JP3099684B2 - 電子機器用操作釦装置 - Google Patents

電子機器用操作釦装置

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JP3099684B2 JP17575995A JP17575995A JP3099684B2 JP 3099684 B2 JP3099684 B2 JP 3099684B2 JP 17575995 A JP17575995 A JP 17575995A JP 17575995 A JP17575995 A JP 17575995A JP 3099684 B2 JP3099684 B2 JP 3099684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用音響機器などの
電子機器に使用する操作釦装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は車載用音響機器の一例を示してい
る。この車載用音響機器は、ラジオ受信機とカセットデ
ッキとを一体に組み合わせている。
【0003】図4に示すように、機器本体1の前面に前
面板(エスカッション)2が取り付けられている。前面
板2の上部にはカセット挿入口3が形成されるととも
に、カセット挿入口開閉用のダストカバー4が取り付け
られ、前面板2の中央部には受信周波数などを表示する
表示部5が設けられ、前面板2の下部には各種の操作釦
装置6が設けられている。
【0004】図5ないし図7は従来の操作釦装置6のう
ちの一つの構成を示し、図5は拡大正面図、図6は図5
のB−B矢視断面図、図7は分解斜視図である。
【0005】図5ないし図7において、6は操作釦装
置、7はプリント基板、8はプリント基板7上に取付け
られ、上記操作釦装置6により操作されるスイッチであ
る。
【0006】操作釦装置6は操作釦9、光誘導板10と
から構成される。操作釦9は樹脂の2色成形品であり、
表示用の文字を含む1次成形品11が成形された後に、
この1次成形品11の外側を包むように色の異なる樹脂
で2次成形品12が成形されて構成されている。操作釦
9の背面には棒状の押圧部13が1次成形品11の成形
の際に一体に成形されている。操作釦9は文字の表示側
が前面板2の孔14から外方へ突出され、押圧部13が
スイッチ8の駆動部15に対向され、2次成形品12の
上部に形成された固定部16が前面板2の背面に固定さ
れ、この固定部16を基点として弾性変形の利用により
回動可能となっている。
【0007】光誘導板10はその貫通孔17に操作釦9
の押圧部13を貫通させた状態で前面板2の背面に固定
されている。この光誘導板10はランプ等の光源(図示
せず)からの光を操作釦9の背部まで導き、操作釦9を
背方から照明するようになっている。
【0008】そして、操作釦9を押圧し、固定部16を
基点として回動させることにより、その押圧部13でス
イッチ8の駆動部16を駆動させてスイッチ8をオンに
することができる。これとは逆に、操作釦9の押圧力を
解放し、固定部16を基点として復元方向に回動させる
ことにより、押圧部13によるスイッチ8の駆動部16
の押圧状態を解放し、スイッチ8をオフにすることがで
きる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のように操
作釦9が中央部背方に棒状の押圧部13を有する構成で
は、表示する文字が、例えば、「F」のように構成する
線により閉塞されず、外方に開放されている場合には2
色成形で構成することができる。しかしながら、図8、
図9に示すように、表示する文字が「P」のように構成
する線により閉塞された部分である島部18を有する場
合、この操作釦9を2色成形するには、2次成形品12
の成形時に島部18につながるブリッジ部19を作る必
要があるが、上記のように操作釦9の中央部背方に押圧
部13を設ける必要があるため、2次成形時にブリッジ
部19を作ることができない。このため、操作釦9を2
色成形する構成では、島部18を有しない文字しか表示
することができず、表示文字に制約を受けるという問題
があった。
【0010】また、光誘導板10には押圧部13が貫通
する貫通孔17を形成しているため、操作釦9の照明ム
ラが生じるという問題もあった。
【0011】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、表示文字に制約を受けることがなく、
したがって、表示態様の多様化を図ることができ、ま
た、操作釦の照明ムラを解消して均一に照明することが
でき、したがって、照明効果の向上を図ることができる
ようにした電子機器用操作釦装置を提供することを目的
とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、電子機器本体の前面板に一端部が支持さ
れ、他端背部に押圧部が形成された表示文字付の2色成
形の操作釦と、この操作釦の背方に配置され、この操作
釦を背方より照明するための光誘導板と、この光誘導板
の背部に支持され、上記操作釦の押圧部により遊端部が
押圧されることによりスイッチを操作し、上記操作釦の
押圧部による遊端部の解放により上記スイッチを解放す
る操作片とを備えたものである。
【0013】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、操作
釦を操作してその押圧部で操作片の遊端部を押圧するこ
とにより、この操作片でスイッチを操作することがで
き、操作釦を解放して押圧部による操作片の遊端部の押
圧力を解放することによりスイッチを解放することがで
きる。このように押圧部を操作釦の端部に配置している
ので、表示する文字が構成する線により閉塞された島部
を有する文字でも操作釦を2色成形で構成する際に表示
することができて表示文字に制約を受けないようにする
ことができ、また、操作釦の照明ムラを解消して均一に
照明することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0015】図1ないし図3は本発明の一実施例におけ
る電子機器用操作釦装置を示し、図1は拡大正面図、図
2は図1のA−A矢視断面図、図3は分解斜視図であ
る。
