JP2570971Y2 - ディスクプレーヤの前面パネル - Google Patents
ディスクプレーヤの前面パネルInfo
- Publication number
- JP2570971Y2 JP2570971Y2 JP855896U JP855896U JP2570971Y2 JP 2570971 Y2 JP2570971 Y2 JP 2570971Y2 JP 855896 U JP855896 U JP 855896U JP 855896 U JP855896 U JP 855896U JP 2570971 Y2 JP2570971 Y2 JP 2570971Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insertion slot
- disc
- back surface
- player
- front panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、コンパクトディス
ク(以下CDと略称)などを駆動するディスクプレーヤ
に係り、特にプレーヤ本体へのディスクの挿入に伴う塵
埃の侵入を防止すると共にディスクのスムーズな挿入を
行う場合に用いて好適なディスクプレーヤの前面パネル
に関する。
ク(以下CDと略称)などを駆動するディスクプレーヤ
に係り、特にプレーヤ本体へのディスクの挿入に伴う塵
埃の侵入を防止すると共にディスクのスムーズな挿入を
行う場合に用いて好適なディスクプレーヤの前面パネル
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用の音響機器としてCDプレ
ーヤが普及しているが、該CDプレーヤは車両のインス
トルメントパネルに配設した音響機器収納部に組込ま
れ、使用されるようになっている。
ーヤが普及しているが、該CDプレーヤは車両のインス
トルメントパネルに配設した音響機器収納部に組込ま
れ、使用されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
CDプレーヤにおいては、CDプレーヤを挿入する場
合、車両内部の塵埃がディスク挿入口からCDプレーヤ
本体内部へ入り込む、表面にゴミ等が付着したCDを
CDプレーヤ本体内部へ挿入し再生を繰り返している
と、再生機構部等を劣化させたり音質が低下する、デ
ィスク挿入口から挿入したCDがCDプレーヤ本体のデ
ィスク挿入口対向側で引っかかりやすく、CDを該CD
プレーヤ本体内部へスムーズに挿入できない、CDプ
レーヤ前面に設けられた表示部の周辺から静電気が侵入
し、CDプレーヤ本体内部の回路部品を静電破壊した
り、該表示部内に静電気が侵入して誤表示をさせてしま
う、等の不具合が生ずる虞れがあった。
CDプレーヤにおいては、CDプレーヤを挿入する場
合、車両内部の塵埃がディスク挿入口からCDプレーヤ
本体内部へ入り込む、表面にゴミ等が付着したCDを
CDプレーヤ本体内部へ挿入し再生を繰り返している
と、再生機構部等を劣化させたり音質が低下する、デ
ィスク挿入口から挿入したCDがCDプレーヤ本体のデ
ィスク挿入口対向側で引っかかりやすく、CDを該CD
プレーヤ本体内部へスムーズに挿入できない、CDプ
レーヤ前面に設けられた表示部の周辺から静電気が侵入
し、CDプレーヤ本体内部の回路部品を静電破壊した
り、該表示部内に静電気が侵入して誤表示をさせてしま
う、等の不具合が生ずる虞れがあった。
【0004】本考案は前記課題を解決するためのもの
で、ディスクをプレーヤ本体へ挿入する際に塵埃の侵入
を防止し且つディスクの表面に付着した塵埃を除去する
と共に、ディスクのスムーズな挿入を可能としたディス
クプレーヤの前面パネルの提供を目的とする。
で、ディスクをプレーヤ本体へ挿入する際に塵埃の侵入
を防止し且つディスクの表面に付着した塵埃を除去する
と共に、ディスクのスムーズな挿入を可能としたディス
クプレーヤの前面パネルの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、ディスクが挿入されるディスク挿入口が
形成されたディスクプレーヤの前面パネルにおいて、前
