JP2892247B2 - 車載用電子機器 - Google Patents

車載用電子機器

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JP2892247B2 JP3864393A JP3864393A JP2892247B2 JP 2892247 B2 JP2892247 B2 JP 2892247B2 JP 3864393 A JP3864393 A JP 3864393A JP 3864393 A JP3864393 A JP 3864393A JP 2892247 B2 JP2892247 B2 JP 2892247B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車載用電子機器に係
り、特に着脱可能な操作パネルを安価に構成した車載用
電子機器に関する。
【0002】
【従来技術】従来、車載用音響機器は操作パネルを着脱
式とし、下車時にこの操作パネルを取り外して残った音
響機器本体を動作できなくすることによって、盗難を防
止していた。
【0003】従来の操作パネルが着脱可能な車載用音響
機器を上方から見た断面図を図6に示す。図において、
音響機器の本体21の本体パネル21a内側にはプリン
ト基板が配置され、このプリント基板22にマウントさ
れた複数のタクトスイッチ23および端子24が、この
本体パネル21aの孔21b部に露出していた。
【0004】本体パネル21aに着脱可能に設けられた
操作パネル25には、本体パネル21aのタクトスイッ
チ23と対向する位置に、操作キー26が配置され、内
側からクッション27によって外側へ押圧付勢されてい
た。
【0005】また、この操作パネル25には表示部(図
示せず)やプリント基板28が設けられ、このプリント
基板28には、複数のランプ29と端子24に圧接する
ように端子30がマウントされ、且つ各ランプ29の光
を各操作キー26の突出部26aに導き操作キーを照光
するように、導光板31が接着固定されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の車載用音響機器は、次記の欠点があった。 (1)操作パネルに、プリント基板、ランプおよび端子
が内装されていて、部品点数が多くコストが高くなって
いた。 (2)操作パネルに内装される部品が多いため、操作パ
ネルの厚みが厚くなって外観が悪かった。 (3)操作パネルを取り外した際に端子が露出するた
め、本体側の端子と操作パネルの端子の接触状態が不安
定になりがちで接触不良が発生しやすかった。 (4)操作パネルを取り外して正面から音響機器の本体
を見た際、孔からタクトスイッチや端子が見えて外観が
良くなかった。
【0007】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、操作パネルを取り外した際に本体パネルの外観が美
しく、且つパネル関係のコストを低減できる車載用電子
機器を提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の車載用電子機
器は、スイッチと照明ランプを設けたプリント基板と前
記スイッチを動作する作動部を内装する本体パネルと、
前記本体パネルの前面に着脱可能で操作キーと導光板を
内装する操作パネルからなり、前記導光板は前記操作キ
ーと隣接して配置されると共に操作パネルの裏面に一部
が露出しており、前記操作パネルが本体パネルに装着さ
れているときに、前記操作キーは、押し込まれることに
より作動部を作動させ、前記照明ランプは、操作パネル
の裏面に露出する前記導光板の部分と対峙して、この導
光板を介して操作キーを照光するように構成したしたも
のである。
【0009】また、操作パネルが本体パネルに装着され
たとき、操作キーの後端と導光部材の露出部分と対峙す
るように、前記本体パネルの前面に、弾性を有した透光
部材を配置し、前記操作キーは、前記透光部材を介して
作動部を作動させ、前記照明ランプは前記透光部材及び
前記導光板を介して操作キーを照光するよう構成したも
のである。
【0010】
【0011】
【作用】この発明によれば、スイッチと照明ランプを設
けたプリント基板と前記スイッチを動作する作動部を内
装する本体パネルと、前記本体パネルの前面に着脱可能
で操作キーと導光板を内装する操作パネルからなり、前
記導光板は前記操作キーと隣接して配置されると共に操
作パネルの裏面に一部が露出しており、前記操作パネル
が本体パネルに装着されているときに、前記操作キー
は、押し込まれることにより作動部を作動させ、前記照
明ランプは、操作パネルの裏面に露出する前記導光板の
部分と対峙して、この導光板を介して操作キーを照光
るよう構成したしたので、この操作キーを押すことによ
