JP2548478B2 - 携帯用端末機器のストラップホルダ構造 - Google Patents

携帯用端末機器のストラップホルダ構造

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JP2548478B2
JP2548478B2 JP281292A JP281292A JP2548478B2 JP 2548478 B2 JP2548478 B2 JP 2548478B2 JP 281292 A JP281292 A JP 281292A JP 281292 A JP281292 A JP 281292A JP 2548478 B2 JP2548478 B2 JP 2548478B2
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徳弘 隈部
実 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用端末機器のストラ
ップホルダ構造に関する。近年、ポケットベル等の携帯
用端末機器が多く使用されている。この種の携帯用端末
機器は、携帯の利便性や落下防止の観点から、ストラッ
プ(つりひも)を具備しているのが一般的であり、従っ
て、携帯用端末機器のケースにはストラップを縛結する
ためのストラップホルダ構造が採用される。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のストラップホルダ構造を説
明するための分解斜視図、図5は同じく外観斜視図であ
る。
【0003】同図において、1は上ケース、2は下ケー
スである。下ケース2の内側には、貫通穴3aを有する
複数の突起部3が設けられており、上ケース1の内側に
は下ケース2の突起部3にそれぞれ相対する突起部(図
示せず)が設けられている。下ケース2の一の隅部には
ピン4を有する凹部2aが設けられており、上ケース1
の対応する一の隅部には、ピン4の先端部が嵌合する穴
5を有する凹部1aが設けられている。上ケース1上に
は透明窓6が設けられている。
【0004】7は切欠部7a及び複数の穴7bを有する
プリント基板であり、プリント基板7上にはLCD(液
晶表示器)8を含む各種の部品が実装され、ポケットベ
ルの機能を達成するための電子装置が構成されている。
プリント基板7の切欠部7aは、上ケース1の凹部1a
及び下ケース2の凹部2aに対応した位置に、穴7bは
上ケース1の前記突起部及び下ケース2の突起部3に対
応した位置にそれぞれ形成されている。
【0005】プリント基板7は上ケース1及び下ケース
2の突起部3に挟持される形で上ケース1及び下ケース
2内に収容され、複数の螺子9を下ケース2の突起部3
の貫通穴3aに外側から挿入し、上ケース1の突起部に
形成された螺子穴に螺合させることにより、上ケース1
と下ケース2が一体的に固定される。
【0006】ストラップ10は、図5に示されているよ
うに、ピン4に縛結されることにより装着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来構造によ
ると、ストラップを縛結するピンはケースの凹部内に位
置しているから、縛結作業が容易でないという問題があ
る。
【0008】また、ピンはケース隅部に配置されること
が多く、このため上下ケースを一体固定するための螺子
の位置を必然的にケースの該当する隅部に配置すること
はできないので十分な強度を維持できず、破損しやすい
という問題がある。
【0009】さらに、ピンを含むホルダ部が破損した場
合に、ケース全体を取り替える必要があるという問題が
ある。また、デザイン上の観点からホルダ部の外観を変
更したい場合に、ケース全体の設計変更を伴い、柔軟性
に欠けるという問題がある。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ストラップの縛結が容易で十分な強度を有す
るとともに、破損時の対応や設計変更が容易な携帯用端
末機器のストラップホルダ構造を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、上下で一対のケース内部にその一方に貫通穴が他
方に螺子穴が形成された互いに相対する突起部を設け、
該貫通穴に螺子を挿入して該上下ケースを一体固定する
ようにしたケース内に、電子回路が形成されたプリント
基板を収容してなる携帯用端末機器において、以下のよ
うに構成する。
【0012】即ち、前記ケースの突起部近傍に外部に通
じる開口部を設け、該突起部の外側に着脱可能に嵌合す
る嵌合穴を有する嵌合部と、該ケースの開口部を貫通し
て配置され、該ケース外側に位置するストラップ縛結用
の縛結穴を有する突出部とを一体成形してなるホルダを
設けて構成する。
【0013】
【作用】本発明の構造によると、ストラップ縛結用の縛
結穴はケース外部に位置するホルダの突起部に位置して
いるので、縛結作業が容易である。
【0014】また、ホルダはケース内に設けられた螺子
螺合用の突起部に外側から嵌合させて配置したので、ホ
ルダを矩形状ケースの隅部に設けた場合であっても、十
分な強度を維持でき、破損が少なくなる。
【0015】さらに、ホルダは突起部に着脱可能に嵌合
・配置する構成であるから、万一、ホルダが破損した場
合であっても、ホルダのみを交換すればよく、破損時の
対応が容易化される。同様に、デザイン上の観点から、
ホルダの突起部の形状や縛結穴の位置等を変更したい場
合には、ホルダのみを設計変更すればよく、柔軟性が高
い。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明実施例の構成を示す分解斜視図、図
2は同じく断面図、図3は同じく外観斜視図である。
【0017】同図において、11は概略矩形状に形成さ
れた上ケース、12は同じく概略矩形状に形成された下
ケースである。上ケース11及び下ケース12の周縁部
分は互いに相対する形状となるように段差状に形成され
ており、この段差部において互いに嵌合するようになっ
ている。下ケース12の内側の四つの隅部近傍には貫通
穴13aを有する突起部13がそれぞれ一体的に設けら
れており、上ケース11の内側の突起部13に相対する
位置には螺子穴を有する突起部14がそれぞれ一体的に
