JPH08116184A - 電子機器のケーシング - Google Patents
電子機器のケーシングInfo
- Publication number
- JPH08116184A JPH08116184A JP27705394A JP27705394A JPH08116184A JP H08116184 A JPH08116184 A JP H08116184A JP 27705394 A JP27705394 A JP 27705394A JP 27705394 A JP27705394 A JP 27705394A JP H08116184 A JPH08116184 A JP H08116184A
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- Japan
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- casing
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- circuit board
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- printed circuit
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子機器の製造において、ケーシング組立て
工程と同時にプリント基板取付工程を同時に行うことに
よって、製造工程と組立て部品の低減を図り、もって製
造コストの減少を目的とする。 【構成】 電子機器のケーシングを構成する上側及び下
側ケース部分のつき合わせ面で対面する複数の支柱をそ
れぞれのケース部分に設け、それら対面する支柱間でプ
リント回路基板を挾んで、それら対面する支柱を相互に
固定する。
工程と同時にプリント基板取付工程を同時に行うことに
よって、製造工程と組立て部品の低減を図り、もって製
造コストの減少を目的とする。 【構成】 電子機器のケーシングを構成する上側及び下
側ケース部分のつき合わせ面で対面する複数の支柱をそ
れぞれのケース部分に設け、それら対面する支柱間でプ
リント回路基板を挾んで、それら対面する支柱を相互に
固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプリント回路基板を含む
電子機器のためのケーシングに関する。本明細書で、
「ケーシング」とは、電子機器の外側プロフィールを定
め、通常２片以上に分解されうる通常プラスティックか
らなるケースあるいはハウジングを意味する。
電子機器のためのケーシングに関する。本明細書で、
「ケーシング」とは、電子機器の外側プロフィールを定
め、通常２片以上に分解されうる通常プラスティックか
らなるケースあるいはハウジングを意味する。
【０００２】
【従来の技術】通常、電子機器は、外部の電源ラインに
接続し電源トランス、整流手段、レギュレータ手段など
を含んだ電源ユニットと、電源オン／オフスイッチ、回
転あるいは押しボタン式の調節あるいは制御手段などを
含んだ外部制御ユニットと、電子機器の動作モード、動
作状態などを指示するディスプレイユニットと、その電
子機器の特定の動作を達成する回路を構成する回路素子
を実装したプリント回路基板ユニットと、これらユニッ
トを収容するケーシングとからなる。ケーシングには、
当該電子機器の障害時あるいはメンテナンス時に内部の
電子回路にアクセスすることができるように部分的に取
外し可能なふたあるいはカバーが設けられている。通
常、ケーシング内にはシャーシが設けられ、このシャー
シに上記ユニットが部分的に取り付けられている。ある
いは、プリント回路基板は直接ケーシング内にネジ等で
取り付けられ、その上にカバーとなるケーシング部分が
被せられる。いずれにしろ、ケーシングの組立てにおい
ては、プリント回路基板をシャーシを介して、あるいは
直接１つのケーシングに取り付ける必要がある。
接続し電源トランス、整流手段、レギュレータ手段など
を含んだ電源ユニットと、電源オン／オフスイッチ、回
転あるいは押しボタン式の調節あるいは制御手段などを
含んだ外部制御ユニットと、電子機器の動作モード、動
作状態などを指示するディスプレイユニットと、その電
子機器の特定の動作を達成する回路を構成する回路素子
を実装したプリント回路基板ユニットと、これらユニッ
トを収容するケーシングとからなる。ケーシングには、
当該電子機器の障害時あるいはメンテナンス時に内部の
電子回路にアクセスすることができるように部分的に取
外し可能なふたあるいはカバーが設けられている。通
常、ケーシング内にはシャーシが設けられ、このシャー
シに上記ユニットが部分的に取り付けられている。ある
いは、プリント回路基板は直接ケーシング内にネジ等で
取り付けられ、その上にカバーとなるケーシング部分が
被せられる。いずれにしろ、ケーシングの組立てにおい
ては、プリント回路基板をシャーシを介して、あるいは
直接１つのケーシングに取り付ける必要がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電子機器の
主要な要素であるプリント回路基板をケーシングの組立
てと同時にケーシングに装着し、従って１つの組立て工
程で実質的にケーシングの組立てが完了するようにする
ことを課題とする。従って、本発明によれば、組立て工
程を減少でき、組立て部品を少なくできる結果、製造コ
ストの低減を図れる。
主要な要素であるプリント回路基板をケーシングの組立
てと同時にケーシングに装着し、従って１つの組立て工
程で実質的にケーシングの組立てが完了するようにする
ことを課題とする。従って、本発明によれば、組立て工
程を減少でき、組立て部品を少なくできる結果、製造コ
ストの低減を図れる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に、ケーシングを構成する上側及び下側ケース部分のつ
き合わせ面で対面する複数の支柱をそれぞれのケース部
分に設け、それら対面する支柱間でプリント回路基板を
挾んで、それら対面する支柱を相互に固定することによ
って、ケーシングの組立てと同時に回路基板のケーシン
グ内での固定を達成する手段を提供する。
に、ケーシングを構成する上側及び下側ケース部分のつ
き合わせ面で対面する複数の支柱をそれぞれのケース部
分に設け、それら対面する支柱間でプリント回路基板を
