JPH1173837A - 照光式押釦スイッチ - Google Patents
照光式押釦スイッチInfo
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- JPH1173837A JPH1173837A JP9232670A JP23267097A JPH1173837A JP H1173837 A JPH1173837 A JP H1173837A JP 9232670 A JP9232670 A JP 9232670A JP 23267097 A JP23267097 A JP 23267097A JP H1173837 A JPH1173837 A JP H1173837A
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/702—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
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- H01H2209/00—Layers
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2221/00—Actuators
- H01H2221/002—Actuators integral with membrane
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2221/00—Actuators
- H01H2221/05—Force concentrator; Actuating dimple
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄型化と低廉化を促進するのに好適な照光式
押釦スイッチを提供すること。 【解決手段】 PETフィルム2の表面にアクリルキー
トップ1が一体化され、且つキートップ1の底面に表示
部10が印刷形成してある第1のシート層3と、光拡散
機能を有するPETフィルム4の表裏両面に突起部5が
設けられ、且つPETフィルム2の裏面に対向配置され
て突起部5がキートップ1の中央部と対応する個所に位
置させてある第2のシート層6と、この第2のシート層
6に対し第1のシート層3側とは逆側から光を照射する
LED7が搭載され、且つ突起部5と対向して該突起部
5に押圧駆動されるタクトスイッチ8が搭載されている
回路基板9とを、枠体11に組み付けて一体品となし
た。
押釦スイッチを提供すること。 【解決手段】 PETフィルム2の表面にアクリルキー
トップ1が一体化され、且つキートップ1の底面に表示
部10が印刷形成してある第1のシート層3と、光拡散
機能を有するPETフィルム4の表裏両面に突起部5が
設けられ、且つPETフィルム2の裏面に対向配置され
て突起部5がキートップ1の中央部と対応する個所に位
置させてある第2のシート層6と、この第2のシート層
6に対し第1のシート層3側とは逆側から光を照射する
LED7が搭載され、且つ突起部5と対向して該突起部
5に押圧駆動されるタクトスイッチ8が搭載されている
回路基板9とを、枠体11に組み付けて一体品となし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暗所においてキー
トップを照光させることができ、携帯電話などの各種電
子機器に用いて好適な照光式押釦スイッチに関する。
トップを照光させることができ、携帯電話などの各種電
子機器に用いて好適な照光式押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】近時飛躍的に普及している携帯電話など
においては、数字や文字等が表示されているキートップ
が夜間等の暗所においても利用者に明瞭に視認できるこ
とが望まれているため、キートップの表示部分がLED
(発光ダイオード)等の光源の光で照光可能な押釦スイ
ッチが広く採用されている。
においては、数字や文字等が表示されているキートップ
が夜間等の暗所においても利用者に明瞭に視認できるこ
とが望まれているため、キートップの表示部分がLED