記ディスク挿入口が形成されているパネル裏面には複数
の突起部が形成され、前記ディスク挿入口の裏面に設置
される切り込みを有する薄い防塵用部材、およびこの防
塵用部材を前記ディスク挿入口の裏面に固定する押え部
材の双方には、前記突起部に対応する複数の孔が形成さ
れており、この孔が前記突起部に取付けられてディスク
挿入口の裏面に前記防塵用部材および押え部材が位置決
めされ、防塵用部材と押え部材とがパネル裏面に一緒に
ネジ止め固定されていることを特徴とするものである。
め、本考案は、ディスクが挿入されるディスク挿入口が
形成されたディスクプレーヤの前面パネルにおいて、前
記ディスク挿入口が形成されているパネル裏面には複数
の突起部が形成され、前記ディスク挿入口の裏面に設置
される切り込みを有する薄い防塵用部材、およびこの防
塵用部材を前記ディスク挿入口の裏面に固定する押え部
材の双方には、前記突起部に対応する複数の孔が形成さ
れており、この孔が前記突起部に取付けられてディスク
挿入口の裏面に前記防塵用部材および押え部材が位置決
めされ、防塵用部材と押え部材とがパネル裏面に一緒に
ネジ止め固定されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本考案によれば、ディスクをディスク挿入口か
らディスクプレーヤ本体へ挿入する際、防塵用部材によ
り、ディスクプレーヤ本体内部への塵埃の侵入を有効に
防止できる。また、防塵用部材と押え部材とが、パネル
裏面に設けられた共通の突起部により位置決めされて一
緒にネジ止め固定されるため、防塵用部材の組み込みと
固定作業が容易である。
らディスクプレーヤ本体へ挿入する際、防塵用部材によ
り、ディスクプレーヤ本体内部への塵埃の侵入を有効に
防止できる。また、防塵用部材と押え部材とが、パネル
裏面に設けられた共通の突起部により位置決めされて一
緒にネジ止め固定されるため、防塵用部材の組み込みと
固定作業が容易である。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照し本考案の一実施例につい
て説明する。図1において1は本実施例によるCDプレ
ーヤ(図示略)の前面パネルであり、樹脂からなる略直
方体状とされている。該前面パネル1は、例えば車両の
インストルメントパネルの音響機器収納部に組み込まれ
た前記CDプレーヤ本体の前面に固着されている。前面
パネル1の前面部2(ドライバー操作側)にはディスク
挿入口3が配設されており、該挿入口の上縁部及び下縁
部はそれらの中央部分の間隔が両側部分の間隔よりも拡
がるようにそれぞれ緩やかな円弧状とされている。該デ
ィスク挿入口3は、その長手方向寸法がCDの直径より
も若干大とされると共に、その幅方向寸法がCDの板厚
よりも充分大とされている。この場合、CDはそのディ
スク面に平行な方向にして該ディスク挿入口3から前記
CDプレーヤ本体へ挿入するようになっている。
て説明する。図1において1は本実施例によるCDプレ
ーヤ(図示略)の前面パネルであり、樹脂からなる略直
方体状とされている。該前面パネル1は、例えば車両の
インストルメントパネルの音響機器収納部に組み込まれ
た前記CDプレーヤ本体の前面に固着されている。前面
パネル1の前面部2(ドライバー操作側)にはディスク
挿入口3が配設されており、該挿入口の上縁部及び下縁
部はそれらの中央部分の間隔が両側部分の間隔よりも拡
がるようにそれぞれ緩やかな円弧状とされている。該デ
ィスク挿入口3は、その長手方向寸法がCDの直径より
も若干大とされると共に、その幅方向寸法がCDの板厚
よりも充分大とされている。この場合、CDはそのディ
スク面に平行な方向にして該ディスク挿入口3から前記
CDプレーヤ本体へ挿入するようになっている。
【0008】また、前面パネル1の前記ディスク挿入口
3配設箇所の下方部には、例えば液晶から構成された表
示部4が配設されている。更に、該表示部4の側部に
は、前記CDプレーヤ操作用の押釦等からなる操作部5
が配設されている。また、図2において前面パネル1裏
面のディスク挿入口3の外周部には、後述する透明部
材、防塵用部材、押え部材、枠体、ガイド部材をディス
ク挿入口3に取り付けるための取付部7a,7b、突起
