JP2024089950A - 表示装置、及び時計 - Google Patents

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順 三輪
慧 半澤
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Abstract

【課題】表示部や導光板を安定して固定することができる、表示装置及び時計を提供すること。
【解決手段】
実施形態に係る表示装置31は、複数の電子部品32aが配置される回路基板32と、複数の前記電子部品32aに対向配置される導光板52と、前記導光板52の前記回路基板32とは反対側に対向配置される表示部35と、透光性を有し、前記導光板52と前記表示部(LCD35)との間に配置され、前記導光板52の表面及び前記表示部35の裏面に接触する透光板(拡散板54)と、前記回路基板32の表面に設けられ、前記回路基板32と前記導光板52との間隔を規制するスペーサ55a,55bと、を備える。
本発明の他の実施形態に係る時計1は、前記表示装置31と、時計ケース12と、前記時計ケース12内に設けられる時計モジュール13と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置、及び時計に関する。
従来、表示装置として、表示部と拡散板と導光板とが順番に積層され、各種電子部品を搭載した回路基板に対向配置されるものがある(例えば、特許文献1)。
特開平8-062426号公報
しかしながら、特許文献1に記載された構成では、衝撃により表示部や導光板が外れ、電子部品に影響を与える可能性がある。
本発明はこうした課題を解決するためのものであり、表示部や導光板を安定して固定することができる、表示装置及び時計を提供する。
本発明の実施形態に係る表示装置は、複数の電子部品が配置される回路基板と、複数の前記電子部品に対向配置される導光板と、前記導光板の前記回路基板とは反対側に対向配置される表示部と、透光性を有し、前記導光板と前記表示部との間に配置され、前記導光板の表面及び前記表示部の裏面に接触する透光板と、前記回路基板の表面に設けられ、前記回路基板と前記導光板との間隔を規制するスペーサと、を備える。
本発明の他の実施形態に係る時計は、前記表示装置と、時計ケースと、前記時計ケース内に設けられる時計モジュールと、を備える。
本発明によれば、表示装置において、表示部や導光板を安定して固定することができる。
本発明の第1実施形態に係る時計の平面図。 同時計の断面図。 同時計の一部を拡大して示す断面図。 同時計の回路基板の平面図。 従来の時計の一部を拡大して示す断面図。
以下、本発明の1実施形態にかかる表示装置31及び時計1について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る時計1の一部を示す断面図である。図2は、図1のA-A断面図であり、図3は一部拡大して示す断面図である。図4は回路基板の平面図である。本実施形態において1例として表示装置31が時計1の文字盤に適用された例を示している。図中X、Y、Zは互いに直交する三方向をそれぞれ示す。X軸が時計1の3時と9時を結ぶ横方向、Y軸が時計1の12時と6時を結ぶ縦方向、Z軸を時計1の表裏方向(第1方向)として説明する。なお、図4において説明のため、第1領域である視認領域R1を一方向の斜線とし、第2領域であるカバー領域R2を交差する2方向の斜線とし、第3領域としての端部領域R3を幅の異なる斜線として、ハッチングを用いて示す。
図1及び図2に示す時計1は、例えば腕時計であり、外郭を構成する時計ケース12と、時計ケース12内に設けられる時計モジュール13と、時計モジュール13の表側を覆うカバー14と、を備える。また、時計1は、時計ケース12の外周部の2箇所に接続される時計バンド16や、時計ケース12の外周に配された複数のスイッチを備える。
時計ケース12は、時計モジュール13の外周部に配されるハウジング21と、時計モジュール13の裏側に配置される裏蓋22と、外装ケース23と、を有する。時計ケース12は、ハウジング21及び裏蓋22によって、時計モジュール13が配置される収容部12aを構成する。ハウジング21の表側の開口は、カバー14によって覆われる。本実施形態において時計ケース12は八角形状に構成される。
ハウジング21は外周部において互いに対向する2箇所、例えば時計の6時と12時の位置に、それぞれ時計バンド16が取付けられるバンド取付部21aを備える。
