JP3185841B2 - 照光式パネルスイッチ - Google Patents
照光式パネルスイッチInfo
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- JP3185841B2 JP3185841B2 JP07615394A JP7615394A JP3185841B2 JP 3185841 B2 JP3185841 B2 JP 3185841B2 JP 07615394 A JP07615394 A JP 07615394A JP 7615394 A JP7615394 A JP 7615394A JP 3185841 B2 JP3185841 B2 JP 3185841B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、照光式パネルスイッ
チに関し、特に、光ムラが小さく広範囲に亘って照光さ
れる薄型操作パネルを有する照光式パネルスイッチに関
する。
チに関し、特に、光ムラが小さく広範囲に亘って照光さ
れる薄型操作パネルを有する照光式パネルスイッチに関
する。
【０００２】
【従来の技術】照光式パネルスイッチの従来例を図３を
参照して説明する。図３（ａ）を参照するに、１は半透
明のシリコンゴムにより構成される操作パネルを示す。
８は操作パネル１を照光する発光ダイオードを示す。１
１はスイッチ操作部、１２は発光ダイオード８を収容す
る発光ダイオード収容部である。４はプリント基板であ
り、４４はその上面に形成される固定接点である。そし
て、２２は固定接点４４を橋絡する可動接点を構成する
クリックバネを示す。
参照して説明する。図３（ａ）を参照するに、１は半透
明のシリコンゴムにより構成される操作パネルを示す。
８は操作パネル１を照光する発光ダイオードを示す。１
１はスイッチ操作部、１２は発光ダイオード８を収容す
る発光ダイオード収容部である。４はプリント基板であ
り、４４はその上面に形成される固定接点である。そし
て、２２は固定接点４４を橋絡する可動接点を構成する
クリックバネを示す。
【０００３】ここで、操作パネル１から上に膨出するス
イッチ操作部１１を押圧すると、可動接点を構成するク
リックバネ２２は反転して固定接点４４間を橋絡する。
この照光式パネルスイッチにおいて、発光ダイオード収
容部１２に収容される発光ダイオード８から放射される
光は半透明のシリコンゴムにより構成される操作パネル
１内を伝搬してスイッチ操作部１１或は操作部の操作内
容を表示する表示部その他の照射されるべきところに到
達する。
イッチ操作部１１を押圧すると、可動接点を構成するク
リックバネ２２は反転して固定接点４４間を橋絡する。
この照光式パネルスイッチにおいて、発光ダイオード収
容部１２に収容される発光ダイオード８から放射される
光は半透明のシリコンゴムにより構成される操作パネル
１内を伝搬してスイッチ操作部１１或は操作部の操作内
容を表示する表示部その他の照射されるべきところに到
達する。
【０００４】図３（ｂ）を参照するに、１は操作パネル
であり、光透過性を有する薄板により構成される。１１
は入力操作されるべき上に凸のエンボス加工部を示す。
２はメンブレンスイッチを構成する可動接点シートであ
り、光透過性を有する薄板により構成される。２２は可
動接点シート２下面に形成される可動接点である。３は
スペーサであり、光透過性を有する薄板により構成され
る。スペーサ３における操作パネル１のエンボス加工部
１１に対応するところは円形に打抜き加工された円形領
域２１とされる。４はメンブレンスイッチを構成するプ
リント基板であり、光透過性を有する薄板により構成さ
れている。４４はプリント基板４の上面に形成される固
定接点である。９は透明材料より成るスペーサであり、
１２は発光ダイオード収容部を示す。４’は第２のプリ
ント基板であり、８により示される発光ダイオードが取
り付けられ、これに給電して発光せしめるものである。
であり、光透過性を有する薄板により構成される。１１
は入力操作されるべき上に凸のエンボス加工部を示す。
２はメンブレンスイッチを構成する可動接点シートであ
り、光透過性を有する薄板により構成される。２２は可
動接点シート２下面に形成される可動接点である。３は
スペーサであり、光透過性を有する薄板により構成され
る。スペーサ３における操作パネル１のエンボス加工部
１１に対応するところは円形に打抜き加工された円形領
域２１とされる。４はメンブレンスイッチを構成するプ
リント基板であり、光透過性を有する薄板により構成さ