挾んで、それら対面する支柱を相互に固定することによ
って、ケーシングの組立てと同時に回路基板のケーシン
グ内での固定を達成する手段を提供する。
【０００５】
【実施例】図１は、本発明を実施する電子機器、例えば
走査型受信機（スキャナ）の分解図である。１０は例え
ばプラスティックの一体構造の上側ケース半部、１２は
例えばプラスティックの一体構造の下側ケース半部、１
４はプリント回路基板、１６は前面パネルである。下側
ケース半部１２には電源トランス１８が取り付けられて
おり、上側ケース半部１０には、スピーカ２０（図２参
照）が取り付けられている。２２はスピーカの音声を外
部に放出するためのスロット群である。プリント回路基
板１４には当該電子機器の機能を達成する種々の回路素
子、例えばＩＣ、コンデンサ、抵抗などが実装されてお
り、更にＬＣＤなどのディスプレイ装置２２、外部調節
手段、例えば押しボタンスイッチ、回転調節手段などを
装着している取付板２４が固着されている。
走査型受信機（スキャナ）の分解図である。１０は例え
ばプラスティックの一体構造の上側ケース半部、１２は
例えばプラスティックの一体構造の下側ケース半部、１
４はプリント回路基板、１６は前面パネルである。下側
ケース半部１２には電源トランス１８が取り付けられて
おり、上側ケース半部１０には、スピーカ２０（図２参
照）が取り付けられている。２２はスピーカの音声を外
部に放出するためのスロット群である。プリント回路基
板１４には当該電子機器の機能を達成する種々の回路素
子、例えばＩＣ、コンデンサ、抵抗などが実装されてお
り、更にＬＣＤなどのディスプレイ装置２２、外部調節
手段、例えば押しボタンスイッチ、回転調節手段などを
装着している取付板２４が固着されている。
【０００６】以下に詳細に説明するように、上側及び下
側ケース半部１０，１２に関して、プリント回路基板１
４（フロントパネル１６）は効果的に一工程で取り付け
られる。フロントパネル１６は上側及び下側ケース半部
１０，１２と独立なものとして示されているが、これら
いずれかの半部と一体なものであってもよい。
側ケース半部１０，１２に関して、プリント回路基板１
４（フロントパネル１６）は効果的に一工程で取り付け
られる。フロントパネル１６は上側及び下側ケース半部
１０，１２と独立なものとして示されているが、これら
いずれかの半部と一体なものであってもよい。
【０００７】図２は、本発明に従って、上側及び下側ケ
ース半部１０，１２をプリント回路基板１４と共に組み
立てる態様を説明する図である。この目的のために、上
側及び下側ケース半部１０，１２はそれぞれ４つの取付
支柱２６ａ〜２６ｄ、２８ａ〜２８ｄを有している。支
柱２６ａは支柱２８ａに対応し、支柱２６ｂは支柱２８
ｂに対応し、支柱２６ｃは支柱２８ｃに対応し、支柱２
６ｄは支柱２８ｄに対応する。ケーシングの組立て時
に、これらそれぞれ対応する支柱はプリント回路基板１
４を挾み込んで上側ケース半部１０と下側ケース半部１
２との間でプリント回路基板１４を固定する。この時
に、それぞれ対応す支柱はネジ３２ａ−３２ｄ（図２で
はその２つのみを示している）で相互に固定される。２
つのケース半部の固定の際に、前面パネル１６及び取付
板２４もこれらケース半部間で挾み込まれて固定され
る。
ース半部１０，１２をプリント回路基板１４と共に組み
立てる態様を説明する図である。この目的のために、上
側及び下側ケース半部１０，１２はそれぞれ４つの取付
支柱２６ａ〜２６ｄ、２８ａ〜２８ｄを有している。支
柱２６ａは支柱２８ａに対応し、支柱２６ｂは支柱２８
ｂに対応し、支柱２６ｃは支柱２８ｃに対応し、支柱２
６ｄは支柱２８ｄに対応する。ケーシングの組立て時
に、これらそれぞれ対応する支柱はプリント回路基板１
４を挾み込んで上側ケース半部１０と下側ケース半部１
２との間でプリント回路基板１４を固定する。この時
に、それぞれ対応す支柱はネジ３２ａ−３２ｄ（図２で
はその２つのみを示している）で相互に固定される。２
つのケース半部の固定の際に、前面パネル１６及び取付
板２４もこれらケース半部間で挾み込まれて固定され
る。
【０００８】プリント回路基板１４をそれぞれの対応す
る支柱間で挾み込んで、これらそれぞれの対応する支柱
を固定する態様は種々存在する。図３はその一例を示
し、プリント回路基板１４には、上側ケース半部１０及
び下側ケース半部１２の支柱２６ａ−２６ｄ、２８ａ−
２８ｄにそれぞれ対応する開口３０ａ−３０ｄが設けら
れている。図３はその１つを詳細に示すが、下側ケース
半部１２の支柱２８の小径の先端部はその開口３０には
め込まれる。支柱２８の先端部の基板１４から突き出た
部分は上側ケース半部１０の支柱２６の穴内にはめ込ま
れ、この状態で、支柱２８の穴の矢印３３の方向から、
つまり下側ケース半部１２の外側からネジ３２が締め付
けられる。これにより、基板１４は支柱２６、２８間で
挾み付けられて両支柱間に固定される。
る支柱間で挾み込んで、これらそれぞれの対応する支柱
を固定する態様は種々存在する。図３はその一例を示
し、プリント回路基板１４には、上側ケース半部１０及
び下側ケース半部１２の支柱２６ａ−２６ｄ、２８ａ−
２８ｄにそれぞれ対応する開口３０ａ−３０ｄが設けら
れている。図３はその１つを詳細に示すが、下側ケース
半部１２の支柱２８の小径の先端部はその開口３０には
め込まれる。支柱２８の先端部の基板１４から突き出た
部分は上側ケース半部１０の支柱２６の穴内にはめ込ま
れ、この状態で、支柱２８の穴の矢印３３の方向から、
つまり下側ケース半部１２の外側からネジ３２が締め付
けられる。これにより、基板１４は支柱２６、２８間で
挾み付けられて両支柱間に固定される。
【０００９】
【発明の効果】従って、以上の説明から明らかになるよ
うに、本発明をもってすれば、ケースの組立てと同時
に、プリント回路基板をケース半部間で固定することが
できる。つまり、基板の固定のための特別な工程は不要
である。これは、電子機器の組立て工程の簡略化、組立
て部品の減少に伴う、製造コストの低減に役立ち、更に
プリント回路基板のケーシングに関して機械的安定性を
損なわせることはない。
うに、本発明をもってすれば、ケースの組立てと同時
に、プリント回路基板をケース半部間で固定することが
できる。つまり、基板の固定のための特別な工程は不要
である。これは、電子機器の組立て工程の簡略化、組立
て部品の減少に伴う、製造コストの低減に役立ち、更に
プリント回路基板のケーシングに関して機械的安定性を
損なわせることはない。
