JPH064376Y2 - 照明機能を有する操作装置の断熱構造 - Google Patents

照明機能を有する操作装置の断熱構造

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JPH064376Y2
JPH064376Y2 JP1988013943U JP1394388U JPH064376Y2 JP H064376 Y2 JPH064376 Y2 JP H064376Y2 JP 1988013943 U JP1988013943 U JP 1988013943U JP 1394388 U JP1394388 U JP 1394388U JP H064376 Y2 JPH064376 Y2 JP H064376Y2
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conductive plate
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隆英 丸尾
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ラジオ受信機や磁気テープ再生装置等の電子
機器などに好適に実施され、たとえば操作に対応した表
示を行う表示部や操作釦自体を照明するようにした操作
装置において、光源からの熱を遮断するための構造に関
する。
従来の技術 第4図は、典型的な先行技術の分解斜視図である。磁気
テープ再生装置などの電子機器において、遮光性の材料
から成る前面板1には、操作用のスイッチ2が設けられ
ており、このスイッチ2は前面板1の表面から突出した
押釦3を押圧することによって、スイッチ本体4のアク
チュエータ5が変位し、所望とする操作が行われる。押
釦3の表面には、たとえばキャラクタなどが表示されて
おり、透光性の材料によって形成される。前面板1の背
後側には導光部材6が設けられており、この導光部材6
を介する光源7からの光によって押釦3は照射され、明
瞭な表示を行うことができる。前面板1の背面には導電
板8が設けられており、この導電板8は押釦3の操作に
よって流入した静電気がスイッチ本体4の取付けられる
基板9に流入することを阻止する。
考案が解決しようとする課題 上述のような先行技術では、光源7の発する熱によって
前面板1が溶解してしまうことを防止するために、たと
えば前面板1と光源7との間には、比較的熱伝導率の低
い断熱部材10が介在されており、したがって部品点数
が多く構造が複雑である。
本考案の目的は、構造の簡略化された照明機能を有する
操作装置の断熱構造を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、操作部材が配置され、該操作部材は、背後側
で、該操作部材から側方にずれた位置に配置された光源
から導光部材を介する光によって照射されるようにした
照明機能を有する操作装置の断熱構造において、 前記操作部材の近傍に、比較的熱伝導率が低く、かつ表
面の光沢性が高い金属製導電板を配置し、 この導電板によって前記操作部材に帯電した静電気を除
去するとともに、その導電板の一部を前記光源の前面側
に延伸して断熱部を形成することを特徴とする照明機能
を有する操作装置の断熱構造である。
作用 本考案に従えば、操作部材の操作によって押釦の押圧な
どの所望とする操作を行うことができる操作装置におい
て、前記操作部材から側方にずれた位置には光源が配置
されており、この光源からの光は導光部材を介して前記
操作部材を照射する。これによって操作者は、操作部材
に形成された文字などのキャラクタを正確に認識するこ
とができ、誤操作などが防止されて操作性を向上するこ
とができる。
また前記操作部材の近傍には、比較的熱伝導率が低く、
かつ表面の光沢性が高い、たとえばステンレスなどから
成る金属製導電板が配置されている。この導電板は、操
作者の手、指などから操作部材に帯電した静電気を除去
し、前記静電気による該操作装置が用いられる機器の誤
動作を防止することができる。
また前記導電板は、光源の前面側に延伸されて断熱部を
形成しており、しかも前述のように比較的熱伝導率が低
く、かつ表面の光沢性が高いので、光源から発生する熱
を遮断し、操作部材および操作装置の外筺などに伝播さ
れることを防止する。
実施例 第1図は本考案の一実施例の操作装置11の平面図であ
り、第2図はその操作装置11の分解斜視図であり、第
3図は第1図の切断面線III−IIIから見た断面図であ
る。この操作装置11は、たとえば磁気テープ再生装置
として用いられ、たとえば磁気テープの走行状態を制御
するスイッチ12と、音量を調整するためのボリウム1
3と、音質を調整するためのボリウム14とを含んで構
成される。
スイッチ12は、押圧操作される押釦15と、基板16
に取付けられるスイッチ本体17とから成る。押釦15
は、外方に凸となるように形成され、その中心部には、
該押釦15の背面15aから延びる押圧部20が形成さ
れる。この押圧部20は、導光部材18に形成された挿
通孔19を挿通し、基板16に取付けられたスイッチ本
体17のアクチュエータ21に当接している。
押釦15の外周縁部22は、拡径して形成されており、
この外周縁部22は、筺体23に形成された挿通孔24
