JPH0660035U - パネルスイッチのキートップ - Google Patents

パネルスイッチのキートップ

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Publication number
JPH0660035U
JPH0660035U JP001712U JP171293U JPH0660035U JP H0660035 U JPH0660035 U JP H0660035U JP 001712 U JP001712 U JP 001712U JP 171293 U JP171293 U JP 171293U JP H0660035 U JPH0660035 U JP H0660035U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key top
panel switch
spacer
click plate
click
Prior art date
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Pending
Application number
JP001712U
Other languages
English (en)
Inventor
一弘 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP001712U priority Critical patent/JPH0660035U/ja
Publication of JPH0660035U publication Critical patent/JPH0660035U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キートップの大きさを自由に設計しても、所
望のクリック感を得ることができるとともに、クリック
板の寿命を維持でき、しかも、このような機能を有して
いても製作費用の低廉化を図ることのできるパネルスイ
ッチを提供すること。 【構成】 ベース1上のメンブレンスイッチ3をクリッ
ク板5の反転動作によってON・OFFをさせるパネル
スイッチにおいて、クリック板を押下するキートップ7
の押下部71がヒンジ部73を介してスペーサ8と一体
に形成されているキートップ7であって、該押下部71
にエンボス加工によって裏面側に向けて突出する凸部7
1を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパネルスイッチに関し、特に携帯電話などの通信機器や各種計測機器 における導光体一体型キートップを有する照光式パネルスイッチあるいはスペー サ一体型キートップを有する薄型パネルスイッチのキートップの構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、薄型式パネルスイッチは、図3に示すように、ベース1,メンブレンス イッチ3,クリック板5,スペーサ機能を有したキートップ7および表面シート 9から構成されていた。そして、上記薄型式のパネルスイッチにおけるキートッ プ7は、押下部71はヒンジ部73を介してスペーサ部8に一体的に連結されて いる。そして、このようなスペーサ部8と一体になったキートップ7は1枚板を プレス加工にて製造し、部品点数および組立工数の削減化を図り、パネルスイッ チの薄型化および製造コストの低廉化を実現できるものであった。また、照光式 のパネルスイッチにおいては、キートップ7を導光材料で構成することにより、 別途の導光部材を用いないようにして薄型化および製造コストの低廉化を実現し ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来のパネルスイッチにおけるキートップ7の押下部71の 裏面はヒンジ部73から連続した平面状(面一状)であった。このため、クリッ ク板5の耐久性を考慮すると、キートップの少なくとも押下部71の大きさ(面 積)を制限しなければならない。そうすると、キートップ7の押下部71を押圧 する際、表面シート9を介して指に当たる面積が小さくなり、一点に圧力が集中 し、クリック板を別の荷重のものに換えたとしても、クリック板に応じた感触を 得ることができず、キー毎に様々なクリック感を求めるユーザーのニーズに応え ることができない。
【0004】 また、キートップの面積を小さくすることで、ある程度の耐久性は確保できる 。しかし、キートップは通常は1枚板をプレス加工によって量産されるため、ス ペーサ8からヒンジ部73、さらには押下部71までは面一となっているため、 ヒンジ部73がどうしてもクリック板5の端から中心部付近まで重なり合う。こ のため、押下時に、クリック板5の端をどうしても押圧してしまうため、クリッ ク板5の本来の寿命を損わせるといった欠点があった。
【0005】 このような事態を回避するためには、押下部71の裏面側に適当な面積の凸状 部材を貼り付けるか、または押下部71を該凸状にモールド成型しておけば良い 。しかし、これらの場合には、製造工程が増え、コストアップにつながり好まし くない。
【0006】 本考案は、上記従来技術の課題に鑑みて提案されたもので、キートップの大き さを自由に設計することができ、所望のクリック感を得ることができるとともに 、クリック板の寿命を維持でき、しかも、このような機能を有していても製作費 用の低廉化を図ることのできるパネルスイッチを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、押下部がヒンジ部を介してスペーサ部と一体に形成されているキー トップであって、該押下部にエンボス加工によって裏面側に向けて突出する凸部 を形成することを特徴とするので、クリック板の耐久性を損わず、キートップの 面積を自由に設定でき、ユーザー所望のクリック感を有するローコストのパネル スイッチを得ることができる。
【0008】
【実施例】
以下添付の図面を参照して本考案の実施例について説明する。