設けられている。
【0018】下ケース12の一の隅部にはケース外部に
通じる開口部12aが設けられている。尚、上ケース1
1には、下ケース12の如き開口部は設けられておら
ず、また、上ケース11は透明窓15を有している。
【0019】16はプリント基板であり、プリント基板
16は上ケース11の突起部14及び下ケース12の突
起部13に対応する位置に取付穴16aを有している。
プリント基板16上にはLCD17や電子部品18を含
む各種の部品が実装されており、ポケットベルとしての
機能を達成する電子装置が構成されている。
【0020】19はホルダであり、ホルダ19は下ケー
ス12の突起部13に外側から嵌合する嵌合穴20aを
有する嵌合部20と、嵌合部20を下ケース12の突起
部13に嵌合させた状態で下ケース12の開口部12a
を貫通してケース外側に突出する突出部21と、突出部
21に形成されたストラップ縛結用の縛結穴21aと、
貫通部20を突起部13に嵌合させた状態で下ケース1
2の開口部12aを補間する形状に形成された補間部2
2とを樹脂モールド成形により一体的に成形して構成さ
れている。
【0021】然して、ホルダ19を下ケース12の開口
部12a近傍の突起部13に嵌合させ、プリント基板1
6を上ケース11の突起部14と下ケース12の突起部
13で挟持した状態で、上ケース11と下ケース12を
嵌合させるとともに、螺子23を下ケース12の突起部
13の貫通穴13aに外側から挿入し、螺子23の先端
部を上ケース11の突起部14の螺子穴に螺合させるこ
とにより、一体的に固定される。
【0022】ストラップ24は、図3に示されているよ
うに、ホルダ19の突起部21に配置された縛結穴21
aに挿入して縛結されることにより装着される。本実施
例によると、ストラップ24はホルダ19の突起部21
に形成された縛結穴21aに挿入されて突起部21に縛
結する構成であり、この縛結穴21aはケース11,1
2の外側に位置しているので、縛結作業が容易である。
【0023】また、上ケース11と下ケース12を一体
固定するための螺子23の位置は、ホルダ19により影
響を受けず、強度的に最も適する位置を選定することが
できるから、十分な強度を維持することができ、破損が
少ない。
【0024】そして、万一、ホルダ19の突起部21が
破損した場合には、ホルダ19のみを交換すればよく、
破損時の対応が容易である。また、ホルダ19の突起部
21の形状や縛結穴21aの位置を適宜に変更したもの
を各種準備しておき、あるいは必要に応じて準備するこ
とにより、外観についての意匠的な要請に即座に対応で
きる。
【0025】さらに、ホルダ19は下ケース12側に設
けられているので、プリント基板16の構成もホルダ1
9により影響を受けず、従来技術の如くプリント基板
(7)に切欠部(7a)を形成する必要もなく、プリン
ト基板の部品実装についての有効面積を大きくすること
ができる。
【0026】尚、本実施例においては、開口部12a及
びホルダ19を下ケース12側に設けて構成している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、上ケース
11側に設け、あるいは上ケース11及び下ケース12
に渡って設けて構成してもよいことはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、ストラップの縛結が容易で、十分な強度を有すると
ともに、破損時の対応や設計変更が容易な携帯用端末機
器のストラップホルダ構造が提供されるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明実施例の断面図である。
【図3】本発明実施例の外観斜視図である。
【図4】従来技術の分解斜視図である。
【図5】従来技術の外観斜視図である。
【符号の説明】
11 上ケース 12 下ケース 12a 開口部 13,14 突起部 16 プリント基板 19 ホルダ 20 嵌合部 21 突起部 21a 縛結穴 22 補間部 24 ストラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−159777(JP,U) 実開 平1−50475(JP,U) 実公 昭54−32411(JP,Y2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下で一対のケース(11,12) 内部にその
    一方に貫通穴(13a)が他方に螺子穴が形成された互いに
    相対する突起部(13,14) を設け、該貫通穴(13a) に螺子
    (23)を挿入して該上下ケース(11,12) を一体固定するよ
    うにしたケース内に、電子回路が形成されたプリント基
    板(16)を収容してなる携帯用端末機器において、 前記ケース(12)の突起部(13)近傍に外部に通じる開口部
    (12a) を設け、 該突起部(13)の外側に着脱可能に嵌合する嵌合穴(20a)
    を有する嵌合部(20)と、該ケース(12)の開口部(12a) を
    貫通して配置され、該ケース外側に位置するストラップ
    縛結用の縛結穴(21a) を有する突出部(21)とを一体成形
    してなるホルダ(19)を設けたことを特徴とするストラッ
    プホルダ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のストラップホルダ構造
    において、 前記ケース(11,12) の開口部(12a) を上ケース(11)又は
    下ケース(12)のいずれか一方にのみ設け、 前記プリント基板(16)を前記ケース(11,12) の相対する
    突起部(13,14) 間に挟んで固定するようにしたことを特
    徴とするストラップホルダ構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のストラップホル
    ダ構造において、 前記ホルダ(19)の中間部分に、前記ケース(12)の開口部
    (12a) を補間する形状の補間部(22)を一体成形したこと
    を特徴とするストラップホルダ構造。
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