りスイッチはオンとなる。また、操作パネルを取り外す
と本体パネルから作動部の先端が見えるだけとなり、ま
た、プリント基板に照明ランプを配置し、操作パネルに
設けられた導光板を照明するので、この導光板によって
導かれた光により各操作キーは照光する。
【0012】
【0013】また、作動部と照明ランプが露出した本体
パネルの表面を弾性を有した透光部材によって被ったの
で、操作キーを押すとこの透光部材を介して作動部の露
出部が押圧され、スイッチはオンとなる。また、ランプ
の光は透光部材を透して操作パネルの導光板に入射し、
上記のように各操作キーは照光する。なお、操作パネル
を取り外しても本体パネル側のスイッチや照明ランプは
透光部材により隠されて見えない。
【0014】
【実施例】この発明に係る車載用電子機器の実施例を図
1乃至図5に基づき説明する。
【0015】本実施例は車載用電子機器の1つである車
載用音響機器における一実施例である。
【0016】図1は本発明の第1実施例における着脱可
能な操作パネルを装着した状態を示す平面図である。図
2は本発明の第1実施例において操作パネルを取り外し
た状態を示す正面図である。図3は第1実施例において
上方から見たA−ASECの断面図である。図4は本発
明の第2実施例において操作パネルを取り外した状態を
示す正面図である。図5は第2実施例において上方から
見たA−ASECの断面図である。
【0017】図1乃至図3に示す第1実施例において、
1は車載用音響機器の本体である。1aは本体に設けら
れた本体パネルであり、凹部1bには操作キー7に対向
した位置にスイッチの押圧部2c用の孔1cや導光板4
用の孔1dおよび表示部1eが設けられている。1fは
カセットテープ挿入用の孔である。
【0018】2はスイッチを構成する作動部であり、ゴ
ムもしくは樹脂の熱可塑性エラストマー材により形成さ
れ、ベース2a、スカート状の薄肉部2b、本体パネル
に露出した円柱状の押圧部2cおよび背面側の突出部先
端の導電部2dが一体に構成され、後述するプリントパ
ターンに接触することにより回路をオンにする部材であ
り成形加工されていて、プリント基板4と導光板3に挟
持されている。
【0019】3は導光板であり、ランプ5を囲むように
形成され、本体パネル1aの裏面に接着固定されてい
て、ランプ5の光を操作パネル6側へ導光する。
【0020】4はプリント基板であり、本体パネル1a
内側にネジ10で取付けられ、一体形成スイッチ2の導
電部2dと対向する位置にスイッチ機能を有した対を成
す導電パターン4aが形成され、また、操作キー7を照
光する4個のランプ5がマウントされている。
【0021】6は音響機器の盗難防止のため本体パネル
1aの凹部1bに着脱可能とした操作パネルであり、表
面には透光性の素材によって形成された6個の操作キー
7が配設され、且つ図示しない透光材による表示窓が設
けられている。操作キー7の背面部には突出部7aが設
けられ操作パネル6の裏面孔部に露出している。また、
この操作パネル6の内部には、操作キー7を表面側へ押
圧付勢する平板状クッション8と、本体パネル1aの導
光板3からの光を操作キー7へ導く導光板9が配置され
ている。
【0022】以上のように構成した第1実施例の動作と
作用を説明する。操作パネル6を本体パネル1aから取
り外した状態では、図2に示すように、凹部1bの表示
部1e、カセットテープ用孔1f、そして右辺に設けら
れた孔1c、1dからは、スイッチを構成する作動部2
の押圧部2cや導光板3が見えるだけである。
【0023】操作パネル6が本体パネル1aに装着され
ると、図3に示す状態となり、点灯した4個のランプ5
からの光は、導光板3によって導かれ2つの孔1dを介
して操作パネル6の導光板9へ入り、6個の操作キー7
の突出部7aに導光されて、各操作キー7を照光する。
【0024】また、操作キー7を押すと突出部7aが作
動部2の押圧部2cを押圧する。これにより、押圧部2
cは薄肉部2bが撓んでクリック感を与えると共に、プ
リント基板4側へ移動し、導電部2dとプリント基板4
の導電パターン4aとが圧接されてオンとなり、図示し
ない制御部へ所定の信号を出力する。
【0025】操作キー7を解放すると、操作キー7はク
ッション8の弾力で元の位置に復帰し、作動部2の押圧
部2cもスカート状薄肉部2bの弾力によって元の位置
に復帰する。このため導電部2dと導電パターン4aは
離れてオフとなる。
【0026】図4および図5に示す第2実施例におい
て、11は弾性を有した透光部材であるシートであり、
白濁色かもしくは所定の色が施されており、本体パネル
1aの表面に接着され孔1c、1dを隠している。
【0027】本体パネル1a内には、スイッチの作動部
2およびランプ5と導電パターン4aが備えられたプリ
ント基板4が、前記第1実施例と同様に配設されている
