JPH073719Y2 - 電気機器の操作入力部構造 - Google Patents

電気機器の操作入力部構造

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JPH073719Y2
JPH073719Y2 JP1989112791U JP11279189U JPH073719Y2 JP H073719 Y2 JPH073719 Y2 JP H073719Y2 JP 1989112791 U JP1989112791 U JP 1989112791U JP 11279189 U JP11279189 U JP 11279189U JP H073719 Y2 JPH073719 Y2 JP H073719Y2
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JP
Japan
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light
light source
operation input
key
sheet
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JP1989112791U
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JPH0353059U (ja
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公彦 渡辺
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気機器の操作入力部にバックライトを有する
構造に関するものである。
〔従来の技術〕
携帯用電話機等の操作入力部を有する電気機器において
は、バックライトを設けて暗闇で使用する際に操作キー
の認識が出来るようにした構造のものがある。
従来のバックライトを設けた操作入力部を有する電気機
器を、携帯用電話機を例にとって説明する。
第2図は携帯用電話機の外観を示す斜視図、第3図は第
2図のB−B断面図であり、1は携帯用電話機で、その
外観はケース1aによって形成されており、携帯用電話機
1の表面側は、操作入力部1bとなっている。
操作入力部1は内部に基板2を有し、基板2上にはスイ
ッチ部3が所定の配列にて設けられ、さらに基板2上に
はバックライトの光源4が取付けられている。
この基板2には光を通す材質で形成されたラバーキーシ
ート5が被せられており、ラバーキーシート5は基板2
のそれぞれのスイッチ部3の真上が凸状の操作キー5aに
なっており、この操作キー5aの配列にあわせてケース1a
に操作キー5aが突出できる穴があけられている。
操作キー5aは可撓部5bを介してラバーキーシート5と一
体になっており、後述するように操作キー5aを押下げる
と、可撓部5bが撓んでクリック感が得られる。
ここでカバー1aとラバーキーシート5の間に光を拡散さ
せる部材として、透明なポリカーボネイト樹脂等で形成
され、操作キー5aが貫通出来る穴をあけた透光板6を挟
みこむ。
この透光板6には、光源4から発せられた光がケース1a
の色によっては吸収されてしまうので、ケース1aと接す
る面に白色プリント6aを施してある。
以上の構成でスイッチ部3と光源4を有する基板2上に
操作キー5aを設けたラバーキーシート5をかぶせ、さら
に白色プリント6aを施した透光板6を挟み込んでケース
1aをかぶせることで、ケース1aから操作キー5aが突出す
る。
使用者が意図する操作キー5aを押下げると可撓部5bが撓
み、操作キー5aの底面がスイッチ部3の図示しない電極
同士を接触させることにより、所望の入力がなされるこ
とになる。
携帯用電話機1には、バックライトとしての光源4が内
蔵されており、この光源4から発せられた光が透光板6
を伝わり、操作キー5aに導かれて行く。ここでケース1a
が黒系の光を吸収しやすい色であっても、透光板6はケ
ース1aと接する面に白色プリント6aを施してあるので、
光は白色プリント6aに反射して透光板6を横方向に伝わ
って行き、ケース1aに吸収されることなく、少ない光源
4で効率よくそれぞれの操作キー5aに光は伝わってい
く。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の電気機器操作入力部構造
では以下の問題を有している。
すなわち、透光板は光源からの光を拡散させるために用
いられるものであるが、光を広い範囲に拡散させるため
に、ある程度の厚みが必要であった。そのため電気機器
操作入力部の厚みを減らすことは困難であるという問題
があった。
また、透光板には白色プリントを施さなければならない
ため、作業工程が増加するとともに、コストの上昇にも
つながるという問題をあった。
本考案はこのような問題を解決するためになされたもの
で、透光板のかわりに白色シートを用いることで、操作
入力部を薄くでき、作業工程の削減も可能になる電気機
器の操作入力部構造を提供することを目的とする。
〔考案を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案は入力装置としてのス
イッチ部とバックライトとしての光源を有する基板上
に、光を通す材質で形成されたラバーキーシートをかぶ
せると共に、同じく光を通す材質で形成された操作キー
を前記スイッチ部上に設け、この操作キーを通す穴をあ
けた光を拡散させる部材をラバーキーシートと操作入力
部のケースとの間に挟み込み、光源から発せられた光を
前記部材により操作キーに伝えるようにした電気機器の
操作入力部構造において、光源から発せられる光を拡散
するための部材としてフィルム状の白色シートを用いる
こととする。
〔作用〕
上述した構成を有する本考案は、バックライトの光源を
広く拡散させるために白色シートを用いることとしたも
のである。
従って、これによれば操作入力部の厚みを透光板の厚み
から白色シートの厚みを引いた分だけ薄く出来るのよう
になるとともに、透光板のように白色プリントをする必
