JP2519144Y2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2519144Y2
JP2519144Y2 JP1126894U JP1126894U JP2519144Y2 JP 2519144 Y2 JP2519144 Y2 JP 2519144Y2 JP 1126894 U JP1126894 U JP 1126894U JP 1126894 U JP1126894 U JP 1126894U JP 2519144 Y2 JP2519144 Y2 JP 2519144Y2
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JP
Japan
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disc
player
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disc insertion
dustproof
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光宏 志賀
隆之 小野
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンパクトディスク
(以下CDと略称)プレーヤに係り、特にCDプレーヤ
本体へのCDの挿入に伴う塵埃の侵入を防止すると共に
ディスク挿入口の近傍に設けられた表示部に対して簡単
な構造の静電気対策が施されるコンパクトディスクプレ
ーヤに関する。
【0002】
【従来の技術および課題】近年、車載用の音響機器とし
てCDプレーヤが普及しているが、該CDプレーヤは車
両のインストルメントパネルに配設した音響機器収納部
に組込まれ、使用されるようになっている。ところで、
上記従来のCDプレーヤにおいては、CDプレーヤ本
体の前面パネルのディスク挿入口からCDを挿入する場
合、車両内部の塵埃がディスク挿入口からCDプレーヤ
本体内部へ入り込む、表面にゴミ等が付着したCDを
CDプレーヤ本体内部へ挿入し再生を繰返していると、
再生機構部等を劣化させたり音質が低下する、CDプ
レーヤの前面に設けられた表示部の周辺から静電気が侵
入し、CDプレーヤ本体内部の回路部品を静電破壊した
り、該表示部内に静電気が侵入して誤表示をさせてしま
う、等の不具合が生ずる虞があった。
【0003】本考案は前記課題を解決するもので、CD
をCDプレーヤ本体へ挿入する際に塵埃の侵入を防止し
且つCD表面に付着した塵埃を除去すると共に、ディス
ク挿入口の近傍の表示部に対して簡単な構造の静電気対
策が施されるディスクプレーヤの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、ディスクをディスクプレーヤ本体へ挿入
するためのディスク挿入口と、このディスク挿入口に隣
接して設けられた表示部とを具備してなるディスクプレ
ーヤにおいて、前記ディスク挿入口の裏面には、ディス
クが通過可能な切りこみが形成された柔軟性を有する薄
い防塵用部材と、この防塵用部材を前記ディスク挿入口
裏面に固定する押え部材とが設けられ、この押え部材
は、前記表示部の周辺に設けられた静電気対策用のシー
ルド部材と電気的に導通するように導電性部材から形成
されると共に、前記ディスクプレーヤ本体のシャーシと
導通可能に設けられたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案によれば、CDをディスク挿入口からC
Dプレーヤ本体へ挿入する際、防塵用部材により、CD
プレーヤ本体内部への塵埃の侵入を防止できると共に、
CDが防塵用部材のスリットを通過する際にCD表面の
塵埃を除去することができる。更に、押え部材によって
防塵用部材をディスク挿入口裏面に固定すると共に、表
示部に対する静電気対策のための中継を行うため、表示
部の周囲からCDプレーや本体内に静電気が侵入した
り、表示部内に静電気が侵入したするのを防止する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照し本考案の一実施例につい
て説明する。図1において1はCDプレーヤの前面パネ
ルであり、樹脂からなる略直方体状とされている。該前
面パネル1は、例えば車両のインストルメントパネルの
音響機器収納部に組込まれた前記CDプレーヤ本体の前
面に固着されている。
【0007】前面パネル1の前面部2(ドライバー操作
側)にはディスク挿入口3が配設されており、該挿入口
の上縁部及び下縁部は緩やかな円弧状とされている。該
ディスク挿入口3は、その長手方向寸法がCDの直径よ
りも若干大とされると共に、その幅方向寸法がCDの板
厚よりも充分大とされている。この場合、CDはそのデ
ィスク面に平行な方向にして該ディスク挿入口3から前
