JPH04169015A - 押釦スイッチのキートップ - Google Patents
押釦スイッチのキートップInfo
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- JPH04169015A JPH04169015A JP2412536A JP41253690A JPH04169015A JP H04169015 A JPH04169015 A JP H04169015A JP 2412536 A JP2412536 A JP 2412536A JP 41253690 A JP41253690 A JP 41253690A JP H04169015 A JPH04169015 A JP H04169015A
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- switches
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2223/00—Casings
- H01H2223/002—Casings sealed
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2229/00—Manufacturing
- H01H2229/044—Injection moulding
- H01H2229/047—Preformed layer in mould
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明は、スイッチを押圧するためにスイッチの上部に
配置される押釦スイッチのキートップに関するものであ
る。 [0002]
配置される押釦スイッチのキートップに関するものであ
る。 [0002]
従来メンブレンスイッチ等の各種スイッチの上部には、
通常合成樹脂製のキートップが配置される。 そしてこのキートップの上部を指等で押圧することによ
り、該キートップ下面に設けた押圧部が前記スイッチを
押圧し、これによって該スイッチがオンすることとなる
。 [0003] ところで従来複数のスイッチを配列した面上に前記キー
トップを複数配置する場合、通常これら複数のキートッ
プは一体に成型されていた。 [0004] ここで図9はこの種の従来のキートップの一例を示す斜
視図である。同図に示すように、複数のキートップ81
,82.83は、それぞれ薄板状のヒンジ8484によ
って枠体86に接続されて構成されていた。そしてこれ
ら各部材は合成樹脂で一体に成型されている。 [0005] そしてこのキートップ81,82.83を上から押圧す
るとヒンジ84,84の部分が湾曲し、該キートップ8
1,82.83の下面に設けた押圧部(図示せず)がそ
の下に位置するスイッチ(図示せず)を押圧しこれをオ
ンするのである[0006]
通常合成樹脂製のキートップが配置される。 そしてこのキートップの上部を指等で押圧することによ
り、該キートップ下面に設けた押圧部が前記スイッチを
押圧し、これによって該スイッチがオンすることとなる
。 [0003] ところで従来複数のスイッチを配列した面上に前記キー
トップを複数配置する場合、通常これら複数のキートッ
プは一体に成型されていた。 [0004] ここで図9はこの種の従来のキートップの一例を示す斜
視図である。同図に示すように、複数のキートップ81
,82.83は、それぞれ薄板状のヒンジ8484によ
って枠体86に接続されて構成されていた。そしてこれ
ら各部材は合成樹脂で一体に成型されている。 [0005] そしてこのキートップ81,82.83を上から押圧す
るとヒンジ84,84の部分が湾曲し、該キートップ8
1,82.83の下面に設けた押圧部(図示せず)がそ
の下に位置するスイッチ(図示せず)を押圧しこれをオ
ンするのである[0006]
しかしながらこのような従来のキートップ81,82.
