JPH1050043A - 記録ディスク駆動装置 - Google Patents

記録ディスク駆動装置

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Publication number
JPH1050043A
JPH1050043A JP20233496A JP20233496A JPH1050043A JP H1050043 A JPH1050043 A JP H1050043A JP 20233496 A JP20233496 A JP 20233496A JP 20233496 A JP20233496 A JP 20233496A JP H1050043 A JPH1050043 A JP H1050043A
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JP
Japan
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frame
recording disk
recording
chassis unit
disk drive
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JP20233496A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Aota
喜明 青田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EMI性能とともに組立て性を向上させる。 【解決手段】 枠形状のフレーム18の折曲固定片18a
に、防振用部材19を介して、ローディング機構や駆動ユ
ニット等を有するシャーシユニット17を設置する。さら
に、フレーム18の下方から絶縁シート24を介して回路基
板21とともにフレーム18に下カバー23を固定し、上方か
ら、上カバー22の側片部22bに設けた凸部22eが、フレー
ム18に折曲固定片18aを設けるために形成された透孔18c
と嵌合するように、上カバー22をフレーム18の内側に挿
入するように押し込み、また、フレーム18の正面側から
フロントカバー15を組み付けることで、フレーム18をカ
バーする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等のデ
ィスク型の記録媒体を回転させるための記録ディスク駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13,図14は、従来の記録ディスク駆動
装置の分解斜視図である。ローディング機構部1は、べ
ース部材2、ローディングモータ・アッセンブリ3、光
ディスク4が収納されている公知のカートリッジ5を挿
入したカートリッジホルダ6ならびにカートリッジ5を
ローディング位置まで移動させるためのキャリッジ7お
よびカム8から構成されている。ベース部材2には、カ
ートリッジ5に収納されている光ディスク4に対して記
録再生を行う光ヘッド10、および光ディスク4を回転駆
動するスピンドルモータ11、それらの駆動機構等を備え
た駆動ユニット12が上方からネジ13によって固定される
ようになっている。さらに、ベース部材2には、カート
リッジ挿入口15aが形成されたフロントカバー15と、ロ
ーディング機構部1の外周を覆うカバー16とが取り付け
られるようになっており、これらの構成部材を所定の関
係で組み付けることによってシャーシユニット17が完成
する。
【0003】シャーシユニット17は、図14に示すよう
に、フレーム18の側壁部に複数個(図では4個)設置され
た折曲固定片18aにゴム材からなる防振用ダンパ19を介
して支持される。そして、フレーム18に、外装部材であ
るフェイス部材20と、駆動ユニット12およびローディン
グ機構部1の構成部材を駆動制御する制御系が搭載され
た回路基板21が取り付けられ、記録ディスク駆動装置が
完成する。
【0004】記録ディスク駆動装置では、ロード/イジ
ェクトの制御,記録/再生した信号処理を行う等様々な
電子回路が用いられている。一般に、このような回路は
電磁妨害源(EMI)となるために、他の機器へ悪影響を
与えないように対策を立てなければならない。
【0005】その点に対し、従来、特開平2-301088号公
報記載の装置によれば、ディスクを挿入するフロント部