れている。４４はプリント基板４の上面に形成される固
定接点である。９は透明材料より成るスペーサであり、
１２は発光ダイオード収容部を示す。４’は第２のプリ
ント基板であり、８により示される発光ダイオードが取
り付けられ、これに給電して発光せしめるものである。
【０００５】この照光式パネルスイッチにおいては、発
光ダイオード収容部１２に収容される発光ダイオード８
から放射される光は、透明材料より成るスペーサ９を伝
搬してスイッチ操作部１１或は操作部の操作内容を表示
する表示部その他の照射されるべきところに到達する。
光ダイオード収容部１２に収容される発光ダイオード８
から放射される光は、透明材料より成るスペーサ９を伝
搬してスイッチ操作部１１或は操作部の操作内容を表示
する表示部その他の照射されるべきところに到達する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】図３（ａ）に示される
照光式パネルスイッチは、パネルスイッチであるという
性格上でき得る限りスイッチ構成部材の厚さを薄くした
い。構成部材の厚さ、特にこれらの内の半透明のシリコ
ンゴムにより構成される操作パネル１を薄く設計する
と、操作パネル１中に収容される発光ダイオード８の発
光表面は操作パネル１表面に近いものとなり、操作パネ
ル１の発光ダイオード８の真上が操作パネル１の他の部
分と比較して極端に明るい、光ムラの大きい照光式パネ
ルスイッチが構成されることとなる。操作パネル１の厚
さを厚く設計することによりこの様な光ムラの問題は多
少緩和されるが、操作パネル１を半透明のシリコンゴム
を原材料として製造する場合、その材料費自体高価であ
る上に、金型代も高価であるところから、操作パネルの
製造コストは大きい。その上に、照光式パネルスイッチ
の全体の厚さを増大することは好ましくない。
照光式パネルスイッチは、パネルスイッチであるという
性格上でき得る限りスイッチ構成部材の厚さを薄くした
い。構成部材の厚さ、特にこれらの内の半透明のシリコ
ンゴムにより構成される操作パネル１を薄く設計する
と、操作パネル１中に収容される発光ダイオード８の発
光表面は操作パネル１表面に近いものとなり、操作パネ
ル１の発光ダイオード８の真上が操作パネル１の他の部
分と比較して極端に明るい、光ムラの大きい照光式パネ
ルスイッチが構成されることとなる。操作パネル１の厚
さを厚く設計することによりこの様な光ムラの問題は多
少緩和されるが、操作パネル１を半透明のシリコンゴム
を原材料として製造する場合、その材料費自体高価であ
る上に、金型代も高価であるところから、操作パネルの
製造コストは大きい。その上に、照光式パネルスイッチ
の全体の厚さを増大することは好ましくない。
【０００７】図３（ｂ）に示される照光式パネルスイッ
チは、メンブレンスイッチを構成するプリント基板４の
下面を透明のスペーサ９により裏打ちし、このスペーサ
９に発光ダイオード収容部１２を形成してこれに発光ダ
イオード８を収容する構成を採用している。この場合、
図３（ａ）に示される照光式パネルスイッチと比較し
て、発光ダイオード８は操作パネル１から少しは遠ざか
る分だけ操作パネル１における光ムラを緩和する上に好
都合ではあるが、なお、透明スペーサ９の厚さを厚くし
て発光ダイオード８を操作パネル１から遠ざけない限
り、光ムラを完全には解消することはできない。透明ス
ペーサ９の厚さを厚くすると、これを単なるプレス加工
のみにより打抜き製造することはできないので成形によ
り製造しなければならなくなるのであるが、これを成形
により製造するということになると、打抜き製造と比較
してコストが大であるので、これはパネルスイッチ全体
の製造原価を高める結果となる。更に、発光ダイオード
８に給電するに第２のプリント基板４’を必要とすると
いうのも照光式パネルスイッチの構成を複雑にする。
チは、メンブレンスイッチを構成するプリント基板４の
下面を透明のスペーサ９により裏打ちし、このスペーサ
９に発光ダイオード収容部１２を形成してこれに発光ダ
イオード８を収容する構成を採用している。この場合、
図３（ａ）に示される照光式パネルスイッチと比較し
て、発光ダイオード８は操作パネル１から少しは遠ざか
る分だけ操作パネル１における光ムラを緩和する上に好
都合ではあるが、なお、透明スペーサ９の厚さを厚くし
て発光ダイオード８を操作パネル１から遠ざけない限
り、光ムラを完全には解消することはできない。透明ス
ペーサ９の厚さを厚くすると、これを単なるプレス加工
のみにより打抜き製造することはできないので成形によ
り製造しなければならなくなるのであるが、これを成形