【図１】本発明に関わる電子機器のハウジングの組立て
前の斜視図である。
前の斜視図である。
【図２】本発明に関わる電子機器のハウジングの組立て
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図３】図２の一部を詳細に示す断面図である。
１０ 上側ケース半部 １２ 下側ケース半部 １４ プリント回路基板 ２６ａ〜２６ｄ 支柱 ２８ａ〜２８ｄ 支柱 ３２ ネジ
Claims (2)
- 【請求項１】 電子機器のケーシングをつき合わせられ
て構成するケースに複数の対応するつき合わせ支柱を設
け、それら対応する支柱間に当該電子機器の特定の機能
を達成する回路装置を実装する回路板を挾んで、それら
対応する支柱を相互に固定することによって組み立てら
れることを特徴とする電子機器のケーシング。 - 【請求項２】 上記ケーシングは上側ケース半部と下側
ケース半部で構成され、それぞれのケース半部は両ケー
ス半部のつき合わせ面で対面する複数の支柱を設けてお
り、下側ケース半部の支柱には上側ケース半部の支柱と
ネジ止めされるネジを受け入れる穴が設けられ、上記回
路板が上記支柱の位置で上記ネジ止めの結果上記支柱間
に挾まれた状態で上記支柱間で固定されるようにしたこ
とを特徴とする請求項１記載の電子機器のケーシング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27705394A JPH08116184A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 電子機器のケーシング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27705394A JPH08116184A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 電子機器のケーシング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08116184A true JPH08116184A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17578135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27705394A Pending JPH08116184A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 電子機器のケーシング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08116184A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002138755A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 自動引戸用センサユニットの構造 |
| JP2015109399A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-11 | 日本電産サンキョー株式会社 | 基板の位置決め構造 |
| JP2015519733A (ja) * | 2012-04-18 | 2015-07-09 | ハルティング エレクトロニクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングＨＡＲＴＩＮＧ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ ＧｍｂＨ | 電気的なプリント基板を収容するケーシング |
-
1994
- 1994-10-17 JP JP27705394A patent/JPH08116184A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002138755A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 自動引戸用センサユニットの構造 |
| JP2015519733A (ja) * | 2012-04-18 | 2015-07-09 | ハルティング エレクトロニクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングＨＡＲＴＩＮＧ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ ＧｍｂＨ | 電気的なプリント基板を収容するケーシング |
| US9480181B2 (en) | 2012-04-18 | 2016-10-25 | HARTING Electronics GmbH | Housing for accommodating an electric circuit board |
| JP2015109399A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-11 | 日本電産サンキョー株式会社 | 基板の位置決め構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD13 | Notification of appointment of power of sub attorney |
Effective date: 20040511 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040802 |
|
| A072 | Dismissal of procedure |
Effective date: 20050118 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050610 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050621 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20050622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051018 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |