JP3178296B2 - アンテナの取付構造 - Google Patents

アンテナの取付構造

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JP3178296B2
JP3178296B2 JP07341495A JP7341495A JP3178296B2 JP 3178296 B2 JP3178296 B2 JP 3178296B2 JP 07341495 A JP07341495 A JP 07341495A JP 7341495 A JP7341495 A JP 7341495A JP 3178296 B2 JP3178296 B2 JP 3178296B2
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悟 島田
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株式会社田村電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種無線機に備えられ
るアンテナの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の無線機においては、筐
体の一部、例えば上部にアンテナを筐体内部から外部に
露呈させるための孔が穿設されている。アンテナにはア
ンテナ本体を挿抜自在に支持して収納する収納筒部が備
えられ、この収納筒部を前記孔に嵌合させることにより
アンテナを無線機の外部に突出させている。筐体内部に
は、スタッドが一体的に形成され、このスタッドに取り
付けられるブラケットにより収納筒部の端部を保持して
固定し、このブラケットと孔との二点で収納筒部を筐体
に保持してアンテナを挿抜自在に支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のアンテナの取付構造では、ブラケットを固定す
るための取付用のスタッドを筐体内部に突設しなければ
ならず、近年、小型化、薄型化が要求されるこの種の無
線機において、突設したスタッドやブラケットが他の部
品の実装に支障をきたしていた。また、ブラケットや取
付用のねじ等の部品点数が増加するだけでなく、限られ
たスペース内で煩雑なねじ締め等の組付け作業も必要と
するといった問題があった。
【0004】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、組立が容易で、かつ装置の小型化を図ったアンテナ
の取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るアンテナの取付構造は、アンテナを挿
抜自在に支持して収納するアンテナ収納部を保持する孔
を装置筐体に穿設するとともに、この孔に近接して一端
が開口した溝を有するリブを装置筐体に突設し、この溝
に嵌合保持されるプリント基板を備え、このプリント基
板の端縁が係入する溝を前記アンテナ収納部に形成した
ものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、アンテナ収納部の溝にプリン
ト基板の端縁を係入し、アンテナ収納部を装置筐体の孔
に嵌合し、プリント基板をリブの溝に嵌合保持させるこ
とにより、アンテナはプリント基板と孔とで二点支持さ
れて取り付けられる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係るアンテナの取付構造を採用し
た無線機の概略構成を示す分解斜視図、図2は同じくロ
アーケース側の平面図、図3は同じく一部を破断した要
部の正面図、図4は同じく要部の取付構造を説明するた
めの図2におけるIV-IV 線断面図である。これらの図に
おいて、全体を符号1で示す無線機の筐体は、ともに合
成樹脂で形成されたアッパーケース2とロアーケース3
とから概略構成されている。
【0008】アッパーケース2の長手方向の一側部側に
は、裏面にスピーカ(図示せず)が設けられた受話部4
が、また他側部側には、裏面にマイクロホン(図示せ
ず)が設けられた送話部5とがそれぞれ形成され、中央
部には、ダイヤルボタン等が表示されるタッチパネル
(図示せず)がアッパーケース2の内側から固定される
矩形状の窓6が穿設されている。8は制御用部品等が実
装されたプリント基板であって、下部に送受信用のユニ
ット9が取り付けられ、両側端縁に4個の切欠き10が
形成されている。
【0009】11はアンテナであって、先端に後述する
アンテナ取付孔22の内径よりもわずかに大なる外径を
有する円板状の摘み部12が固着され、ねじ部13aが
形成されたフランジ部材13が摺動自在に嵌挿されてい
る。15はアンテナ11を収納するアンテナ収納部であ
って、内周面に前記フランジ部材13のねじ部13aが
螺合するねじ部(図示せず)が内周面に形成された大径
の保持筒部16と、前記アンテナ11が挿抜自在に収納
される小径の収納筒部17とで構成されている。保持筒
部16の周面には、断面コ字状の溝16aが設けられて
いる。18は外形が略長方形の基板であって、表面に励
振回路が形成されたもの(以下、励振基板という)であ
って、図3に示すように一側部に前記溝16aに嵌合す
る矩形状の切欠き18aが形成され、他側部に段部18
bを有する切欠きが形成されている。
【0010】ロアーケース3の長手方向の一側部には、
その内壁の中央に係合爪が先端に形成された係合片19
が上方に突設し、係合片19の両側に一対のリブ20,