【0016】図1ないし図3において、6は操作釦装
置、7はプリント基板、8はプリント基板7上に取付け
られ、上記操作釦装置6により操作されるスイッチであ
る。
【0017】操作釦装置6は操作釦20と、光誘導板2
1と、操作片22とから構成される。操作釦20は樹脂
の2色成形品であり、表示用の文字を含む1次成形品2
3が成形された後に、この1次成形品23の外側を包む
ように色の異なる樹脂で2次成形品24が成形されて構
成されている。操作釦20の上端部には固定部25が2
次成形品24の成形の際に一体に成形され、操作釦20
の下端部の背面には板状の押圧部26が1次成形品23
の成形の際に一体に成形されている。また、1次成形品
23で成形される文字が、例えば、「P」のように構成
する線により閉塞された島部27を有する場合には、2
次形成品24の成形時に背面の押圧部26と干渉しない
位置において島部27とつながるブリッジ部28が形成
される。操作釦20は文字の表示側が前面板2の孔14
から外方へ突出され、上端部の固定部25が前面板2の
背面に固定され、この固定部25を基点として弾性変形
の利用により回動可能となっている。
【0018】光誘導板21は操作釦20の背方で押圧部
26の上方に位置するように前面板2の背面に固定され
ている。この光誘導板21はランプ等の光源(図示せ
ず)からの光を操作釦20の背部の面29まで導き、操
作釦20を背方から照明するようになっている。
【0019】操作片22は樹脂により上端部の固定部3
0が一体に成形されている。操作部22は光誘導板21
の背部に配置され、固定部30が光誘導板21の背部の
上端部に形成された枠状部31に圧入等により固定さ
れ、下端の遊端部が操作釦20の押圧部26の先端に位
置している。操作片22は上端部の固定部30を基点と
して弾性変形の利用により回動可能となっている。した
がって、操作片22は操作釦20の押圧部26により遊
端部が押圧されることにより背方に回動され、中央部で
スイッチ8の駆動部15を押圧することができ、遊端部
の押圧力が解放されることにより、前方へ弾性復元し、
スイッチ8の駆動部15を解放することができるように
なっている。
【0020】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。操作釦20を押圧し、固定部25を基点
として回動させることにより、その押圧部26で操作片
21の遊端部を押圧して操作片22を固定部30を基点
として回動させ、この操作片22でスイッチ8の駆動部
16を駆動させてスイッチ8をオンにすることができ
る。これとは逆に、操作釦20の押圧力を解放し、固定
部25を基点として復元方向に回動させることにより、
押圧部26による操作片22の押圧状態を解放し、操作
片22を固定部30を基点として弾性復元させて操作片
22によるスイッチ8の駆動部16の押圧状態を解放
し、スイッチ8をオフにすることができる。
【0021】このように上記実施例によれば、操作釦2
0の押圧部26を操作釦20の端部に配置しているの
で、1次成形時に島部27を有する文字を表示する場
合、2次成形時に島部27をブリッジ部28でつなぐこ
とができるので、島部27を有する文字を表示できる2
色成形の操作釦20を得ることができる。また、操作釦
20の押圧部26を操作釦20の背面の端部に成形し、
かつ光誘導板21を貫通させないで操作片22に当接さ
せる構成であるので、光誘導板21に操作釦20の背面
全面を照明する面29を配置することができ、操作釦2
0を均一に照明することができる。更に、操作片22を
光誘導板21に支持する構成であるので、構成の簡素化
を図ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作釦を操作してその押圧部で操作片の遊端部を押圧する
ことにより、この操作片でスイッチを操作することがで
き、操作釦を解放して押圧部による操作片の遊端部の押
圧力を解放することによりスイッチを解放することがで
きる。このように押圧部を操作釦の端部に配置している
ので、表示する文字が構成する線により閉塞された島部
を有する文字でも操作釦を2色成形で構成する際に表示
することができて表示文字に制約を受けないようにする
ことができる。したがって、表示態様の多様化を図るこ
とができる。また、操作釦の照明ムラを解消して均一に
照明することができる。したがって、照明効果の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電子機器用操作釦装
置を示す拡大正面図
【図2】同電子機器用操作釦装置を示し、図1のA−A
矢視断面図
【図3】同電子機器用操作釦装置を示す分解斜視図
【図4】車載用音響機器を示す正面図
【図5】従来の電子機器用操作釦装置を示す拡大正面図
【図6】同電子機器用操作釦装置を示し、図5のB−B
矢視断面図
【図7】同電子機器用操作釦装置を示す分解斜視図
【図8】従来の電子機器用操作釦装置で表示することが
できない文字例を示す操作釦の拡大正面図
【図9】図8のC−C矢視断面図
【符号の説明】
6 操作釦装置 8 スイッチ 20 操作釦 21 光誘導板 22 操作片 26 押圧部 27 島部 28 ブリッジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−325663(JP,A) 実開 昭61−199830(JP,U) 実開 昭60−184226(JP,U) 実開 平1−134327(JP,U) 実開 平1−170922(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器本体の前面板に一端部が支持さ
    れ、他端背部に押圧部が形成された表示文字付の2色成
    形の操作釦と、この操作釦の背方に配置され、この操作
    釦を背方より照明するための光誘導板と、この光誘導板
    の背部に支持され、上記操作釦の押圧部により遊端部が
    押圧されることによりスイッチを操作し、上記操作釦の
    押圧部による遊端部の解放により上記スイッチを解放す
    る操作片とを備えた電子機器用操作釦装置。
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