JPH11310056A - 車両用計器装置 - Google Patents

車両用計器装置

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JPH11310056A
JPH11310056A JP10080931A JP8093198A JPH11310056A JP H11310056 A JPH11310056 A JP H11310056A JP 10080931 A JP10080931 A JP 10080931A JP 8093198 A JP8093198 A JP 8093198A JP H11310056 A JPH11310056 A JP H11310056A
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JP
Japan
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display unit
fixed
visor
cover
wiring board
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JP10080931A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Tachikawa
勝弘 太刀川
Hitoshi Nonomura
均 野々村
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K2360/00Indexing scheme associated with groups B60K35/00 or B60K37/00 relating to details of instruments or dashboards
    • B60K2360/60Structural details of dashboards or instruments
    • B60K2360/68Features of instruments
    • B60K2360/698Pointers of combined instruments

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  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構成部品の点数を削減して、操作性の向上を
実現した車両用計器装置を提供する。 【解決手段】 車両用計器装置100は、フロントカバ
ー200と、このカバーを前面に固定し後方の不要個所
が前方から見えないように隠すバイザー300と、所定
の電気回路を形成するプリント配線板400と、同配線
板を介してバイザー側と固定される樹脂製のリヤカバー
500と、バイザーの表示窓部を介して各種情報を外部
へ表示する情報表示ユニット(液晶表示ユニット60
0)及び指針駆動ユニット(補助計器ユニット700,
速度計ユニット800)と、光源(ランプ)と、ランプ
の発光強度を調整するイルミノブ642とから構成され
る。イルミノブを回転操作及びプッシュ操作可能とし
て、回転操作によりランプの発光強度を調節すると共に
プッシュ操作により液晶表示ユニットの表示を切換える
ようにAVセレクタ機能を付加した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示ユニット
と指針駆動ユニットとを有する車両用計器装置に関し、
特に情報表示ユニットの回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両を取り巻く環境変化に応じ
て、運転者へ提供される運転操作を補助する各種情報の
種類及び量が急激に増加している。例えば、走行速度,
走行距離及び任意区間距離,燃料残量,冷却水温度等の
車両情報に加えて、現在位置や目的地点を地図上に表示
するナビゲーション情報あるいは電波信号により送信さ
れる道路交通情報等がある。これらの多くの情報を運単
車へ効率良く伝えることを目的として、文字板上を指針
が回転移動して値を指示する指針駆動ユニットと共に液
晶パネル等の画像表示可能な情報表示ユニットを一体に
組み込んだ車両用計器装置が提案されている(例えば、
特開平9−226415号,同229720号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】斯かる装置は、従来の
指針駆動ユニットを中心とする車両用表示装置に比べ
て、情報表示ユニットを備えることによる構成部品点数
の増加が避けられず、また、操作性において改良の余地
を有していた。すなわち、情報表示ユニットでの表示が
現在位置や目的地点を地図上に表示するナビゲーション
情報だけである場合には斯かるナビゲーション装置から
の信号線をナビゲーション装置の販売店や車両のディー
ラーでセットしてもらうため車両の使用者は特に接続を
行う必要はなく面倒は生じないが、ビデオカメラ等の映
像を表示させる場合には、その都度使用者が映像信号の
コードを情報表示ユニットの接続個所、すなわち、AV
端子につながなくてはならず厄介である。同時に、外部
からの入力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を
切換えるためのAVセレクタと称するスイッチの操作が
必要となり、構成部品の点数の増加と共に操作の煩雑化
を招くという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、透光性のフロントカバーと、このフロント
カバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が前方か
ら見えないように隠し、更に、所定の空間を構成するバ
イザーと、このバイザーの後方部に固定されて所定の電
気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前記空間
を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品となる硬
質基板製のプリント配線板と、このプリント配線板の後
面を覆うように前記プリント配線板を介して前記バイザ
ー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プリント
配線板に固定されて前記空間に位置して外部からの入力
信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換えるこ
とのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニットと、
前記空間に設置されてオドメータ及びトリップメータと
なる距離表示ユニットの表示切換やリセットを行うため
のトリップノブ、及び、照明輝度を調節するためのイル
ミノブとを有し、前記入力信号を受けるAV端子を前記
トリップノブ、又は、前記イルミノブの近傍に設けたも
のである。
【0005】また、透光性のフロントカバーと、このフ
ロントカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が
前方から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成
するバイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所
定の電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前
記空間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品と
なる硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線
板の後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記
バイザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プ
リント配線板に固定されて前記空間に位置して外部から
の入力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換
えることのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニッ
トと、前記空間に設置されてオドメータ及びトリップメ
ータとなる距離表示ユニットの表示切換やリセットを行
うためのトリップノブ、及び、照明輝度を調節するため
のイルミノブとを有し、前記入力信号を受けるAV端子
を前記トリップノブ、又は、前記イルミノブの近傍に設
け、前記トリップノブ、又は、前記イルミノブは、回転
操作及びプッシュ操作可能として、何れか一方の操作に
より本来の機能を実現すると共に、他方の操作により前
記情報表示ユニットの表示を切換えるAVセレクタ機能
を実現する構成としたものである。
【0006】また、透光性のフロントカバーと、このフ
ロントカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が
前方から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成
するバイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所
定の電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前
