JPH0535510Y2 - - Google Patents

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JPH0535510Y2
JPH0535510Y2 JP1988016911U JP1691188U JPH0535510Y2 JP H0535510 Y2 JPH0535510 Y2 JP H0535510Y2 JP 1988016911 U JP1988016911 U JP 1988016911U JP 1691188 U JP1691188 U JP 1691188U JP H0535510 Y2 JPH0535510 Y2 JP H0535510Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンパクトデイスク(以下CDと略
称)プレーヤに係り、特にCDプレーヤ本体への
CDの挿入に伴う塵埃の侵入を防止すると共にCD
のスムーズな挿入を行う場合に用いて好適なコン
パクトデイスクプレーヤの前面パネルに関する。
[従来の技術および課題] 近年、車載用の音響機器としてCDプレーヤが
普及しているが、該CDプレーヤは車両のインス
トルメントパネルに配設した音響機器収納部に組
込まれ、使用されるようになつている。ところ
で、上記従来のCDプレーヤにおいては、CDプ
レーヤ本体の前面パネルのデイスク挿入口から
CDを挿入する場合、車両内部の塵埃がデイスク
挿入口からCDプレーヤ本体内部へ入り込む、
表面にゴミ等が付着したCDをCDプレーヤ本体内
部へ挿入し再生を繰返していると、再生機構部等
を劣化させたり音質が低下する、デイスク挿入
口から挿入したCDがCDプレーヤ本体のデイスク
挿入口対向側で引つ掛かかりやすく、CDを該CD
プレーヤ本体内部へスムーズに挿入できない、
CDプレーヤ前面に設けられた表示部の周辺から
静電気が侵入し、CDプレーヤ本体内部の回路部
品を静電破壊したり、該表示部内に静電気が侵入
して誤表示をさせてしまう、等の不具合が生ずる
虞れがあつた。
本考案は前記課題を解決するもので、CDをCD
プレーヤ本体へ挿入する際に塵埃の侵入を防止し
且つCD表面に付着した塵埃を除去すると共に、
CDのスムーズな挿入を可能としたコンパクトデ
イスクプレーヤの前面パネルの提供を目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は、コンパク
トデイスクを該デイスク面に平行な方向にしてコ
ンパクトデイスクプレーヤ本体へ挿入するための
デイスク挿入口を具備してなるコンパクトデイス
クプレーヤの前面パネルにおいて、前記デイスク
挿入口の裏面に設けられ前記コンパクトデイスク
が通過可能で且つ前記コンパクトデイスクの板厚
よりも小なる切りこみが形成された柔軟性を有す
る薄い防塵用部材と、前記コンパクトデイスクが
通過可能な孔が形成され前記防塵用部材を前記デ
イスク挿入口裏面に固定する押え部材と、該押え
部材と一体に又は別個に設けられると共に前記コ
ンパクトデイスクが通過可能な孔が形成され前記
コンパクトデイスクを前記コンパクトデイスクプ
レーヤ本体へガイドするガイド部材とを具備する
ことを特徴とする。
[作用] 本考案によれば、CDをデイスク挿入口からCD
プレーヤ本体へ挿入する際、防塵用部材により、
CDプレーヤ本体内部への増加の侵入を防止でき
ると共に、CDが防塵用部材のスリツトを通過す
る際にCD表面の塵埃を除去することができる。
更にCDがガイド部材によりガイドされるため、
CDプレーヤ本体内部へスムーズに取込むことが
できる。これにより、CDプレーヤの信頼性を向
上させることができる。
[実施例] 以下、図面を参照し本考案の一実施例について
説明する。
第1図において1は本実施例によるCDプレー
ヤ(図示略)の前面パネルであり、樹脂からなる
略直方体状とされている。該前面パネル1は、例
えば車両のインストルメントパネルの音響機器収
納部に組込まれた前記CDプレーヤ本体の前面に
固着されている。前面パネル1の前面部2(ドラ
イバー操作側)にはデイスク挿入口3が配設され
ており、該挿入口の上縁部及び下縁部は緩やかな
円弧状とされている。該デイスク挿入口3は、そ
の長手方向寸法がCDの直径よりも若干大とされ
ると共に、その幅方向寸法がCDの板厚よりも充
分大とされている。この場合、CDはそのデイス
ク面に平行な方向にして該デイスク挿入口3から
前記CDプレーヤ本体へ挿入するようになつてい
る。また、前面パネル1の前記デイスク挿入口3
配設箇所の下方部には、例えば液晶から構成され
た表示部4が配設されている。更に、該表示部4