83にあっては、合成樹脂で成型された枠体86やヒン
ジ84,84が必要なため、その厚みの薄型化に限界が
あった。 [0007] また通常このキートップ81,82.83の上部には該
キートップ81.8283を挿通せしめる穴を設けた化
粧板が取り付けられるが、該化粧板に設けた穴とキート
ップ81,82.83の間には隙間があり、またこのキ
ートップ8182.83と枠体86の間にも隙間があり
、このため化粧板の上に水をこぼしたような場合、散水
はスイッチの内部まで入り込むこととなる。そしてこれ
を防止するために別途防滴用のシート等を取り付けると
その構造が複雑になるばかりか、その製造コストが増大
してしまうという問題点があった。 [0008] 本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、構造が
簡単で薄型化が図れ、容易に防滴構造にもできる押釦ス
イッチのキートップを提供することにある。 [0009]
83にあっては、合成樹脂で成型された枠体86やヒン
ジ84,84が必要なため、その厚みの薄型化に限界が
あった。 [0007] また通常このキートップ81,82.83の上部には該
キートップ81.8283を挿通せしめる穴を設けた化
粧板が取り付けられるが、該化粧板に設けた穴とキート
ップ81,82.83の間には隙間があり、またこのキ
ートップ8182.83と枠体86の間にも隙間があり
、このため化粧板の上に水をこぼしたような場合、散水
はスイッチの内部まで入り込むこととなる。そしてこれ
を防止するために別途防滴用のシート等を取り付けると
その構造が複雑になるばかりか、その製造コストが増大
してしまうという問題点があった。 [0008] 本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、構造が
簡単で薄型化が図れ、容易に防滴構造にもできる押釦ス
イッチのキートップを提供することにある。 [0009]
上記問題点を解決するため本発明は、可撓性を有し複数
のスイッチの上面を覆う大きさの合成樹脂製のフィルム
5を具備し、該フィルム5の前記複数のスイッチに対応
する位置に複数の穴6を設け、散大6を介してフィルム
5の上面から下面に至る合成樹脂製のキートップ1を複
数成型してキートップを構成した。 [0010]
のスイッチの上面を覆う大きさの合成樹脂製のフィルム
5を具備し、該フィルム5の前記複数のスイッチに対応
する位置に複数の穴6を設け、散大6を介してフィルム
5の上面から下面に至る合成樹脂製のキートップ1を複
数成型してキートップを構成した。 [0010]
上記の如く構成することにより、フィルム5に設けた穴
6はキートップ1によって塞がれる。このためたとえキ
ートップ1上に水滴が侵入してきたような場合であって
も、該水滴がフィルム5の穴6から下に侵入していくこ
とはない。 [0011] また本発明は、薄いフィルム5上に直接複数のキートッ
プ1を成型したので、該キートラフ1群全体の厚みはか
なり薄くできる。 [0012]
6はキートップ1によって塞がれる。このためたとえキ
ートップ1上に水滴が侵入してきたような場合であって
も、該水滴がフィルム5の穴6から下に侵入していくこ
とはない。 [0011] また本発明は、薄いフィルム5上に直接複数のキートッ
プ1を成型したので、該キートラフ1群全体の厚みはか
なり薄くできる。 [0012]
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 [0013] 図1は本発明を用いた押釦スイッチ10を示す分解斜視
図である。 同図に示すようにこの押釦スイッチ10は、下ケース6
0と、スイッチ板20と、本発明を適用したキートップ
板40と、上ケース50を重ね合わせて構成されている
。 [0014] まずここでこの押釦スイッチ10を構成する各構成部品
について説明する。 スイッチ板20の上面には多数のクリック板24が取り
付けられているが、その下側にはそれぞれメンブレンス
イッチが配置されている。 [0015] ここで図2は図1に示すスイッチ板20のA部分(メン
ブレンスイッチの1つ)の拡大分解斜視図である。同図
に示すようにスイッチ板20は、可撓性を有する合成樹
脂製フィルムからなりその上面の所定位置に接点パター
ン21aを設けた第1の基板21と、可撓性を有する合
成樹脂フィルムからなりその所定位置に貫通穴22aを
設けたスペーサ22と、可撓性を有する合成樹脂フィル
ムからなりその下面の所定位置に接点パターン23aを
設けた第2の基板23とを具備し第1の基板21の接点
パターン21aと第2の基板23の接点パターン23a
とをスペーサ22の貫通穴22aを介して対向するよう