記空間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品と
なる硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線
板の後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記
バイザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プ
リント配線板に固定されて前記空間に位置して外部から
の入力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換
えることのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニッ
トと、回転操作により前記情報表示ユニットの輝度を調
節するイルミノブとを有する車両用計器装置であって、
この車両用計器装置の背面側に設けられたAV端子と、
前記車両用計器装置の前面側に設けられたAV端子とを
有し、前記イルミノブの押込み操作により前記AV端子
の何れかを選択状態として前記情報表示ユニットでの表
示を切り替え可能とするものである。
【0007】また、透光性のフロントカバーと、このフ
ロントカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が
前方から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成
するバイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所
定の電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前
記空間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品と
なる硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線
板の後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記
バイザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プ
リント配線板に固定されて前記空間に位置して外部から
の入力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換
えることのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニッ
トとを有する車両用計器装置であって、前記車両用計器
装置の前面側に設けられたAV端子と、このAV端子と
対応して前記車両用計器装置の前面側に設けられたスイ
ッチとを有し、このスイッチの選択操作により前記AV
端子の何れかを選択状態として前記情報表示ユニットで
の表示を切り替え可能とするものである。
【0008】また、透光性のフロントカバーと、このフ
ロントカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が
前方から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成
するバイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所
定の電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前
記空間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品と
なる硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線
板の後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記
バイザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プ
リント配線板に固定されて前記空間に位置して外部から
の入力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換
えることのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニッ
トとを有する車両用計器装置であって、前記車両用計器
装置の前面側に設けられたAV端子と、このAV端子と
対応して前記車両用計器装置の前面側に設けられたスイ
ッチと、移動により前記スイッチを選択状態とするスラ
イドカバーとを有し、このスライドカバーの移動操作に
より前記AV端子の何れかを選択状態として前記情報表
示ユニットでの表示を切り替え可能とするものである。
【0009】また、透光性のフロントカバーと、このフ
ロントカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が
前方から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成
するバイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所
定の電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前
記空間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品と
なる硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線
板の後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記
バイザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プ
リント配線板に固定されて前記空間に位置して外部から
の入力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換
えることのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニッ
トと、回転操作により前記情報表示ユニットの輝度を調
節するイルミノブとを有する車両用計器装置であって、
前記車両用計器装置の前面側に設けられたAV端子と、
このAV端子と対応して前記車両用計器装置の前面側に
設けられて前記情報表示ユニットでの表示を決定するス
イッチとを有し、前記イルミノブは押込み操作により前
記AV端子の何れかを選択状態として前記情報表示ユニ
ットでの表示を切り替え可能とするもので、前記イルミ
ノブの押込み操作と前記スイッチとは常に前者が優先す
るものである。
【0010】また、透光性のフロントカバーと、このフ
ロントカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が
前方から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成
するバイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所
定の電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前
記空間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品と
なる硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線
板の後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記
バイザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プ
リント配線板に固定されて前記空間に位置して外部から
の入力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換
えることのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニッ
トとを有する車両用計器装置であって、前記車両用計器
装置の前面側に設けられたAV端子と、このAV端子と
対応して前記車両用計器装置の前面側に設けられたスイ
ッチとを有し、前記スイッチの操作により車両の走行状
態に応じて前記情報表示ユニットで表示が行われるもの
である。
【0011】また、透光性のフロントカバーと、このフ
ロントカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が
前方から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成
するバイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所
定の電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前
記空間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品と
なる硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線
板の後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記
バイザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プ
リント配線板に固定されて前記空間に位置して外部から
の入力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換
えることのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニッ
トと、回転操作により前記情報表示ユニットの輝度を調
節するイルミノブとを有する車両用計器装置であって、
前記車両用計器装置の前面側に設けられたAV端子と、
このAV端子と対応して前記車両用計器装置の前面側に
設けられたスイッチとを有し、前記スイッチの操作によ
り車両の走行状態に応じて前記情報表示ユニットで表示
が行われ、前記イルミノブは押込み操作により前記AV
端子の何れかを選択状態として前記情報表示ユニットで
の表示を切り替え可能とするもので、前記イルミノブの
押込み操作と前記スイッチとは常に前者が優先するもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】車両用計器装置100は、略透明
な樹脂製のフロントカバー200と、このフロントカバ
ー200を前面に固定すると共に後方の不要個所が前方
から見えないように隠す樹脂製のバイザー300と、こ
のバイザー300の後方部に固定されて所定の電気回路
を形成する硬質基板製のプリント配線板400と、この
プリント配線板400の後面であって周囲から保護すべ
き個所のみを覆うようにプリント配線板400を介して
バイザー300側と固定される樹脂製のリヤカバー50
0と、プリント配線板400に設置されてバイザー30
0の表示窓部311〜314を介して各種情報を外部へ
表示する情報表示ユニット(液晶表示ユニット600)
及び指針駆動ユニット(補助計器ユニット700,速度
計ユニット800)と、照明を行うためプリント配線板
400に装着される光源(ランプ)430と、このラン
プ430の発光強度を調整するためフロントカバー20
0から外部へ突出しているイルミノブ642とから構成
され、このイルミノブ642を回転操作及びプッシュ操
作可能として、回転操作によりランプ430の発光強度
を調節すると共にプッシュ操作により液晶表示ユニット
600の表示を切換えるようにAVセレクタ機能を付加
した。
【0013】また、AV端子440をイルミノブ642
の近傍個所に設置する。
【0014】これにより、車両用計器装置100は、全
体の構成部品の点数を削減することが可能となり、ま
た、AV端子440の接続及びAVセレクタの切換えが
簡単に行えるもので、使用勝手を向上させることができ
る。
【0015】また、液晶表示ユニット600を構成する
液晶モジュール610は、表示部材611と、これを背
後から照明する照明部材612及び表示部材611での
表示を制御する駆動回路613とを有し、これらはプリ
ント配線板400に実装された制御回路451及び電源
回路452により制御及び駆動される。制御回路451
には、液晶モジュール610での表示を切り替えるスイ
ッチS1と、照明部材612の輝度を変化させるスイッ
チS2が接続されているが、これらのスイッチS1,S
2はイルミノブ642にて兼用されており、イルミノブ
642を押すとスイッチS1が操作され、イルミノブ6
42を回転させるとスイッチS2が操作されるようにな
っている。液晶表示ユニット600の駆動回路613に
は、各種映像信号を取り込むための車両用計器装置10
0の背面側に設けられたAV端子440(チャンネル
0、以下ch0)が接続されているが、この他にも車両
用計器装置100の前面側に設けられたAV端子441
(ch1)〜443(ch3)が接続され、これに対応
するスイッチSW1〜SW3が車両用計器装置100の
前面側に位置している。
【0016】これにより、車両用計器装置100は、全
体の構成部品の点数を削減することが可能となり、ま
た、AV端子440の接続及びAVセレクタの切換えが
簡単に行えるもので、使用勝手を向上させることができ
る。
【0017】また、スイッチSW1〜SW3と、AV端
子441〜443とを車両用計器装置100の前面側に
近接して配置し、スイッチSW1〜SW3が全てオフ状
態で、ch0のリレーL0を通電させてch0の回路を
つなげ、この時イルミノブ642の操作によりスイッチ
S1が1回押される毎に液晶モジュール610は、ch
0→表示オフ(off)→ch0の表示を繰り返す。ス
イッチSW1がオン状態で、ch0のリレーL0とch
1のリレーL1を通電させてch0,ch1の回路をつ
なげ、この時イルミノブ642の操作によりスイッチS
1が1回押される毎に液晶モジュール610は、ch0
→ch1→off→ch0の表示を繰り返す。スイッチ
SW2がオン状態で、ch0のリレーL0とch1のリ
レーL1とch2のリレーL2を通電させてch0〜c
h2の回路をつなげ、この時イルミノブ642の操作に
よりスイッチS1が1回押される毎に液晶モジュール6
10は、ch0→ch1→ch2→off→ch0の表
示を繰り返す。スイッチSW3がオン状態で、ch0の
リレーL0とch1のリレーL1とch2のリレーL2
とch3のリレーL3を通電させてch0〜ch3の回
路をつなげ、この時イルミノブ642の操作によりスイ
ッチS1が1回押される毎に液晶モジュール610は、
ch0→ch1→ch2→ch3→off→ch0の表
示を繰り返す。
【0018】このように、AVセレクタをイルミノブ6
42と兼用することにより、車両用計器装置100の背
面側に設けられたAV端子440には、接続を変える必
要の少ない信号源、車両用計器装置100の前面側に設
けられたAV端子441〜443には、その時々に応じ
て接続を変える頻度が高い信号源、を夫々接続すること
ができ、使用勝手を向上させることができ、また、スイ
ッチSW1〜SW3の状態に応じて、液晶モジュール6
10における表示を決定することができ、使用勝手を向
上させることができる。
【0019】また、スイッチSW1〜SW3は、AV端
子441〜443を被うスライドカバー350の近傍に
位置し、スライドカバー350の凸部351により開閉
される。すなわち、スライドカバー350がAV端子4
41〜443を全て被い隠す状態ではスイッチSW1〜
SW3が全てオフ状態で、ch0のリレーL0を通電さ
せてch0の回路をつなげ、この時イルミノブ642の
操作によりスイッチS1が1回押される毎に液晶モジュ
ール610は、ch0→off→ch0の表示を繰り返
す。スライドカバー350がAV端子442,443を
被い隠す状態では凸部351によりスイッチSW1がオ
ン状態で、ch0のリレーL0とch1のリレーL1を
通電させてch0,ch1の回路をつなげ、この時イル
ミノブ642の操作によりスイッチS1が1回押される
毎に液晶モジュール610は、ch0→ch1→off
→ch0の表示を繰り返す。スライドカバー350がA
V端子443を被い隠す状態では凸部351によりスイ
ッチSW2がオン状態で、ch0のリレーL0とch1
のリレーL1とch2のリレーL2を通電させてch0
〜ch2の回路をつなげ、この時イルミノブ642の操
作によりスイッチS1が1回押される毎に液晶モジュー
ル610は、ch0→ch1→ch2→off→ch0
の表示を繰り返す。スライドカバー350がAV端子4
41〜443を全て被い隠さない状態では凸部351に
よりスイッチSW3がオン状態で、ch0のリレーL0
とch1のリレーL1とch2のリレーL2とch3の
リレーL3を通電させてch0〜ch3の回路をつな
げ、この時イルミノブ642の操作によりスイッチS1
が1回押される毎に液晶モジュール610は、ch0→
ch1→ch2→ch3→off→ch0の表示を繰り
返す。
【0020】これにより、AVセレクタをイルミノブ6
42と兼用することにより、車両用計器装置100の背
面側に設けられたAV端子440には、接続を変える必
要の少ない信号源、車両用計器装置100の前面側に設
けられたAV端子441〜443には、その時々に応じ
て接続を変える頻度が高い信号源、を夫々接続すること
ができ、使用勝手を向上させることができ、また、スラ
イドカバー350の操作に応じて、液晶モジュール61
0における表示を決定することができ、使用勝手を向上
させることができる。
【0021】また、イルミノブ642の操作によるスイ
ッチS1とスイッチSW1〜SW3との関係では、常に
前者が優先し、後者の状態に関係なく、イルミノブ64
2の操作によりスイッチS1が1回押される毎に液晶モ
ジュール610は、ch0→ch1→ch2→ch3→
off→ch0の表示を繰り返す。
【0022】これにより、瞬時に液晶モジュール610
での表示を切り替えることができ、使用勝手を向上させ
ることができる。
【0023】また、車両用計器装置100の前面側に設
けられたAV端子441〜443と、このAV端子44
1〜443と対応して車両用計器装置100の前面側に
設けられたスイッチSL1〜SL3とを有し、スイッチ
SL1〜SL3をONにすると、液晶モジュール610
でその時におけるギヤポジションに応じた表示が行われ
る。
【0024】これにより、車両用計器装置100の背面
側に設けられたAV端子440には、接続を変える必要
の少ない信号源、AV端子441〜443には、車両の
走行状態に応じた信号源、を夫々接続することができ、
車両の走行状態に応じて、自動的に液晶モジュール61
0での表示が切り替わる自動モード(auto)とな
り、使用勝手を向上させることができる。
【0025】また、イルミノブ642の操作によるスイ
ッチS1とスイッチSL1〜SL3との関係では、常に