の周縁部に当接する。こうして押釦15が筺体23から
飛出すことが防止される。また押釦15が押圧操作され
たときには、アクチュエータ21が押圧されてスイッチ
本体17のスイッチング態様が変化し、その押圧操作力
が解除されたときには、アクチュエータ21の復帰力に
よって押釦15は操作以前の位置に復帰される。
導光部材18の端面18aは押釦15の背面15aに臨
んでおり、またこの導光部材18は導光部材25を介し
て導光部材26と接続されており、これらは一体で成型
される。導光部材26の中心には光源27を収納するた
めの収納孔28が形成されており、一方、筐体23は遮
光性を有する材料から成り、したがって光源27から放
射された光は、導光部材26,25,18を介して、押
釦15を背面から照射し、これによって押釦15の表面
に印刷などによって形成されたキャラクタなどを明確に
表示することができる。
スイッチ12に関連して、導電板31が設けられてお
り、遮光部材でもあるこの導電板31は軸直角断面がL
字状である一対の狭持部32a,32bと、この狭持部
32a,32b間を連結する連結部33と、前記光源2
7の前面側に向けてこの連結部33から延伸して形成さ
れる断熱部34と、狭持部32aの一端部から延びて形
成される連結片35とを含んで構成される。
このように構成された導電板31は、狭持部32a,3
2bによって導光部材25,26を狭持した状態で、連
結片35に形成された挿通孔36を挿通したボルト37
が筺体23の背面側に形成されたボス38に螺着される
ことによって、これら導電板31、導光部材25,26
および基板16が筺体23に取付けられる。
このように導電板31が筺体23に取付けられると、前
記連結片35の先端は、筺体23の壁面41に、たとえ
ば貼着けなどによって取付けられた導電板42に弾発的
に接触する。これによって、操作者の手などから押釦1
5に帯電した静電気は、導電板31の連結片35から導
電板42に短絡される。このようにして、基板16に実
装される電子部品などを静電気から保護することができ
る。
また、導電板31はたとえばステンレス鋼板が板金加工
されて形成されており、したがってアルミ等に比べ熱伝
導率が低く、加えて表面の光沢性が高く、したがって光
源27の前面側に配置される断熱部34は、光源27か
らの熱を効果的に反射および遮断し、このようにして簡
単な構造で、たとえば合成樹脂などから成る筺体23が
溶損したり、変形したりすることを防止することができ
る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、導電板を用いて操作部材
に帯電した静電気を除去するとともに、その導電板を光
源側に延伸して断熱部を形成するので、光源からの熱を
遮断するための特別な構造が不要となり、構成を簡略化
することができる。
特に本考案では、前記導電板は比較的熱伝導率が低く、
かつ表面の光沢性が高い材料から成り、したがって光源
の光を確実に遮断して断熱効果を向上することができる
とともに、導光部材によって伝達されるべき光を減衰す
ることなく、操作部材をできるだけ明るく照射させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の操作装置11の平面図、第
2図は操作装置11の分解斜視図、第3図は第1図の切
断面線III−IIIから見た断面図、第4図は先行技術の分
解斜視図である。 11…操作装置、12…スイッチ、13,14…ボリウ
ム、15…押釦、16…基板、17…スイッチ本体、1
8,25,26…導光部材、23…筺体、27…光源、
31,42…導電板、34…断熱部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部材が配置され、該操作部材は、背後
    側で、該操作部材から側方にずれた位置に配置された光
    源から導光部材を介する光によって照射されるようにし
    た照明機能を有する操作装置の断熱構造において、 前記操作部材の近傍に、比較的熱伝導率が低く、かつ表
    面の光沢性が高い金属製導電板を配置し、 この導電板によって前記操作部材に帯電した静電気を除
    去するとともに、その導電板の一部を前記光源の前面側
    に延伸して断熱部を形成することを特徴とする照明機能
    を有する操作装置の断熱構造。
JP1988013943U 1988-02-03 1988-02-03 照明機能を有する操作装置の断熱構造 Expired - Lifetime JPH064376Y2 (ja)

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JPH01117673U JPH01117673U (ja) 1989-08-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59180578A (ja) * 1983-03-30 1984-10-13 東芝ライテック株式会社 電光表示装置

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JPH01117673U (ja) 1989-08-09

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