JP3088198B2 - 電子機器筐体 - Google Patents
電子機器筐体Info
- Publication number
- JP3088198B2 JP3088198B2 JP04178133A JP17813392A JP3088198B2 JP 3088198 B2 JP3088198 B2 JP 3088198B2 JP 04178133 A JP04178133 A JP 04178133A JP 17813392 A JP17813392 A JP 17813392A JP 3088198 B2 JP3088198 B2 JP 3088198B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation panel
- upper case
- case
- mounting
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上面に操作パネルを有
する電子機器筐体に関する。
する電子機器筐体に関する。
【０００２】
【従来の技術】放送局やプロダクション等における映像
設備、音声設備、ＶＴＲ設備等においては、本体装置を
遠隔操作できるようにリモコン装置が備えられている。
リモコン装置では、筐体内部に電子回路を組み込んだプ
リント基板が配置され、筐体の上面には、摘み類やスイ
ッチ類を操作するための操作パネルが配置されている。
設備、音声設備、ＶＴＲ設備等においては、本体装置を
遠隔操作できるようにリモコン装置が備えられている。
リモコン装置では、筐体内部に電子回路を組み込んだプ
リント基板が配置され、筐体の上面には、摘み類やスイ
ッチ類を操作するための操作パネルが配置されている。
【０００３】図３はこのようなリモコン装置の筐体の一
例を示す分解斜視図である。図３において、１は上部ケ
ースであり、その上面に操作パネル２が一体に形成され
ている。３ａおよび３ｂは操作パネル部２に貼着される
表示シートであり、４は電子部品を実装したプリント基
板である。５ａおよび５ｂは上部ケース１の下部を覆う
下部ケースである。
例を示す分解斜視図である。図３において、１は上部ケ
ースであり、その上面に操作パネル２が一体に形成され
ている。３ａおよび３ｂは操作パネル部２に貼着される
表示シートであり、４は電子部品を実装したプリント基
板である。５ａおよび５ｂは上部ケース１の下部を覆う
下部ケースである。
【０００４】図４は上記筐体の部分断面図であり、６は
プリント基板４に実装された可変抵抗器であり、そのシ
ャフトが操作パネル２および表示シート３ａの取り付け
穴から突出してそこに摘み７が固定されている。８は下
部ケース５ａに立設された取り付け脚であり、プリント
基板４は、この取り付け脚８にねじ１０ａにより固定さ
れる。９は上部ケース１に立設された取り付け脚であ
り、下部ケース５ａは、この取り付け脚９にねじ１０ｂ
により固定される。
プリント基板４に実装された可変抵抗器であり、そのシ
ャフトが操作パネル２および表示シート３ａの取り付け
穴から突出してそこに摘み７が固定されている。８は下
部ケース５ａに立設された取り付け脚であり、プリント
基板４は、この取り付け脚８にねじ１０ａにより固定さ
れる。９は上部ケース１に立設された取り付け脚であ
り、下部ケース５ａは、この取り付け脚９にねじ１０ｂ
により固定される。
【０００５】このように、上記従来の筐体でも、上部ケ
ース１の上面に操作パネル２を配置して摘み７等の操作
が容易に行なえるように構成されている。
ース１の上面に操作パネル２を配置して摘み７等の操作
が容易に行なえるように構成されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の筐体では、プリント基板４をねじ１０ａにより下部
ケース５ａに固定してから下部ケース５ａを上部ケース
１にねじ１０ｂにより固定しなければならず、組み立て
作業性が悪いという問題があった。また、上部ケース１
と操作パネル２とが一体に形成されているため、筐体の
外形形状は同じで操作パネルのみが異なる機種の場合
は、上部ケース全体を交換しなければならず、多品種少
量生産を行なう場合は生産コストが上昇してしまうとい
う問題があった。
来の筐体では、プリント基板４をねじ１０ａにより下部
ケース５ａに固定してから下部ケース５ａを上部ケース
１にねじ１０ｂにより固定しなければならず、組み立て
作業性が悪いという問題があった。また、上部ケース１
と操作パネル２とが一体に形成されているため、筐体の
外形形状は同じで操作パネルのみが異なる機種の場合
は、上部ケース全体を交換しなければならず、多品種少
量生産を行なう場合は生産コストが上昇してしまうとい
う問題があった。
【０００７】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、組み立て作業性がよく、多品種少量生産
に適した電子機器筐体を提供することを目的とする。
るものであり、組み立て作業性がよく、多品種少量生産
に適した電子機器筐体を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、上部および下部を開放されてその内側面
上部周囲に棚部を有するとともに同側面に下方に向かう
