JPH0615227U - 照光パネルスイッチ - Google Patents

照光パネルスイッチ

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JPH0615227U
JPH0615227U JP5331292U JP5331292U JPH0615227U JP H0615227 U JPH0615227 U JP H0615227U JP 5331292 U JP5331292 U JP 5331292U JP 5331292 U JP5331292 U JP 5331292U JP H0615227 U JPH0615227 U JP H0615227U
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JP
Japan
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key top
electrode sheet
switch
pusher
light guide
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Pending
Application number
JP5331292U
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English (en)
Inventor
真澄 長田
聖滋 田中
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0615227U publication Critical patent/JPH0615227U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キートップの照光面の見栄えを損うことな
く、しかも良好なクリック感触を容易に得ることのでき
る照光パネルスイッチを提供すること。 【構成】 導光板5の裏面側にクリック板4の押圧部と
してのプッシャ5aを一体形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は照光パネルスイッチ、更に詳しくは、薄型のバックライト機能を有す る照光スイッチに関し、特に携帯電話やコードレス電話等に用いる照光パネルス イッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の照光パネルスイッチとしては、図4および図5に示すように、 バックプレート51の上にスイッチベース52(上部電極シート52a、スペー サ52b、下部電極シート52c、上部電極シートの接点52d、下部電極シー トの接点52eから構成)が設けられている。そして、スイッチベース52の上 には、光源としてのLED53とドーム型のクリック板54と、透光性樹脂材か ら形成された導光板55が設けられている。そして、導光板55の上にはキート ップ57が載置されており、更にキートップ57には押下部を露出するようにし てケース59が被せられている。このようにして、LED53から発せられた光 を導光板55が誘導し、キートップ57の表面側の押下部57aに形成されてい る照光文字を照光する様に構成されている。
【0003】 そして、キートップ57の押下部57aを指で押下すると、キートップ57の 裏面側に突出形成されたプッシャ57bがクリック板54を反転させてスイッチ ベース52の上部電極シート52aの接点52dを押圧し、該接点52dを下部 電極シート52cの接点52eに接触導通させることによって、各キートップ5 7毎に割り振られた信号を出力するように構成されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来の照光パネルスイッチにおいては、キートップ57は 押下部57aと裏面側のプッシャ57bとが一体的に形成されていたため、押下 部57aとプッシャ57bとの境界線57fがキートップの押下部57aの照光 面上に写し出されて、照光文字の見栄えが良くなかった。
【0005】 また、キートップ57は、図4からもっとも良く分るように、ケース59との 嵌合部61からの水などの侵入を防ぐ目的で各キーが1枚構成となっている。こ のため、キートップ57とケース59のキー穴との嵌合状況が適正でないと、嵌 合部61においてキートップ57がケース59と干渉してキートップ57が復帰 不良となるといった欠点を有していた。したがって、キートップ57はケース5 9側に固定して、その整合をとる必要がある。
【0006】 また、スイッチベース52、クリック板54および導光板55は一つのスイッ チユニットとなっており、バックプレート51とケース59によって挟持された 状態で固定されている。この場合においては、キートップ57のプッシャ57b とクリック板54の中心の整合性が取り難いものである。この中心の整合性が悪 いとクリック感触が悪くなり、製品欠点の一つとなっていた。このように、組立 精度を高く要求すると、組立作業が極めて煩雑になる。
【0007】 本考案は上記した従来技術の課題に鑑みて提案されたもので、プッシャの輪郭 がキートップの照光面に見えて見栄えが悪くなるようなことがなく、しかも良好 なクリック感触を容易に得ることのできる照光パネルスイッチを提供することを 目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、キートップと、該キートップを照らすLEDと、上部電極シートと 下部電極シートとからなるスイッチベースと、該スイッチベース上に設けられた クリック板と、前記LEDからの光をキートップ表面に誘導する導光板とを有し てなり、クリック板の反転によって上部電極シートの接点を下部電極シートの接 点に押圧接触させることによって電気的導通状態にする照光パネルスイッチにお いて、該導光板に前記クリック板の押圧部としてのプッシャを一体形成すること を特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案は、従来、キートップの裏面側に設けられていたプッシャを導光板と一 体化させたことによりプッシャとクリック板との位置整合性が高まり、スイッチ 組立時にクリック板の中心とキートップとの中心がある程度ずれてもクリック感 触に影響を与えることがなくなる。