要もなくなり、作業工程の削減を可能になる。
〔実施例〕
以下に図面を参照にして実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を携帯用電話機の操作入力部
を例にとって示す図で(a)は携帯用電話機の斜視図、
(b)は(a)のA−A断面図である。
1は携帯用電話機で、その外観はケース1aによって形成
されており、携帯用電話機1の表面側は、操作入力部1b
となっている。
操作入力部1bは内部に基板2を有し、基板2上にはスイ
ッチ部3が所定の配列にで設けられ、さらに基板2上に
はバックライトの光源4が取付けられている。
この基板2には光を通す材質で形成されたラバーキーシ
ート5が被せられており、ラバーキーシート5は基板2
のそれぞれのスイッチ部3の真上が凸状の操作キー5aに
なっており、この操作キー5aの配列にあわせてケース1a
に操作キー5aが突出できる穴があけられている。
操作キー5aは可撓部5bを介してラバーキーシート5と一
体になっており、後述するように操作キー5aを押下げる
と、可撓部5bが撓んでクリック感が得られる。
ここでカバー1aとラバーキーシート5の間に光源から発
せられた光を拡散させて、操作キー5aに光を伝える部材
として、ポリエチレンテレフタレートフィルム,ポリエ
ステルフィルム等のフィルム状で、操作キー5aが貫通出
来る穴をあけた白色シート7を挟みこむ。
以上の構成でスイッチ部3と光源4を有する基板2上に
操作キー5aを設けたラバーキーシート5をかぶせ、さら
に白色シート7を挟み込んでケース1aをかぶせること
で、ケース1aから操作キー5aが突出する。
使用者が意図する操作キー5aを押下げると、可撓部5bが
撓み、操作キー5aの底面がスイッチ部3の図示しない電
極同士を接触させることにより、所望の入力がなされる
ことになる。
携帯用電話機1には、バックライトとしての光源4が内
蔵されており、この光源4から発せられた光が白色シー
ト7を伝わりそれぞれの操作キー5aに導かれて行く。こ
こでケース1aが黒系で光を吸収しやすい色であっても、
白色シート7の横方向に光が伝わっていくので、ケース
1aには光が吸収されず、少ない光源4で効率よく操作入
力部1b全体に光が行き渡り、暗闇においても操作キー5a
を識別可能にする。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、入力装置としてのスイッ
チ部とバックライトとしての光源を有する基板上に、光
を通す材質で形成されたラバーキーシートをかぶせると
共に、同じく光を通す材質で形成された操作キーを前記
スイッチ部上に設け、この操作キーを通す穴をあけた光
を拡散させる部材をラバーキーシートと操作入力部のケ
ースとの間に挟み込み、光源から発せられた光を前記部
材により操作キーに伝えるようにした電気機器の操作入
力部構造において、光源から発せられる光を拡散するた
めの部材としてフィルム状の白色シートを用いることと
したものである。
従ってこれによれば、操作入力部を透光板の厚さから白
色シートの厚さを引いた分の厚さだけ薄く出来るので、
操作入力部の小型化を図れるようになるという効果を有
する。
また白色シートには透光板のように白色プリントを施す
必要がないので、作業工程を削減でき、全体のコストの
低減にもつながるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す説明図、第2図は従来
例を示す斜視図、第3図は第2図のB−B断面図であ
る。 1……携帯用電話機 1a……ケース 2……基板 5……ラバーキーシート 5a……操作キー 7……白色シート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力装置としてのスイッチ部とバックライ
    トとしての光源を有する基板上に、光を通す材質で形成
    されたラバーキーシートをかぶせると共に、同じく光を
    通す材質で形成された操作キーを前記スイッチ部上に設
    け、この操作キーを通す穴をあけた光を拡散させる部材
    をラバーキーシートと操作入力部のケースとの間に挟み
    込み、光源から発せられた光を前記部材により操作キー
    に伝えるようにした電気機器の操作入力部構造におい
    て、 光源から発せられる光を拡散するための部材としてフィ
    ルム状の白色シートを用いることを特徴とする電気機器
    の操作部入力構造。
JP1989112791U 1989-09-28 1989-09-28 電気機器の操作入力部構造 Expired - Lifetime JPH073719Y2 (ja)

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JP1989112791U JPH073719Y2 (ja) 1989-09-28 1989-09-28 電気機器の操作入力部構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0353059U JPH0353059U (ja) 1991-05-22
JPH073719Y2 true JPH073719Y2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=31661228

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0778561B2 (ja) * 1987-06-24 1995-08-23 信越ポリマ−株式会社 バックライト装置
JPH01172801A (ja) * 1987-12-28 1989-07-07 Asahi Chem Ind Co Ltd 光透過性を有する光拡散板

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JPH0353059U (ja) 1991-05-22

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