記CDプレーヤ本体へ挿入するようになっている。
【0008】また、前面パネル1の前記ディスク挿入口
3が配設される箇所の下方部には、例えば液晶から構成
された表示部4が配設されている。更に、該表示部4の
側部には、前記CDプレーヤ操作用の押釦等からなる操
作部5が配設されている。
【0009】また、図2において前面パネル1裏面のデ
ィスク挿入口3の外周部には、後述する透明部材、防塵
用部材、押え部材、枠体、ガイド部材をディスク挿入口
3に取付けるための取付部7a・7b、突起部7c〜7
h、ネジ取付部7i〜7kが配設されている。
【0010】8はディスク挿入口3裏面に取付けられる
防塵用部材であり、例えば不織布等の柔軟性を有する薄
い部材から形成されており、その平面形状は細長い長方
形の下端部の長手方向両側部分を切欠いた形状とされて
いる。防塵用部材8の長手方向中央部にはスリット9が
形成されており、該スリット9の長手方向寸法はCDの
直径よりも若干大とされると共に、該スリット9の間隙
はCDの板厚よりも若干小とされている。これにより、
該防塵用部材8は、前記ディスク挿入口3から挿入され
たCDがスリット9を通過する際に、該CD表面に付着
した塵埃を除去するようになっている。更に、防塵用部
材8には9箇所の孔10a〜10iが形成され、これら
孔10a〜10iには前記突起部7c〜7f、後述する
透明部材の突起部、ネジが嵌合するようになっている。
【0011】11は防塵用部材8をディスク挿入口3裏
面に固定するための導電材料(金属)製の押え部材であ
り、その平面形状は防塵用部材8と略同形状とされると
共に、その断面形状は略L字状とされている。該押え部
材11の長手方向中央部には細長い角孔12が形成され
ており、該角孔12の長手方向寸法はCDの直径よりも
若干大とされると共に、該角孔12の幅方向寸法はCD
の板厚よりも充分大とされている。押え部材11には8
箇所の孔13a〜13hと切欠13iとが形成され、こ
れら孔13a〜13h・切欠13iには、前記取付部7
c〜7f、後述する透明部材の突起部、ネジが嵌合する
ようになっている。また、押え部材11の上端部には3
箇所の取付部14a〜14cが形成されると共に、角孔
12の下端部には2箇所の取付部14d・14eが形成
されている。この場合、押え部材11の端部は前記CD
プレーヤ本体のシャーシ(図示略)に固着されている。
【0012】15は前記表示部4の周囲に取付けられる
シールド用枠体であり、例えば金属から形成され、ハン
ダ16により押え部材11の下端部に固着されている。
そして、これにより、前記表示部4の静電破壊や誤表示
等を防止するようになっている。更に枠体15の下端部
には2箇所の孔19a・19bが形成され、これら孔1
9a・19bには前記突起部7g・7hが嵌合するよう
になっている。
【0013】20は前記ディスク挿入口3から挿入され
たCDを前記CDプレーヤ本体内部へガイドするための
ガイド部材であり、樹脂から形成され、その形状は前記
ディスク挿入口3と略同形状とされている。該ガイド部
材20には孔21が形成されており、該孔21の長手方
向寸法はCDの直径よりも若干大とされると共に、該孔
21の幅方向寸法はCDの板厚よりも充分大とされてい
る。該ガイド部材20は、ディスク挿入口3から挿入さ
れ、防塵用部材8のスリット9、押え部材11の角孔1
2を通過したCDを、前記CDプレーヤ本体内部へガイ
ドするようになっている。更に、該ガイド部材20の上
面部には取付部22a〜22cが形成され、前記取付部
14a〜14cへ取付けられるようになっている。
【0014】23・24は例えばアクリル樹脂からなる
透明部材であり、前記CDプレーヤ本体内部の光源(図
示略)からの光を前面パネル1の前面部2のディスク挿
入口3へ導出し、車両の夜間走行時に際し該ディスク挿
入口3の両側部近傍を照光することにより、ドライバー
がCDの挿入位置を確認できるようになっている。該透
明部材23・24は、その本体23a,24aが前面パ
ネル1裏面の取付部7a,7bに各々固着されると共
に、突起部23b,24bが前記孔10b・13b,1
0i・13hに各々嵌合するようになっている。
【0015】次に、上記防塵用部材8・押え部材11・
枠体15・ガイド部材20・透明部材23を、前面パネ
ル1の裏面へ組込む組立作業について説明する。透明部
材23・24の本体23a・24aを前面パネル1裏面
の取付部7a・7bに各々固着する。更に透明部材23
・24の突起部23b・24bに、防塵用部材8の孔1
0b・10iと、押え部材11の孔13b・13hとを
各々嵌合させると共に、前面パネル1裏面の突起部7c
〜7fに、防塵用部材8の孔10c・10d・10f・
10gと、押え部材11の切欠13i・孔13c・13
e・13fとを各々嵌合させる。更に、前面パネル1裏
面の突起部7g・7hに枠体15の孔19a・19bを
各々嵌合させる。更に前面パネル1裏面のネジ取付部7