21が互いに対向するように突設されており、このリブ
20,21には前記励振基板18の厚みとほぼ同じ間隔
をもって上方に開口を有する溝20aが設けられてい
る。リブ21に隣接するロアーケース3の長手方向の一
側部には、前記アンテナ収納部15の保持筒部16が挿
通されるアンテナ取付孔22が穿設されている。23は
前記制御基板8を取り付けるためのスタッドで、切欠き
10に対応してロアーケース3の底部に立設されてい
る。24はブザー(図示せず)を収納する環状に形成さ
れたブザー収納部、25は電池(図示せず)を収納する
枠状に形成された電池収納部、26は電池収納部25の
電池を交換するための開口25aを閉塞する電池カバー
である。
【0011】次に、このような構成の無線機の組立方法
を説明する。まず、アンテナ収納部15の保持筒部16
の溝16aに、励振基板18の切欠き18aを嵌合させ
て励振基板18と保持筒部16とを一体化させる。図4
に二点鎖線で示すように、励振基板18を立設させた状
態で、保持筒部16をロアーケース3の内側からアンテ
ナ取付孔22に嵌挿して保持筒部16の先端部をロアー
ケース3から露呈させる。しかるのち、励振基板18を
ほぼ90°回動させて、リブ20,21の溝20a,2
1a内に圧入し、励振基板18をリブ20に取り付け
る。取り付けられた励振基板18の段部18aはリブ2
0の一側部20bに当接し、励振基板18と保持筒部1
6とは、リブ20の一側部20bとアンテナ取付孔22
とで挟持されて、ロアーケース3に取り付けられる。
【0012】アンテナ11をロアーケース3の外側から
保持筒部16内へ挿入することにより収納筒部17内に
収納し、フランジ部13のねじ部13aを保持筒部16
の内周面のねじ部に螺合させることにより、フランジ部
13を保持筒部16に取り付ける。フランジ部13が保
持筒部16に取り付けられると、アンテナ11はアンテ
ナ収納部15に挿抜自在に支持されて収納される。この
ようにアンテナ11は、従来のように取付用のブラケッ
トを必要としないだけでなく、ねじを使用せずに取り付
けることができる。
【0013】次に、制御基板8の切欠き10をスタッド
23上に合わせるようにして、制御基板8をロアーケー
ス3上に載置して、ねじ(図示せず)を切欠き10から
スタッド23に螺合させることにより、制御基板8をロ
アーケース3に取り付ける。最後に、アッパーケース2
の長手方向の一側部の内壁に形成した凹部(図示せず)
に係合片19を係合させて、アッパーケース2をロアー
ケース3上に被せ、電池収納部25の開口25aからア
ッパーケース2内に立設したスタッド(図示せず)にね
じを螺合させることにより、アッパーケース2をロアー
ケース3に取り付け、電池カバー26により開口25a
を閉塞する。
【0014】なお、本実施例ではアンテナ11とアンテ
ナ収納部15とを分離した構造としたが、これに限定さ
れず、一体構造のものでもよいことは勿論である。ま
た、アンテナ収納部15の組込み方向をロアーケース3
の内側からアンテナ取付孔22に挿入したが、ロアーケ
ース3の外側から挿入してもよく、その場合には挿入し
た後に、励振基板18の切欠き18aを保持筒部16の
溝16aに嵌合させる。また、この場合には、アンテナ
収納部15をアンテナ取付孔22に挿入する前に、アン
テナ11をアンテナ収納部15を組み込むこともでき
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ンテナ収納部が嵌入する孔に近接して一端が開口した溝
を有するリブを装置筐体に突設し、この溝に嵌合保持さ
れるプリント基板を備え、このプリント基板の端縁が係
入する溝を前記アンテナ収納部に形成したことにより、
部品実装に支障をきたすアンテナ取付用のブラケットや
ブラケット取付用のスタッドが不要となるので、他の部
品の実装スペースが確保でき、このため小型化を図るこ
とができる。また、ねじ類をいっさい必要とせず、嵌合
によってのみ組み込むことができるので、組立が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るアンテナの取付構造を採用した
無線機の分解斜視図である。
【図2】 本発明に係るアンテナの取付構造を採用した
無線機のロアーケースの平面図である。
【図3】 本発明に係るアンテナの取付構造の一部を破
断した要部の正面図である。
【図4】 本発明に係るアンテナの取付構造を説明する
ための図2におけるIV-IV 線断面図である。
【符号の説明】
1…無線機、2…アッパーケース、3…ロアーケース、
11…アンテナ、15…アンテナ収納部、16…保持筒
部、16a…溝、17…収納筒部、18…励振基板、2
0,21…リブ、20a,21b…溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24 H04M 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを挿抜自在に支持して収納する
    アンテナ収納部を保持する孔を装置筐体に穿設するとと
    もに、この孔に近接して一端が開口した溝を有するリブ
    を装置筐体に突設し、この溝に嵌合保持されるプリント
    基板を備え、このプリント基板の端縁が係入する溝を前
    記アンテナ収納部に形成したことを特徴とするアンテナ
    の取付構造。
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