ハウジング21は金属または樹脂材料により形成される。ハウジング21は、時計ケース12の形状に対応する例えば八角形の枠状に構成される。ハウジング21には、内部に時計モジュール13等を収容する収容部12aが形成されている。ハウジング21は複数のケース部材を組み合わせて構成されていてもよい。1例として本実施形態におけるハウジング21は、メインケース部材24と、メインケース部材24の内周縁に設けられるインナーケース部材25と、が組付けられて構成される。
メインケース部材24は時計ケース12の形状に対応する例えば八角形の環状に構成される。メインケース部材24は、時計モジュール13及びインナーケース部材25の外周部を覆う。メインケース部材24の裏面側の縁部には溝24aが形成される。この溝24aには裏蓋22との間を気密にする防水リングが装着される。
例えばインナーケース部材25は、メインケース部材24の内周縁に設けられ、時計モジュール13の一部である回路基板32や表示装置31を支持する。インナーケース部材25は時計ケース12の形状に対応する形状、例えば八角形の枠状に構成される。
図3に示すように、例えばインナーケース部材25は、表示装置を支持する支持壁部25a(支持部)を有する。支持壁部25aは、部品の配置に対応して複数の段差を有する。例えば支持壁部25aは、インナーケース部材25の内周縁の少なくとも一部に設けられ、LCD35(表示部)の周縁の表側に対向する第1面25bと、導光板の周縁の表側に対向する第2面25cと、第1面25bと第2面25cとを連続して接続する接続面25dと、を有する。
第1面25bは、表示装置31及び時計1の厚さ方向である第1方向に直交し、裏面側を向く平面である。第1面25bは、LCD35の周縁の表面側に対向配置され、LCD35の周縁と当接し、LCD35を裏面側に向かって押さえる。本実施形態において第1面25bはLCD35を構成する表側の電極基板41の外周縁に対向配置される。
第2面25cは、表示装置31及び時計1の厚さ方向である第1方向に直交し裏面側を向く平面である。第2面25cは、導光板52の周縁の表側に対向配置される。第2面25cは、導光板52の周縁の表面に対して僅かな隙間G1を有して対向する。第2面25cは第1面25bよりも第1方向の一方側である裏側に位置する。ここで、第2面25cと第1面25bとの第1方向の距離、すなわち段差となる接続面25dの第1方向の高さは、LCD35の電極基板41、42の厚さ寸法とほぼ同等である。
接続面25dは、第1方向に立設され、第1面25bと第2面25cとを接続する内側壁面であり、電極基板41、42の外周面の外側に対向配置される。
外装ケース23は時計ケース12の形状に対応する例えば八角形の枠状に構成され、ハウジング21の外周の表側に設けられている。外装ケース23は、ビス等の接続部材によってハウジング21に固定されている。
図2及び図3に示すように、時計モジュール13は、時刻等の各種情報を表示する表示装置31と、表示装置31を動作させる駆動部としてのICやアンテナ等の各種電子部品32a,32bを搭載した回路基板32(部品ユニット)と、回路基板32と表示装置31との間に配置されるスペーサ55a、55bと、を備える。時計モジュール13は、他に、電池、ソーラー基板、各種センサ部品、その他の時計機能に必要な各種部品を備える。本実施形態において積層配置される表示装置31や回路基板32は、時計ケース12の形状に対応する例えば八角形状に構成される。
例えば表示装置31は、透過型のLCD35(液晶表示パネル)と、照明装置36と、を備える。例えば表示装置31は、デジタル方式の表示部であり、デジタル表示機能を備える。
LCD35は、液晶材層を挟んで積層される一対の透明な第1の電極基板41、第2の電極基板42と、一対の第1の電極基板41の表面及び第2の電極基板42の裏面にそれぞれ積層される一対の第1の偏光板44,第2の偏光板45と、光学シート46と、を備える。LCD35は、導光板52の回路基板32とは反対側に対向配置される。
一対の透明な電極基板41,42は、対向面においてマトリクス状に配列される透明電極を有する。一対の電極基板41,42の透明電極が重なり合う部分が画素を構成し、マトリクス状に配列される画素が形成される。例えばLCD35は回路基板32に電気的に接続され、回路基板32から駆動信号が与えられることにより、情報を電気光学的に表示する。すなわち、LCD35は、電極基板41,42の透明電極に選択的に電圧が印加されることにより、マトリクス状に配列された画素が選択的に遮光状態となることで、文字や図柄などの情報を電気光学的に表示する。また、LCD35の外周部には化粧パネル47(パネル)が設けられ、中央部において表側から表示情報が視認可能に構成された視認領域R1と、外周に形成されたカバー領域R2とが形成される。視認領域R1は例えば矩形状に構成される。