に略全面に渡って導電性を有するカバーを設け、その外
側に樹脂性のカバーを設けることにより、EMIによる
影響を抑えかつ外観を良好にしている。
【0006】しかし、前記公報記載の装置では、ドライ
ブ装置の左右面にコの字型の金属がフレームにオーバー
ラップして設けられているので、幅方向の寸法が基準寸
法を越えてしまい、パーソナルコンピュータ等にドライ
ブ装置を組み込むときに支障となる等の問題があった。
【0007】この問題に対しては、従来、同一出願人が
なした特願平8-143155号の明細書・図面において、基準
寸法を越えることなくEMI性能を向上させるための技
術手段が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の記録ディスク駆動装置では、シャーシユニット
を支持したフレームをカバーするための略コの字カバー
を、フレームのサイドからネジ止めするように構成した
ために、組立て性に多少の問題があった。
【0009】本発明は、このような問題点を解決し、E
MI性能とともに組立て性を向上させた記録ディスク駆
動装置を提供することをその課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の記録ディスク駆動装置は、記録ディスクを
収納したカートリッジをローディング位置へ移動させる
ためのローディング機構、記録ディスクに対して記録/
再生を行う記録ヘッド、記録ディスクを回転駆動する駆
動機構、前記記録ヘッドおよび駆動機構を保持するベー
ス部材等を収納してなるシャーシユニットと、前記各構
成部材の動作の制御および信号処理を行う回路基板と、
上下が開放された枠形状であり、前記シャーシユニット
および前記回路基板等を支持するフレームと、このフレ
ームの上方の開放部分を覆う上カバーと、前記フレーム
の下方の開放部分を覆う下カバーとを備えた記録ディス
ク駆動装置において、前記フレームと前記上カバーと前
記下カバーとを導電性を有する部材にて形成し、前記フ
レームの両側面に開放された透孔を設け、前記上カバー
と下カバーの少なくともいずれか一方におけるフレーム
内側に延出する側片部に凸部を設け、この凸部を前記フ
レームの板厚と略同一の高さに設定し、前記両カバーの
側片部が前記フレームの内側部に接触するように設置し
た際に、前記凸部が前記透孔に嵌合するようにしたこと
を特徴とする。この構成によって、磁気シールド部材と
なる上下のカバーが、フレームの開放部分を覆い、かつ
その内側に固定されるため、フレームの横幅方向の寸法
を大きくすることはない。しかもカバーの側片部によ
り、フレームの加工上必要である逃げ窓,隙間等を塞ぐ
ようにすることも可能となり、さらに磁気シールド効果
を増大させることになる。さらにまた逃げ窓等の透孔に
カバーに形成した凸部を嵌合させることでカバーを固定
できるため、組み付けが容易になるとともに、固定にか
かるネジ等の部材を削減することができる。
【0011】また、前記フレームに設けた前記透孔を、
前記シャーシユニットを固定する折曲固定部を設けるた
めに、前記フレームの一部を折り曲げて内側に延出させ
て形成したことを特徴とする。この構成によって、フレ
ームの加工上必ず形成される透孔を凸部の嵌合部として
利用することができる。
【0012】また、装置の分解を禁じることの警告表示
が付され、かつ導電性部材からなるラベルを、前記上下
カバーのうち少なくとも一方のカバーと前記フレームの
表面にまたがるように貼付したことを特徴とする。この
構成によって、分解を禁じることを警告表示しているラ
ベルの貼着によりカバーとフレームとを接地させること
ができる。
【0013】また、記録ディスクを収納したカートリッ
ジをローディング位置へ移動させるためのローディング
機構、記録ディスクに対して記録/再生を行う記録ヘッ
ド、記録ディスクを回転駆動する駆動機構、前記記録ヘ
ッドおよび駆動機構を保持するベース部材等を収納して
なるシャーシユニットと、このシャーシユニットを防振
用ダンパを介して支持する枠形状のフレームとを備えた
記録ディスク駆動装置において、前記シャーシユニット
と前記防振ダンパとの間に導電性の板バネ部材を介在さ
せ、さらに板バネ部材自由端部を前記フレームに接触さ
せて、前記シャーシユニットと前記防振ダンパとを接地
したことを特徴とする。この構成によって、フレームと
接するように板バネ部材を設置したので記録ディスク駆