により製造するということになると、打抜き製造と比較
してコストが大であるので、これはパネルスイッチ全体
の製造原価を高める結果となる。更に、発光ダイオード
８に給電するに第２のプリント基板４’を必要とすると
いうのも照光式パネルスイッチの構成を複雑にする。
【０００８】この発明は、上述の通りの問題を解消した
照光式パネルスイッチを提供するものである。
照光式パネルスイッチを提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】操作パネル１を具備し、
可動接点シート２、スペーサ３、固定接点が形成される
プリント基板４より成るメンブレンスイッチを操作パネ
ル１の下面に具備し、プリント基板４の下面に下向きに
突出して取り付けられる発光ダイオード８を具備し、発
光ダイオード８が進入収容される発光ダイオード収容部
５１ないし５６を穿設した不透明材料より成るフレーム
５をプリント基板４の下面に具備し、発光ダイオード収
容部５１ないし５６を閉塞して発光ダイオード８が放射
する光を反射する反射板６をフレーム５の下面に具備す
る照光式パネルスイッチを構成した。
可動接点シート２、スペーサ３、固定接点が形成される
プリント基板４より成るメンブレンスイッチを操作パネ
ル１の下面に具備し、プリント基板４の下面に下向きに
突出して取り付けられる発光ダイオード８を具備し、発
光ダイオード８が進入収容される発光ダイオード収容部
５１ないし５６を穿設した不透明材料より成るフレーム
５をプリント基板４の下面に具備し、発光ダイオード収
容部５１ないし５６を閉塞して発光ダイオード８が放射
する光を反射する反射板６をフレーム５の下面に具備す
る照光式パネルスイッチを構成した。
【００１０】そして、操作パネル１は光透過性のエンボ
ス加工部１１および光透過性の操作内容表示部が形成さ
れるものである照光式パネルスイッチを構成した。ま
た、プリント基板４はガラス繊維が分散されるガラスエ
ポキシ樹脂板により構成されるものである照光式パネル
スイッチを構成した。更に、プリント基板４についてそ
の操作パネル１の光透過性のエンボス加工部１１および
光透過性の操作内容表示部に対向するところを除いて白
色シルク印刷４１を施して遮光、絶縁するものである照
光式パネルスイッチを構成した。
ス加工部１１および光透過性の操作内容表示部が形成さ
れるものである照光式パネルスイッチを構成した。ま
た、プリント基板４はガラス繊維が分散されるガラスエ
ポキシ樹脂板により構成されるものである照光式パネル
スイッチを構成した。更に、プリント基板４についてそ
の操作パネル１の光透過性のエンボス加工部１１および
光透過性の操作内容表示部に対向するところを除いて白
色シルク印刷４１を施して遮光、絶縁するものである照
光式パネルスイッチを構成した。
【００１１】そして、プリント基板４上面にはスイッチ
回路パターンが形成されると共に、プリント基板４下面
には発光ダイオード８に給電する給電回路パターンが形
成されるものである照光式パネルスイッチを構成した。
また、フレーム５は打抜き加工処理を施すことにより構
成されるものである照光式パネルスイッチをも構成し
た。
回路パターンが形成されると共に、プリント基板４下面
には発光ダイオード８に給電する給電回路パターンが形
成されるものである照光式パネルスイッチを構成した。
また、フレーム５は打抜き加工処理を施すことにより構
成されるものである照光式パネルスイッチをも構成し
た。
【００１２】
【実施例】この発明の実施例を図１および図２を参照し
て説明する。図１はこの発明の照光式パネルスイッチを
分解してその構成部材を上から視たところを示す図、図
２はこの発明の照光式パネルスイッチの一部の断面を示
す図である。１は照光式パネルスイッチの操作パネルで
あり、多少の光透過性を有する薄板により構成される。
Ｉ／Ｒ、ＢＬ、Ｒ、−、ADJ その他の記号の付されてい
るところは入力操作されるべきところであるが、ここは
図２の断面図に示される如く横一列のクリック動作する
上に凸のエンボス加工部１１とされている。そして、横
一列のエンボス加工部１１に平行に、エンボス加工部１
１の操作内容に対応する操作内容表示部が形成されてい
る。これらエンボス加工部１１および操作内容表示部は
光透過性とされている。
て説明する。図１はこの発明の照光式パネルスイッチを
分解してその構成部材を上から視たところを示す図、図
２はこの発明の照光式パネルスイッチの一部の断面を示
す図である。１は照光式パネルスイッチの操作パネルで