部7c〜7h、ネジ突起部7i〜7kが配設されてい
る。
3配設箇所の下方部には、例えば液晶から構成された表
示部4が配設されている。更に、該表示部4の側部に
は、前記CDプレーヤ操作用の押釦等からなる操作部5
が配設されている。また、図2において前面パネル1裏
面のディスク挿入口3の外周部には、後述する透明部
材、防塵用部材、押え部材、枠体、ガイド部材をディス
ク挿入口3に取り付けるための取付部7a,7b、突起
部7c〜7h、ネジ突起部7i〜7kが配設されてい
る。
【0009】8はディスク挿入口3裏面に取り付けられ
る防塵用部材であり、例えば不織布の柔軟性を有する薄
い部材から形成されており、その平面状は細長い長方形
の下端部の長手方向両側部分を切欠いた形状とされてい
る。防塵用部材8の長手方向中央部にはスリット9が形
成されており、該スリット9の長手方向寸法はCDの直
径よりも若干大とされると共に、該スリット9の間隙は
CDの板厚よりも若干小とされている。これにより、該
防塵用部材8は前記ディスク挿入口3から挿入されたC
Dがスリット9を通過する際に、該CD表面に付着した
塵埃を除去するようになっている。更に、防塵用部材8
には9箇所の孔10a〜10iが形成され、これら孔1
0a〜10iには前記突起部7c〜7f、後述する透明
部材の突起部、ネジが嵌合するようになっている。
る防塵用部材であり、例えば不織布の柔軟性を有する薄
い部材から形成されており、その平面状は細長い長方形
の下端部の長手方向両側部分を切欠いた形状とされてい
る。防塵用部材8の長手方向中央部にはスリット9が形
成されており、該スリット9の長手方向寸法はCDの直
径よりも若干大とされると共に、該スリット9の間隙は
CDの板厚よりも若干小とされている。これにより、該
防塵用部材8は前記ディスク挿入口3から挿入されたC
Dがスリット9を通過する際に、該CD表面に付着した
塵埃を除去するようになっている。更に、防塵用部材8
には9箇所の孔10a〜10iが形成され、これら孔1
0a〜10iには前記突起部7c〜7f、後述する透明
部材の突起部、ネジが嵌合するようになっている。
【0010】11は防塵用部材8をディスク挿入口3裏
面に固定するための導電材料(金属)製の押え部材であ
り、その平面形状は防塵用部材8と略同形状とされると
共に、その断面形状は略L字状とされている。該押え部
材11の長手方向中央部には細長い角孔12が形成され
ており、該角孔12の長手方向寸法はCDの直径よりも
若干大とされると共に、該角孔12の幅寸法はCDの板
厚よりも充分大とされている。押え部材11には8箇所
の孔13a〜13hと切欠13iとが形成され、これら
孔13a〜13h、切欠13iには、前記突起部7c〜
7f、後述する透明部材の突起部、ネジが嵌合するよう
になっている。
面に固定するための導電材料(金属)製の押え部材であ
り、その平面形状は防塵用部材8と略同形状とされると
共に、その断面形状は略L字状とされている。該押え部
材11の長手方向中央部には細長い角孔12が形成され
ており、該角孔12の長手方向寸法はCDの直径よりも
若干大とされると共に、該角孔12の幅寸法はCDの板
厚よりも充分大とされている。押え部材11には8箇所
の孔13a〜13hと切欠13iとが形成され、これら
孔13a〜13h、切欠13iには、前記突起部7c〜
7f、後述する透明部材の突起部、ネジが嵌合するよう
になっている。
【0011】また、押え部材11の上端部には3箇所の
取付部14a〜14cが形成されると共に、角孔l2の
下端部には2箇所の取付部14d,14eが形成されて
いる。この場合、押え部材11の端部は前記CDプレー
ヤ本体のシャーシ(図示略)に固着されている。15は
前記表示部4の周囲に取付けられるシールド用枠体であ
り、例えば金属から形成され、ハンダ16により押え部
材11の下端部に固着されている。そして、これによ
り、前記表示部4の静電破壊や誤表示等を防止するよう
になっている。更に枠体15の下端部には2箇所の孔1
9a,19bが形成され、これら孔19a,19bには
前記突起部7g,7hが嵌合するようになっている。
取付部14a〜14cが形成されると共に、角孔l2の
下端部には2箇所の取付部14d,14eが形成されて
