JPH11340644A - 車載用電子機器 - Google Patents
車載用電子機器Info
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- JPH11340644A JPH11340644A JP14309298A JP14309298A JPH11340644A JP H11340644 A JPH11340644 A JP H11340644A JP 14309298 A JP14309298 A JP 14309298A JP 14309298 A JP14309298 A JP 14309298A JP H11340644 A JPH11340644 A JP H11340644A
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Abstract
スプレイの輝度をリニアに変化させる車載用電子機器に
おいて、受光センサの遮光構造を簡単な構成で実現する
こと。 【解決手段】 遮光性の合成樹脂で成形された操作パネ
ル2の操作面2AにLCD3と複数の操作キー4等を配
設し、LCD3の近傍に透孔7を穿設する。操作パネル
2の背面にボス8を突設し、導光体10を挟んでボス8
に基板11をねじ14で固定する。基板11には受光セ
ンサ12が実装されており、導光体10は透孔7に嵌合
するレンズ部10aを有し、受光センサ12は車室内の
外部光をレンズ部10aで集光して受光する。その際、
操作キー4の照光用として操作パネル2の内部に配置さ
れたLEDからの光が受光センサ12に向かって発せら
れたとしても、この光はボス8によって遮断される。
Description
作キーが操作パネルに配設された車載用電子機器に係
り、特に、デイスプレイの輝度調整用として備えられる
受光センサの取付け構造に関する。
られているナビゲーションシステム等の表示装置では、
機器本体の前面に配置された操作パネルに液晶デイスプ
レイ(LCD)や複数の操作キー等が配設されており、
これら操作キーの表面には例えば「PLAY」や「ST
OP」等の表示文字が形成されている。機器本体の内部
にはLED等の照光部材が配設されており、夜間等の暗
所においてLEDを点灯すると、その光によって操作キ
ーの表示文字が明るく照らされるようになっている。ま
た、LCDの背面には例えばEL等の照光部材が配設さ
れており、このELの明るさを調整することにより、L
CDがユーザの好みに応じた輝度で表示されるようにな
っている。
度を調整する手段としては、ディマーコントロール素子
や受光センサを用いたものが知られている。前者のディ
マーコントロール素子を用いたものはユーザの手動操作
を要するため、例えば、天候によって車室内の明るさが
変化した場合、LCDの輝度をその明るさに応じて調整
するには、その都度ディマーコントロール素子を手動操
作しなければならないという煩雑さがある。これに対
し、後者の受光センサを用いたものは車室内の明るさを
感知してLCDの輝度を自動的に且つリニアに調整する
ことができるという利点がある。
センサを用いてLCDの輝度を調整するように構成した
場合、車室内の明るさに応じてLCDの輝度を自動的に
変化させることができるという利点があるものの、問題
がないわけではない。すなわち、機器本体の内部にはL
EDやEL等の照光部材が配設されており、受光センサ
がこの照光部材からの光を誤って受光してしまうと正常
な輝度調整ができなくなるため、受光センサは受光面を
除く周囲を遮光した状態で操作パネルの内部に取り付け
る必要がある。しかしながら、このような遮光構造をわ
ざわざ設けることは装置全体の複雑化やコストアップを
招来し、特に、受光センサは車室内の外部光を受光して
LCDの輝度を調整するものであり、操作パネルの背面
にできるだけ近付けて取り付けることが好ましいが、操
作パネルにはLCDや多くの操作キー等が配設されてい
るため、操作パネルの背面に受光センサの遮光構造を設
けることは困難であった。
背面に突設した遮光性のボスに受光センサが実装された
基板をねじ止め固定し、このボスによって受光センサへ
向かう不所望光を遮断することとする。このように構成
すると、ボスが受光センサの取付け部と不所望光の遮断
機能の両方を兼ね備えるため、操作パネルの背面の限ら
れたスペースを有効に利用して受光センサを取り付ける
ことができ、装置全体の複雑化やコストアップを防止す
ることができる。
器本体の前面に配置された操作パネルと、この操作パネ
ルに配設されたデイスプレイおよび操作キーと、前記操
作パネルの内部でこれらデイスプレイまたは操作キーを
照光する照光手段と、前記操作パネルに設けた透孔から
侵入する外部光を受光する受光センサと、この受光セン
サの出力に応じて前記デイスプレイの輝度を調整する制
御手段と、前記受光センサが実装された基板とを備え、
前記操作パネルの背面に遮光性のボスを突設すると共
に、このボスに前記基板をねじ止め固定し、前記照光手
段から前記受光センサの受光面に向かう不所望光を前記
ボスによって遮断するように構成した。
ら侵入する外部光を直接受光するようにしても良いが、
操作パネルの内部に外部光を受光センサの受光面に導く
導光体を配置し、この導光体を前記基板と前記ボスとで
挟持するように構成すると、受光センサを操作パネルの
透孔から離れた位置に配置することができ、設計上の自
由度が向上する。
し、この集光レンズを操作パネルの透孔に嵌合すると、
受光センサが外部光を効率良く受光することができる。
図1は車載用電子機器の斜視図、図2は受光センサの取
付け構造を示す断面図、図3は受光センサの取付け構造
を示す斜視図である。
ゲーションシステム、カセットテープデッキあるいはC
Dプレーヤ、MDプレーヤもしくはDVDプレーヤ等の
各種のディスク装置である。この車載用電子機器は、機
器本体をなす筐体1と筐体1の前面に取り付けられた操
作パネル2とから構成されており、操作パネル2の表面
が操作面2Aとなっている。操作パネル2は遮光性の合
成樹脂を用いて成形されており、その操作面2Aに液晶
デイスプレイ(LCD)3が配設されている。図示せぬ
が、LCD3の背面には照光部材として例えばELが付
設されており、このELの輝度は印加電圧に応じて変化
し、ELの輝度変化に応じてLCD3の表示画面の明る
さが変化する。また操作面2Aには、複数のプッシュ式
