JP2013026110A - 照明装置、液晶表示装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光板の短辺側に光源が配置されている場合でも、フレーム体と導光板との熱膨張の差に起因する導光板での反りや歪みの発生を防止することのできる照明装置、該照明装置を備えた液晶表示装置、および該液晶表示装置を備えた電子機器を提供すること。
【解決手段】照明装置8において、短辺側に光入射部80aおよび発光素子89が設けられている導光板80を第1フレーム40の凸部90で位置決めするにあたって、第1フレーム40に、導光板80の長辺側外縁領域806、807の長さ方向の中央に向けて突出する第1凸部90a、90dを設け、第1凸部90a、90dの長辺方向の両側に第2凸部90b、90eおよび第3凸部90c、90fを設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、導光板および光源を備えた照明装置、該照明装置を備えた液晶表示装置、および該液晶表示装置を備えた電子機器に関するものである。
透過型の液晶パネルを備えた液晶表示装置では、導光板の光入射部とされた側端面に光源が発光面を向ける照明装置を有しており、導光板の光出射面側に液晶パネルが重ねて配置されている。かかる照明装置において、導光板および光源はフレーム体に保持されている。また、導光板には反射シート、拡散シート、プリズム等の光学シートが重ねて配置されている。
一方、光学シートをフレーム体の所定位置に配置するにあたって、光学シートの相対向する一対の短辺の中央から突出した部分に穴を形成しておき、かかる穴にフレーム体の凸部が嵌った構造が提案されている(特許文献1参照)。
また、光学シートの相対向する一対の短辺の2個所から突出した部分に穴を形成しておき、かかる穴にフレーム体の凸部が嵌った構造が提案されている。また、穴の長さ寸法については、凸部の外径寸法より大きくしてある(特許文献2参照)。
特許第3960411号公報 特許第4326469号公報
しかしながら、特許文献1、2には導光板の位置決めについては格別の配慮がなされていない。ここで、フレーム体に導光板を強固に固定しておくと、環境温度が変化した際、フレーム体と導光板との熱膨張の差等が原因で導光板に応力が加わって反りや歪みが発生しやすく、かかる反りや歪みは、照明光の強度分布が劣化する原因となるので、好ましくない。
また、フレーム体と導光板との熱膨張の差に起因する導光板の反りや歪みは、導光体の長手方向を強固に固定すると発生しやすいため、特許文献2に記載の構成を導光板の支持に応用して、長辺方向では遊びをもって導光板を支持することが考えられる。しかしながら、光学シートと違って、導光板の場合には短辺側に光源が配置されている場合、特許文献2に記載の構成のように、導光板の短辺側に突出した部分を設けることが困難である。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、導光板の短辺側に光源が配置されている場合でも、フレーム体と導光板との熱膨張の差に起因する導光板での反りや歪みの発生を防止することのできる照明装置、該照明装置を備えた液晶表示装置、および該液晶表示装置を備えた電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る照明装置は、長方形の光出射面を備え、当該光出射面の面内方向で互いに交差する第1方向および第2方向のうち、前記第1方向に位置する短辺側に光入射部が設けられた導光板と、前記光入射部に配置された光源と、前記導光板および前記光源を保持するフレーム体と、を有し、前記フレーム体は、前記導光板において前記第1方向に延在する長辺側外縁領域の長さ方向の中央に向けて突出する第1凸部と、前記第1凸部より前記第1方向の一方側で前記長辺側外縁領域に向けて突出する第2凸部と、前記第1凸部より前記第1方向の他方側で前記長辺側外縁領域に向けて突出する第3凸部と、を備え、前記長辺側外縁領域には、前記第1凸部が嵌る第1係合部、前記第2凸部が嵌る第2係合部、および前記第3凸部が嵌る第3係合部が設けられ、前記第2係合部と前記第2凸部との前記第1方向における寸法差、および前記第3係合部と前記第3凸部との前記第1方向における寸法差は、前記第1係合部と前記第1凸部との前記第1方向における寸法差より大であることを特徴とする。
本発明において、導光板には、短辺側に光入射部および光源が設けられている一方、フレーム体は、導光板の長辺側外縁領域の長さ方向の中央に向けて突出する第1凸部を備えているとともに、第1凸部に対して長辺方向(第1方向)の両側に第2凸部および第3凸部を備えている。また、導光板の長辺側外縁領域には、第1凸部が嵌る第1係合部、第2凸部が嵌る第2係合部、および第3凸部が嵌る第3係合部が設けられている。このため、導光板を長辺側で位置決めすることができる。ここで、第2係合部と第2凸部との第1方向における寸法差、および第3係合部と第3凸部との第1方向における寸法差は、第1係合部と第1凸部との第1方向における寸法差より大であり、第2係合部と第2凸部との間、および第3係合部と第3凸部との間には第1方向の遊びがある。このため、環境温度が変化して、第1凸部、第2凸部および第3凸部の離間距離が変化した場合でも、導光板は、第1凸部と第1係合部とによって中央で支持されたまま、第2凸部が第2係合部に対して第1方向に変位し、第3凸部は第3係合部で第1方向に変位するので、導光板にはフレーム体から第1方向(長辺方向)の応力が加わらない。それ故、フレーム体と導光板との熱膨張の差に起因する導光板の反りや歪みの発生を防止することができる。