(発光ダイオード)等の光源の光で照光可能な押釦スイ
ッチが広く採用されている。
【0003】このような照光式押釦スイッチの従来技術
としては、LEDやコネクタ等を搭載した回路基板上
に、クリック手段が付加されたメンブレンスイッチ等の
スイッチング層と、シリコンラバーの表面にアクリルキ
ートップが接着されているキーシート層とを、順次積層
した構成のものが主流であり、アクリルキートップの底
面にそのキートップの操作内容を示す表示部が印刷形成
されている。すなわち、かかる従来の照光式押釦スイッ
チが複数配設されている操作パネルは、利用者が所望の
キートップを押し込むと、該キートップの周縁部のシリ
コンラバーが撓んで下方のメンブレンスイッチがクリッ
ク感を伴って押圧駆動されるようになっており、また、
LEDを点灯させると、その光がスイッチング層の開口
部を経てシリコンラバーに照射されるので、乳白色のシ
リコンラバーにて拡散された光がキーシート層の各表示
部に照射されて、無色透明な各キートップの底面でそれ
ぞれの操作内容を示す数字や文字等が照光されるように
なっている。
としては、LEDやコネクタ等を搭載した回路基板上
に、クリック手段が付加されたメンブレンスイッチ等の
スイッチング層と、シリコンラバーの表面にアクリルキ
ートップが接着されているキーシート層とを、順次積層
した構成のものが主流であり、アクリルキートップの底
面にそのキートップの操作内容を示す表示部が印刷形成
されている。すなわち、かかる従来の照光式押釦スイッ
チが複数配設されている操作パネルは、利用者が所望の
キートップを押し込むと、該キートップの周縁部のシリ
コンラバーが撓んで下方のメンブレンスイッチがクリッ
ク感を伴って押圧駆動されるようになっており、また、
LEDを点灯させると、その光がスイッチング層の開口
部を経てシリコンラバーに照射されるので、乳白色のシ
リコンラバーにて拡散された光がキーシート層の各表示
部に照射されて、無色透明な各キートップの底面でそれ
ぞれの操作内容を示す数字や文字等が照光されるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術は、キートップと回路基板との間に、光拡散
機能が果たせるだけの厚みを有するシリコンラバーと、
折返し形状のメンブレンスイッチ等のスイッチング層と
を介在させる構成になっているので、最近の携帯電話な
どに要望されている薄型化の促進が図りにくいという問
題があった。また、かかる従来技術は、LEDの光がス
イッチング層の開口部を経てシリコンラバーに照射され
るので、スイッチング層に遮られて有効利用されない光
が多く、それゆえLEDの数を増やさないと十分な明る
さを得ることができなかった。つまり、照光用光源とし
て数多くのLEDが必要であり、さらにシリコンラバー
の部品単価も比較的高いので、結局、上述した従来技術
は部品費が嵩むという問題があり、低廉化の促進に不利
であった。
た従来技術は、キートップと回路基板との間に、光拡散
機能が果たせるだけの厚みを有するシリコンラバーと、
折返し形状のメンブレンスイッチ等のスイッチング層と
を介在させる構成になっているので、最近の携帯電話な
どに要望されている薄型化の促進が図りにくいという問
題があった。また、かかる従来技術は、LEDの光がス
イッチング層の開口部を経てシリコンラバーに照射され
るので、スイッチング層に遮られて有効利用されない光
が多く、それゆえLEDの数を増やさないと十分な明る
さを得ることができなかった。つまり、照光用光源とし
て数多くのLEDが必要であり、さらにシリコンラバー
の部品単価も比較的高いので、結局、上述した従来技術
は部品費が嵩むという問題があり、低廉化の促進に不利
であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、キートップが
一体化された透光性のシートと光源やスイッチ素子を搭
載した回路基板との間に光拡散シートを介設し、この光
拡散シートの表裏両面にキートップとスイッチ素子にそ
れぞれ対応する突起部を設けることとする。このように
構成された照光式押釦スイッチによれば、各シート材に
PET等の安価で薄いフィルムが使用できるので、キー
