JPH0633593Y2 - 音響機器の組立構造 - Google Patents

音響機器の組立構造

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JPH0633593Y2
JPH0633593Y2 JP8867089U JP8867089U JPH0633593Y2 JP H0633593 Y2 JPH0633593 Y2 JP H0633593Y2 JP 8867089 U JP8867089 U JP 8867089U JP 8867089 U JP8867089 U JP 8867089U JP H0633593 Y2 JPH0633593 Y2 JP H0633593Y2
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
bracket
mounting recess
mounting
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JP8867089U
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JPH0328580U (ja
Inventor
睦好 今井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、音響機器、とりわけテープレコーダに適用し
て有益なる組立構造に関する。
(ロ)従来の技術 第3図(a)(b)はそれぞれ従来のテープレコーダの
外観を示す斜視図及び要部分解斜視図である。図におい
て機器本体(1)のフロントパネル(2)には一対のカ
セットテープの装着凹所(3)(3と、該各装着凹所
(3)(3)を覆うカセット蓋(4)(4)が設けられ
ている。そして第5図の要部側断面図に示す如く、前記
各装着凹所(3)(3)の後方にはテープ演奏用のメカ
ニズム(5)が配置せられると共に、該メカニズム
(5)を遮蔽する遮蔽板部(6)(6)が前記フロント
パネル(2)と一体に形成されている。また、液晶パネ
ル等の表示体で構成される表示部(7)及び操作スイッ
チ群(8)が配置されたプリント基板(9)がフロント
キャビネット(2)の裏面より装着される。詳述すれ
ば、前記プリント基板(9)はフロントキャビネット
(2)と一体に形成された装着凹所(3)の下方部分に
おいて前記表示部(7)及び操作スイッチ群(8)が機
器前面に露出するように取り付けられているものであ
る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上述した如く従来の音響機器においては、テープ演奏用
のメカニズム(5)を遮蔽する遮蔽板部(6)がフロン
トキャビネット(2)に一体に形成されていたため、前
記プリント基板(9)は前述の如く遮蔽板部(6)を避
けた位置(第4図に示す例では遮蔽板部(6)の下方位
置)に取り付けなければならなかった。
従って、フロントキャビネット(2)の前面部分には遮
蔽板部(6)のスペース以外にも該プリント基板(9)
を取り付けるためのスペースが必要とされるので、機器
本体の小型化に支障を来すという問題があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は上記課題に鑑み成されたものであり、表示部及
び/又は操作スイッチが載置されたプリント基板と、前
面側にカセットテープを装着するための装着凹所を有
し、後面側において前記装着凹所の後方位置にカセット
テープを記録及び/又は再生するためのメカニズムが取
り付けられるブラケットとを備え、前記プリント基板
を、前記ブラケットの装着凹所の一部を覆う位置にて前
記ブラケットに取り付ける事を特徴とする音響機器の組
立構造を提供せんとするものである。
(ホ)作用 上記の如く構成したので、表示部及び/又は操作スイッ
チが載置されたプリント基板が、ブラケットに形成され
たカセットテープの装着凹所の一部を覆う位置にて前記
ブラケットに取り付けられるため、機器のフロントキャ
ビネット前面のスペースを有効に利用することができ
る。
(ヘ)実施例 以下、第1図及び第2図を参照しつつ、本考案の一実施
例について詳細に説明する。尚、従来の機器と同一の部
分には同一の符号を附し、その説明は割愛する。
図において、(18)は前記フロントキャビネット(2)
と共に機器本体(1)を形成するバックキャビネット、
(10)はカセット蓋(4)が支軸部(11)を中心に回動
するように取り付けられるブラケットであり、該ブラケ
ット(10)の前面側において表示部(7)と操作スイッ
チ群(8)が取りつけられたプリント基板(9)を保持
するための保持片(12)(12)及び取付ボス部(13)
(13)が一体に成形され、そして、裏面側において収納
凹所(3)の後方位置にメカニズム(5)が配置せられ
ている。該メカニズム(5)は前記ブラケット(10)に
一体に形成された遮蔽板部(14)により隠ぺいされてい