本発明において、前記フレーム体では、前記導光板において前記第2方向に延在する対向する一対の前記長辺側外縁領域の各々に向けて前記第1凸部、前記第2凸部、および前記第3凸部が突出し、前記導光板では、一対の前記長辺側外縁領域の各々に、前記第1係合部、前記第2係合部および前記第3係合部が設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、導光板を第2方向の両側で支持しても、フレーム体と導光板との熱膨張の差に起因する導光板の反りや歪みの発生を防止することができる。
この場合、一対の前記長辺側外縁領域のうち、一方の長辺側外縁領域に設けられた前記第1係合部、前記第2係合部および前記第3係合部は、周囲が閉じた穴であり、他方の長辺側外縁領域に設けられた前記第1係合部、前記第2係合部および前記第3係合部は、前記導光板の外縁で開放する切り欠きであることが好ましい。かかる構成によれば、フレーム体と導光板との熱膨張の差に起因する応力は、第2方向でも導光板に加わらない。
本発明において、前記導光板に重ねて配置された光学シートを備え、当該光学シートには、前記第1凸部、前記第2凸部、および前記第3凸部が嵌るシート側第1係合部、シート側第2係合部およびシート側第3係合部が設けられており、前記シート側第2係合部と前記第2凸部との前記第1方向における寸法差、および前記シート側第3係合部と前記第3凸部との前記第1方向における寸法差は、前記シート側第1係合部と前記第1凸部との前記第1方向における寸法差より大であることが好ましい。かかる構成によれば、共通の凸部で導光板および光学シートの位置決めを行うことができるとともに、フレーム体と光学シートとの熱膨張の差に起因する応力が光学シートに加わらない。それ故、フレーム体と光学シートとの熱膨張の差に起因する光学シートの反りや歪みの発生を防止することができる。
本発明は、前記導光板が樹脂であり、前記フレーム体が金属フレームを備え、当該金属フレームに前記第1凸部、前記第2凸部、および前記第3凸部が設けられている場合に適用すると効果的である。導光板が樹脂であって、第1凸部、第2凸部および第3凸部が金属フレームに設けられている場合には、導光板と金属フレームとの熱膨張の差が大きいが、かかる構成の場合でも、本発明によれば、フレーム体と導光板との熱膨張の差に起因する導光板の反りや歪みの発生を防止することができる。
本発明では、前記導光板において前記第1方向の両側に位置する一対の前記短辺側の各々に前記光入射部および前記光源が設けられている構成を採用することができる。かかる構成の場合でも、本発明によれば、フレーム体と導光板との熱膨張の差に起因する導光板の反りや歪みの発生を防止することができる。
本発明を適用した照明装置は、液晶表示装置に用いることができ、かかる液晶表示装置は、前記導光板の光出射面側に重ねて配置された液晶パネルを備えている。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶テレビ等の電子機器に用いられる。
本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置を備えた液晶テレビ(電子機器)の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の全体構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置をさらに細かく分解したときの分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の照明装置に用いた光源用基板周辺の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の照明装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置における導光板等の位置決め構造を示す説明図である。
図面を参照して、液晶テレビ用の液晶表示装置に本発明を適用した形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、以下の説明では、導光板や液晶パネルの面内方向で互いに交差する方向の一方(図に示す導光板や液晶パネル(表示パネル)の長辺が延在する方向)をX軸方向とし、および他方(図に示す導光板や液晶パネルの短辺が延在する方向)をY軸方向とし、X軸方向およびY軸方向に交差する方向(図に示す導光板と液晶パネルとが積層される方向)をZ軸方向とする。また、以下に参照する図面では、X軸方向の一方側をX1側とし、他方側をX2側とし、Y軸方向の一方側(液晶パネルの張り出し部分が配置される方向)をY1側とし、これと対向する他方側をY2側とし、Z軸方向の一方側(導光板の背面に向けられた方向)をZ1側(下側)とし、これと対向する他方側(照明光や表示光が出射される側)をZ2側(上側)として表してある。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置を備えた液晶テレビ(電子機器)の説明図であり、図1(a)、(b)は、液晶テレビの外観を模式的に示す説明図、および液晶表示装置の電気的構成を示すブロック図である。