あり、多少の光透過性を有する薄板により構成される。
Ｉ／Ｒ、ＢＬ、Ｒ、−、ADJ その他の記号の付されてい
るところは入力操作されるべきところであるが、ここは
図２の断面図に示される如く横一列のクリック動作する
上に凸のエンボス加工部１１とされている。そして、横
一列のエンボス加工部１１に平行に、エンボス加工部１
１の操作内容に対応する操作内容表示部が形成されてい
る。これらエンボス加工部１１および操作内容表示部は
光透過性とされている。
【００１３】２はメンブレンスイッチを構成する可動接
点シートであり、透明の薄板により構成される。３はス
ペーサであり、多少の光透過性を有する薄板により構成
される。可動接点シート２の裏にスペーサ３が接合され
た状態のものが図示されている。スペーサ３における操
作パネル１のエンボス加工部１１に対応するところはそ
れぞれ円形に打抜き加工されており、このスペーサ３を
可動接点シート２の裏に接合することにより、可動接点
シート２のエンボス加工部１１に対応するところはそれ
ぞれ透明な円形領域２１として残存する。これら円形領
域２１それぞれの下面には可動接点２２が形成される。
点シートであり、透明の薄板により構成される。３はス
ペーサであり、多少の光透過性を有する薄板により構成
される。可動接点シート２の裏にスペーサ３が接合され
た状態のものが図示されている。スペーサ３における操
作パネル１のエンボス加工部１１に対応するところはそ
れぞれ円形に打抜き加工されており、このスペーサ３を
可動接点シート２の裏に接合することにより、可動接点
シート２のエンボス加工部１１に対応するところはそれ
ぞれ透明な円形領域２１として残存する。これら円形領
域２１それぞれの下面には可動接点２２が形成される。
【００１４】４はメンブレンスイッチを構成するプリン
ト基板であり、透光性を有する０．３ｍｍ程度の厚さの
ガラスエポキシ樹脂板により構成されている。４１はこ
のプリント基板４の表面に施される白色のシルク印刷で
ある。この白色のシルク印刷４１は遮光されるべき領域
に施され、４２はその結果形成された透光性の円形領域
であり、４３は透光性の長尺領域である。４４は透光性
の円形領域４２それぞれの上面に形成される固定接点で
ある。固定接点４４はプリント基板４表面に形成される
プリント配線により外部回路に導出される。特に、図２
を参照するに、８はプリント基板４の下面に取り付けら
れる発光ダイオードであり、透光性の円形領域４２それ
ぞれに対応してこれらの近傍に取り付けられる。発光ダ
イオード８はプリント基板４の下面に形成されるプリン
ト配線を介して給電され、発光するに到る。白色のシル
ク印刷４１はこれらプリント配線の上にも施され、他と
絶縁される。このプリント基板４の表面にはこれを構成
するガラスエポキシ樹脂の細かいガラス繊維が分散して
いる。
ト基板であり、透光性を有する０．３ｍｍ程度の厚さの
ガラスエポキシ樹脂板により構成されている。４１はこ
のプリント基板４の表面に施される白色のシルク印刷で
ある。この白色のシルク印刷４１は遮光されるべき領域
に施され、４２はその結果形成された透光性の円形領域
であり、４３は透光性の長尺領域である。４４は透光性
の円形領域４２それぞれの上面に形成される固定接点で
ある。固定接点４４はプリント基板４表面に形成される
プリント配線により外部回路に導出される。特に、図２
を参照するに、８はプリント基板４の下面に取り付けら
れる発光ダイオードであり、透光性の円形領域４２それ
ぞれに対応してこれらの近傍に取り付けられる。発光ダ
イオード８はプリント基板４の下面に形成されるプリン
ト配線を介して給電され、発光するに到る。白色のシル
ク印刷４１はこれらプリント配線の上にも施され、他と
絶縁される。このプリント基板４の表面にはこれを構成
するガラスエポキシ樹脂の細かいガラス繊維が分散して
いる。
【００１５】５はフレームであり、１ｍｍ程度の厚さを
有する不透明の合成樹脂板により構成される。５１ない
し５６は合成樹脂板に打抜き加工処理を施すことにより
穿設される発光ダイオード収容部を示す。発光ダイオー
ド収容部５１は操作内容表示INVERT/REVERSEおよびBLUE
SCREENに対応する発光ダイオード８が発光する光を導
光する領域、発光ダイオード収容部５２は操作内容表示
VIDEO ADJUSTMENTに対応する発光ダイオード８が発光す
る光を導光する領域、発光ダイオード収容部５３は操作
内容表示FOCUSに対応する発光ダイオード８が発光する
光を導光する領域、発光ダイオード収容部５４は操作内
容表示ZOOMに対応する発光ダイオード８が発光する光を