トップと回路基板とを極力接近させた薄型化構造が採用
できるとともに、コストダウンが促進できる。
一体化された透光性のシートと光源やスイッチ素子を搭
載した回路基板との間に光拡散シートを介設し、この光
拡散シートの表裏両面にキートップとスイッチ素子にそ
れぞれ対応する突起部を設けることとする。このように
構成された照光式押釦スイッチによれば、各シート材に
PET等の安価で薄いフィルムが使用できるので、キー
トップと回路基板とを極力接近させた薄型化構造が採用
できるとともに、コストダウンが促進できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の照光式押釦スイッチで
は、透光性のキートップが透光性のシート材の表面に一
体化され、且つ前記キートップの配設個所に表示部が設
けてある第1のシート層と、光拡散機能を有する透光性
のシート材の表裏両面に突起部が設けられ、前記第1の
シート層のシート材の裏面に対向配置された第2のシー
ト層と、前記第2のシート層に対し前記第1のシート層
側とは逆側から光を照射する光源および前記キートップ
からの押圧力を受けて駆動されるスイッチ素子が搭載さ
れた回路基板とを備え、前記突起部が前記キートップと
前記スイッチ素子にそれぞれ対応する個所に位置するよ
うに構成した。
は、透光性のキートップが透光性のシート材の表面に一
体化され、且つ前記キートップの配設個所に表示部が設
けてある第1のシート層と、光拡散機能を有する透光性
のシート材の表裏両面に突起部が設けられ、前記第1の
シート層のシート材の裏面に対向配置された第2のシー
ト層と、前記第2のシート層に対し前記第1のシート層
側とは逆側から光を照射する光源および前記キートップ
からの押圧力を受けて駆動されるスイッチ素子が搭載さ
れた回路基板とを備え、前記突起部が前記キートップと
前記スイッチ素子にそれぞれ対応する個所に位置するよ
うに構成した。
【0007】前記第1のシート層は、PET等からなる
透光性のシート材の表面にアクリル等からなる透光性の
キートップを接着やアウトサート成形技術などにより一
体化して構成することができる。
透光性のシート材の表面にアクリル等からなる透光性の
キートップを接着やアウトサート成形技術などにより一
体化して構成することができる。
【0008】また、前記表示部は数字や文字等のキート
ップの操作内容を示すもので、対応するキートップの底
面や天面、あるいは第1のシート層のシート材の表面も
しくは裏面に印刷形成することができる。
ップの操作内容を示すもので、対応するキートップの底
面や天面、あるいは第1のシート層のシート材の表面も
しくは裏面に印刷形成することができる。
【0009】また、前記第2のシート層は光拡散シート
として機能するもので、シート材の表面に梨地処理を施
したり乳白色の材料を用いることにより、光拡散機能を
持たせることができる。
として機能するもので、シート材の表面に梨地処理を施
したり乳白色の材料を用いることにより、光拡散機能を
持たせることができる。
【0010】また、前記突起部は、第2のシート層のシ
ート材自体をエンボス加工等で膨出させて形成してもよ
いが、該シート材の表裏両面にエポキシ樹脂等を印刷し
て形成すると、突起部に必要とされる硬度と高さを確保
する上で好ましい。
ート材自体をエンボス加工等で膨出させて形成してもよ
いが、該シート材の表裏両面にエポキシ樹脂等を印刷し
て形成すると、突起部に必要とされる硬度と高さを確保
する上で好ましい。
【0011】また、上述した構成に加えて、前記第2の
シート層が前記回路基板の表面を覆っていれば、この回
路基板の電気回路が露出する空間を密閉することができ
るので、防塵防水構造が安価に実現できる。
シート層が前記回路基板の表面を覆っていれば、この回
路基板の電気回路が露出する空間を密閉することができ
るので、防塵防水構造が安価に実現できる。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の一実施例に係る押釦スイッチ群の分解斜
視図、図2は図1に示す押釦スイッチ群の組立後の断面
図である。
図1は本発明の一実施例に係る押釦スイッチ群の分解斜
視図、図2は図1に示す押釦スイッチ群の組立後の断面
