JP3048872U - 表示機能付きメンブレンスイッチ - Google Patents
表示機能付きメンブレンスイッチInfo
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- JP3048872U JP3048872U JP1997010626U JP1062697U JP3048872U JP 3048872 U JP3048872 U JP 3048872U JP 1997010626 U JP1997010626 U JP 1997010626U JP 1062697 U JP1062697 U JP 1062697U JP 3048872 U JP3048872 U JP 3048872U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 部品点数や製造工程を少なくしてコストの低
廉化を図り、また、製品の全体厚を大幅に薄くすること
ができるものとした表示機能付きメンブレンスイッチと
する。 【解決手段】 固定接点を含んだ回路パターンと、その
回路パターンと電気的に接続され、8の字を形成する配
置とされた発光素子とを有するメインシートと、そのメ
インシート上に重ねられ、前記発光素子と対応する導光
及び光拡散処理部を形成した補助シートと、その補助シ
ート上に重ねられ、前記導光及び光拡散処理部と対応す
る8の字を形成する7つのプリントセグメントと前記固
定接点と対応する操作部とを形成した表面シートとより
成ることとし、前記発光素子はチップLEDとしたこと
とする。
廉化を図り、また、製品の全体厚を大幅に薄くすること
ができるものとした表示機能付きメンブレンスイッチと
する。 【解決手段】 固定接点を含んだ回路パターンと、その
回路パターンと電気的に接続され、8の字を形成する配
置とされた発光素子とを有するメインシートと、そのメ
インシート上に重ねられ、前記発光素子と対応する導光
及び光拡散処理部を形成した補助シートと、その補助シ
ート上に重ねられ、前記導光及び光拡散処理部と対応す
る8の字を形成する7つのプリントセグメントと前記固
定接点と対応する操作部とを形成した表面シートとより
成ることとし、前記発光素子はチップLEDとしたこと
とする。
Description
【0001】
本考案は表示機能、特に数字表示機能付きのメンブレンスイッチに関し、従 来と比して全体の厚さをはるかに薄くでき、また、表示機構とスイッチ機構の一 体化を図ることで製造工程や部品点数が削減でき、そのため製品価格を低廉なも のとできる表示機能付きメンブレンスイッチに関する。
【0002】
従来、メンブレンスイッチに表示機能、特に数字表示機能を付加する場合、 例えば図2、図3として示すような構成としていた。即ち、この図2、図3にあ って1はメンブレンスイッチ本体を示し、このメンブレンスイッチ本体1は固定 接点や回路パターン等を形成したメインシート1aに操作部2や透光性の表示窓 部3を形成した表面シート4を積層装備したものとなっている。
【0003】 また、このメンブレンスイッチ本体1の裏面には、板金5等の表示器取付部 材が介在され、この板金5には前記した表示窓部3と対応する位置に透孔6が形 成されており、この透孔6のコーナー近くの裏面には取り付けポスト7、7…が 設けられている。
【0004】 さらに、図中8、8…は表示器であり、この表示器8、8…は端子8a、8 aを取付板9に挿通半田付けされて固着されており、この取付板9のコーナーに 形成された取付孔10、10…に各々下方からビス11、11…を通し、前記し た取り付けポスト7、7…へ止着するものとなっている。
【0005】
しかしながら、この従来の表示機能付きメンブレンスイッチの構造によると 、部品点数及び製造工程が多くなりコスト高となり、また、表示器8、8…の使 用及びその取り付けのための部材、5、9、11等の存在によってどうしても製 品の厚さを薄くすることが不可能なものとなっている。
【0006】
そこで、本考案は上記した従来の実情、問題点に着目してなされたもので、 部品点数や製造工程を少なくしてコストの低廉化を図り、また、製品の全体厚を 大幅に薄くすることができるものとした表示機能付きメンブレンスイッチを提供 することを目的としている。
【0007】
この目的を達成するために、本考案に係る表示機能付きメンブレンスイッチ は固定接点を含んだ回路パターンと、その回路パターンと電気的に接続され、8 の字を形成する配置とされた発光素子とを有するメインシートと、そのメインシ ート上に重ねられ、前記発光素子と対応する導光及び光拡散処理部を形成した補 助シートと、その補助シート上に重ねられ、前記導光及び光拡散処理部と対応す る8の字を形成する7つのプリントセグメントと前記固定接点と対応する操作部 とを形成した表面シートとより成ることを特徴とし、固定接点を含んだ回路パタ ーンと、その回路パターンと電気的に接続され、8の字を形成する配置とされた 発光素子とを有するメインシートと、そのメインシート上に重ねられ、前記発光 素子と対応する導光及び光拡散処理部を形成した補助シートと、その補助シート 上に重ねられ、前記導光及び光拡散処理部と対応する単色部分と、前記固定接点 と対応する操作部とを形成した表面シートとより成ることを特徴とし、前記した 発光素子はチップLEDとしたことを特徴としている。
【0008】
上記した構成としたことにより、従来の表示器及びその取付部材の存在を不 要とでき、光源からの光の作用のみによって表示、特に数字表示をなすことが可 能となり、部品点数、製造工程の小数化が実現でき、スイッチ機構と表示機構と の一体的製作が可能となって製品自体の厚さも大幅に薄くすることができるので ある。
【0009】
次に、本考案の好ましい実施の形態を図1を参照して説明する。図1は本考 案を実施した表示機能付きメンブレンスイッチを示す分解斜視図である。
【0010】 この図1にあって20は本考案を実施した表示機能付きメンブレンスイッチ 本体であり、この表示機能付きメンブレンスイッチ本体1はメインシート21を 有しており、このメインシート21上には固定接点22、22…を含んだ回路パ ターン23がプリント形成されている。
【0011】 また、前記したメインシート21上には前記した回路パターン23と電気的 に接続された複数のチップLED24、24…が光源として備えられ、この複数 のチップLED24、24…は後述する数字の8の字を形成する7つのプリント セグメントの各々に一つづつ対応するように配置されている。
【0012】 さらに、図中25は補助シートを示し、この補助シート25には前記したチ ップLED24、24…及び後述するプリントセグメントに各々対応する数字の 8の字を形成する7つのパートから成る導光及び光の拡散処理部26が形成され ている。この導光及び光の拡散処理部26では点として発光しているチップLE D24、24…の光を直線的な光の照射状態に修正するものとなっている。