動装置の内部でグランド接地ができ、基準寸法を越える
ことなく電磁妨害に強い構成とすることができる。
【0014】また、前記板バネ部材を、前記防振ダンパ
を固定する部材の一部から延出させて形成したことを特
徴とする。この構成によって、元々防振用ダンパを固定
する部材にてシャーシユニットを接地したので、さらに
部品が削減できる。
【0015】また、記録ディスクを収納したカートリッ
ジをローディング位置へ移動させるためのローディング
機構、記録ディスクに対して記録/再生を行う記録ヘッ
ド、記録ディスクを回転駆動する駆動機構、前記記録ヘ
ッドおよび駆動機構を保持するベース部材等を収納して
なるシャーシユニットと、このシャーシユニットを防振
用ダンパを介して支持する枠形状のフレームとを有する
記録ディスク駆動装置において、前記防振用ダンパを導
電性を有する材料にて形成したことを特徴とする。この
構成によって、組み立て工数を増やすことなく容易にグ
ランド接地ができ、電磁妨害に強い構成とすることがで
きる。また、防振用ダンパ以外に弾性部材が介在してい
ないので、少ない部材の評価で所望の防振特性を得るこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。なお、図13,図14を用いて
説明した部材に対応する部材には、同一符号を付して詳
しい説明は省略する。
【0017】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めのディスク駆動装置の分解斜視図であり、22,23は導
電性を有する材料から形成された側面視略コ字状の上カ
バーと下カバー、24は回路基板21と下カバー23との接触
を防止するための絶縁シートである。上カバー22には、
導電性を有するフレーム18の上開放部分を覆う平坦な天
板部22aと、フレーム18の内側に延出して内側面に接触
する側片部22bが形成されている。また下カバー23に
は、フレーム18の下開放部分を覆う平坦な底板部23a
と、フレーム18の内側に延出して内側面に接触する側片
部23bが形成されており、下カバー23は絶縁シート24を
介して回路基板21とともにフレーム18にネジ25によって
固定される。
【0018】下カバー23の幅寸法(外寸)L23は、フレー
ム18の幅寸法(内寸)Lと同等に設定されており、組み付
け時にフレーム18の側面と下カバー23の側面とが接触す
るようになっている。また、上カバー22の幅寸法(外寸)
22も、フレーム18の幅寸法(内寸)Lと同等に設定され
ており、組み付け時にフレーム18の側面と上カバー22の
側面とが接触するようになっている。
【0019】上カバー22は、図2に示すように、フロン
トカバー15側に段付曲げ部22cが複数突設され(本例では
3個)、組み付け後のフレーム18とフロントカバー15と
の上部隙間26に嵌挿されるようになっている。また上カ
バー22における天板部22aと側片部22bとの折曲部分に
は、図3,図4に示すように、フレーム18の肉厚Tより
も多少短い突出量tで、かつ外方に延出する複数の爪部
22dが突設されている(本例では片側3個ずつ)。これら
の爪部22dは、フレーム18の上側端面18bに載置されて上
カバー22の脱落を防ぐ。さらに図1に示すように、上カ
バー22の側片部22bには、フレーム18に折曲固定片18aを
設けるために形成された透孔18cに嵌合する凸部22eが複
数形成され(本例では1つの側片部22bに2個)、透孔18c
に凸部22eが嵌合することで、上カバー22がフレーム18
に固定される。凸部22eは、上カバー22に一体形成した
もので、その高さはフレーム18の板厚と同等に設定され
ている。
【0020】図5(a)は上カバーがフレームに取り付け
られたときの構成を示す斜視図であり、図5(b)は凸部2
2cが透孔18cに嵌合した状態を示す断面図であり、上カ
バー22をフレーム18の内側に挿入するように押し込んで
いき、凸部22eが透孔18cに嵌合することで組み付けが完
了となる。このように、組み付けが極めて容易にでき、
振動や衝撃等の外乱が加わっても、爪部22dと凸部22eと
の嵌合により上カバー22が容易に外れることはない。
【0021】なお、上カバー22の側片部22bにおいて、
図1に示すように、その上側である曲げ元の外寸法L
22Hよりも、その下側である曲げ先の外寸法L22Lの方が