に貼り合わせることによって構成されている。なおこの
接点パターン21aと接点パターン23aの対向する部
分で1つのメンブレンスイッチが構成されている。 [0016] そして第2の基板23の前記2つの接点パターンが対向
する位置の上面には、弾性を有する金属板を上方向に湾
曲させたクリック板24が貼り付けられている[001
7] また図1に示すようにスイッチ板20の上面の所定位置
には、発光素子25が取り付けられている。 [0018] 次に本発明を適用したキートップ板40は、図1に示す
ように、合成樹脂製のフィルム5上に、直接多数のキー
トップ1を取り付けることによって構成されている。 [0019] ここで図3はキートップ板40の裏面を示す斜視図であ
る。 図1及び図3に示すように、各キートップ1はフィルム
5の上面に形成された操作部1aと、フィルム5の下面
に突出した押圧部1bによって構成されている[002
0] このキートップ1の操作部1aと押圧部1bは下記する
フィルム5に設けた穴6を介して一体に成型される。 [0021] 次にこのキートップ板40の製造方法を説明する。 [0022] 図4はフィルム5を示す斜視図である。 同図に示すようにこのフィルム5は可撓性を有する薄板
状の合成樹脂で形成され、前記図1に示すスイッチ板2
0のクリック板24に対応する位置にはそれぞれ小さな
穴6が設けられている。 [0023] 図5はこのフィルム5にキートップ1を成型する方法を
示す図である。なお同図においては多数のキートップ1
の内、1つのキートップ1の部分のみを示している。 [0024] まず同図(a)に示すように、フィルム5の上下面を上
部金型aと下部金型すによって挾み込む。 [0025] このとき上部金型aの前記穴6に対向する部分には、キ
ートップ1の操作部1aを成型するための凹部a1が設
けられており、また該凹部a1の外周近傍にはピンゲー
トa2が設けられている。 [0026] 一方下部金型すの前記穴6に対向する位置にはキートッ
プ1の押圧部1bを成型するための凹部b1が設けられ
ている。 [0027] 次に同図(b)に示すように、ピンゲー)a2から合成
樹脂を射出して該合成樹脂を凹部a1と凹部b1に充填
する。 [0028] そして同図(C)に示すように充填した合成樹脂が固化
した後に、上部金型aと下部金型すを取り除けば、フィ
ルム5の穴6を介して操作部1aと押圧部1bが一体に
成型されたキートップ1が完成するのである。 [0029] このようにしてフィルム5上にキートップ1を直接成型
すれば、該キートップ1の操作部1a下面はフィルム5
上面に密着し、押圧部1b上面はフィルム5下面に密着
する。 [00301 次に図1に示す上ケース50は合成樹脂で成型されてお
り、前記キートップ板40の各キートップ1に対応する
位置には、円形の穴51が設けられている。 [0031] 次に図1に示す下ケース60は、金属板で構成され、そ
の外周には外縁63が設けられるとともに、該外縁63
の一部には舌片61が設けられている。この舌片61に
は取付穴62が設けられている。 [0032] そしてこの押釦スイッチ10を組み立てるには、図1に
示すように、下ケース60上に、スイッチ板20を載せ
る。 [0033] 一方キートップ板40の接着面30(フィルム5の上面
の外周全面)に接着剤を塗布し、これを上ケース50の
下面に接着する。そしてこの上ケース50を下ケース6
0上に被せて固定すれば、押釦スイッチ10が完成する
。 [0034] ここで図6は以上のようにして組立てられた押釦スイッ
チ10を示す側断面図である。同図に示すように、下ケ
ース60に設けた舌片61の取付穴62にビス70を挿
入してこれを上ケース50の外周側壁内に埋め込み、両
者を固定している。また同図に示すように、キートップ
1の下側にはクリック板24が位置している。 [0035] 次に図7は押釦スイッチ10の内の1つの押釦スイッチ
の部分を示す拡大側断面図である。但し下ケース60は
省略されている。 [0036] 同図に示すようにこの押釦スイッチ10は、スペーサ2
2の貫通穴22aを介して対向する接点パターン21a
及び接点パターン23aによって構成されるメンブレン
スイッチの上部に、クリック板24と、キートップ1が
配置されている。そして図8に示すように、キートップ
1の操作部1aを押圧すれば、フィルム5が湾曲してク
リック板24を押し、これを反転させてクリック感覚を
生じさせるとともに、第2の基板23を下方向に押圧し
てその接点パターン23aを接点パターン21aに接触
させて両者間をオンさせるのである。 [0037] そしてキートップ1への押圧力を解除すれば、クリック
板24及びフィルム5の元の状態に戻ろうとする復元力