いる。この場合、押え部材11の端部は前記CDプレー
ヤ本体のシャーシ(図示略)に固着されている。15は
前記表示部4の周囲に取付けられるシールド用枠体であ
り、例えば金属から形成され、ハンダ16により押え部
材11の下端部に固着されている。そして、これによ
り、前記表示部4の静電破壊や誤表示等を防止するよう
になっている。更に枠体15の下端部には2箇所の孔1
9a,19bが形成され、これら孔19a,19bには
前記突起部7g,7hが嵌合するようになっている。
【0012】20は前記ディスク挿入口3から挿入され
たCDを前記CDプレーヤ本体内部へガイドするための
ガイド部材であり、樹脂から形成され、その形状は前記
ディスク挿入口3と略同形状とされている。該ガイド部
材20には孔21が形成されており、該孔21の長手方
向寸法はCDの直径よりも若干大とされると共に、該孔
21の幅寸法はCDの板厚よりも充分大とされている。
該ガイド部材20は、ディスク挿入口3から挿入され、
防塵用部材8のスリット9、押え部材11の角孔12を
通過したCDを、前記CDプレーヤ本体内部へガイドす
るようになっている。更に、該ガイド部材20の上面部
には取付部22a〜22cが形成され、前記取付部14
a〜14cへ取り付けられるようになっている。
たCDを前記CDプレーヤ本体内部へガイドするための
ガイド部材であり、樹脂から形成され、その形状は前記
ディスク挿入口3と略同形状とされている。該ガイド部
材20には孔21が形成されており、該孔21の長手方
向寸法はCDの直径よりも若干大とされると共に、該孔
21の幅寸法はCDの板厚よりも充分大とされている。
該ガイド部材20は、ディスク挿入口3から挿入され、
防塵用部材8のスリット9、押え部材11の角孔12を
通過したCDを、前記CDプレーヤ本体内部へガイドす
るようになっている。更に、該ガイド部材20の上面部
には取付部22a〜22cが形成され、前記取付部14
a〜14cへ取り付けられるようになっている。
【0013】23,24はたとえばアクリル樹脂からな
る透明部材であり、前記CDプレーヤ本体内部の光源
(図示略)からの光を前面パネル1の前面部2のディス
ク挿入口3へ導出し、車両の夜間走行時に際し該ディス
ク挿入口3の両側部近傍を照光することにより、ドライ
バーがCD挿入位置を確認できるようになっている。該
透明部材23、24は、その本体23a,24aが前面
パネル1裏面の取付部7a,7bに各々固着されると共
に、突起部23b,24bが前記孔10b,13b,1
0i,13hに各々嵌合するようになっている。
る透明部材であり、前記CDプレーヤ本体内部の光源
(図示略)からの光を前面パネル1の前面部2のディス
ク挿入口3へ導出し、車両の夜間走行時に際し該ディス
ク挿入口3の両側部近傍を照光することにより、ドライ
バーがCD挿入位置を確認できるようになっている。該
透明部材23、24は、その本体23a,24aが前面
パネル1裏面の取付部7a,7bに各々固着されると共
に、突起部23b,24bが前記孔10b,13b,1
0i,13hに各々嵌合するようになっている。
【0014】次に、上記防塵用部材8に押え部材11・
枠体15・ガイド部材20・透明部材23,24を、前
面パネル1の裏面へ組み込む組み立て作業について説明
する。透明部材23,24の本体23a,24aを前面
パネル1裏面の取付部7a,7bに各々固着する。更に
透明部材23,24の突起部23b,24bに、防塵用
部材8の孔10b,10iと、押え部材11の孔13
b,13hとを各々嵌合させると共に、前面パネル1裏
面の突起部7c〜7fに、防塵用部材8の孔10c,1
0d,10f,10gと、押え部材11の切欠13i・
孔13c,13e,13fとを各々嵌合させる。更に、
前面パネル1裏面突起部7g,7hに枠体15の孔19
a、19bを各々嵌合させる。更に前面パネル1裏面の
ネジ取付部7i〜7kと、防塵用部材8の孔10a,1
0e,10hと、押え部材11の孔13a,13d,1
3gとを各々位置決めし、ネジ25,26,27により
締付固定する。次いで、押え部材11の取付部14a〜
14cにガイド部材20の取付部22a〜22cを取り