多少長くなるようにして、側片部22bがフレーム18の内
側面に接触しやすいようにしてある(図4参照)。
【0022】このような上・下カバー22,23を設けて
も、フレーム18の横幅よりも突出することがないので大
型にならず、しかも折曲固定片18aを設けるために形成
された透孔18cを上カバー22の側片部22bによって覆うこ
とができ、磁気シールド効果を向上させることができ
る。
【0023】また前述のように上カバーを設置したもの
と、同一構成において上カバーを除去したものとを比較
すると、図6に示すように、ノイズをフレーム内で測定
した場合、上カバーがない場合(図6(a))には基準レベ
ル以上のノイズが存在するのに対して、上カバーを設け
た場合(図6(b))にノイズを基準レベルに抑えることが
でき、上カバーを設けた構成のものの方がEMI性能が
向上することが実験によって確認された。
【0024】ところで、記録ディスク駆動装置には、レ
ーザ素子等(図示しない)が内蔵されており、危険防止の
ために一般に分解を禁じることを警告表示している。ま
た、記録ディスク駆動装置にはユーザで交換できるよう
な部品は特になく、不用意に分解すると故障等の原因に
なるために、前述のような警告表示は必須になりつつあ
る。
【0025】そこで、図7(a)に示すように、フレーム1
8と上カバー22にまたがるように、図7(b)に示す警告ラ
ベル27を貼り付けるようにする。この警告ラベル27は、
例えば、アルミ箔に導電性粘着剤を塗布した部材にてつ
くられており、前述のように貼り付けることで、上カバ
ー22の表面とフレーム18の表面を接続して接地すること
ができる。これにより、フレーム18の内側と上カバー22
の側面との接地だけでは不十分な場合でも、容易に上カ
バー22とフレーム18をラベルで接続することで接地する
ことができ、EMI性能がさらに向上する。なお、もと
もと必要なラベルでもってフレーム18と上カバー22を接
地しているので、コストアップにはつながらない。
【0026】図8は記録ディスク駆動装置を裏面から見
たときのシャーシユニットとフレームとの連結構成を示
す斜視図、図9は図8の防振用ダンパ付近の断面図であ
り、28は板バネ、29はワッシャ、30はボス、31はネジを
示す。板バネ28,ワッシャ29,ボス30はそれぞれ導電性
を有する。シャーシユニット17は、フレーム18に形成さ
れた折曲固定片18aにゴム材からなる防振用ダンパ19を
介して支持されている。このシャーシユニット17にはボ
ス30が一体的に固定されており、そのボス30に防振用ダ
ンパ19を挿入し、さらにワッシャ29および板バネ28を介
してネジ31をボス30の雌ネジに螺合させることによっ
て、シャーシユニット17とフレーム18とが連結される。
このとき、板バネ28の自由端がフレーム18あるいは特に
折曲固定片18aに当接する。なお、18dは図1におけるネ
ジ25に螺合するネジ部を有する固定片を示す。
【0027】このように構成することにより、板バネ28
を設けたことで、シャーシユニット17とフレーム18を接
続して容易にグランド接地することができ、電磁妨害等
に強い記録ディスク駆動装置を提供できる。また、この
接地の手段は一般的なグランド線等で接地するよりもコ
スト的に有利である。尚、板バネ28の板厚は防振特性に
影響を与えない程度、あるいは防振上有利になるような
評価の厚さおよび形状を設定すれば良い。な、本実施形
態では、1箇所のみの接地としたがさらにグランドを強
化したい場合は、4箇所ある防振用ダンパ19の取り付け
位置に各々板バネ28と同等の板バネを接地すれば良い。
【0028】図10は図8に示した構成の変形例であり、
32は導電性を有するワッシャを示す。このワッシャ32
は、図11に示すように一部に延出部32aが形成されてお
り、図8の構成におけるワッシャ29および板バネ28の代
わりに、ワッシャ32を介してネジ31をボス30の雌ネジに
螺合させ、延出部32aをフレーム18特に折曲固定片18aに
当接させたものである。このように構成することによ
り、ワッシャ32の接地のみで防振用ダンパ19の固定およ
びフレーム18とのグランド接地ができるので、図8の構
成よりもさらにコストを抑えることができる。
【0029】図12は図8に示した構成の他の変形例であ
り、33は導電性を有する材料で成型された防振用ダンパ
を示す。この変形例は、図8の構成における板バネ28を