によってキートップ1は元の位置に復帰し、このメンブ
レンスイッチはオフとなる。 [0038] ところで、上述のように本発明においてはキートップ1
の操作部1aの下面と押圧部1bの上面はそれぞれフィ
ルム5の上下面に密着しているので、フィルム5とキー
トップ1の間には隙間が生じない。即ちフィルム5に設
けた穴6はキートップ1によって塞がれる。このためた
とえ上ケース50の穴51からキートップ1或いはフィ
ルム5上に水滴が侵入したような場合であっても、該水
滴はフィルム5の穴6から下に侵入していくことはない
。 [0039] なお本実施例の場合は、図1に示すように、フィルム5
の上面外周全面が上ケース50に接着されているので、
上ケース50の穴51からフィルム5上に侵入した水滴
が該フィルム5の外周から下に侵入していくこともない
。 [0040] また本発明においては薄いフィルム5上に直接多数のキ
ートップ1を成型したので、該キートップ1群の厚みを
かなり薄くできた。 [0041] ところでキートップ1を透光性の材料で構成しておけば
、図1に示す発光素子25を発光したとき、散光がキー
トップ1内に導入され、これを明るく照らし出すことと
なる。 [0042] 以上本発明にがかる押釦スイッチのキートップの1実施
例を詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、以下のような種々の変形が可能である。 [0043] ■上記実施例においてはキートップの下に配置するスイ
ッチをメンブレンスイッチとしたが、本発明にかかるキ
ートップを適用するスイッチはこれに限られず、他の構
造のメンブレンスイッチでもよく、またメンブレンスイ
ッチ以外の他の構造の押釦スイッチでもよい。 [0044] ■キートップの形状は上記実施例に限定されるものでは
なく、要は、フイルムに複数の穴を設け、該穴を介して
フィルムの上面から下面に至るように成型されるキート
ップであればどのような形状のキートップであってもよ
い。 [0045]
る。 [0013] 図1は本発明を用いた押釦スイッチ10を示す分解斜視
図である。 同図に示すようにこの押釦スイッチ10は、下ケース6
0と、スイッチ板20と、本発明を適用したキートップ
板40と、上ケース50を重ね合わせて構成されている
。 [0014] まずここでこの押釦スイッチ10を構成する各構成部品
について説明する。 スイッチ板20の上面には多数のクリック板24が取り
付けられているが、その下側にはそれぞれメンブレンス
イッチが配置されている。 [0015] ここで図2は図1に示すスイッチ板20のA部分(メン
ブレンスイッチの1つ)の拡大分解斜視図である。同図
に示すようにスイッチ板20は、可撓性を有する合成樹
脂製フィルムからなりその上面の所定位置に接点パター
ン21aを設けた第1の基板21と、可撓性を有する合
成樹脂フィルムからなりその所定位置に貫通穴22aを
設けたスペーサ22と、可撓性を有する合成樹脂フィル
ムからなりその下面の所定位置に接点パターン23aを
設けた第2の基板23とを具備し第1の基板21の接点
パターン21aと第2の基板23の接点パターン23a
とをスペーサ22の貫通穴22aを介して対向するよう
に貼り合わせることによって構成されている。なおこの
接点パターン21aと接点パターン23aの対向する部
分で1つのメンブレンスイッチが構成されている。 [0016] そして第2の基板23の前記2つの接点パターンが対向
する位置の上面には、弾性を有する金属板を上方向に湾
曲させたクリック板24が貼り付けられている[001
7] また図1に示すようにスイッチ板20の上面の所定位置
には、発光素子25が取り付けられている。 [0018] 次に本発明を適用したキートップ板40は、図1に示す
ように、合成樹脂製のフィルム5上に、直接多数のキー
トップ1を取り付けることによって構成されている。 [0019] ここで図3はキートップ板40の裏面を示す斜視図であ
る。 図1及び図3に示すように、各キートップ1はフィルム
5の上面に形成された操作部1aと、フィルム5の下面
に突出した押圧部1bによって構成されている[002
0] このキートップ1の操作部1aと押圧部1bは下記する
フィルム5に設けた穴6を介して一体に成型される。 [0021] 次にこのキートップ板40の製造方法を説明する。 [0022] 図4はフィルム5を示す斜視図である。 同図に示すようにこのフィルム5は可撓性を有する薄板
状の合成樹脂で形成され、前記図1に示すスイッチ板2
0のクリック板24に対応する位置にはそれぞれ小さな
穴6が設けられている。 [0023] 図5はこのフィルム5にキートップ1を成型する方法を
示す図である。なお同図においては多数のキートップ1