取り付けリブを有する上部ケースと、この上部ケースの
上部開口を覆うようにその棚部に載置されるとともに下
方に向けて取り付け脚を有する操作パネルと、上部ケー
スの下部開口を覆うように上部ケースに取り付けられる
下部ケースとを備え、電子部品を実装したプリント基板
を上部ケースの取り付けリブの下面に当接させて操作パ
ネルの取り付け脚に固定することにより、上部ケースの
棚部と取り付け脚とを操作パネルとプリント基板とで挟
持するようにしたものである。
成するために、上部および下部を開放されてその内側面
上部周囲に棚部を有するとともに同側面に下方に向かう
取り付けリブを有する上部ケースと、この上部ケースの
上部開口を覆うようにその棚部に載置されるとともに下
方に向けて取り付け脚を有する操作パネルと、上部ケー
スの下部開口を覆うように上部ケースに取り付けられる
下部ケースとを備え、電子部品を実装したプリント基板
を上部ケースの取り付けリブの下面に当接させて操作パ
ネルの取り付け脚に固定することにより、上部ケースの
棚部と取り付け脚とを操作パネルとプリント基板とで挟
持するようにしたものである。
【０００９】
【作用】本発明は、上記構成により、プリント基板を上
部ケースと操作パネルとに同時に取り付けた後に、下部
ケースを上部ケースに取り付けるので、組み立て作業性
がよくなるとともに、操作パネルだけを交換することが
できるので、多品種少量生産を低コストで実現すること
ができる。
部ケースと操作パネルとに同時に取り付けた後に、下部
ケースを上部ケースに取り付けるので、組み立て作業性
がよくなるとともに、操作パネルだけを交換することが
できるので、多品種少量生産を低コストで実現すること
ができる。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の一実施例の構成を示す部分断
面図であり、図２はその概略斜視図である。図１および
図２において、１１は操作パネルであり、その上面に表
示シート１２が貼着されており、その下面には取り付け
脚１３が一体に形成されている。１４は上部および下部
を開放されて枠状に形成された上部ケースであり、その
内側面上部周囲に棚部１５を有するとともに、同側面に
下方に向かう取り付けリブ１６を有する。棚部１５の上
面から取り付けリブ１６の下面までの距離Ｌ１は操作パ
ネル１１の取り付け脚１３の長さＬ２よりも少し大き
い。１７はプリント基板であり、１８はプリント基板１
７に実装された可変抵抗器であり、１９は可変抵抗器１
８のシャフトに固定された摘みである。２０は上部ケー
ス１４の下部開口を覆う下部ケースである。
面図であり、図２はその概略斜視図である。図１および
図２において、１１は操作パネルであり、その上面に表
示シート１２が貼着されており、その下面には取り付け
脚１３が一体に形成されている。１４は上部および下部
を開放されて枠状に形成された上部ケースであり、その
内側面上部周囲に棚部１５を有するとともに、同側面に
下方に向かう取り付けリブ１６を有する。棚部１５の上
面から取り付けリブ１６の下面までの距離Ｌ１は操作パ
ネル１１の取り付け脚１３の長さＬ２よりも少し大き
い。１７はプリント基板であり、１８はプリント基板１
７に実装された可変抵抗器であり、１９は可変抵抗器１
８のシャフトに固定された摘みである。２０は上部ケー
ス１４の下部開口を覆う下部ケースである。
【００１１】次に上記実施例における組み立て順序につ
いて説明する。まず上部ケース１４の棚部１５に、表面
シート１２を貼着した操作パネル１１を載せ、次いで可
変抵抗器１８等の電子部品を実装したプリント基板１７
を上部ケース１４の取り付けリブ１６の下面に当接し
て、ねじ２１を操作パネル１１の取り付け脚１３にねじ
込むことにより、棚部１５の上面から取り付けリブ１６
の下面までの距離Ｌ１と操作パネル１１の取り付け脚１
３の長さＬ２との差により、上部ケース１４の棚部１５
と取り付けリブ１６とが操作パネル１１とプリント基板
１７とで挟持されて固定される。次に下部ケース２０を
ねじ２２により上部ケース１４に固定し、最後に可変抵
抗器１８のシャフト等に摘み１９等を取り付ける。
いて説明する。まず上部ケース１４の棚部１５に、表面
シート１２を貼着した操作パネル１１を載せ、次いで可
変抵抗器１８等の電子部品を実装したプリント基板１７
を上部ケース１４の取り付けリブ１６の下面に当接し
て、ねじ２１を操作パネル１１の取り付け脚１３にねじ
込むことにより、棚部１５の上面から取り付けリブ１６
の下面までの距離Ｌ１と操作パネル１１の取り付け脚１
３の長さＬ２との差により、上部ケース１４の棚部１５
と取り付けリブ１６とが操作パネル１１とプリント基板
１７とで挟持されて固定される。次に下部ケース２０を
ねじ２２により上部ケース１４に固定し、最後に可変抵
抗器１８のシャフト等に摘み１９等を取り付ける。
【００１２】このように、上記実施例によれば、プリン
ト基板１７を上部ケース１４と操作パネル１１とにねじ
２１により同時に取り付けた後、下部ケース２０を上部
ケース１４にねじ２２により取り付けるので、組み立て
作業性がよくなる利点がある。また、別のタイプの操作
パネル１１を使用する場合には、同じ上部ケース１４お
よび下部ケース２０をそのまま利用できるので、多品種
少量生産を低コストで実現することができる。