が導光板3は無く、ランプの光は直接シート11の背面
を照射する構造になっている。
【0028】また、操作パネル6は前記第1実施例と全
く同様に構成されている。
【0029】以上のように構成した第2実施例の動作と
作用を説明する。操作パネル6を本体パネル1aから取
り外した状態では、図4に示すように、本体パネル1a
右辺の孔1c、1dはシート11によって被われ、作動
部2の押圧部2cは隠されて見えない。
【0030】操作パネル6が本体パネル1aに装着され
ると、図5に示す状態となり、点灯した4個のランプ5
からの光は、シート11を透過し2つの孔1dを介して
操作パネル6に配設された導光板9に入り、6個の操作
キー7ヘ導光されて、各操作キー7を照光する。
【0031】また、操作キー7を押すと突出部7aがシ
ート11を介してスイッチを構成する作動部2の押圧部
2cを押圧する。これにより、押圧部2cは薄肉部2b
が撓んでクリック感を与えると共に、プリント基板4側
へ移動し、導電部2dとプリント基板4の導電パターン
4aとが圧接されてオンとなり、図示しない制御部へ所
定の信号を出力する。
【0032】操作キー7を解放すると、前記第1実施例
と同様に、操作キー7と作動部2cは元の位置に復帰
し、導電部2dと導電パターン4aは離れてオフとな
る。
【0033】第2実施例において、シート11を透して
ランプ5や作動部2cが見える場合は、このシート11
に透光性の色印刷を行ってランプ5等を見えなくしても
よい。
【0034】また、本実施例は第1、第2の実施例共音
響機器での適用例であったが、本発明はこれに限らず、
車載用の通信機や他の電子機器に適用することができ
る。
【0035】
【発明の効果】この発明に係る車載用電子機器によれ
ば、次記のような効果を奏する。 (1)本体内のタクトスイッチと端子、操作パネル内の
プリント基板と端子等を削除できるので、大幅なコスト
ダウンができる。 (2)操作パネルに内装されていたランプとプリント基
板が無くなるため、操作パネルの厚みを薄くできて持ち
運び易くなり、且つ取り外した時の外観が良くなる。 (3)露出した端子が無くなるので端子の圧接接続が無
くなり、接触不良による操作キーの照光不良がなくなっ
て品質が向上する。 (4)下車時に、盗難防止のため操作パネルを取り外し
た際、本体パネル右辺の孔からは、スイッチを構成する
作動部の押圧部や導光板しか見えないので、正面からの
外観が美しくなる。また、本体パネルにシートを配置し
たものは、このシートしか見えず更に外観が美しくな
り、埃等の侵入も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施例において操作パネルを取り
外した状態を示す正面図である。
【図3】本発明の第1実施例における上方から見た断面
図である。
【図4】本発明の第2実施例において操作パネルを取り
外した状態を示す正面図である。
【図5】本発明の第2実施例における上方から見た断面
図である。
【図6】従来例を示す上方から見た断面図である。
【符号の説明】 1 :本体(音響機器) 1a:本体パネル 1b:凹部 1c、1d、1f:孔 1e:表示部 2 :スイッチの作動部 2a:ベース 2b:薄肉部 2c:押圧部 2d:導電部 3、9:導光板 4 :プリント基板 4a:導電パターン 5 :ランプ 6 :操作パネル 7 :操作キー 7a:突出部 8 :クッション 11:シート(透光部材)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチと照明ランプを設けたプリント
    基板と前記スイッチを動作する作動部を内装する本体パ
    ネルと、前記本体パネルの前面に着脱可能で操作キーと
    導光板を内装する操作パネルからなり、前記導光板は前
    記操作キーと隣接して配置されると共に操作パネルの裏
    面に一部が露出しており、前記操作パネルが本体パネル
    に装着されているときに、前記操作キーは、押し込まれ
    ることにより作動部を作動させ、前記照明ランプは、操
    作パネルの裏面に露出する前記導光板の部分と対峙し
    て、この導光板を介して操作キーを照光するよう構成し
    たことを特徴とする車載用電子機器。
  2. 【請求項2】 操作パネルが本体パネルに装着されたと
    き、操作キーの後端と導光部材の露出部分と対峙するよ
    うに、前記本体パネルの前面に、弾性を有した透光部材
    を配置し、前記操作キーは、前記透光部材を介して作動
    部を作動させ、前記照明ランプは前記透光部材及び前記
    導光板を介して操作キーを照光するよう構成したことを
    特徴とする請求項1記載の車載用電子機器。
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