削除し、さらに防振用ダンパ19の代わりに、防振用ダン
パ33を設けたものである。
【0030】このように、防振用ダンパ33が導電性を有
することにより、シャーシユニット17とフレーム18をグ
ランド接地できるので、組み立て工数を増やすことな
く、容易にグランド接地ができる。また、シャーシユニ
ット17とフレーム18との間には防振用ダンパ33の外に弾
性部材を介在させていないので、所望の防振特性を少な
い評価により設定することができる。また、防振用ダン
パ33を形成する部材は通常のゴム材料にカーボン等を配
合することで実現できる。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明
によれば、下記のような優れた効果を奏する。
【0032】請求項1記載の構成によれば、側片部に透
孔と嵌合する凸部を設けた導電性を有するカバーにて記
録ディスク駆動装置を覆っているので装置外径の幅寸法
は基準寸法を越えることなく、EMI性能を向上させる
ことができる。さらにカバーの固定にネジがいらないた
め、カバーの組み付けも非常に容易となるとともにコス
ト的にも有利となる。
【0033】請求項2記載の構成によれば、フレームの
加工上必ず形成される透孔を利用するために、コストア
ップにつながらない。
【0034】請求項3記載の構成によれば、分解を禁じ
ることを警告表示しているラベルを導電性部材で構成
し、そのラベルをカバーとフレームとにまたがるように
貼着することによりカバーとフレームとを接地するよう
にしているので、コストアップすることなくEMI性能
を向上させることができる。
【0035】請求項4記載の構成によれば、防振用ダン
パを取り付けるシャーシユニットと一体となったボスよ
りフレームと接するように板バネ部材を設置したので記
録ディスク駆動装置の内部でグランド接地ができ、基準
寸法を越えることなく電磁妨害に強い構成とすることが
できる。また、グランド線で接地するものよりも部品費
用や組み立て費用は一段と安価になる。
【0036】請求項5記載の構成によれば、もともと防
振用ダンパを固定する部材にてシャーシユニットを接地
したので、請求項3の構成よりも必要部品がさらに一点
削減され、安価にグランド接地ができ、かつ電磁妨害に
強い構成とすることができる。
【0037】請求項6記載の構成によれば、シャーシユ
ニットとフレームを連結支持する防振用ダンパを導電性
を有する材料で構成したので、組み立て工数を増やすこ
となく容易にグランド接地ができ、電磁妨害に強い構成
とすることができる。また、防振用ダンパ以外に弾性部
材を介在していないので、少ない評価で所望の防振特性
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するためのディス
ク駆動装置の分解斜視図である。
【図2】図1の上カバーの取り付けを説明するための正
面一部断面図である。
【図3】図1の上カバーとフレームとの関係を示す要部
の平面図である。
【図4】図3におけるA−A断面図である。
【図5】上カバーがフレームに取り付けられたときの構
成を示す説明図である。
【図6】EMI性能を説明するための特性図である。
【図7】図5において、警告ラベルを貼り付けた時の構
成を示す斜視図である。
【図8】記録ディスク駆動装置を裏面から見たときのシ
ャーシユニットとフレームとの連結構成を示す斜視図で
ある。
【図9】図8の防振用ダンパ付近の断面図である。
【図10】図8に示した構成の変形例である。
【図11】図10に示した変形例におけるワッシャの構成
を示す斜視図である。
【図12】図8に示した構成の他の変形例である。
【図13】従来の記録ディスク駆動装置の分解斜視図で
ある。
【図14】従来の記録ディスク駆動装置のシャーシユニ
ットの分解斜視図である。
【符号の説明】
4…光ディスク、 5…カートリッジ、 15…フロント
カバー、 17…シャーシユニット、 18…フレーム、
18a…折曲固定片、 18b…上側端面、 18c…透孔、 1
8d…固定片、 19,33…防振用ダンパ、 21…回路基
板、 22…上カバー、 22a…天板部、 22b,23b…側
片部、 22c…段付曲げ部、 22d…爪部、22e…凸部、
23…下カバー、 23a…底板部、 28…板バネ、 2
9,32…ワッシャ、 30…ボス、 31…ネジ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ディスクを収納したカートリッジを