導光する領域、発光ダイオード収容部５５は操作内容表
示VOLUMEに対応する発光ダイオード８が発光する光を導
光する領域、発光ダイオード収容部５６は操作内容表示
INPUT SELECTに対応する発光ダイオード８が発光する光
を導光する領域を示す。これら発光ダイオード収容部５
１ないし５６には上述のプリント基板４の下面に取り付
けられる発光ダイオード８の対応するものが突出収容さ
れる。
有する不透明の合成樹脂板により構成される。５１ない
し５６は合成樹脂板に打抜き加工処理を施すことにより
穿設される発光ダイオード収容部を示す。発光ダイオー
ド収容部５１は操作内容表示INVERT/REVERSEおよびBLUE
SCREENに対応する発光ダイオード８が発光する光を導
光する領域、発光ダイオード収容部５２は操作内容表示
VIDEO ADJUSTMENTに対応する発光ダイオード８が発光す
る光を導光する領域、発光ダイオード収容部５３は操作
内容表示FOCUSに対応する発光ダイオード８が発光する
光を導光する領域、発光ダイオード収容部５４は操作内
容表示ZOOMに対応する発光ダイオード８が発光する光を
導光する領域、発光ダイオード収容部５５は操作内容表
示VOLUMEに対応する発光ダイオード８が発光する光を導
光する領域、発光ダイオード収容部５６は操作内容表示
INPUT SELECTに対応する発光ダイオード８が発光する光
を導光する領域を示す。これら発光ダイオード収容部５
１ないし５６には上述のプリント基板４の下面に取り付
けられる発光ダイオード８の対応するものが突出収容さ
れる。
【００１６】６は発光ダイオード８が放射する光を反射
する反射板である。この反射板６はフレーム５の下面に
接合され、フレーム５に穿設される発光ダイオード収容
部５１ないし５６を下から閉塞するものである。７は反
射板６を下から保護する保護シートを示す。以上の各シ
ート或は板相互間は適宜の接着剤或は接着テープを使用
することにより接合され、照光式パネルスイッチが構成
される。
する反射板である。この反射板６はフレーム５の下面に
接合され、フレーム５に穿設される発光ダイオード収容
部５１ないし５６を下から閉塞するものである。７は反
射板６を下から保護する保護シートを示す。以上の各シ
ート或は板相互間は適宜の接着剤或は接着テープを使用
することにより接合され、照光式パネルスイッチが構成
される。
【００１７】以上の通りの照光式パネルスイッチにおい
て、プリント基板４はその下面にフレーム５が接合裏打
ちされており、更に、フレーム５の下面には反射板６が
接合されている。そして、フレーム５はそのメンブレン
スイッチのスイッチ接点部に対応するところは発光ダイ
オード収容部５１ないし５６とされ、プリント基板４の
下面に実装される発光ダイオード８はこの収容部に突出
収容されている。この様にすることにより、発光ダイオ
ード８から放射される光は、操作パネル１における入力
操作されるべきエンボス加工部１１および操作内容表示
に対して、発光ダイオード収容部５１ないし５６、プリ
ント基板４に形成される透光性の円形領域４２および透
光性の長尺領域４３を介して直接に入射すると共に、反
射板６により反射せしめられてから入射することとな
る。
て、プリント基板４はその下面にフレーム５が接合裏打
ちされており、更に、フレーム５の下面には反射板６が
接合されている。そして、フレーム５はそのメンブレン
スイッチのスイッチ接点部に対応するところは発光ダイ
オード収容部５１ないし５６とされ、プリント基板４の
下面に実装される発光ダイオード８はこの収容部に突出
収容されている。この様にすることにより、発光ダイオ
ード８から放射される光は、操作パネル１における入力
操作されるべきエンボス加工部１１および操作内容表示
に対して、発光ダイオード収容部５１ないし５６、プリ
ント基板４に形成される透光性の円形領域４２および透
光性の長尺領域４３を介して直接に入射すると共に、反
射板６により反射せしめられてから入射することとな
る。
【００１８】ここで、上述した通りプリント基板４の表
面にはこれを構成するガラスエポキシを構成する細かい
ガラス繊維が分散しているところから、プリント基板４
の透光性の円形領域４２および透光性の長尺領域４３に
入射する光は分散している細かいガラス繊維により拡散
せしめられて上面に配置される操作パネル１を広く照射
するに到る。反射板６により反射せしめられてから入射
する光は、反射板６による光の拡散作用も受けているの
で、操作パネル１を一層広く照射する。
面にはこれを構成するガラスエポキシを構成する細かい