る。従って前記プリント基板(9)はブラケット(10)
の保持片(12)(12)によって一端が保持され、更にビ
ス(16)(16)よって前記取付ボス部(13)(13)に螺
着される。また、(15)は前述のバックキャビネット
(18)から植立されたブラケット取付ボス部であり、前
記のブラケット(10)がビス(17)によって螺着され
る。
このような構成であれば、前記プリント基板(9)は第
2図に示すように、間隔Aだけ装着凹所(3)の一部を
覆うような位置に重ねて配置することが可能である。
尚、図から明らかなようにプリント基板(9)が間隔A
だけ装着凹所(3)の一部を覆っているので、前記カセ
ット蓋(4)を、その分(即ち間隔A)だけ小さくして
いる。これによってカセット蓋(4)を従来よりも小さ
くすることができるため、機器前面の省スペース化はも
とより、意匠的にも機器に特徴を持たせることが可能で
ある。
更に従来の機器では、プリント基板が機器のフロントキ
ャビネット側に取り付けられていたので、組立作業時に
おいてフロントキャビネットをバックキャビネットに組
み合わせる際に、プリント基板に接続されている複数の
ケーブル(図示せず)が垂れ下がり、該ケーブルが各キ
ャビネット間に挟まれることが多く、組立て作業が困難
であった。然し乍ら本考案においては、プリント基板を
フロントキャビネットとは別体であるブラケット側に取
り付けているので、ケーブルの長さを短くすることがで
きるため、組立て工程時においてフロントキャビネット
をバックキャビネットに組み合わせる際に、プリント基
板に接続されたケーブル(図示せず)がフロントキャビ
ネット及びバックキャビネットとに挟まれてしまうよう
なことがなく、組立て作業性に優れている。また、サー
ビス時においてもフロントキャビネットを取り外した際
に、プリント基板に連なるケーブルが不用意に引張り出
されることがない。
以上の如く、従来においては表示部及び操作スイッチ群
を有するプリント基板を、カセットテープの装着凹所以
外の部分(第4図に示す従来の機器の要部即断面図にお
いては装着凹所(3)の下方部分)に並設せざるを得な
かったが、本考案であれば前記プリント基板をカセット
テープの装着凹所にオーバーラップするように配置する
ことができ、機器前面の僅かなスペースを有効に利用で
きるため、機器の小型化に大きく貢献するものである。
(ト)考案の効果 以上の如く本考案に依れば、表示部及び/又は操作スイ
ッチが載置されたプリント基板と、前面側にカセットテ
ープを装着するための装着凹所を有し、後面側において
前記装着凹所の後方位置にカセットテープを記録及び/
又は再生するためのメカニズムが取り付けられるブラケ
ットとを備え前記プリント基板を、前記ブラケットの装
着凹所の一部を覆う位置にて前記ブラケットに取り付け
るようにしたので、従来の機器の如く、プリント基板と
カセットテープを装着するための装着凹所とを並設する
必要がなく、機器前面における省スペース化、即ち機器
本体の小型化において極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案における音響機器を示す図で
あり、第1図は本考案における音響機器の要部分解斜視
図、第2図はその要部側断面図である。 第3図及び第4図は従来の音響機器を示す図であり、第
3図(a)(b)は夫々従来の音響機器の外観を示す斜
視図及び要部分解斜視図、第4図は要部側断面図であ
る。 (1)…機器本体、(2)…フロントキャビネット、
(3)…装着凹所、(4)…カセット蓋、(5)…メカ
ニズム、(6)…表示部、(8)…操作スイッチ群、
(9)…プリント基板、(10)…ブラケット、(12)…
保持片、(13)…取付ボス部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部及び/又は操作スイッチが載置され
    たプリント基板と、 前面側にカセットテープを装着するための装着凹所を有
    し、後面側において前記装着凹所の後方位置にカセット
    テープを記録及び/又は再生するためのメカニズムが取
    り付けられるブラケットとを備え、 前記プリント基板を、前記ブラケットの装着凹所の一部
    を覆う位置にて前記ブラケットに取り付ける事を特徴と
    する音響機器の組立構造。
JP8867089U 1989-07-27 1989-07-27 音響機器の組立構造 Expired - Lifetime JPH0633593Y2 (ja)

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JPH0328580U JPH0328580U (ja) 1991-03-22
JPH0633593Y2 true JPH0633593Y2 (ja) 1994-08-31

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