前者が優先し、後者の状態に関係なく、イルミノブ64
2の操作によりスイッチS1が1回押される毎に液晶モ
ジュール610は、auto→ch0→ch1→ch2
→ch3→off→autoの表示を繰り返す。
【0026】これにより、瞬時に液晶モジュール610
での表示を切り替えることができ、使用勝手を向上させ
ることができる。
【0027】
【実施例】本発明を、図1〜図17に示した実施例に基
づき説明するが、図1及び図2を中心としつつ必要に応
じて他の図面を加えながら説明する。
【0028】図1〜図13は、車両用計器装置100の
第1実施例を示しており、ゴミ等の異物の進入を防ぐ略
透明(透光性)な樹脂製のフロントカバー200、この
フロントカバー200を前面に固定し、後方の不要個所
が前方から見えないように隠し、プリント配線板400
との間の空間に後述する各種構成部品を収納する樹脂製
のバイザ300、このバイザ300の後方部に固定され
て所定の電気回路を形成すると共に前記構成部品の組み
付け基準部品となる硬質基板製のプリント配線板40
0、このプリント配線板400の後面であって周囲から
保護すべき個所のみを覆うようにプリント配線板400
を介してバイザ300側と固定される樹脂製のリヤカバ
ー500、プリント配線板400の略中央部に設置され
てバイザ300の表示窓部311から各種情報を外部へ
表示する情報表示ユニットたる液晶表示ユニット60
0、この液晶表示ユニット600の正面視左側に位置す
るようにプリント配線板400に固定されてバイザ30
0の表示窓部312から燃料残量と冷却水温度を表示す
る指針駆動ユニットたる補助計器ユニット700、液晶
表示ユニット600の正面視右側に位置するようにプリ
ント配線板400に固定されてバイザ300の表示窓部
313から走行速度等を表示する指針駆動ユニットたる
速度計ユニット800等の各種構成部品から成り、液晶
表示ユニット600が空間を構成するバイザと、このバ
イザ300とプリント配線板400とで構成される空間
における重量バランス上の略中央個所に位置し、この液
晶表示ユニット600を挟んで近接して補助計器ユニッ
ト700と速度計ユニット800とが位置することによ
り、車両用計器装置100の左右の重量バランスが略均
等となるように考慮されている。なお、各構成部品の取
り付けを行うに当たっては、取付部材としてビス900
を用いているが、説明に必要な場合を除いて図面では省
略している。
【0029】図3及び図4を加えてフロントカバー20
0を説明すると、フロントカバー200は、上方が手前
に進入している傾斜形状となっていて、周囲にはバイザ
300の上部外側に位置するボス部321及び下部に位
置する固定部322にビス900で固定される貫通穴2
11を有する突出部221及び貫通穴212を有する取
付部222と、バイザ300に固定した状態でバイザ3
00のフード部320の先端部を外側から覆う折返部2
31とが樹脂の一体成型にて形成してある。このフロン
トカバー200は、穴211,212及び各種ノブ64
1,642用貫通穴241の断面形状における一内周面
方向と折返部231の折返し方向とが平行となるように
設計することにより(図4の一点鎖線参照)、フロント
カバー200用の金型を前型250と後型260との2
種類で済ませることができ、製造コストの低減を図れ
る。すなわち、金型の抜き方向が前後方向のみとなるよ
うにフロントカバー200の形状を決めることにより、
前型250と後型260との2種類で済み、金型の設計
及びフロントカバー200の製造が容易となる。
【0030】また、フロントカバー200の折返部23
1の端部は、バイザ300のフード部320の端部とは
当接しないように折返部231の先端は上方へ向かって
いる。これにより、折返部231とフード部320との
当接面積は少なくなり、走行中における両者の接触によ
る異音の発生やその接触から生じるフロントカバー20
0やバイザ300の粉が車両用計器装置100の内部に
侵入することに起因するゴミ不良等の発生を抑えてい
る。
【0031】図5〜図7を加えてバイザ300を説明す
ると、バイザ300は、開口部である表示窓311〜3
14を有する平板上の見返部310と、この見返部31
0の前方に位置して円筒形のボス321を有する筒状の
フード部320と、見返部310の後方に位置して液晶
表示ユニット600,補助計器ユニット700及び速度
計ユニット800等の構成部品を収納する筒状の収納部
330とが一体に形成してある。また、フード部320
の上面には、ボス部321をフード部320の上面に沿
わせて前方へ突出形成するためにボス部321と連結し
た断面袋状の袋部322が一体に設けてあり、ボス部3
21の直径寸法と袋部322の高さ寸法とは略同一であ
り、この袋部322は、ボス部321を補強すると共に
フード部320の歪み防止も行い得て、しかも、車両側
の取付部(図示しない)に固定されることで車両用計器
装置100を車両へ固定する硬質金属製の装着部材34
0を取り付ける取付個所を兼ねている。すなわち、車両
側の取付部に固定される装着部材340を袋部322に
後方からフード部320の伸張方向に沿う挿入方向にて
配設し、前記挿入方向へ進むビス900の締め付けによ
り装着部材340を袋部322に固定している。
【0032】この装着部材340は、後端341が上方
へ垂直に折れて先端342が若干上方へ曲がっている略
平板形状であり、袋部322の開口している後方からそ
の先端342を挿入し(図7(A)(B)(C)参
照)、その後端341が袋部322の後端と当たるまで
押し込む。その際、袋部322の下部内部に設けた突起
323が装着部材340の下面と当接することにより装
着部材340は袋部322の内部で上方へ弾発的に位置
決め保持され、後端341をビス900にて袋部322
に固定することで取り付けが完了する(図7(D)
(E)参照)。この構成により、袋部322の上面から
装着部材340をビス等で固定する必要がなくなり、こ
のバイザ300も、フード部320,収納部330及び
袋部322の伸張方向を一致するように設計することに
より、バイザ300用の金型を前型350と後型360
との2つで済ませることができ、製造コストの低減を図
れる。すなわち、金型の抜き方向が前後方向のみとなる
ようにバイザ300の形状を決めることにより、前型3
50と後型360との2種類で済み、金型の設計及びバ
イザ300の製造が容易となる。
【0033】また、バイザ300は、最初に全体を見返
部310の表示色にて塗装し、その後、見返部310部
分のみをマスキングして他の部分を所定の色で塗装する
ことにより二色成型等の高価な製造方法を用いなくて済
み、製造コストの低減を図れる。
【0034】図8を加えてプリント配線板400とリヤ
カバー500とを説明すると、プリント配線板400
は、抵抗,トランジスタ,コネクタ等の各種電子部品や
印刷回路パターン(何れも図示しない)を設けると共
に、液晶表示ユニット600,補助計器ユニット700
及び速度計ユニット800の取り付け基準部品となって
それらをビス900で固定するものである。前記印刷回
路パターンの一部には小規模なフレキシブル配線部材4
10の一端側がコネクタ420に接続されており、その
他端側は舌片部となってプリント配線板400の後方に
固定されたリヤカバー500の後面側へ引き回された
後、リヤカバー500に設けた凹部510内へ配設され
る。このリヤカバー500の凹部510は、車両側から
引き回し配線されるコードに設けられた雄コネクタ(図
示しない)が挿入される雌コネクタの役割を有し、その
雄コネクタの端子とフレキシブル配線部材410の他端
側で露出している配線パターン411とが接触すること
により電気的接続が行われる。車両は、同一車種であっ
てもグレードや仕向地等の違いにより液晶表示ユニット
600における表示項目や速度計ユニット800の指示
特性等に差異を有し、これに対応するため、プリント配
線板400の前記印刷回路パターンを全ての車種に対応
できる構成にて用意しておき、適用車種に応じた配線パ
ターン411を有する小規模なフレキシブル配線部材4
10を適宜選択して用いることにより、プリント配線板
400やリヤカバー500等の他の部品を共通使用する
ことができ、しかもフレキシブル配線部材410が小規
模で済むことで、コスト低減を図れる。
【0035】なお、リヤカバー500の凹部510が雌
コネクタの役割を有するとしても、プリント配線板40
0に他のコネクタを装着して使用することを排除するも
のではなく、併用することが本発明の趣旨に反するもの
ではないことは言うまでもなく、本実施例によれば、そ
れらコネクタの使用数量を削減でき、やはり部品を共通
使用とコスト低減を可能とする。
【0036】図9,図10を加えて液晶表示ユニット6
00を説明すると、情報表示ユニットたる液晶表示ユニ
ット600は、例えばTFT液晶パネル等の表示部材,
駆動回路を実装した基板及び前記表示部材のための照明
部材(何れも図示しない)等を内蔵した表示本体たる箱
型の液晶モジュール610と、この液晶モジュール61
0の後端を支持して固定する液晶モジュール610の後
方が開放状態にある額縁形状の樹脂製のホルダ620
と、液晶モジュール610を周囲の環境から保護するた
め、及び/又は、液晶モジュール610からの電波によ
るラジオ等の周囲装置への影響を押さえるために、液晶
モジュール610の側方や下方等の必要個所を覆うアル
ミ等の金属導電製の遮蔽板630とを有している。ま
た、ホルダ620は、各種警報や表示を行う筒状の小部
屋が一列(実施例では横方に一列配置)に連続してその
内部に照明部材たるランプ430,431を配置するワ