LCD35の裏面となる裏側の第2の偏光板45は、照明装置36の拡散板54の表面に密着して配置される。
LCD35の表側の電極基板41は周縁においてインナーケース部材25の第1面25bの裏側に対向配置され第1面25bによって支持される。一方、表側の第1の偏光板44及び光学シート46は、インナーケース部材25の支持壁部25aよりも内周側に配置される。
照明装置36は、LCD35の裏側に設けられ、LCD35の裏側から光を照射する。照明装置36は、発光体51と、導光板52と、反射板53と、拡散板54と、を備える。
発光体51は、回路基板32上において、導光板52の外周側に設けられる。具体的には、発光体51は、導光板52の一方の側部に対向配置される。1例として図4に示すように、発光体51は、6時側の領域において、2箇所、例えば7時と5時の位置付近にそれぞれ発光体51が配置される。発光体51は、例えば発光ダイオード(LED)素子であり、白色光などの可視光線領域の光を発光する。発光体51は、回路基板32と電気的に接続される。
発光体51は導光板52の端面に向けて光を照射する光源51aを有する。発光体51の導光板52に対向する対向面における中心に、光源51aが配置される。例えば本実施形態において、光源51aは、6時側の端部から、12時側に向けて、光を照射する。
導光板52は、透明または半透明の光透過性を有する材料から板状に構成される。例えば導光板52は、平板状のプレート部56と、プレート部56の端部において裏側に突出する凸部57と、を一体に有する。例えば導光板52は、回路基板32の外形よりも小さく、回路基板32の中央部の実装エリアに対向する。また、導光板52はLCD35の外形よりも大きい。導光板52は、例えば八角形状の外形を有する。導光板52は、発光体51からの光を、表側面から均一に放出するように導光する所定の導光パターンが形成される。導光パターンは発光体51に近い部分が粗、発光体51から遠い部分が密、となるように、一方から他方に向かって粗から密となるように形成され、入射光を上面(表面)から放出する様に構成される。例えば導光パターンは、導光板52のうち、凸部57以外の薄肉部56aのみに形成されていてもよく、あるいはプレート部56の凸部57を含む領域に形成されていてもよい。
凸部57は、プレート部56の発光体51側の端部に設けられる。凸部57は、プレート部56の端部が裏側に突出して厚肉に構成される突起部である。凸部57の第1方向の厚さ寸法はプレート部56の中央の薄肉部56aの厚さ寸法よりも大きい所定厚さに構成される。
本実施形態において一例として図4に示すように、凸部57は時計1の5時と7時の位置にそれぞれ設けられる。各凸部57は、横方向に延びる領域が裏面側に突出する。例えば凸部57は、時計の表側から見たときに表示情報が視認可能な中央の視認領域R1よりも外側であって、図2に示す化粧パネル47によって覆われ表側から視認されないカバー領域R2に、配置される。
図3に示すように、導光板52の凸部57は、発光体51に対向する側面部57bと、回路基板に対向する裏端面部57cと、斜面部57dと、を有し、3時と9時を結ぶ横方向に見た断面視が略台形状に構成される。
導光板52の凸部57の側面部57bは、発光体51に対向する。側面部57bは、光が入射する入射面を形成する。側面部57bは6時側から12時側に向く入射方向となる縦方向において光源51aに対向する位置に設けられる。
導光板52の凸部57の裏端面部57cは例えば平板状に構成される。裏端面部57cは光源51aの位置よりも裏側の位置に設けられ、回路基板32上に所定の隙間G2を空けて対向配置される。裏端面部57cは、第1方向において、発光体51の光源51aよりも回路基板32側(時計1の裏側)の位置に配置される。
導光板52の凸部57の斜面部57dは、裏端面部57cの内側端部から中央に向かって傾斜する傾斜面である。斜面部57dは、プレート部56の裏側の面が回路基板32側に斜めに延出し、第1方向及び第1方向と直交する面方向に対して傾斜する面を構成する。斜面部57dは第1方向において、回路基板32に対向配置される。
反射板53は導光板52の裏側に設けられ、平板状に構成される。反射板53は、プレート部56から漏れた光を導光板52に向けて反射することで、再び導光板52に導く。