操作キー4や回転式摘み5が配設されており、さらに、
カセットテープ等の媒体を装填または排出するための挿
入口6と、この挿入口6とLCD3との間に位置する小
径の透孔7とがそれぞれ穿設されている。
背面には筐体1の内部に向けてボス8が一体に突設され
ており、このボス8は挿入口6とLCD3との間に位置
している。また、操作パネル2の背面には挿入口6の側
端に位置する支持壁9が突設されており、この支持壁9
に挿入口6を開閉する図示せぬドアが支承されるように
なっている。ボス8の先端は小径部8aとなっており、
この小径部8aに導光体10が挿入されている。導光体
10はアクリル樹脂等の透明材料からなり、操作パネル
2の透孔7に嵌合するレンズ部10aが一体成形されて
いる。また、導光体10の上端に係合突部10bが一体
成形されており、レンズ部10aの背面側には凹部10
cが形成されている。導光体10に基板11が重ねられ
ており、この基板11に受光センサ12とコネクタ13
が実装されている。受光センサ12は導光体10の凹部
10c内に位置し、レンズ部10aで集光された外部光
を受光できるようになっている。コネクタ13は図示せ
ぬ信号処理回路部(制御手段)に接続されており、導光
体10の下端面と対向する部分に位置している。導光体
10は基板11の背後から挿通したねじ14をボス8に
締着することにより、基板11とボス8との間に挟持さ
れた状態で操作パネル2の背面に取り付けられている。
その際、基板11の上端に形成した切欠き11aと導光
体10の係合突部10bとが係止しているため、ねじ1
4の締め付けによって基板11が共回りしないようにな
っている。
ケットであり、このブラケット15に前述した操作キー
4によって動作されるスイッチや操作キー4の表示文字
を照光するためのLED(いずれも図示せず)が実装さ
れたプリント基板が搭載されている。ブラケット15に
は遮光壁15aが折り曲げ形成されており、操作パネル
2の背面で反射したLEDの光ができるだけ受光センサ
12へ向かわないようにしてある。
いて、車室内の外部光が操作パネル2の透孔7に嵌合す
るレンズ部10aで集光された後、導光体10に導かれ
て受光センサ12の受光面で受光されるため、車室内の
明るさが天候等によって変化した場合、受光センサ12
の出力はその明るさに応じて変化する。その結果、受光
センサ12の出力がコネクタ13を介して図示せぬ信号
処理回路部(制御手段)に送出され、信号処理回路部は
LCD3の背面に付設されたELの印加電圧を変化させ
て輝度調整し、LCD3の表示画面が車室内の明るさに
応じてリニアに変化する。
ンサ12へ向かう光の大部分はブラケット15の遮光壁
15aによって遮断されるが、ブラケット15と受光セ
ンサ12との間に遮光性のボス8が立設されているた
め、遮光壁15aで遮断されなかった漏れ光はボス8に
よって遮断される。しかも、ブラケット15とボス8と
の間にコネクタ13が介在するため、上記漏れ光はコネ
クタ13とボス8によって二重に遮断されることにな
り、また、導光体10の左右両側面は既存の支持壁9と
LCD3によって遮光されており、したがって、導光体
10の端面にわざわざ遮光塗料を塗布する等の遮光構造
を設けなくても、LED等から受光センサ12へ向かう
不所望光の遮断を確実に行うことができる。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
に受光センサが実装された基板をねじ止め固定し、この
ボスによって受光センサへ向かう不所望光を遮断するよ
うに構成すると、ボスが受光センサの取付け部と不所望
光の遮断機能の両方を兼ね備えるため、操作パネルの背
面の限られたスペースを有効に利用して受光センサを取
り付けることができ、装置全体の複雑化やコストアップ
を防止することができる。
け構造を示す断面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 機器本体の前面に配置された操作パネル
と、この操作パネルに配設されたデイスプレイおよび操
作キーと、前記操作パネルの内部でこれらデイスプレイ
または操作キーを照光する照光手段と、前記操作パネル
に設けた透孔から侵入する外部光を受光する受光センサ
と、この受光センサの出力に応じて前記デイスプレイの
輝度を調整する制御手段と、前記受光センサが実装され
た基板とを備え、 前記操作パネルの背面に遮光性のボスを突設すると共
に、このボスに前記基板をねじ止め固定し、前記照光手
段から前記受光センサの受光面に向かう不所望光を前記
ボスによって遮断するように構成したことを特徴とする
車載用電子機器。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記操作パネ
ルの内部に外部光を前記受光センサの受光面に導く導光
体を配置し、この導光体を前記基板と前記ボスとで挟持
したことを特徴とする車載用電子機器。 - 【請求項3】 請求項2の記載において、前記導光体に
集光レンズを一体成形し、この集光レンズを前記操作パ
ネルの前記透孔に嵌合したことを特徴とする車載用電子
機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14309298A JP3713383B2 (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 車載用電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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JPH11340644A true JPH11340644A (ja) | 1999-12-10 |
JP3713383B2 JP3713383B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=15330734
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1998
- 1998-05-25 JP JP14309298A patent/JP3713383B2/ja not_active Expired - Fee Related
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