ーニングボックス621が一体形成されている。更に、
ホルダ620は、オドメータ及びトリップメータとなる
距離表示ユニット850の表示切換やリセットを行うた
めのトリップノブ641を支持する支持部622や車両
用計器装置100の照明輝度を調節するためのイルミノ
ブ642を支持する支持部623も一体形成されてい
る。このホルダ620は、傾斜状態で液晶モジュール6
10を配置することにより液晶モジュール610の表示
視認性が最適となるように配置して、かつ、液晶モジュ
ール610の後方が開放状態にあることから通気性を高
めて高温になりやすい液晶モジュール610を自然冷却
する働きを有する。なお、651は、ワーニングボック
ス621の前面に接着剤により固定される所定の意匠が
施されたカラーレンズであり、このワーニングボックス
621の表示は、バイザ300の見返部310に設けた
開口部である表示窓314から表示される。
【0037】液晶表示ユニット600は、まず、ホルダ
620の枠部625上に液晶モジュール610,遮蔽板
630を固定し、トリップノブ641やイルミノブ64
2をセットして、リヤカバー500及びプリント配線板
400の後方からのビス900による螺着により、ホル
ダ620,プリント配線板400及びリヤカバー500
の3つの構成部品をサンドイッチ状に一体固定する。す
なわち、ビス900(図5参照)によりホルダ620の
後方から3個所の取付部624を貫通して液晶モジュー
ル610を固定する。この際、液晶モジュール610
は、車両用計器装置100の取り付け状態に応じて最も
見やすくなるように前面が6度上方へ傾斜する設置角度
に設定されている。これにより、ホルダ620の取付部
624の高さ寸法の設定により、液晶モジュール610
の前記設置角度を任意に設定することができ、すなわ
ち、取付部624の高さ寸法により液晶モジュール61
0の表示面を補助計器ユニット700及び速度計ユニッ
ト800の表示面とは異なる角度で固定可能とするもの
で、ホルダ620の変更のみにより、同一車種であって
もグレードや仕向地等の違いにより前記設置角度が異な
る仕様に対応可能でき、その他の構成部品の共用を可能
とし、これによりコスト低減を図っている。また、3個
の取付部624による3点支持構成で液晶モジュール6
10が固定されるため、液晶モジュール610の取付面
は確実かつ容易に平面を維持し、製造ラインにおける組
み立て性が向上する。
【0038】また、液晶モジュール610から引き出さ
れた配線部材(図示しない)をプリント配線板400の
所定個所に接続することによりプリント配線板400と
液晶モジュール610との電気的接続を行う。また、ト
リップノブ641やイルミノブ642は、プリント配線
板400に設けられたスイッチやボリューム(何れも図
示しない)と連結されると共に、その先端はバイザ30
0の穴部315及びフロントカバー200の穴部241
を介して見返部310及びフロントカバー200を貫通
して車両用計器100の前方へ突出するようになってお
り、トリップノブ641のプッシュ操作により前記スイ
ッチを介して距離表示ユニット850の表示を制御し、
イルミノブ642の回転操作により前記ボリュームを介
して車両用計器装置100のランプ430,431の発
光強度を制御できる。
【0039】遮蔽板630は、側端に設けたフランジ状
の固定部631をホルダ620のボス状の取付部626
にビス900で固定されるが、この際、プリント配線板
400の電気的なアースラインにつながる配線部材であ
るコード660を共締め固定して、液晶モジュール61
0からのノイズを逃がす構成となっており、遮蔽板63
0をビス900でホルダ620へ固定すると同時に遮蔽
板630の電気的接続も完了するため、作業が容易とな
るばかりか、専用の固定部材を別途独立に設ける必要が
なく部品点数の削減が可能となる。すなわち、遮蔽板6
30は、後端に設けた爪状の仮止部632をホルダ62
0の後方で折り曲げて遮蔽板630をホルダ620へ予
め仮止めしておくことにより、他に専用の固定部材を必
要とせずにホルダ620に対する位置関係が決まり、形
状の簡素化と部品点数の削減を可能とする。なお、遮蔽
板630は、仮止部632を前端にも設け、それを液晶
モジュール610の前方で折り曲げて遮蔽板630を液
晶モジュール610へ仮止めすれば、ホルダ620及び
液晶モジュール610に対する位置関係が決まり、形状
の簡素化と部品点数の削減を可能とするばかりか、一層
強固に仮止めできることは言うまでもない。
【0040】なお、液晶モジュール610,遮蔽板63
0及びホルダ620全体をビスやクリップ等の固定手段
により固定することを排除するものではなく、併用する
ことが本発明の趣旨に反するものではないことは言うま
でもなく、本実施例によれば、それら固定手段の使用数
量を削減でき、やはり形状の簡素化と部品点数の削減を
可能とする。
【0041】そして、ホルダ620には、ビス900を
締める時にコード660が一緒に回転することを防いで
コード660の位置を規定するための一対のリブから成
るストッパ部627が設けてある。これにより、専用の
周り止め部材を別途独立に設ける必要がなくなり、部品
点数の削減が可能となる。
【0042】なお、遮蔽板630は、液晶モジュール6
10が発散する熱を吸収して周囲雰囲気中へ放射するフ
ィン状の放熱部を一体に形成し、この放熱部を車両用計
器装置100の外部へ臨ませる構成にすることで、放熱
構造を付加することもできる。これにより、専用の放熱
対策を講じる必要がなくなり、部品点数の削減が可能と
なる。
【0043】図11,図12を加えて指針駆動ユニット
たる補助計器ユニット700と速度計ユニット800と
を説明すると、補助計器ユニット700と速度計ユニッ
ト800とは、夫々クロスコイル式やステッピングモー
タ式等の指針駆動式の計器本体710,810と、その
前方に位置するアクリル樹脂等の樹脂からなる導光体7
20,820と、その前方に位置する薄いシート状の文
字板730,830と、計器本体710,810から導
光体720,820及び文字板730,830を貫通し
て前方へ突出する回転軸711,811の先端に固定さ
れる指針740,840とから成る。斯かるユニット7
00(800)は、まず導光体720(820)に計器
本体710(810)をビス900で固定し、導光体7
20(820)に設けた位置決めピン721(821)
を文字板730(830)に設けた穴状の位置決め部7
31(831)に合わせた後に両面テープ等の接着部材
にて固定する。次に、回転軸711(811)の先端に
指針740(840)を固定する。次に、文字板730
(830)を貫通した導光体720(820)の位置決
めピン721(821)をバイザ300の見返部310
の後面に設けた窪み状の位置決め部315に合わせてユ
ニット700(800)を見返部310の後面に配置す
る。最後に、バイザ300の収納部330の後端にプリ
ント配線板400を固定すると同時にプリント配線板4
00の後方からビス900によりユニット700(80
0)をプリント配線板400に固定するもので、この
際、ビス900によりユニット700(800)とプリ
ント配線板400の回路パターンとの電気的接続が同時
に達成される。従って、導光体720(820)に設け
た位置決めピン721(821)により、文字板730
(830)だけでなく、補助計器ユニット700(速度
計ユニット800)全体の位置決めが可能となり、組み
付け作業性を向上させることができる。
【0044】補助計器ユニット700には、中央部にギ
ヤポジションを表示するべくATインジケータボックス
750が位置している。このATインジケータボックス
750は、筒状の小部屋751が縦列にて連続して内部
に照明部材752を配置する樹脂製であり、ビス900
にてプリント配線板400に固定される(図5参照)。
そして、補助計器ユニット700の文字板730には、
ATインジケータボックス750に対応した意匠が形成
されているが、その一部の表示、例えばローポジション
を示す「1」及びセカンドポジションを示す「2」の表
示部分は、通常時は見えにくく表示時のみ視認できるよ
うに他の表示部分とは異なってスモーク印刷等の特別印
刷処理が施されている。従って、ATインジケータボッ
クス750の表示は、導光体720及び文字板730を
透過した照明部材752の光により行われるもので、導
光体720に所定の着色を施すことにより、ATインジ
ケータボックス750の小部屋751毎に個別のカラー
レンズを用意する必要がなく、部品点数の削減に伴う製
造コストの低減を図れる。
【0045】これは、同一車種であってもグレードや仕
向地等の違いにより「1」から表示する仕様と「2」か
ら表示する仕様とに共通して対応可能とするもので、前
述の通り、適用車種に応じた配線部材410を適宜選択
して用いることにより、「1」を表示させる仕様である
か否かでの共用を可能とし、これにより文字板730や
ATインジケータボックス750等を共通使用すること
ができ、コスト低減を図っている。すなわち、「1」か
ら表示させる仕様の場合には、前記照明部材の点灯によ
りスモークを透して「1」の発光表示を行うことができ
「2」を発光表示する場合にも同様である。また、
「1」を表示せずに「2」から表示する仕様の場合に
は、前記照明部材の点灯によりスモークを透して「2」
の発光表示を行うことができ、常時「1」の表示は前方
からは見えない。これにより、本構成を採用しない場合
に考えられる不具合、すなわち、「1」が見えているの
に発光表示されない場合の故障ではないかと言う運転者
の不必要な心配を回避することができ、以って、運転操
作への集中を促進させられる。