図である。
【0013】図1,2に示す照光式押釦スイッチ群は携
帯電話の操作パネルとして用いられるもので、アクリル
製の無色または有色透明な複数のキートップ1を縦横に
配列してPETフィルム2の表面に接着してなる第1の
シート層3と、表面が梨地処理されたPETフィルム4
の表裏両面に複数の無色または有色透明な突起部5を設
けてなる第2のシート層6と、複数のLED7や複数の
タクトスイッチ8や図示せぬコネクタ等を搭載して半田
付けしている回路基板9とによって、概略構成されてい
る。
帯電話の操作パネルとして用いられるもので、アクリル
製の無色または有色透明な複数のキートップ1を縦横に
配列してPETフィルム2の表面に接着してなる第1の
シート層3と、表面が梨地処理されたPETフィルム4
の表裏両面に複数の無色または有色透明な突起部5を設
けてなる第2のシート層6と、複数のLED7や複数の
タクトスイッチ8や図示せぬコネクタ等を搭載して半田
付けしている回路基板9とによって、概略構成されてい
る。
【0014】第1のシート層3において、各キートップ
1の底面には、そのキートップ1の操作内容を示す数字
や文字等の表示部10(図2参照)が印刷形成されてい
る。ただし、この表示部10は、キートップ1の配設個
所に対応していさえすれば、PETフィルム2の表面や
裏面、あるいはキートップ1の天面に設けることも可能
である。また、本実施例では各キートップ1をPETフ
ィルム2に接着した場合について例示しているが、アウ
トサート成形技術を用いてPETフィルム上に複数のキ
ートップを射出成形することも可能である。
1の底面には、そのキートップ1の操作内容を示す数字
や文字等の表示部10(図2参照)が印刷形成されてい
る。ただし、この表示部10は、キートップ1の配設個
所に対応していさえすれば、PETフィルム2の表面や
裏面、あるいはキートップ1の天面に設けることも可能
である。また、本実施例では各キートップ1をPETフ
ィルム2に接着した場合について例示しているが、アウ
トサート成形技術を用いてPETフィルム上に複数のキ
ートップを射出成形することも可能である。
【0015】また、第2のシート層6は、第1のシート
層3のPETフィルム2の裏面に対向配置されており、
各キートップ1の中央部と対応する個所に各突起部5が
位置するようになっている。なお、本実施例では突起部
5の材料としてエポキシ樹脂を用いており、その形成方
法は、PETフィルム2に対する印刷ポッティング法を
採用してある。ただし、スクリーン印刷やエンボス加工
によって同様の突起部を形成することも可能である。
層3のPETフィルム2の裏面に対向配置されており、
各キートップ1の中央部と対応する個所に各突起部5が
位置するようになっている。なお、本実施例では突起部
5の材料としてエポキシ樹脂を用いており、その形成方
法は、PETフィルム2に対する印刷ポッティング法を
採用してある。ただし、スクリーン印刷やエンボス加工
によって同様の突起部を形成することも可能である。
【0016】また、回路基板9は、第2のシート層6の
PETフィルム4の裏面に対向配置されており、該フィ
ルム4の裏面に突設されている各突起部5と各タクトス
イッチ8の天面中央部とを対向させることで、任意のタ
クトスイッチ8をその上方の突起部5にて押圧駆動でき
るようになっている。
PETフィルム4の裏面に対向配置されており、該フィ
ルム4の裏面に突設されている各突起部5と各タクトス
イッチ8の天面中央部とを対向させることで、任意のタ
クトスイッチ8をその上方の突起部5にて押圧駆動でき
るようになっている。
【0017】図2に示すように、第1のシート層3と第
2のシート層6および回路基板9は軟らかなエラストマ
ーやそれよりも剛性の高い合成樹脂等からなる枠体11
を用いて一体化されており、かかる組み付け時に、第1
のシート層3のPETフィルム2の周縁部は裏面のみに
接着剤を塗布して枠体11に接着・固定されるが、第2
のシート層6のPETフィルム4については、その周縁
部の全周にわたって表裏両面に接着剤を塗布しておき、
枠体11と回路基板9の双方に接着・固定される。
2のシート層6および回路基板9は軟らかなエラストマ