付けると共に、該押え部材11の下端部にガイド部材2
0の取付部14d、14eを取り付けることにより、該
ガイド部材20を押え部材11に固定する。
枠体15・ガイド部材20・透明部材23,24を、前
面パネル1の裏面へ組み込む組み立て作業について説明
する。透明部材23,24の本体23a,24aを前面
パネル1裏面の取付部7a,7bに各々固着する。更に
透明部材23,24の突起部23b,24bに、防塵用
部材8の孔10b,10iと、押え部材11の孔13
b,13hとを各々嵌合させると共に、前面パネル1裏
面の突起部7c〜7fに、防塵用部材8の孔10c,1
0d,10f,10gと、押え部材11の切欠13i・
孔13c,13e,13fとを各々嵌合させる。更に、
前面パネル1裏面突起部7g,7hに枠体15の孔19
a、19bを各々嵌合させる。更に前面パネル1裏面の
ネジ取付部7i〜7kと、防塵用部材8の孔10a,1
0e,10hと、押え部材11の孔13a,13d,1
3gとを各々位置決めし、ネジ25,26,27により
締付固定する。次いで、押え部材11の取付部14a〜
14cにガイド部材20の取付部22a〜22cを取り
付けると共に、該押え部材11の下端部にガイド部材2
0の取付部14d、14eを取り付けることにより、該
ガイド部材20を押え部材11に固定する。
【0015】次に、上記構成により本実施例の作用を説
明する。ドライバーが前記CDプレーヤの前面パネル1
のディスク挿入口3からCDを挿入すると、CDは防塵
用部材8のスリット9、押え部材11の角孔12、ガイ
ド部材20の孔21を通過し、前記CDプレーヤ本体内
部へ取り込まれる。この時、CDは防塵用部材8のスリ
ット9を通過する際に、その表面に付着した塵埃が防塵
用部材8により除去される。更に、CDはガイド部材2
0によりスムーズにガイドされ、前記CDプレーヤ本体
内部へ挿入される。これにより、CDの再生を行うこと
ができる。
明する。ドライバーが前記CDプレーヤの前面パネル1
のディスク挿入口3からCDを挿入すると、CDは防塵
用部材8のスリット9、押え部材11の角孔12、ガイ
ド部材20の孔21を通過し、前記CDプレーヤ本体内
部へ取り込まれる。この時、CDは防塵用部材8のスリ
ット9を通過する際に、その表面に付着した塵埃が防塵
用部材8により除去される。更に、CDはガイド部材2
0によりスムーズにガイドされ、前記CDプレーヤ本体
内部へ挿入される。これにより、CDの再生を行うこと
ができる。
【0016】しかして上記実施例によれば、従来のよう
に塵埃が付着したCDを前記CDプレーヤ本体内部へ取
り込んだり、CDがディスク挿入口近傍で引っ掛かる等
の不具合を防止することができ、これにより、前記CD
プレーヤの信頼性を大幅に向上させることができる。ま
た、光源からの光を透明部材23,24によりディスク
挿入口3の両側部へ導出し、該両端部近傍を照光するた
め、夜間走行時においてもCDの挿入を的確に行うこと
ができる。
に塵埃が付着したCDを前記CDプレーヤ本体内部へ取
り込んだり、CDがディスク挿入口近傍で引っ掛かる等
の不具合を防止することができ、これにより、前記CD
プレーヤの信頼性を大幅に向上させることができる。ま
た、光源からの光を透明部材23,24によりディスク
挿入口3の両側部へ導出し、該両端部近傍を照光するた
め、夜間走行時においてもCDの挿入を的確に行うこと
ができる。
【0017】次に、以下のような変形例を説明する。上
記実施例では、CDプレーヤを車載用としたが、これに
限定されず据え置き型として使用することも可能であ
る。また、上記実施例では、防塵用部材8を不織布によ
り形成したが、これに限定されず例えばゴム等の柔軟性
を有する他の部材により形成してもよい。また、上記実
施例では、透明部材23,24をアクリル樹脂により形
成したが、これに限定されず光が透過可能な部材であれ
ばよい。
記実施例では、CDプレーヤを車載用としたが、これに
限定されず据え置き型として使用することも可能であ
る。また、上記実施例では、防塵用部材8を不織布によ
り形成したが、これに限定されず例えばゴム等の柔軟性
を有する他の部材により形成してもよい。また、上記実
施例では、透明部材23,24をアクリル樹脂により形