拡散板54は、導光板52とLCD35との間に配置され透光性を有する透光板である。拡散板54は表面がLCD35の裏面に密着して接触するとともに、裏面が導光板52の表面に密着して接触する。拡散板54は、導光板52からの光を拡散し、均一に上面から放出させる。対向方向である第1方向において拡散板54が導光板52とLCD35との間に介在することで、拡散板54と第2の偏光板45の厚さに対応した隙間G1が、第2面25cと、導光板52の周縁の表面との間に形成される。
回路基板32は、所定の配線パターンが形成されるとともに表面に複数の電子部品32a、32bが搭載された基板である。回路基板32は導光板52の裏面側に対向配置される。なお、図4において、回路基板32に重ねて配されるLCD35を破線で示し、導光板52を一点鎖線で示す。
複数のスペーサ55a,55bは、回路基板32と照明装置36の反射板53との間に設けられ、導光板52と回路基板32との間の第1方向の間隔を規制する。複数のスペーサ55は、例えば矩形のブロック状に形成されたウレタン等の緩衝部材で構成される。図4に示すように、複数のスペーサ55は、一例として、回路基板32上の視認領域R1の外側に設けられる。
図3に示すように、例えばスペーサ55a,55bの第1方向の寸法は、導光板52の凸部57の裏端面部57cと回路基板32の表面との間に隙間G2を形成することで導光板52の圧縮を抑制できる高さに設定される。
スペーサ55は回路基板32の外周部位の所定箇所に貼付けられる。例えば図4に示すように、本実施形態においては縦方向及び横方向の2方向における両側、すなわちアナログ時計の12時、3時、6時、9時に対応する位置に、合計4箇所設けられる。一例として本実施形態においては大きさの異なる大小2種類の第1スペーサ55a,第2スペーサ55bを備える。例えば大きい第1スペーサ55aが横方向の両側である3時、9時の位置にそれぞれ配置され縦方向に延出する。小さい第2スペーサ55bが縦方向の両側である6時と12時の位置にそれぞれ設けられる。例えば本実施形態において縦方向の一方側である12時の位置にコネクタ接続用の端子が配置され、この端子よりも中央側の位置に、各スペーサ55が配置される。
図4において、時計1を平面視した際、第1領域である視認領域R1、第2領域であるカバー領域R2、第3領域である端部領域R3を有する。
第1領域である視認領域R1と第2領域であるカバー領域R2とは、平面視でLCD35及び導光板52の少なくともいずれかと重なる領域に位置する。第2領域であるカバー領域R2は、第1領域である視認領域R1の外周側に位置する。第1領域である視認領域R1に配置された最も背の高い電子部品の高さは、第2領域であるカバー領域R2に配置された最も背の高い電子部品の高さより低い。したがって、衝撃等により回路基板32に撓みが発生したとしても、中央側(視認領域R1)に位置する最も背の高い電子部品32aの方が外周側(カバー領域R2)に位置する最も背の高い電子部品32bの高さよりも背が低いので、導光板52(反射板53)の下面に接触するのを抑制できる。
第3領域である端部領域R3は、第2領域であるカバー領域R2の外周側の6時側に位置する。また、第3領域である端部領域R3は、平面視でLCD35または導光板52と重ならない領域に位置する。そして、第3領域である端部領域R3と平面視で重なる位置にあるハウジング21の下面は、LCD35の下面より高い位置にある。
したがって、衝撃等により回路基板32に撓みが発生したとしても、カバー領域R2に位置する最も背の高い電子部品32aの方が端部領域R3に位置する最も背の高い電子部品32bの高さよりも背が低いので、導光板52(反射板53)の下面に接触するのを抑制できる。
カバー14は、例えばSiO2ガラス等の無機ガラス等で形成された透明な部材である。例えばカバー14は透明な八角形状の時計ガラスであり、時計モジュール13の表側に配され、時計モジュール13を覆う。例えば、カバー14はハウジング21の表側の開口の内周縁に支持される。カバー14の外周とハウジング21の内周縁の間にはパッキンが介装される。
時計バンド16は、時計ケース12の外周の対向する2箇所にそれぞれ接続される、一対のバンド部材やバックル等の連結機構を備える。
スイッチは、例えばケースの外周部に設けられ、操作者の押し込み操作により、時計モジュール13のモード切替や時刻修正などを行う。