ーやそれよりも剛性の高い合成樹脂等からなる枠体11
を用いて一体化されており、かかる組み付け時に、第1
のシート層3のPETフィルム2の周縁部は裏面のみに
接着剤を塗布して枠体11に接着・固定されるが、第2
のシート層6のPETフィルム4については、その周縁
部の全周にわたって表裏両面に接着剤を塗布しておき、
枠体11と回路基板9の双方に接着・固定される。
【0018】上記の如く構成された照光式押釦スイッチ
群は、利用者が所望のキートップ1を押し込むと、その
キートップ1は下方の突起部5を押し込んでいくので、
該キートップ1を所定ストローク下降させた時点で、対
応するタクトスイッチ8がクリック感を伴って押圧駆動
される。このとき、PETフィルム2,4は局所的に撓
むが、押し込み操作力が除去されると優れた復元力で撓
みが解消されるので、下降していたキートップ1および
突起部5は速やかに元の高さ位置まで戻る。また、この
照光式押釦スイッチ群は、回路基板9上のタクトスイッ
チ8の存しない領域に実装されている複数のLED7か
ら出射される光を、光拡散機能を有するPETフィルム
4に裏面側から照射できるようになっているので、夜間
等の暗所において各LED7を点灯させれば、PETフ
ィルム4にて拡散された光がPETフィルム2の全面に
ほぼ均等な明るさで照射される。その結果、無色または
有色透明な各キートップ1の底面に印刷されている数字
や文字等の表示部10が均等且つ十分な明るさで照光さ
れ、利用者が各表示部10を明瞭に視認できるようにな
っている。
群は、利用者が所望のキートップ1を押し込むと、その
キートップ1は下方の突起部5を押し込んでいくので、
該キートップ1を所定ストローク下降させた時点で、対
応するタクトスイッチ8がクリック感を伴って押圧駆動
される。このとき、PETフィルム2,4は局所的に撓
むが、押し込み操作力が除去されると優れた復元力で撓
みが解消されるので、下降していたキートップ1および
突起部5は速やかに元の高さ位置まで戻る。また、この
照光式押釦スイッチ群は、回路基板9上のタクトスイッ
チ8の存しない領域に実装されている複数のLED7か
ら出射される光を、光拡散機能を有するPETフィルム
4に裏面側から照射できるようになっているので、夜間
等の暗所において各LED7を点灯させれば、PETフ
ィルム4にて拡散された光がPETフィルム2の全面に
ほぼ均等な明るさで照射される。その結果、無色または
有色透明な各キートップ1の底面に印刷されている数字
や文字等の表示部10が均等且つ十分な明るさで照光さ
れ、利用者が各表示部10を明瞭に視認できるようにな
っている。
【0019】しかも、この照光式押釦スイッチ群は、キ
ートップ1群と回路基板9との間に介在するシート材と
して、安価で極めて薄いPETフィルム2,4を用いて
いるので、薄型化とコストダウンが実現されている。
ートップ1群と回路基板9との間に介在するシート材と
して、安価で極めて薄いPETフィルム2,4を用いて
いるので、薄型化とコストダウンが実現されている。
【0020】さらに、かかる照光式押釦スイッチ群は、
枠体11に組み付けられて一体品となっているが、第2
のシート層6のPETフィルム4はその周縁部の全周に
わたって表裏両面が枠体11と回路基板9の双方に接着
・固定されているので、PETフィルム4を介して回路
基板9を枠体11に固定できるのみならず、回路基板9
の電気回路が露出する空間12をPETフィルム4で密
閉することができ、信頼性の高い防塵防水構造が得られ
る。
枠体11に組み付けられて一体品となっているが、第2
のシート層6のPETフィルム4はその周縁部の全周に
わたって表裏両面が枠体11と回路基板9の双方に接着
・固定されているので、PETフィルム4を介して回路
基板9を枠体11に固定できるのみならず、回路基板9
の電気回路が露出する空間12をPETフィルム4で密
閉することができ、信頼性の高い防塵防水構造が得られ
る。
【0021】なお、上述した実施例では、第1および第
2のシート層3,6のシート材としてPETフィルム
2,4を用いた場合について説明したが、安価で薄く法
線方向の復元力に優れたものであれば、他の材料からな
るシート材を用いてもよい。また、キートップ1も無色