【0046】速度計ユニット800には、下部に走行距
離や任意区間距離を表示する距離表示ユニット850が
位置している。この距離表示ユニット850は、樹脂製
の筒状ケース851内に液晶パネル852が収納され、
ケース851をプリント配線板400に固定すると共に
液晶パネル852に接続された配線部材(図示しない)
をプリント配線板400の所定個所に接続することによ
りプリント配線板400と液晶パネル852との電気的
接続を行うようになっている。そして、トリップノブ6
41の操作により、適宜表示を切換えることができ、こ
の表示は、文字板830に設けた窓部832から表示さ
れる。
【0047】図13を加えて照明部材について説明する
と、車両用計器装置100の夜間時照明,距離表示ユニ
ット850の昼夜時照明及びATインジケータボックス
ボックス750での選択表示、更に、ワーニングボック
ス621での表示用として、プリント配線板400の後
方からバヨネット結合により装着された複数のランプ4
30,431にて行うが、このランプ430,431は
使用目的に応じてワット数が異なる。しかしながら、ラ
ンプ430,431のワット数は電球のフィラメントの
変更のみで、外見状は区別がつきにくい。そこで、ワッ
ト数の異なるランプ430,431を複数近接配置する
場合、ワット数の同じランプ430,431を見かけ上
分かりやすい配置、例えば、直線的な一列配置とし、例
えばランプ430とランプ431とを区別しやすいよう
にずらして配置している。これにより、取り付けるラン
プ430,431を取り違える危険性が少なくなり、製
造に当たって便利である。
【0048】このような構成において、液晶表示ユニッ
ト600は、例えば車両に設けたGPS装置や放送受信
装置(何れも図示しない)からの信号に基づき現在位置
や目的地点を地図上に表示するナビゲーション情報ある
いは電波信号により送信される道路交通情報等の車両走
行に関する情報を表示するばかりか、ビデオカメラから
の信号により車両走行とは係わりのない情報を表示可能
とするため、プリント配線板400にはオーディオビジ
ュアルジャック(AV端子)440を備えている。この
AV端子440を車両用計器装置100の前面側である
バイザ300の前端下方まで引き出して液晶表示ユニッ
ト600での表示内容を切換えるスイッチたるAVセレ
クタ(図示しない)と近接配置する。AVセレクタは、
入力信号をプッシュスイッチの操作により切換えるもの
で、イルミノブ642及びこれにより操作されるボリュ
ームを回転操作とプッシュ操作の両方の操作により所定
の出力信号を出力する構成とすることにより、AVセレ
クタをイルミノブ642と兼用することができる。従っ
て、AV端子440をイルミノブ642の近傍個所に設
置することで、AV端子440の接続及びAVセレクタ
の切換えが簡単に行えて便利であり、このように兼用す
ることで部品点数の削減に伴う製造コストの低減を図れ
る。
【0049】勿論、AVセレクタをトリップノブ641
と兼用することも可能であるが、一般的にトリップノブ
641は、プッシュ操作にて表示の切換を行うが、この
トリップノブ641に、同様なプッシュ操作にて入力信
号を切換えるAVセレクタを兼用させることは動作を誤
る危険性があり、AVセレクタとは異なる回転操作にて
操作を行うイルミノブ642と兼用する方が望ましい。
【0050】次に、図14〜図17を加えてAV端子4
40を含む液晶表示ユニット600での映像切り替えの
構成について説明するが、図14〜図16は本発明の第
2実施例、図17は第3実施例であり、前記第1実施例
と同一又は相当個所には同一符号を付してその詳細な説
明を省き、前記各図面を参照するものとする。
【0051】図14及び図15において、液晶表示ユニ
ット600を構成する液晶モジュール610は、表示部
材611と、これを背後から照明する照明部材612及
び表示部材611での表示を制御する駆動回路613と
を有し、これらはプリント配線板400に実装されたマ
イコン等の素子からなる制御回路451及び電源回路4
52により制御及び駆動されるものである。制御回路4
51には、液晶モジュール610での表示を切り替える
スイッチS1と、照明部材612の輝度を変化させるス
イッチS2が接続されているが、これらのスイッチS
1,S2はイルミノブ642にて兼用されており、イル
ミノブ642を押すとスイッチS1が操作され、イルミ
ノブ642を回転させるとスイッチS2が操作されるよ
うになっている。液晶表示ユニット600の駆動回路6
13には、各種映像信号を取り込むための車両用計器装
置100の背面側に設けられたAV端子440(チャン
ネル0、以下ch0)が接続されているが、この他にも
車両用計器装置100の前面側に設けられたAV端子4
41(ch1)〜443(ch3)が接続されている点
において前記実施例と異なり、これに対応するスイッチ
SW1〜SW3が車両用計器装置100の前面側に位置
している。
【0052】スイッチSW1〜SW3は、AV端子44
1〜443を被うスライドカバー350の近傍に位置
し、スライドカバー350の凸部351により開閉され
る(図16参照)。
【0053】すなわち、スライドカバー350がAV端
子441〜443を全て被い隠す状態ではスイッチSW
1〜SW3が全てオフ状態で、ch0のリレーL0を通
電させてch0の回路をつなげ、この時イルミノブ64
2の操作によりスイッチS1が1回押される毎に液晶表
示ユニット600の液晶モジュール610は、ch0→
表示オフ(off)→ch0の表示を繰り返す(図16
(A)参照)。
【0054】スライドカバー350がAV端子442,
443を被い隠す状態では凸部351によりスイッチS
W1がオン状態で、ch0のリレーL0とch1のリレ
ーL1を通電させてch0,ch1の回路をつなげ、こ
の時イルミノブ642の操作によりスイッチS1が1回
押される毎に液晶表示ユニット600の液晶モジュール
610は、ch0→ch1→off→ch0の表示を繰
り返す(図16(B)参照)。
【0055】スライドカバー350がAV端子443を
被い隠す状態では凸部351によりスイッチSW2がオ
ン状態で、ch0のリレーL0とch1のリレーL1と
ch2のリレーL2を通電させてch0〜ch2の回路
をつなげ、この時イルミノブ642の操作によりスイッ
チS1が1回押される毎に液晶表示ユニット600の液
晶モジュール610は、ch0→ch1→ch2→of
f→ch0の表示を繰り返す(図16(C)参照)。
【0056】スライドカバー350がAV端子441〜
443を全て被い隠さない状態では凸部351によりス
イッチSW3がオン状態で、ch0のリレーL0とch
1のリレーL1とch2のリレーL2とch3のリレー
L3を通電させてch0〜ch3の回路をつなげ、この
時イルミノブ642の操作によりスイッチS1が1回押
される毎に液晶表示ユニット600の液晶モジュール6
10は、ch0→ch1→ch2→ch3→off→c
h0の表示を繰り返す(図16(D)参照)。
【0057】このように、AVセレクタをイルミノブ6
42と兼用することにより、車両用計器装置100の背
面側に設けられたAV端子440には、接続を変える必
要の少ない信号源、例えばナビゲーション装置用とする
ことにより、運転者等が誤って信号線を外していまう事
故を防ぎつつ、車両用計器装置100の前面側に設けら
れたAV端子441〜443には、その時々に応じて接
続を変える頻度が高い信号源、例えばビデオカメラやテ
レビ用とすることにより、操作が容易で事故の恐れも少
なくなる。従って、このように兼用することで部品点数
の削減に伴う製造コストの低減を図れるばかりか、操作
の容易化を実現することができる。
【0058】図17において、車両用計器装置100の
背面側にAV端子440、その前面側にAV端子441
〜443を設け、この近傍個所にスイッチSL1〜SL
3を設け、AVセレクタをイルミノブ642と兼用する
点において第2実施例と同様である。しかし、スライド
カバー350はない。
【0059】スイッチSL1〜SL3は、第2実施例の
スイッチSW1〜SW3の代わりに設けられてAV端子
441〜443に対応しており、ONにすると、液晶モ
ジュール610でその時におけるギヤポジションに応じ
た表示が行われるもので、例えば、通常走行時において
はch1〜ch3の接続状態にかかわらずch0の表示
を行い、「R(バック)」位置ではch1の表示、「P
(パーク)」,「N(ニュートラル)」位置ではch
2,ch3を表示するように車両の走行状態に応じて液
晶表示ユニット600で表示が行われるもので、この場
合でも、イルミノブ642の操作によるスイッチS1の
切り替えが優先する(自動モード(auto))。OF
Fにすると、イルミノブ642の操作による任意選択モ
ードとなる。なお、図17では、スイッチSL1〜SL
3が全てON状態にあることを示している。
【0060】イルミノブ642の操作によるスイッチS
1とスイッチSL1〜SL3との関係では、常に前者が
優先し、後者の状態に関係なく、イルミノブ642の操
作によりスイッチS1が1回押される毎に液晶表示ユニ
ット600の液晶モジュール610は、auto→ch
0→ch1→ch2→ch3→off→autoの表示
を繰り返す(任意選択モード)。
【0061】車両用計器装置100の背面側に設けられ
たAV端子440には、接続を変える必要の少ない信号
源、例えばナビゲーション装置用とし、AV端子441
には、車両の後方を撮影するカメラ用とし、AV端子4
42,443には、その時々に応じて接続を変える頻度
が高い信号源、例えばビデオカメラやテレビ用とするこ
とにより、前記第2実施例での作用効果に加え、車両の