成したが、これに限定されず光が透過可能な部材であれ
ばよい。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、以
下の効果を奏することができる。塵埃がディスク挿入口
からプレーヤ本体内部へ侵入することを防止できると共
に、ディスク表面に付着した塵埃を的確に除去すること
ができる。また防塵用部材と押え部材とがパネル裏面に
一緒に位置決めされてネジ止めされるので、防塵用部材
と押え部材の取付けが容易である。
下の効果を奏することができる。塵埃がディスク挿入口
からプレーヤ本体内部へ侵入することを防止できると共
に、ディスク表面に付着した塵埃を的確に除去すること
ができる。また防塵用部材と押え部材とがパネル裏面に
一緒に位置決めされてネジ止めされるので、防塵用部材
と押え部材の取付けが容易である。
【図1】本考案の一実施例を前方から見た斜視図、
【図2】本考案の一実施例を後方から見た分解斜視図、
1 前面パネル 3 ディスク挿入口 7c,7d,7e,7f 突起部 8 防塵用部材 9 スリット(切り込み) 10c,10d,10f,10g 孔 11 押え部材 12 角孔(孔) 13c,13e,13f 孔 20 ガイド部材 21 孔
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスクが挿入されるディスク挿入口が
形成されたディスクプレーヤの前面パネルにおいて、前
記ディスク挿入口が形成されているパネル裏面には複数
の突起部が形成され、前記ディスク挿入口の裏面に設置
される切り込みを有する薄い防塵用部材、およびこの防
塵用部材を前記ディスク挿入口の裏面に固定する押え部
材の双方には、前記突起部に対応する複数の孔が形成さ
れており、この孔が前記突起部に取付けられてディスク
挿入口の裏面に前記防塵用部材および押え部材が位置決
めされ、防塵用部材と押え部材とがパネル裏面に一緒に
ネジ止め固定されていることを特徴とするディスクプレ
ーヤの前面パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP855896U JP2570971Y2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | ディスクプレーヤの前面パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP855896U JP2570971Y2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | ディスクプレーヤの前面パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09153U JPH09153U (ja) | 1997-03-28 |
JP2570971Y2 true JP2570971Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=11696436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP855896U Expired - Lifetime JP2570971Y2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | ディスクプレーヤの前面パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570971Y2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP855896U patent/JP2570971Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09153U (ja) | 1997-03-28 |
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---|---|---|---|
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