の側部には、前記CDプレーヤ操作用の押釦等か
らなる操作部5が配設されている。
また、第2図において前面パネル1裏面のデイ
スク挿入口3の外周部には、後述する透明部材、
防塵用部材、押え部材、枠体、ガイド部材をデイ
スク挿入口3に取付けるための取付部7a,7
b、突起部7c〜7h、ネジ突起部7i〜7kが
配設されている。
8はデイスク挿入口3裏面に取付けられる防塵
用部材でり、例えば不織布等の柔軟性を有する薄
い部材から形成されており、その平面形状は細長
い長方形の下端部の長手方向両側部分を切欠いた
形状とされている。防塵用部材8の長手方向中央
部にはスリツト9が形成されており、該スリツト
9の長手方向寸法はCDの直径よりも若干大とさ
れると共に、該スリツト9の間〓はCDの板厚よ
りも若干小とされている。これにより、該防塵用
部材8は、前記デイスク挿入口3から挿入された
CDがスリツト9を通過する際に、該CD表面に付
着した塵埃を除去するようになつている。更に、
防塵用部材8には9箇所の孔10a〜10iが形
成され、これら孔10a〜10iには前記突起部
7c〜7f、後述する透明部材の突起部、ネジが
嵌合するようになつている。
11は防塵用部材8をデイスク挿入口3裏面に
固定するための導電材料(金属)製の押え部材で
り、その平面形状は防塵用部材8と略同形状とさ
れると共に、その断面形状は略L字状とされてい
る。該押え部材11の長手方向中央部には細長い
角孔12が形成されており、該角孔12の長手方
向寸法はCDの直径よりも若干大とされると共に、
該角孔12の幅方向寸法はCDの板厚よりも充分
大とされている。押え部材11には8箇所の孔1
3a〜13hと切欠13iとが形成され、これら
孔13a〜13h,切欠13iには、前記取付部
7c〜7f、後述する透明部材の突起部、ネジが
嵌合するようになつている。また、押え部材11
の上端部には3箇所の取付部14a〜14cが形
成されると共に、角孔12の下縁部には2箇所の
取付部14d,14eが形成されている。この場
合、押え部材11の端部は前記CDプレーヤ本体
のシヤーシ(図示略)に固着されている。
15は前記表示部4の周囲に取付けたれるシー
ルド用枠体であり、例えば金属から形成され、ハ
ンダ16により押え部材11の下端部に固着され
ている。そして、これにより、前記表示部4の静
電破壊や誤表示等を防止するようになつている。
更に枠体15の下端部には2箇所の孔19a,1
9bが形成され、これら孔19a,19bには前
記突起部7g,7hが嵌合するようになつてい
る。
20には前記デイスク挿入口3から挿入された
CDを前記CDプレーヤ本体内部へガイドするため
のガイド部材であり、樹脂から形成され、その形
状は前記デイスク挿入口3と略同形状とされてい
る。該ガイド部材20には孔21が形成されてお
り、該孔21の長手方向寸法はCDの直径よりも
若干大とされると共に、該孔21の幅方向寸法は
CDの板厚よりも充分大とされている。該ガイド
部材20は、デイスク挿入口3から挿入され、防
塵用部材8のスリツト9、押え部材11の角孔1
2を通過したCDを、前記CDプレーヤ本体内部へ
ガイドするようになつている。更に、該ガイド部
材20の上面部には取付部22a〜22cが形成
され、前記取付部14a〜14cへ取付けられる
ようになつている。
23,24は例えばアクリル樹脂からなる透明
部材であり、前記CDプレーヤ本体内部の光源
(図示略)からの光を前面パネル1の前面部2の
デイスク挿入口3へ導出し、車両の夜間走行時に
際し該デイスク挿入口3の両側部近傍を照光する
ことにより、ドライバーがCD挿入位置を確認で
きるようになつている。該透明部材23,24
は、その本体23a,24aが前面パネル1裏面
の取付部7a,7bに各々固着されると共に、突
起部23b,24bが前記孔10b,13b,1
0i,13hに各々嵌合するようになつている。
次に、上記防塵用部材8,押え部材11・枠体
15・ガイド部材20・透明部材23を、前面パ
ネル1の裏面へ組込む組立作業について説明す
る。
透明部材23,24の本体23a,24aを前
面パネル1裏面の取付部7a,7bに各々固着す
る。更に透明部材23,24の突起部23b,2
4bに、防塵用部材8の孔10b,10iと、押
え部材11の孔13b,13hとを各々嵌合させ
ると共に、前面パネル1裏面の突起部7c〜7f
に、防塵用部材8の孔10c,10d,10f,
10gと、押え部材11の切欠13i・孔13
c,13e,13fとを各々嵌合させる。更に、
前面パネル1裏面の突起部7g,7hに枠体15
の孔19a,19bを各々嵌合させる。更に前面