ガラス繊維が分散しているところから、プリント基板４
の透光性の円形領域４２および透光性の長尺領域４３に
入射する光は分散している細かいガラス繊維により拡散
せしめられて上面に配置される操作パネル１を広く照射
するに到る。反射板６により反射せしめられてから入射
する光は、反射板６による光の拡散作用も受けているの
で、操作パネル１を一層広く照射する。
【００１９】
【発明の効果】以上の通り、この発明の照光式パネルス
イッチは操作パネルを広く光ムラを少なく照射すること
ができる。そして、この発明の照光式パネルスイッチ
は、発光ダイオード収容部が形成されるフレームの厚さ
を格別に厚くする必要はなく、発光ダイオードの高さ程
度の厚さを有するものでありさえすれば事足りるので、
照光式パネルスイッチ全体の厚さを薄くすることができ
る。
イッチは操作パネルを広く光ムラを少なく照射すること
ができる。そして、この発明の照光式パネルスイッチ
は、発光ダイオード収容部が形成されるフレームの厚さ
を格別に厚くする必要はなく、発光ダイオードの高さ程
度の厚さを有するものでありさえすれば事足りるので、
照光式パネルスイッチ全体の厚さを薄くすることができ
る。
【００２０】また、このフレームは比較的に薄い合成樹
脂板を打抜き加工することにより容易に形成することが
でき、成形により製造する場合と比較して製造コストの
点においても好適である。更に、プリント基板の下面に
発光ダイオードを取り付け、このプリント基板の下面に
形成されるプリント配線を介して給電することにより、
給電のための格別のプリント基板を必要としない。
脂板を打抜き加工することにより容易に形成することが
でき、成形により製造する場合と比較して製造コストの
点においても好適である。更に、プリント基板の下面に
発光ダイオードを取り付け、このプリント基板の下面に
形成されるプリント配線を介して給電することにより、
給電のための格別のプリント基板を必要としない。
【図１】実施例を説明する分解図。
【図２】実施例を説明する断面図。
【図３】従来例を説明する図。
１ 操作パネル ２ 可動接点シート ３ スペーサ ４ プリント基板 ５ フレーム ６ 反射板 ８ 発光ダイオード ５１ないし５６ 発光ダイオード収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01H 13/02
Claims (6)
- 【請求項１】 操作パネルを具備し、 可動接点シート、スペーサ、固定接点が形成されるプリ
ント基板より成るメンブレンスイッチを操作パネルの下
面に具備し、 プリント基板の下面に下向きに突出して取り付けられる
発光ダイオードを具備し、 発光ダイオードが進入収容される発光ダイオード収容部
を穿設した不透明材料より成るフレームをプリント基板
の下面に具備し、 発光ダイオード収容部を閉塞して発光ダイオードが放射
する光を反射する反射板をフレームの下面に具備する、 ことを特徴とする照光式パネルスイッチ。 - 【請求項２】 請求項１に記載される照光式パネルスイ
ッチにおいて、 操作パネルは光透過性のエンボス加工部および光透過性
の操作内容表示部が形成されるものである、 ことを特徴とする照光式パネルスイッチ。 - 【請求項３】 請求項１および請求項２の何れかに記載
される照光式パネルスイッチにおいて、 プリント基板はガラス繊維が分散されるガラスエポキシ
樹脂板により構成されるものである、 ことを特徴とする照光式パネルスイッチ。 - 【請求項４】 請求項３に記載される照光式パネルスイ
ッチにおいて、 プリント基板についてその操作パネルの光透過性のエン
ボス加工部および光透過性の操作内容表示部に対向する
ところを除いて白色シルク印刷を施して遮光、絶縁する
ものである、 ことを特徴とする照光式パネルスイッチ。 - 【請求項５】 請求項３および請求項４の何れかに記載
される照光式パネルスイッチにおいて、 プリント基板上面にはスイッチ回路パターンが形成され
ると共に、プリント基板下面には発光ダイオードに給電
する給電回路パターンが形成されるものであることを特
徴とする照光式パネルスイッチ。 - 【請求項６】 請求項１ないし請求項５の内の何れかに
記載される照光式パネルスイッチにおいて、フレームは
打抜き加工処理を施すことにより構成されるものであ
る、 ことを特徴とする照光式パネルスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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