【0009】 図1は本考案のパネルスイッチのキートップ構造を示す説明図、図2は本考案 のキートップ構造を用いたパネルスイッチを示す説明図である。
【0010】 図1(a),(b),(c)に示すように、キートップ7の押下部71はヒン ジ部73を介してシート状のスペーサー8に一体形成されている。即ち、キート ップの押下部71およびヒンジ部73はスペーサー8の所定位置にプレス打抜き することによって形成する。
【0011】 そして、キートップ7の押下部71には、裏面側(クリック板に接触する側) に向けて突出する凸部71aがエンボス加工によって形成されている。このよう に押下部71にエンボス加工を施すことから、スペーサー8を形成するシートは エンボス加工が可能な合成樹脂を使用することとなる。
【0012】 次に上記スペーサ8一体型のキートップ7のパネルスイッチへの組み付けにつ いて説明する。図2(a),(b)に示すように、ベース1上のメンブレンスイ ッチ3上に、キートップ7の押下部71の裏面に形成された凸部71aがクリッ ク板5の中央に位置するようにスペーサ8を取付ける。そして、このスペーサ8 一体型のキートップ7上に表面シート9を貼り合わせてパネルスイッチが構成さ れる。図示したキーの配列は例示であって図示の配置および数量に限定されるも のでないことはいうまでもない。なお、図中6はメンブレンスイッチ3とスペー サ8とを貼り合わせるための両面粘着テープである。
【0013】 上記スペーサ8およびキートップ7を導光性(透光性)材料で構成し、LED などの光源によってスペーサ8の所定部位に投光すれば、光源からの光りがスペ ーサ8を介してキートップ7に導かれキートップ7の押下部表面を照光させるこ とができる。
【0014】
【考案の効果】
上記したように、本考案によればスペーサー一体型キートップの裏面側(クリ ック板を押圧する側)に突出するようにエンボス加工によって凸部を形成するの で、キートップのサイズを任意に設定しても凸部の大きさ所望のクリック感を得 ることが可能となる。
【0015】 また、キートップの裏面側の凸部のみがクリック板を押圧するので、キー操作 時にクリック板の端を押圧することが無くなり、クリック板の寿命を長くするこ とができる。
【0016】 しかも、本件考案によれば、上記凸部をエンボス加工にて成型するものである ことから、別体の凸部材を設ける必要がなく、部品点数も少なくて済み、これに よって材料費および組立工数の削減化になり、製造コストの低廉化を図ることを できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパネルスイッチのキートップ構造を示
す説明図であって、 (a)は平面図。(b)は部分拡大平面図。(c)は部
分拡大側面断面図
【図2】本考案のキートップ構造を用いたパネルスイッ
チを示す説明図であって、 (a)は一部破断平面図。(b)は(a)におけるA―
A線断面図。
【図3】従来のキートップ構造を用いたパネルスイッチ
を示す説明図であって、 (a)は一部破断平面図。(b)は(a)におけるA―
A線断面図。
【符号の説明】
1 ベース 3 メンブレンスイッチ 5 クリック板 7 キートップ 8 スペーサ 71 押下部 71a 凸部 73 ヒンジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押下部がヒンジ部を介してスペーサ部と
    一体に形成されているキートップであって、 該押下部にエンボス加工によって裏面側に向けて突出す
    る凸部が形成されていることを特徴とするパネルスイッ
    チのキートップ。
JP001712U 1993-01-27 1993-01-27 パネルスイッチのキートップ Pending JPH0660035U (ja)

Priority Applications (1)

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JP001712U JPH0660035U (ja) 1993-01-27 1993-01-27 パネルスイッチのキートップ

Applications Claiming Priority (1)

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JP001712U JPH0660035U (ja) 1993-01-27 1993-01-27 パネルスイッチのキートップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660035U true JPH0660035U (ja) 1994-08-19

Family

ID=11509174

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP001712U Pending JPH0660035U (ja) 1993-01-27 1993-01-27 パネルスイッチのキートップ

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JP (1) JPH0660035U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH097459A (ja) * 1995-04-19 1997-01-10 Idec Izumi Corp 薄型スイッチおよびスイッチ付表示パネル

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6156729B2 (ja) * 1982-04-19 1986-12-03 Sano Soiru Kk
JPH05159665A (ja) * 1991-12-03 1993-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd スイッチ装置

Patent Citations (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971112