    ローディング位置へ移動させるためのローディング機
    構、記録ディスクに対して記録/再生を行う記録ヘッ
    ド、記録ディスクを回転駆動する駆動機構、前記記録ヘ
    ッドおよび駆動機構を保持するベース部材等を収納して
    なるシャーシユニットと、前記各構成部材の動作の制御
    および信号処理を行う回路基板と、上下が開放された枠
    形状であり、前記シャーシユニットおよび前記回路基板
    等を支持するフレームと、このフレームの上方の開放部
    分を覆う上カバーと、前記フレームの下方の開放部分を
    覆う下カバーとを備えた記録ディスク駆動装置におい
    て、 前記フレームと前記上カバーと前記下カバーとを導電性
    を有する部材にて形成し、前記フレームの両側面に開放
    された透孔を設け、前記上カバと下カバーの少なくとも
    いずれか一方におけるフレーム内側に延出する側片部に
    凸部を設け、この凸部を前記フレームの板厚と略同一の
    高さに設定し、前記両カバーの側片部が前記フレームの
    内側部に接触するように設置した際に、前記凸部が前記
    透孔に嵌合するようにしたことを特徴とする記録ディス
    ク駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記フレームに設けた前記透孔を、前記
    シャーシユニットを固定する折曲固定部を設けるため
    に、前記フレームの一部を折り曲げて内側に延出させて
    形成したことを特徴とする請求項1記載の記録ディスク
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 装置の分解を禁じることの警告表示が付
    され、かつ導電性部材からなるラベルを、前記上下カバ
    ーのうち少なくとも一方のカバーと前記フレームの表面
    にまたがるように貼付したことを特徴とする請求項1記
    載の記録ディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 記録ディスクを収納したカートリッジを
    ローディング位置へ移動させるためのローディング機
    構、記録ディスクに対して記録/再生を行う記録ヘッ
    ド、記録ディスクを回転駆動する駆動機構、前記記録ヘ
    ッドおよび駆動機構を保持するベース部材等を収納して
    なるシャーシユニットと、このシャーシユニットを防振
    用ダンパを介して支持する枠形状のフレームとを備えた
    記録ディスク駆動装置において、前記シャーシユニット
    と前記防振ダンパとの間に導電性の板バネ部材を介在さ
    せ、さらに板バネ部材の自由端部を前記フレームに接触
    させて、前記シャーシユニットと前記防振ダンパとを接
    地したことを特徴とする記録ディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記板バネ部材を、前記防振ダンパを固
    定する部材の一部から延出させて形成したことを特徴と
    する請求項4記載の記録ディスク駆動装置。
  6. 【請求項6】 記録ディスクを収納したカートリッジを
    ローディング位置へ移動させるためのローディング機
    構、記録ディスクに対して記録/再生を行う記録ヘッ
    ド、記録ディスクを回転駆動する駆動機構、前記記録ヘ
    ッドおよび駆動機構を保持するベース部材等を収納して
    なるシャーシユニットと、このシャーシユニットを防振
    用ダンパを介して支持する枠形状のフレームとを有する
    記録ディスク駆動装置において、前記防振用ダンパを導
    電性を有する材料にて形成したことを特徴とする記録デ
    ィスク駆動装置。
JP20233496A 1996-07-31 1996-07-31 記録ディスク駆動装置 Pending JPH1050043A (ja)

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JP (1) JPH1050043A (ja)

Cited By (3)

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