ト基板１７を上部ケース１４と操作パネル１１とにねじ
２１により同時に取り付けた後、下部ケース２０を上部
ケース１４にねじ２２により取り付けるので、組み立て
作業性がよくなる利点がある。また、別のタイプの操作
パネル１１を使用する場合には、同じ上部ケース１４お
よび下部ケース２０をそのまま利用できるので、多品種
少量生産を低コストで実現することができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、上部および下部を開放した上部ケースの内側面に棚
部と取り付けリブとを設け、この棚部に取り付け脚を有
する操作パネルを載せるとともに、プリント基板を上部
ケースの取り付けリブの下面に当接させた状態で操作パ
ネルの取り付け脚に固定することにより、操作パネルと
プリント基板とで上部ケースの棚部と取り付けリブとを
挟持するようにしたので、従来の構造に比べて組み立て
作業性がよくなり、ロボットによる自動化が可能にな
る。また、操作パネルと上部ケースとが別体に形成され
ているので、操作パネルだけを交換することができ、設
計費や金型費を低減して低コストで多品種少量生産を実
現することができる。
に、上部および下部を開放した上部ケースの内側面に棚
部と取り付けリブとを設け、この棚部に取り付け脚を有
する操作パネルを載せるとともに、プリント基板を上部
ケースの取り付けリブの下面に当接させた状態で操作パ
ネルの取り付け脚に固定することにより、操作パネルと
プリント基板とで上部ケースの棚部と取り付けリブとを
挟持するようにしたので、従来の構造に比べて組み立て
作業性がよくなり、ロボットによる自動化が可能にな
る。また、操作パネルと上部ケースとが別体に形成され
ているので、操作パネルだけを交換することができ、設
計費や金型費を低減して低コストで多品種少量生産を実
現することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す電子機器筐体の部分断
面図
面図
【図２】同筐体の概略分解斜視図
【図３】従来例を示す電子機器筐体の概略分解斜視図
【図４】同筐体の部分断面図
１１ 操作パネル １２ 表示シート １３ 取り付け脚 １４ 上部ケース １５ 棚部 １６ 取り付けリブ １７ プリント基板 １８ 可変抵抗器 １９ 摘み ２０ 下部ケース ２１、２２ ねじ
Claims (1)
- 【請求項１】 上部および下部を開放されてその内側面
上部周囲に棚部を有するとともに同側面に下方に向かう
取り付けリブを有する上部ケースと、前記上部ケースの
上部開口を覆うようにその棚部に載置されるとともに下
方に向けて取り付け脚を有する操作パネルと、前記上部
ケースの下部開口を覆うように前記上部ケースに取り付
けられる下部ケースとを備え、電子部品を実装したプリ
ント基板を前記上部ケースの取り付けリブの下面に当接
させて前記操作パネルの取り付け脚に固定することによ
り、前記上部ケースの棚部と取り付けリブとを前記操作
パネルとプリント基板とで挟持したことを特徴とする電
子機器筐体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04178133A JP3088198B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 電子機器筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04178133A JP3088198B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 電子機器筐体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0621668A JPH0621668A (ja) | 1994-01-28 |
| JP3088198B2 true JP3088198B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=16043230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04178133A Expired - Fee Related JP3088198B2 (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 電子機器筐体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3088198B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101657476B1 (ko) * | 2015-09-11 | 2016-09-19 | (주)아이팩 | 공작기계용 터치형 조작반 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP04178133A patent/JP3088198B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0621668A (ja) | 1994-01-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |