を組み合わせることで側板中央にコントラスト調節
用ダイアルなどの操作部30を突出させるための開口部
31が形成されている。
【0013】前記操作部30は、例えば図3に示すよう
に可変抵抗器32のシャフト32aに固定されている。
また、可変抵抗器32はプリント基板12に取り付けら
れている。
【0014】上ケース部18と下ケース部19との各周
壁部には、図3と図4の(イ)とに示すように上ケース
部18と下ケース部19とを嵌め合わせた際に相互に向
き合う配置関係のもとでプリント基板12の保持リブ3
5,36が突出形成されており、これら保持リブ35,
36によってプリント基板12が上下方向から挟まれ、
ケース11内に固定される。なお、保持リブ35,36
は、例えば図4の(ロ)に示すように保持リブ36の側
の当接端面と対面する保持リブ35の当接端面の側に切
欠部38を設けて段差を形成し、この段差内に位置させ
たプリント基板12を保持リブ35,36により上下方
向から挟むことで、外周方向への移動を制約して固定す
ることもできる。さらに、図示は省略したが保持リブ3
5と保持リブ36との各当接端面に切欠部を設けて段差
を形成してもよい。
【0015】次に、図5に示すように保持リブ40,4
1と取付ネジ42とを併用する実施例について説明す
る。保持リブ40,41はケース部材43,44の周壁
部から突出形成されている。この場合には、取付ネジ用
のボス45を立設する必要があるが、保持リブ40,4
1との併用であるため、その個数を大幅に削減できる。
ボス45と取付ネジ42とは1個でも充分であるが、2
個用いることが好ましく、これによりプリント基板46
の回動が規制される。
【0016】なお、上記実施例は本発明をデジタルマル
チメータに実施したものであるが、本発明はこれに限定
されることなく、ケース内にプリント基板を保持するも
のであれば、他の各種装置に本発明を実施することが可
能である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、各ケース部の周壁部か
ら複数個の保持リブを突出して形成し、この保持リブに
よりプリント基板を挟み込んでケース内に保持するよう
にしたから、従来必要であった取付ネジによる固定を採
用する必要が無くなる。これにより、部品点数及び取付
工数を削減することができる。また、取付ネジ用のボス
を立設する必要がなくなるため、ボスを形成するスペー
スが不要となり、装置をコンパクトにまとめることがで
きる。
【0018】また、ケースの開口部の近傍部分に、各ケ
ース部の周壁部から少なくとも1以上の保持リブを突出
形成し、これらの保持リブによりプリント基板を挟み込
んでケース内に保持したから、開口部から操作ダイアル
等の操作部が外部に突出する場合でも、この部分を強固
にケースに保持することができる。したがって、操作部
を操作してもプリント基板がしっかりとケースに保持さ
れるため、プリント基板がたわむことがなく、確実な操
作感がえられる。また、取付ネジを用いることがないた
め、部品点数及び取付工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント基板の保持装置を実施したデ
ジタルマルチメータを例示する斜視図である。
【図2】同デジタルマルチメータの主要構成部品の配置
関係を示す斜視図である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】(イ)は図3におけるB−B線拡大断面図であ
り、(ロ)は保持リブの他例を示す要部拡大断面図であ
る。
【図5】他の実施例における主要部の断面図である。
【図6】従来のプリント基板の保持装置を例示する断面
図である。
【符号の説明】
10 デジタルマルチメータ 11 ケース 12 プリント基板 13 操作パネル 14 液晶表示パネル 15,16 信号入力部 17 操作キー部 18 上ケース部 19 下ケース部 30 操作部 31 開口部 35,36,40,41 保持リブ 38 切欠部 42 取付ネジ 43 上ケース部 44 下ケース部 45 ボス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケース部と下ケース部とで形成される
    ケース内にプリント基板を配設してこれを保持するプリ
    ント基板の保持装置において、 前記プリント基板は、各ケース部の周壁部から対応する
    位置関係のもとで突出形成される複数個の保持リブによ
    り挟み込んでケース内に保持させたことを特徴とするプ
    リント基板の保持装置。
  2. 【請求項2】 上ケース部と下ケース部とで形成される
    ケース内に配設されるプリント基板が備える電子部品の
    操作部の一部を前記ケースの開口部から外部に突出させ
    てこれを保持するプリント基板の保持装置において、 前記開口部の近傍に位置する上ケース部と下ケース部と
    の各周壁部から対応する位置関係のもとで少なくとも1
    以上の保持リブをそれぞれ突出形成し、これらの保持リ
    ブによりプリント基板を挟み込んでケース内に保持させ
    たことを特徴とするプリント基板の保持装置。
JP6197227A 1994-07-29 1994-07-29 プリント基板の保持装置 Pending JPH0846372A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08222863A (ja) * 1995-02-16 1996-08-30 Toa Corp 電気機器ケース
JP2005020470A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Kyocera Corp 電子カメラ
US7583313B2 (en) 2003-06-26 2009-09-01 Kyocera Corporation Imaging apparatus

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JPS60113687U (ja) * 1984-01-09 1985-08-01 日本電気株式会社 回路基板の固定構造
JPH0451185U (ja) * 1990-09-05 1992-04-30

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