i〜7kと、防塵用部材8の孔10a・10e・10h
と、押え部材11の孔13a・13d・13gとを各々
位置決めし、ネジ25・26・27により締付固定す
る。次いで、押え部材11の取付部14a〜14cにガ
イド部材20の取付部22a〜22cを取付けると共
に、該押え部材11の下端部にガイド部材20の取付部
14d・14eを取付けることにより、該ガイド部材2
0を押え部材11に固定する。
【0016】次に、上記構成による本実施例の作用を説
明する。ドライバーが前記CDプレーヤの前面パネル1
のディスク挿入口3からCDを挿入すると、CDは防塵
用部材8のスリット9、押え部材11の角孔12、ガイ
ド部材20の孔21を通過し、前記CDプレーヤ本体内
部へ取込まれる。この時、CDは防塵用部材8のスリッ
ト9を通過する際に、その表面に付着した塵埃が防塵用
部材11により除去される。更に、CDはガイド部材2
0によりスムーズにガイドされ、前記CDプレーヤ本体
内部へ挿入される。これにより、CDの再生を行うこと
ができる。
【0017】しかして上記実施例によれば、従来のよう
に塵埃が付着したCDを前記CDプレーヤ本体内部へ取
込んだり、CDがディスク挿入口近傍で引っ掛かる等の
不具合を防止することができ、これにより、前記CDプ
レーヤの信頼性を大幅に向上させることができる。ま
た、光源からの光を透明部材23・24によりディスク
挿入口3の両側部へ導出し、該両側部近傍を照光するた
め、夜間走行時においてもCDの挿入を的確に行うこと
ができる。更に、押え部材11は防塵用部材8をディス
ク挿入口裏面に固定する機能の他、表示部4の周囲に配
されるシールド用枠体15をCDプレーヤのシャーシに
電気的に接続する機能、つまり表示部4に対する静電気
対策のための中継機能も兼ねるため、表示部4の静電気
対策の構成は簡略化し、部品点数の削減、軽量化並びに
コンパクト化が図れる。
【0018】
【変形例】 上記実施例では、CDプレーヤを車載用
としたが、これに限定されず据え置き型として使用する
ことも可能である。 上記実施例では、防塵用部材8を不織布により形成
したが、これに限定されず例えばゴム等の柔軟性を有す
る他の部材により形成してもよい。 上記実施例では、透明部材23・24をアクリル樹
脂により形成したが、これに限定されず光が透過可能な
部材であればよい。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、以
下の効果を奏することができる。塵埃がディスク挿入口
からCDプレーヤ本体内部へ侵入することを防止できる
と共に、CD表面に付着した塵埃を的確に除去すること
ができ、これにより、従来と比較しCDプレーヤの信頼
性の大幅な向上を達成することができる。また、防塵用
部材をディスク挿入口裏面に固定する押え部材は、表示
部に対する静電気対策のための中継機能も兼ねるため、
表示部の周囲からCDプレーや本体内に静電気が侵入し
たり、表示部内に静電気が侵入したりするのを防止でき
るのは勿論、それに加えて、表示部の静電気対策の構成
を簡略化することができ、部品点数の削減、軽量化並び
にコンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を前方から見た斜視図であ
る。
【図2】同実施例を後方から見た分解斜視図である。
【符号の説明】
1 前面パネル 3 ディスク挿入口 4 表示部 8 防塵用部材 9 スリット(切りこみ) 11 押え部材 15 シールド用枠体(シールド部材) 20 ガイド部材 21 孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクをディスクプレーヤ本体へ挿入
    するためのディスク挿入口と、このディスク挿入口に隣
    接して設けられた表示部とを具備してなるディスクプレ
    ーヤにおいて、 前記ディスク挿入口の裏面には、ディスクが通過可能な
    切りこみが形成された柔軟性を有する薄い防塵用部材
    と、この防塵用部材を前記ディスク挿入口裏面に固定す
    る押え部材とが設けられ、この押え部材は、前記表示部
    の周辺に設けられた静電気対策用のシールド部材と電気
    的に導通するように導電性部材から形成されると共に、
    前記ディスクプレーヤ本体のシャーシと導通可能に設け
    られたことを特徴とするディスクプレーヤ。
JP1126894U 1994-09-09 1994-09-09 ディスクプレーヤ Expired - Lifetime JP2519144Y2 (ja)

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JPH0719891U JPH0719891U (ja) 1995-04-07
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