【0013】 そして、図中27はフィルムシートであり、このフィルムシート27には数 字の8の字を形成する7つのプリントセグメント28、28…が設けられ、この プリントセグメント28、28…は前記した補助シート25の導光及び光の拡散 処理部26と位置的に重合する配置とされている。
【0014】 なお、この図1にあってフィルムシート27にはプリントセグメント28、 28…を形成することとしたが、このフィルムシート27を拡散光が透過するも のとして、白色、黒色等々の単色形成としても、チップLED24、24…で発 光され、導光及び光の拡散処理部26からの光、即ち、数字表示は十分に浮き上 がり、目視で確認することができる。
【0015】 次いで、図中29は表面シートであり、この表面シート29には押圧するこ とで前記固定接点22、22…と接続する可動接点を裏面に備えたスイッチ操作 部30が形成されるとともに、前記フィルムシート27のプリントセグメント2 8、28…あるいは単色形成されたフィルムシートから浮かび上がる数字表示と 対応して、それを目視可能とした透光性の表示窓部31が形成されている。
【0016】 そして、前記したメインシート21、補助シート25、フィルムシート27 及び表面シート29は接着剤等の手段によって全体を一体的に構成するものとな っている。
【0017】 本実施の形態に係る表示機能付きメンブレンスイッチは上記のように構成さ れている。この構成にあって、スイッチ操作部30における目的箇所を押圧する と、対応する固定接点22と導通して、対応するチップLED24、24…が必 要な分のみ発光する。要するに、スイッチ操作部30の操作によってチップLE D24、24…による数字表示がなされればよく、固定接点22との導通情報を 機械側に送り、メカ作用での発光処理を行なうことも可能である。
【0018】 前記した発光は補助シート25における導光及び光の拡散処理部26で直線 状の光に修正されて、対応するプリントセグメント28、28…を照射、もしく は単色のフィルムシート27にその光影を浮かび上がらせ、この数字表示を表示 窓部31から目視できるものとなっている。
【0019】
本考案に係る表示機能付きメンブレンスイッチは上述のように構成され、作 用する。そのため、表示機能をメンブレンスイッチの構造に一体化して組み入れ ることができ、部品点数、製造工程を削減できコストの低廉化が図れ、また、製 品全体の厚さを大幅に薄くすることができるものとなっている。
【図1】本考案を実施した表示機能付きメンブレンスイ
ッチを示す分解斜視図である。
ッチを示す分解斜視図である。
【図2】従来例を示す分解斜視図である。
【図3】従来例を示す組み立て状態の断面図である。
20 表示機能付きメンブレンスイッチ本体 21 メインシート 22 固定接点 23 回路パターン 24 チップLED 25 補助シート 26 導光及び光の拡散処理部 27 フィルムシート 28 プリントセグメント 29 表面シート 30 スイッチ操作部 31 表示窓部
Claims (3)
- 【請求項1】 固定接点を含んだ回路パターンと、その
回路パターンと電気的に接続され、8の字を形成する配
置とされた発光素子とを有するメインシートと、そのメ
インシート上に重ねられ、前記発光素子と対応する導光
及び光拡散処理部を形成した補助シートと、その補助シ
ート上に重ねられ、前記導光及び光拡散処理部と対応す
る8の字を形成する7つのプリントセグメントと前記固
定接点と対応する操作部とを形成した表面シートとより
成ることを特徴とする表示機能付きメンブレンスイッ
チ。 - 【請求項2】 固定接点を含んだ回路パターンと、その
回路パターンと電気的に接続され、8の字を形成する配
置とされた発光素子とを有するメインシートと、そのメ
インシート上に重ねられ、前記発光素子と対応する導光
及び光拡散処理部を形成した補助シートと、その補助シ
ート上に重ねられ、前記導光及び光拡散処理部と対応す
る単色部分と、前記固定接点と対応する操作部とを形成
した表面シートとより成ることを特徴とする表示機能付
きメンブレンスイッチ。 - 【請求項3】 前記した発光素子はチップLEDとした
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示
機能付きメンブレンスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010626U JP3048872U (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 表示機能付きメンブレンスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010626U JP3048872U (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 表示機能付きメンブレンスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3048872U true JP3048872U (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=43183141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997010626U Expired - Lifetime JP3048872U (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 表示機能付きメンブレンスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048872U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012008512A (ja) * | 2010-05-25 | 2012-01-12 | Sekisui Jushi Co Ltd | 表示装置及びそれを用いた電気自動車用給電装置 |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP1997010626U patent/JP3048872U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012008512A (ja) * | 2010-05-25 | 2012-01-12 | Sekisui Jushi Co Ltd | 表示装置及びそれを用いた電気自動車用給電装置 |
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