表示装置31の組付け工程において、例えばハウジング21の収容部12aの裏側からLCD35をセットし、LCD35の裏側にさらに拡散板54、導光板52、反射板53を順番に密着して設置する。このとき、LCD35の表側の電極基板41の外周部がハウジング21の第1面25bに対向配置され、支持される。第1の偏光板44と光学シート46とは、支持壁部25aよりも内周側に位置し、第1面25bよりも表側に配置される。電子部品32a,32bが搭載されるとともにスペーサ55が予め貼付けられた回路基板32を、照明装置36に組付ける。このとき、スペーサ55aによって、反射板53、導光板52、拡散板54及びLCD35が表側に押し上げられる。
本実施形態に係る表示装置31によれば、スペーサ55a,55bによって、LCD35や導光板52を安定して固定することができる。また、スペーサ55a,55bによって導光板52を押し上げて第1方向の寸法を規制することで、導光板52とLCD35の密着状態を均一にすることが容易となる。
LCD35は、視認側である上側から、光学シート46、第1の偏光板44、第1の電極基板41、第2の電極基板42、第2の偏光板45、の順に配置される。この際、LCD35の第1の電極基板41の上面がインナーケース部材25の支持壁部25aの第1面25bに接触して押し上げている。即ち、第1の電極基板41の表面は、ハウジング21の支持壁部25a(支持部)の下面である第1面25bに当接して配置されている。このため、光学シート46と第1の偏光板44とはインナーケース部材25の支持壁部25aの上面から突出しない位置に配置されており、インナーケース部材25の支持壁部25aの先端の厚さとほぼ同一の厚さであるため、LCD35全体の上面をインナーケース部材25に押し当てる場合と比較して、光学シート46と第1の偏光板44の厚さの分だけ表示装置31の厚さを薄くすることができる。
また、導光板52とLCD35の間の隙間に拡散板54を設け、拡散板54に対して導光板52の表面及びLCD35の裏面を密着させることで、部分的に密着部と非密着部が発生して外観に影響することを防止できる。
図5は比較例としての従来の構成の時計の一部を拡大して示す断面図である。図5に示すように、比較例にかかる表示装置31Aでは、表示装置31Aを支持する支持壁部25a(支持部)を有するインナーケース部材25において、支持壁部25aは、複数の段差を有する。LCD35(表示部)は、視認側である上側から、光学シート46、第1の偏光板44、第1の電極基板41、第2の電極基板42、第2の偏光板45、の順に配置される。この際、LCD35の第1の電極基板41の上面がインナーケース部材25の支持壁部25aの第1面25bに接触している。
そして、表示装置31Aにおいて、電子部品32a,32bが搭載されるとともにスペーサ55が予め貼付けられた回路基板32を、照明装置36に組付ける。このとき、スペーサ55aによって、導光板52がインナーケース部材25の第2面25cに押し当てられる。
この際、LCD35(表示部)と導光板52との間に隙間G3が発生する。この構成において、LCD35(表示部)と導光板52との間に隙間G3があるが、場所によって密着する箇所と密着しない箇所があると、LCD35(表示部)の外観に問題が発生し、視認性に問題が発生してしまう。
これに対し、上記第1実施形態にかかる表示装置31によれば、導光板52とLCD35の間の隙間に拡散板54を設け、拡散板54に対して導光板52の表面及びLCD35の裏面を密着させることで、部分的に密着部と非密着部が発生して外観に影響することを防止できる。また、上記第1実施形態にかかる表示装置31によれば、拡散板54によって発光体51からの光を均一に拡散させることができ、均一性及び輝度を向上できる。したがって偏光板等の種類や厚さ等の条件に影響されることなく、LCD35と導光板52とを密着させることで、外観の不具合を回避することができる。また、スペーサ55a,55bにより、導光板52や回路基板32の反りを抑制することが可能となる。
なお、上述した実施形態は例示であり、発明の範囲を限定するものではない。
(変形例)
例えば、上記実施形態において一方側の端部に発光体51を備える例を示したがこれに限られるものではない。例えば発光体51がLCD35や導光板52の中央部あるいは両端部に配置される構成であってもよい。
また、スペーサ55a、55bの形状や位置も上記実施形態に限られるものではない。例えば反射板53が所定のロール方向に撓みを有する場合には、少なくともロール方向において両側に設けられることで、反射板53の撓みを抑制できる。
また、一方側の端部に発光体51を備える例を示したがこれに限られるものではない。例えば発光体51がLCD35や導光板52の中央部あるいは両端部に配置される構成であってもよい。