走行状態に応じて、自動的に液晶表示ユニット600の
液晶モジュール610での表示が切り替わり、使用勝手
を向上させることができる。
【0062】なお、第2,第3実施例における信号の入
力数は、4個(ch0〜ch3)に限らないことは言う
までもない。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、情報表示ユニットを組
み込んだ車両用表示装置において、構成部品の点数を削
減すると共に操作性の向上を図れる車両用計器装置を提
供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の正面図。
【図2】 同上実施例の分解斜視図。
【図3】 同上実施例のフロントカバーの要部断面図。
【図4】 同上実施例のフロントカバーの製造方法を説
明する要部断面図。
【図5】 同上実施例の略中央部で切断した要部断面
図。
【図6】 同上実施例のバイザの製造方法を説明する要
部断面図。
【図7】 同上実施例の装着部材を固定する際の説明
図。
【図8】 同上実施例のプリント配線板とリヤカバーと
の要部背面図。
【図9】 同上実施例の液晶表示ユニットの分解斜視
図。
【図10】 同上実施例の液晶表示ユニットの分解斜視
図。
【図11】 同上実施例の補助計器ユニットと速度計ユ
ニットの分解斜視図。
【図12】 同上実施例の補助計器ユニットと速度計ユ
ニットの要部断面図。
【図13】 同上実施例の背面の要部拡大図。
【図14】 本発明の第2実施例の要部回路構成図。
【図15】 同上実施例の要部説明図。
【図16】 同上実施例の使用例の要部拡大説明図。
【図17】 本発明の第3実施例の要部説明図。
【符号の説明】
100 車両用計器装置 200 フロントカバー 300 バイザー 350 スライドカバー 351 凸部 400 プリント配線板 430 ランプ(光源) 440〜443 AV端子 451 制御回路 452 電源回路 500 リヤカバー 600 液晶表示ユニット(情報表示ユニット) 610 液晶モジュール(表示本体) 611 表示部材 612 照明部材 613 駆動回路 642 イルミノブ 700 補助計器ユニット(指針駆動ユニット) 800 速度計ユニット(指針駆動ユニット) ch0〜ch4 チャンネル S1,S2 スイッチ SW1〜SW3 スイッチ SL1〜SL3 スイッチ L0〜L3 リレー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性のフロントカバーと、このフロン
    トカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が前方
    から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成する
    バイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所定の
    電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前記空
    間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品となる
    硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線板の
    後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記バイ
    ザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プリン
    ト配線板に固定されて前記空間に位置して外部からの入
    力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換える
    ことのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニット
    と、前記空間に設置されてオドメータ及びトリップメー
    タとなる距離表示ユニットの表示切換やリセットを行う
    ためのトリップノブ、及び、照明輝度を調節するための
    イルミノブとを有し、前記入力信号を受けるAV端子を
    前記トリップノブ、又は、前記イルミノブの近傍に設け
    たことを特徴とする車両用計器装置。
  2. 【請求項2】 透光性のフロントカバーと、このフロン
    トカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が前方
    から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成する
    バイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所定の
    電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前記空
    間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品となる
    硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線板の
    後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記バイ
    ザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プリン
    ト配線板に固定されて前記空間に位置して外部からの入
    力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換える
    ことのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニット
    と、前記空間に設置されてオドメータ及びトリップメー
    タとなる距離表示ユニットの表示切換やリセットを行う
    ためのトリップノブ、及び、照明輝度を調節するための
    イルミノブとを有し、前記入力信号を受けるAV端子を
    前記トリップノブ、又は、前記イルミノブの近傍に設
    け、前記トリップノブ、又は、前記イルミノブは、回転
    操作及びプッシュ操作可能として、何れか一方の操作に
    より本来の機能を実現すると共に、他方の操作により前
    記情報表示ユニットの表示を切換えるAVセレクタ機能
    を実現する構成としたことを特徴とする車両用計器装
    置。
  3. 【請求項3】 透光性のフロントカバーと、このフロン
    トカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が前方
    から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成する
    バイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所定の
    電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前記空
    間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品となる
    硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線板の
    後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記バイ
    ザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プリン
    ト配線板に固定されて前記空間に位置して外部からの入
    力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換える
    ことのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニット
    と、回転操作により前記情報表示ユニットの輝度を調節
    するイルミノブとを有する車両用計器装置であって、こ
    の車両用計器装置の背面側に設けられたAV端子と、前
    記車両用計器装置の前面側に設けられたAV端子とを有
    し、前記イルミノブの押込み操作により前記AV端子の
    何れかを選択状態として前記情報表示ユニットでの表示
    を切り替え可能とすることを特徴とする車両用計器装
    置。
  4. 【請求項4】 透光性のフロントカバーと、このフロン
    トカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が前方
    から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成する
    バイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所定の
    電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前記空
    間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品となる
    硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線板の