しかも、キートップの裏面側にプッシャを形 成しないので、プッシャの輪郭がキートップの照光面に見えず見栄えが悪くなる といったことがなくなる。しかも、このようにキートップにプッシャを形成しな くて済むと、キートップの裏面側に半透過性の照光文字を印刷することができ、 安価にして光ムラを防止することができる。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の実施例について添付の図面を参照して説明する。図1は本考案 の照光パネルスイッチのスイッチユニットを示す分解状態斜視図である。このス イッチユニットは、スイッチベース2と、LED3と、クリック板4と、導光板 5とスペーサ6から構成される。また、図2は上記スイッチユニットとキートッ プ7およびケース9を組合わせた状態の拡大部分断面図である。
【0011】 図1および図2に示すように、スイッチベース2はスペーサ2bを挟んで上部 電極シート2aと下部電極シート2cが離間平行に対向しているメンブレンスイ ッチである。上部電極シート2aは片面のメンブレンスイッチであり、スイッチ マトリックスの横軸がパターン化されており、異方導電膜などによって下部電極 シート2cに接続されている。また、下部電極シート2cはFPCもしくは片面 のメンブレンスイッチであり、スイッチマトリックスの縦軸がパターン化されて いる。そして、この下部電極シート2cの所定の位置にはバックライトの光源で あるLED3が実装されている。
【0012】 上部電極シート2aと下部電極シート2cはスペーサ2bによって定常時0. 125mm前後の空間で絶縁されており、クリック板4の反転によってこの空間が なくなり、上部電極シート2aの接点2dと下部電極シート2cの接点2eが相 互に接触し、電気的導通状態となり、スイッチがON状態となる。なお、図中2 fはスイッチの出力端子である。
【0013】 クリック板4は上部電極シート2aの接点2dに対応する位置の上面側にスペ ーサ6によって貼り付け固定されている。このスペーサ4は両面粘着テープで構 成されており、上部電極シート2aと後述する導光板5のリブ5bを接着固定す る。図中、Xは各部品に形成されている位置決め穴である。
【0014】 導光板5は、図1、図2および図3(a),(b)に示すように、例えば0. 1mm前後のポリエステルフィルムに裏面側においてクリック板4の頂部に向けて 突出する透明樹脂からなるプッシャ5aとリブ5bで構成されている。このプッ シャ5aは、可撓性を良くするために、導光板5に形成された円形穴5eに突出 する様な出島状に形成されている。図1および図3において5gはキー間の干渉 を避けるためのエア溝であり、5hはLED3対応部に形成されているLED3 の逃げ穴である。この逃げ穴5hはスペーサ6にも6hとして形成されているも のである。
【0015】 上記プッシャ5aおよびリブ5bは、例えばUV系のインクを注型にてフィル ム上に転写するか、または事前に成型された部品をフィルムに接着することなど によって得るものである。
【0016】 次に、キートップ7をケース9に嵌め込み、これをスイッチユニットおよびバ ックプレート1と組合わせて照光パネルスイッチを得る。この場合、導光板5は キートップ7とは別部品となっているので、両者の境界に半透過性の印刷を施す ことにより、キートップ7にキートップの境界線が写し出されることはない。
【0017】
【考案の効果】
上記したように、本考案の照光パネルスイッチにおいては、プッシャを導光板 と一体化させたことによりプッシャとクリック板との位置整合性が高まり、スイ ッチ組立時にクリック板の中心とキートップとの中心がある程度ずれてもクリッ ク感触に影響を与えることがなくなる。また、キートップの裏面側にプッシャを 形成しないので、プッシャの輪郭がキートップの照光面に見えず見栄えが悪くな るといったことがなくなる。しかも、このようにキートップにプッシャを形成し なくて済むと、キートップの裏面側に半透過性の照光文字を印刷することができ 、安価にして光ムラを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の照光パネルスイッチに用いられるスイ
ッチユニットを示した分解状態斜視図。
【図2】本考案の照光パネルスイッチの組立状態を図1
の白抜き矢印の方向から見た部分拡大断面図。
【図3】本考案の照光パネルスイッチのスイッチユニッ
トに用いられる導光板を示す説明図であって、(a)は
平面図。(b)は図(a)のA―A線断面図。
【図4】従来の照光パネルスイッチの分解状態斜視図。
【図5】従来の照光パネルスイッチの組立状態を示す部
分拡大断面図。
【符号の説明】
1、51…バックプレート 2、52…スイッチベース 2a、52a…上部電極シート 2b、52b…スペーサ 2c、52c…下部電極シート 2d、52d…上部電極シートの接点 2e、52e…下部電極シートの接点 2f…出力端子 3、53…LED 4、54…クリック板 5、55…導光板 5a、57b…プッシャ 5b…導光板のリブ 6…スペーサ 7、57…キートップ 9、59…ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キートップと、該キートップを照らすL
    EDと、上部電極シートと下部電極シートとからなるス
    イッチベースと、該スイッチベース上に設けられたクリ
    ック板と、前記LEDからの光をキートップ表面に誘導
    する導光板とを有してなり、クリック板の反転によって
    上部電極シートの接点を下部電極シートの接点に押圧接
    触させることによって電気的導通状態にする照光パネル
    スイッチにおいて、前記導光板の裏面側に前記クリック
    板の押圧部としてのプッシャが一体形成されていること
    を特徴とする照光パネルスイッチ。
JP5331292U 1992-07-29 1992-07-29 照光パネルスイッチ Pending JPH0615227U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980722