また、表示部としてLCD35の例を示したがこれに限られるものではない。例えば有機ELであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
13…時計モジュール
14…カバー
16…時計バンド
21…ハウジング
21a…バンド取付部
22…裏蓋
23…外装ケース
24…メインケース部材
24a…溝
25…インナーケース部材
25a…支持壁部(支持部)
25b…第1面
25c…第2面
25d…接続面
31…表示装置
32…回路基板(部品ユニット)
32a,32b…電子部品
35…LCD(表示部)
36…照明装置
41…第1の電極基板
42…第2の電極基板
44…第1の偏光板
45…第2の偏光板
46…光学シート
47…化粧パネル
51…発光体
51a…光源
52…導光板
53…反射板
54…拡散板(透光板)
55…スペーサ
55a…スペーサ
55b…スペーサ
56…プレート部
56a…薄肉部
57…凸部
57b…側面部
57c…裏端面部
57d…斜面部
G1…隙間
G2…隙間
R1…視認領域
R2…カバー領域
本発明の実施形態に係る表示装置は、複数の電子部品が配置される回路基板と、複数の前記電子部品に対向配置される導光板と、前記導光板を基準として前記回路基板とは反対側で前記導光板に対向配置される表示部と、透光性を有し、前記導光板と前記表示部との間に配置され、前記導光板の表面及び前記表示部の裏面に接触する透光板と、前記回路基板の表面に設けられ、前記回路基板と前記導光板との間隔を規制するスペーサと、を備える。
本発明の他の実施形態に係る時計は、前記表示装置と、時計ケースと、前記時計ケース
内に設けられる時計モジュールと、を備える。
LCD35は、液晶材層を挟んで積層される一対の透明な第1の電極基板41、第2の電極基板42と、一対の第1の電極基板41の表面及び第2の電極基板42の裏面にそれぞれ積層される一対の第1の偏光板44,第2の偏光板45と、光学シート46と、を備える。LCD35は、導光板52を基準として回路基板32とは反対側で導光板52に対向配置される。

Claims (7)

  1. 複数の電子部品が配置される回路基板と、
    複数の前記電子部品に対向配置される導光板と、
    前記導光板の前記回路基板とは反対側に対向配置される表示部と、
    透光性を有し、前記導光板と前記表示部との間に配置され、前記導光板の表面及び前記表示部の裏面に接触する透光板と、
    前記回路基板の表面に設けられ、前記回路基板と前記導光板との間隔を規制するスペーサと、
    を備える、表示装置。
  2. 前記表示部はLCDであり、
    前記LCDの外周部の表側に対向配置される第1面と、前記導光板の外周部の表側に対向する第2面と、を有し、前記LCD及び前記導光板の外周部を支持する、ハウジングを備える、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記LCDは、第1の電極基板、第2の電極基板、第1の電極基板の表面に重なる第1の偏光板、前記第1の偏光板の表面に重ねられる光学シートと、第2の電極基板の裏面に重ねて配置される第2の偏光板と、を積層して備え、
    前記LCDの前記光学シート及び前記第1の偏光板の外周縁は、前記ハウジングの支持部よりも内側に配置される、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1の電極基板の表面は、前記ハウジングの前記支持部の下面に当接して配置されている、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記第2面は、前記導光板の周縁の表面に隙間を介して対向する、請求項2に記載の表示装置。
  6. 前記LCDは外周部にパネルを備え、前記パネルよりも中央側に視認領域が形成され、
    前記スペーサは、前記視認領域よりも外側の領域に配置される、請求項2に記載の表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の表示装置と、
    時計ケースと、
    前記時計ケース内に設けられる時計モジュールと、
    を備える時計。

JP2022205514A 2022-12-22 2022-12-22 表示装置、及び時計 Pending JP2024089950A (ja)

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