    後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記バイ
    ザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プリン
    ト配線板に固定されて前記空間に位置して外部からの入
    力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換える
    ことのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニットと
    を有する車両用計器装置であって、前記車両用計器装置
    の前面側に設けられたAV端子と、このAV端子と対応
    して前記車両用計器装置の前面側に設けられたスイッチ
    とを有し、このスイッチの選択操作により前記AV端子
    の何れかを選択状態として前記情報表示ユニットでの表
    示を切り替え可能とすることを特徴とする車両用計器装
    置。
  5. 【請求項5】 透光性のフロントカバーと、このフロン
    トカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が前方
    から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成する
    バイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所定の
    電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前記空
    間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品となる
    硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線板の
    後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記バイ
    ザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プリン
    ト配線板に固定されて前記空間に位置して外部からの入
    力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換える
    ことのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニットと
    を有する車両用計器装置であって、前記車両用計器装置
    の前面側に設けられたAV端子と、このAV端子と対応
    して前記車両用計器装置の前面側に設けられたスイッチ
    と、移動により前記スイッチを選択状態とするスライド
    カバーとを有し、このスライドカバーの移動操作により
    前記AV端子の何れかを選択状態として前記情報表示ユ
    ニットでの表示を切り替え可能とすることを特徴とする
    車両用計器装置。
  6. 【請求項6】 透光性のフロントカバーと、このフロン
    トカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が前方
    から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成する
    バイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所定の
    電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前記空
    間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品となる
    硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線板の
    後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記バイ
    ザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プリン
    ト配線板に固定されて前記空間に位置して外部からの入
    力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換える
    ことのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニット
    と、回転操作により前記情報表示ユニットの輝度を調節
    するイルミノブとを有する車両用計器装置であって、前
    記車両用計器装置の前面側に設けられたAV端子と、こ
    のAV端子と対応して前記車両用計器装置の前面側に設
    けられて前記情報表示ユニットでの表示を決定するスイ
    ッチとを有し、前記イルミノブは押込み操作により前記
    AV端子の何れかを選択状態として前記情報表示ユニッ
    トでの表示を切り替え可能とするもので、前記イルミノ
    ブの押込み操作と前記スイッチとは常に前者が優先する
    ことを特徴とする車両用計器装置。
  7. 【請求項7】 透光性のフロントカバーと、このフロン
    トカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が前方
    から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成する
    バイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所定の
    電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前記空
    間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品となる
    硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線板の
    後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記バイ
    ザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プリン
    ト配線板に固定されて前記空間に位置して外部からの入
    力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換える
    ことのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニットと
    を有する車両用計器装置であって、前記車両用計器装置
    の前面側に設けられたAV端子と、このAV端子と対応
    して前記車両用計器装置の前面側に設けられたスイッチ
    とを有し、前記スイッチの操作により車両の走行状態に
    応じて前記情報表示ユニットで表示が行われることを特
    徴とする車両用計器装置。
  8. 【請求項8】 透光性のフロントカバーと、このフロン
    トカバーを前面に固定し、かつ、後方の不要個所が前方
    から見えないように隠し、更に、所定の空間を構成する
    バイザーと、このバイザーの後方部に固定されて所定の
    電気回路を形成し、かつ、前記バイザーとの間で前記空
    間を構成し、更に、構成部品の組み付け基準部品となる
    硬質基板製のプリント配線板と、このプリント配線板の
    後面を覆うように前記プリント配線板を介して前記バイ
    ザー側と固定される樹脂製のリヤカバーと、前記プリン
    ト配線板に固定されて前記空間に位置して外部からの入
    力信号を切換えて情報表示ユニットでの表示を切換える
    ことのできる情報表示ユニット及び指針駆動ユニット
    と、回転操作により前記情報表示ユニットの輝度を調節
    するイルミノブとを有する車両用計器装置であって、前
    記車両用計器装置の前面側に設けられたAV端子と、こ
    のAV端子と対応して前記車両用計器装置の前面側に設
    けられたスイッチとを有し、前記スイッチの操作により
    車両の走行状態に応じて前記情報表示ユニットで表示が
    行われ、前記イルミノブは押込み操作により前記AV端
    子の何れかを選択状態として前記情報表示ユニットでの
    表示を切り替え可能とするもので、前記イルミノブの押
    込み操作と前記スイッチとは常に前者が優先することを
    特徴とする車両用計器装置。
JP10080931A 1998-02-26 1998-03-27 車両用計器装置 Pending JPH11310056A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008290572A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Denso Corp 車両用表示装置
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WO2023047506A1 (ja) * 2021-09-24 2023-03-30 三菱電機株式会社 ドライバモニタリング装置

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