の内、1つのキートップ1の部分のみを示している。 [0024] まず同図(a)に示すように、フィルム5の上下面を上
部金型aと下部金型すによって挾み込む。 [0025] このとき上部金型aの前記穴6に対向する部分には、キ
ートップ1の操作部1aを成型するための凹部a1が設
けられており、また該凹部a1の外周近傍にはピンゲー
トa2が設けられている。 [0026] 一方下部金型すの前記穴6に対向する位置にはキートッ
プ1の押圧部1bを成型するための凹部b1が設けられ
ている。 [0027] 次に同図(b)に示すように、ピンゲー)a2から合成
樹脂を射出して該合成樹脂を凹部a1と凹部b1に充填
する。 [0028] そして同図(C)に示すように充填した合成樹脂が固化
した後に、上部金型aと下部金型すを取り除けば、フィ
ルム5の穴6を介して操作部1aと押圧部1bが一体に
成型されたキートップ1が完成するのである。 [0029] このようにしてフィルム5上にキートップ1を直接成型
すれば、該キートップ1の操作部1a下面はフィルム5
上面に密着し、押圧部1b上面はフィルム5下面に密着
する。 [00301 次に図1に示す上ケース50は合成樹脂で成型されてお
り、前記キートップ板40の各キートップ1に対応する
位置には、円形の穴51が設けられている。 [0031] 次に図1に示す下ケース60は、金属板で構成され、そ
の外周には外縁63が設けられるとともに、該外縁63
の一部には舌片61が設けられている。この舌片61に
は取付穴62が設けられている。 [0032] そしてこの押釦スイッチ10を組み立てるには、図1に
示すように、下ケース60上に、スイッチ板20を載せ
る。 [0033] 一方キートップ板40の接着面30(フィルム5の上面
の外周全面)に接着剤を塗布し、これを上ケース50の
下面に接着する。そしてこの上ケース50を下ケース6
0上に被せて固定すれば、押釦スイッチ10が完成する
。 [0034] ここで図6は以上のようにして組立てられた押釦スイッ
チ10を示す側断面図である。同図に示すように、下ケ
ース60に設けた舌片61の取付穴62にビス70を挿
入してこれを上ケース50の外周側壁内に埋め込み、両
者を固定している。また同図に示すように、キートップ
1の下側にはクリック板24が位置している。 [0035] 次に図7は押釦スイッチ10の内の1つの押釦スイッチ
の部分を示す拡大側断面図である。但し下ケース60は
省略されている。 [0036] 同図に示すようにこの押釦スイッチ10は、スペーサ2
2の貫通穴22aを介して対向する接点パターン21a
及び接点パターン23aによって構成されるメンブレン
スイッチの上部に、クリック板24と、キートップ1が
配置されている。そして図8に示すように、キートップ
1の操作部1aを押圧すれば、フィルム5が湾曲してク
リック板24を押し、これを反転させてクリック感覚を
生じさせるとともに、第2の基板23を下方向に押圧し
てその接点パターン23aを接点パターン21aに接触
させて両者間をオンさせるのである。 [0037] そしてキートップ1への押圧力を解除すれば、クリック
板24及びフィルム5の元の状態に戻ろうとする復元力
によってキートップ1は元の位置に復帰し、このメンブ
レンスイッチはオフとなる。 [0038] ところで、上述のように本発明においてはキートップ1
の操作部1aの下面と押圧部1bの上面はそれぞれフィ
ルム5の上下面に密着しているので、フィルム5とキー
トップ1の間には隙間が生じない。即ちフィルム5に設
けた穴6はキートップ1によって塞がれる。このためた
とえ上ケース50の穴51からキートップ1或いはフィ
ルム5上に水滴が侵入したような場合であっても、該水
滴はフィルム5の穴6から下に侵入していくことはない
。 [0039] なお本実施例の場合は、図1に示すように、フィルム5
の上面外周全面が上ケース50に接着されているので、
上ケース50の穴51からフィルム5上に侵入した水滴
が該フィルム5の外周から下に侵入していくこともない
。 [0040] また本発明においては薄いフィルム5上に直接多数のキ
ートップ1を成型したので、該キートップ1群の厚みを
かなり薄くできた。 [0041] ところでキートップ1を透光性の材料で構成しておけば
、図1に示す発光素子25を発光したとき、散光がキー
トップ1内に導入され、これを明るく照らし出すことと
なる。 [0042] 以上本発明にがかる押釦スイッチのキートップの1実施
例を詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、以下のような種々の変形が可能である。 [0043] ■上記実施例においてはキートップの下に配置するスイ