パネル1裏面のネジ取付部7i〜7kと、防塵用
部材8の孔10a,10e,10hと、押え部材
11の孔13a,13d,13gとを各々位置決
めし、ネジ25,26,27により締付固定す
る。次いで、押え部材11の取付部14a〜14
cにガイド部材20の22a〜22cを取付ける
と共に、該押え部材11の下端部にガイド部材2
0の取付部14d,14eを取付けることによ
り、該ガイド部材20を押え部材11に固定す
る。
次に、上記構成により本実施例の作用を説明す
る。
ドライバーが前記CDプレーヤの前面パネル1
のデイスク挿入口3からCDを挿入すると、CDは
防塵用部材8のスリツト9、押え部材11の角孔
12、ガイド部材20の孔21を通過し、前記
CDプレーヤ本体内部へ取込まれる。この時、CD
は防塵用部材8のスリツト9を通過する際に、そ
の表面に付着した塵埃が防塵用部材11により除
去される。更に、CDはガイド部材20によりス
ムーズにガイドされ、前記CDプレーヤ本体内部
へ挿入される。これにより、CDの再生を行うこ
とができる。
しかして上記実施例によれば、従来のように塵
埃が付着したCDを前記CDプレーヤ本体内部へ取
込んだり、CDがデイスク挿入口近傍で引つ掛か
る等の不具合を防止することができ、これによ
り、前記CDプレーヤの信頼性を大幅に向上させ
ることができる。また、光源からの光を透明部材
23,24によりデイスク挿入口3の両側部へ導
出し、該両側部近傍を照光するため、夜間走行時
においてもCDの挿入を的確に行うことができる。
[変形例] 上記実施例では、CDプレーヤを車載用とし
たが、これに限定されず据え置き型として使用
することも可能である。
上記実施例では、防塵用部材8を不織布によ
り形成したが、これに限定されず例えばゴム等
の柔軟性を有する他の部材により形成してもよ
い。
上記実施例では、透明部材23,24をアク
リル樹脂により形成したが、これに限定されず
光が透過可能な部材であればよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、以下の効
果を奏することができる。塵埃がデイスク挿入口
からCDプレーヤ本体内部へ侵入することを防止
できると共に、CD表面に付着した塵埃を的確に
除去することができる。また、CDをCDプレーヤ
本体内部へスムーズに挿入することが可能とな
る。これにより、従来と比較しCDプレーヤの信
頼性の大幅な向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を前方から見た斜視
図、第2図は同実施例を後方から見た分解斜視図
である。 1……前面パネル、3……デイスク挿入口、8
……防塵用部材、9……スリツト(切りこみ)、
11……押え部材、12……角孔(孔)、20…
…ガイド部材、21……孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンパクトデイスクを該デイスク面に平行な方
    向にしてコンパクトデイスクプレーヤ本体へ挿入
    するためのデイスク挿入口を具備してなるコンパ
    クトデイスクプレーヤの前面パネルにおいて、 前記デイスク挿入口の裏面に設けられ前記コン
    パクトデイスクが通過可能で且つ前記コンパクト
    デイスクの板厚よりも小なる切りこみが形成され
    た柔軟性を有する薄い防塵用部材と、前記コンパ
    クトデイスクが通過可能な孔が形成され前記防塵
    用部材を前記デイスク挿入口裏面に固定する押え
    部材と、該押え部材と一体に又は別個に設けられ
    ると共に前記コンパクトデイスクが通過可能な孔
    が形成され前記コンパクトデイスクを前記コンパ
    クトデイスクプレーヤ本体へガイドするガイド部
    材とを具備してなるコンパクトデイスクプレーヤ
    の前面パネル。
JP1988016911U 1988-02-10 1988-02-10 Expired - Lifetime JPH0535510Y2 (ja)

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JPH01121193U JPH01121193U (ja) 1989-08-16
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JPH079274Y2 (ja) * 1990-11-29 1995-03-06 富士通テン株式会社 偏平な部材の挿入口構造

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