または有色透明に準ずる透光性が確保できるのであれ
ば、アクリル以外の材料で形成してもよい。
2のシート層3,6のシート材としてPETフィルム
2,4を用いた場合について説明したが、安価で薄く法
線方向の復元力に優れたものであれば、他の材料からな
るシート材を用いてもよい。また、キートップ1も無色
または有色透明に準ずる透光性が確保できるのであれ
ば、アクリル以外の材料で形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0023】透光性のキートップが透光性のシート材の
表面に一体化され、且つ前記キートップの配設個所に表
示部が設けてある第1のシート層と、光拡散機能を有す
る透光性のシート材の表裏両面に突起部が設けられ、前
記第1のシート層のシート材の裏面に対向配置された第
2のシート層と、前記第2のシート層に対し前記第1の
シート層側とは逆側から光を照射する光源および前記キ
ートップからの押圧力を受けて駆動されるスイッチ素子
が搭載された回路基板とを備え、前記突起部が前記キー
トップと前記スイッチ素子にそれぞれ対応する個所に位
置するように構成すると、第1および第2のシート層の
各シート材にPET等の安価で薄いフィルムが使用でき
るので、安価で薄型化に好適な照光式押釦スイッチを提
供することができる。
表面に一体化され、且つ前記キートップの配設個所に表
示部が設けてある第1のシート層と、光拡散機能を有す
る透光性のシート材の表裏両面に突起部が設けられ、前
記第1のシート層のシート材の裏面に対向配置された第
2のシート層と、前記第2のシート層に対し前記第1の
シート層側とは逆側から光を照射する光源および前記キ
ートップからの押圧力を受けて駆動されるスイッチ素子
が搭載された回路基板とを備え、前記突起部が前記キー
トップと前記スイッチ素子にそれぞれ対応する個所に位
置するように構成すると、第1および第2のシート層の
各シート材にPET等の安価で薄いフィルムが使用でき
るので、安価で薄型化に好適な照光式押釦スイッチを提
供することができる。
【0024】また、第2のシート層が回路基板の表面を
覆うように構成すると、この回路基板の電気回路が露出
する空間を密閉することができるので、防塵防水構造が
安価に実現できる。
覆うように構成すると、この回路基板の電気回路が露出
する空間を密閉することができるので、防塵防水構造が
安価に実現できる。
【図1】本発明の一実施例に係る押釦スイッチ群の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1に示す押釦スイッチ群の組立後の断面図で
ある。
ある。
1 キートップ 2,4 PETフィルム(シート材) 3 第1のシート層 5 突起部 6 第2のシート層 7 LED(光源) 8 タクトスイッチ(スイッチ素子) 9 回路基板 10 表示部 11 枠体
Claims (3)
- 【請求項1】 透光性のキートップが透光性のシート材
の表面に一体化され、且つ前記キートップの配設個所に
表示部が設けてある第1のシート層と、 光拡散機能を有する透光性のシート材の表裏両面に突起
部が設けられ、前記第1のシート層のシート材の裏面に
対向配置された第2のシート層と、 前記第2のシート層に対し前記第1のシート層側とは逆
側から光を照射する光源および前記キートップからの押
圧力を受けて駆動されるスイッチ素子が搭載された回路
基板と、を備え、前記突起部が前記キートップと前記ス
イッチ素子にそれぞれ対応する個所に位置されているこ
とを特徴とする照光式押釦スイッチ。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記第2のシ
ート層が前記回路基板の表面を覆っていることを特徴と
する照光式押釦スイッチ。 - 【請求項3】 請求項1または2のいずれかの記載にお
いて、前記突起部が前記第2のシート層のシート材の表
裏両面に印刷形成してあることを特徴とする照光式押釦
スイッチ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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