ッチをメンブレンスイッチとしたが、本発明にかかるキ
ートップを適用するスイッチはこれに限られず、他の構
造のメンブレンスイッチでもよく、またメンブレンスイ
ッチ以外の他の構造の押釦スイッチでもよい。 [0044] ■キートップの形状は上記実施例に限定されるものでは
なく、要は、フイルムに複数の穴を設け、該穴を介して
フィルムの上面から下面に至るように成型されるキート
ップであればどのような形状のキートップであってもよ
い。 [0045]
以上詳細に説明したように、本発明にがかる押釦スイッ
チのキートップによれば、以下のような優れた効果を有
する。 [0046] ■フィルムに設けた穴を介してその上下にわたって一体
に成型されるようにキートップを設けたので、散大はキ
ートップによって塞がれ、このためたとえキートップ上
に水滴が侵入したような場合であっても、該水滴がフィ
ルムの穴から下に侵入していくことはない。 [0047] ■また、薄いフィルム上に直接複数のキートップを成型
したので、該キートップ群全体の厚みをかなり薄くでき
る。
チのキートップによれば、以下のような優れた効果を有
する。 [0046] ■フィルムに設けた穴を介してその上下にわたって一体
に成型されるようにキートップを設けたので、散大はキ
ートップによって塞がれ、このためたとえキートップ上
に水滴が侵入したような場合であっても、該水滴がフィ
ルムの穴から下に侵入していくことはない。 [0047] ■また、薄いフィルム上に直接複数のキートップを成型
したので、該キートップ群全体の厚みをかなり薄くでき
る。
【図1】
本発明を用いた押釦スイッチ10を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図2】
図1に示すスイッチ板20のA部分(メンブレンスイッ
チの1つ)の拡大分解斜視図である。
チの1つ)の拡大分解斜視図である。
【図3】
キートップ板40の裏面を示す斜視図である。
【図4】
フィルム5を示す斜視図である。
【図5】
フィルム5にキートップ1を成型する方法を示す図であ
る。
る。
【図6】
組み立てられた押釦スイッチ10を示す側断面図である
。
。
【図7】
押釦スイッチ10の内の1つの押釦スイッチの部分を示
す拡大側断面図である
す拡大側断面図である
【図8】
押釦スイッチの動作を説明する側断面図である。
【図9】
従来のキートップの一例を示す斜視図である。
キ
ートップフ
ィルム
L1
八
押釦スイッチ
【書類芯】図面
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412536A JPH04169015A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 押釦スイッチのキートップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412536A JPH04169015A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 押釦スイッチのキートップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04169015A true JPH04169015A (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=18521365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2412536A Pending JPH04169015A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 押釦スイッチのキートップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04169015A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6635838B1 (en) * | 2002-06-24 | 2003-10-21 | Brent A. Kornelson | Switch actuating device and method of mounting same |
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-
1990
- 1990-12-20 JP JP2412536A patent/JPH04169015A/ja active Pending
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