図1(a)に示す電子機器2000は液晶テレビであり、液晶表示装置100やテレビ用のフレーム2010等を有している。液晶表示装置100は、後述する液晶パネル10(表示パネル)と、液晶パネル10に画像信号を供給する画像信号供給部270と、液晶パネル10に照明光を供給する照明装置8とを有している。また、液晶表示装置100は、液晶パネル10においてX軸方向に延在する走査線を駆動する走査線駆動回路104と、液晶パネル10においてY軸方向に延在するデータ線を駆動するデータ線駆動回路101とを有している。走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101については、双方が液晶パネル10に内蔵された構成を採用することができる。また、走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101のうちの一方が液晶パネル10に内蔵され、他方が液晶パネル10にCOG実装された駆動用ICに内蔵された構成を採用することができる。また、走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101のうちの一方が液晶パネル10に内蔵され、他方が液晶パネル10に電気的に接続された回路基板に実装された駆動用ICに内蔵された構成を採用することができる。さらには、走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101の双方が液晶パネル10とは別体の駆動用ICに内蔵された構成等を採用することができる。
本形態において、照明装置8は、液晶パネル10に重ねて配置された導光板80と、導光板80の側端面のうち、光入射部80aとされた側端面に沿って配置された複数の発光素子89と、複数の発光素子89が実装された光源用基板88と、発光素子89を駆動する光源駆動部280とを有している。本形態において、液晶パネル10は横長の四角形であり、4つの辺10a、10b、10c、10dを有している。これらの辺10a、10b、10c、10dのうち、辺10aはY軸方向の一方側Y1に位置する長辺であり、辺10bはY軸方向の他方側Y2に位置する長辺であり、辺10cはX軸方向の一方側X1に位置する短辺であり、辺10dはX軸方向の他方側X2に位置する短辺である。かかる形状に対応して、導光板80は、4つの側端面801、802、803、804を有している。これらの側端面801〜804のうち、側端面801はY軸方向の一方側Y1の長辺に位置し、側端面802はY軸方向の他方側Y2の長辺に位置し、側端面803はX軸方向の一方側X1の短辺に位置し、側端面804はX軸方向の他方側X2の短辺に位置する。本形態では、導光板80の4つの側端面801、802、803、804のうち、長辺方向(X軸方向)で対向する2つの側端面803、804が光入射部80aになっている。このため、発光素子89は、導光板80の2つの側端面803、804(光入射部80a)の各々に沿って配列され、光源用基板88は、導光板80の2つの側端面803、804(光入射部80a)の各々に沿って延在している。
(液晶表示装置100の具体的構成)
図2は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置100の全体構成を示す説明図であり、図2(a)、(b)は、液晶表示装置100の斜視図および分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置100をさらに細かく分解したときの分解斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置100の断面図であり、図4(a)、(b)は、液晶表示装置100を図1(a)のA−A′線に沿って切断したときの断面図、および液晶表示装置100を図1(a)のB−B′線に沿って切断したときの断面図である。
図2、図3および図4において、本形態の液晶表示装置100は、概ね、いわゆるバックライト装置と称せられる照明装置8と、この照明装置8の上面に重ねて配置された透過型の液晶パネル10とを備えている。液晶表示装置100において、照明装置8は、フレーム体9を備えている。本形態において、フレーム体9は、下側(Z軸方向の一方側Z1)で導光板80の背面を覆うように配置された金属製の第1フレーム40(下金枠/金属フレーム)と、第1フレーム40の上方で液晶パネル10の端部を保持するとともに照明装置8を囲って保持する樹脂製の第2フレーム30(樹脂フレーム)と、第2フレーム30の上側(Z軸方向の他方側Z2)に配置された金属製の第3フレーム50(上金枠)とを備えている。
第2フレーム30は、液晶パネル10の端部を保持するとともに液晶パネル10の周りを囲む矩形枠形状を有しており、本形態において、第2フレーム30は、液晶パネル10の4つの辺に対応して4つの辺毎に分割された4本のフレーム板31、32、33、34からなる。本形態において、第2フレーム30は黒色であり、光吸収部材として機能することによって、照明装置8内での迷光の発生を防止する。フレーム板31、32、33、34は各々、フレーム板31、32、33、34の外面側で下方に延在する側板部311、321、331、341と、側板部311、321、331、341の上端縁から内側に向かって屈曲した上板部315、325、335、345(端板部)と、上板部315、325、335、345の高さ方向の途中位置から内側に張り出した突板部312、322、332、342とを備えている。このため、フレーム板31、32、33、34の内側には、突板部312、322、332、342によって段部313、323、333、343が形成されており、かかる段部313、323、333、343と突板部312、322、332、342とによって液晶パネル10が保持されている。また、突板部312の下側には、照明装置8の導光板80や発光素子89等が配置されている。
第1フレーム40は、SUS板等の薄い金属板に対するプレス加工等により形成されてなる。第1フレーム40は、底板部45と、底板部45の外周縁のうち、Y軸方向の一方側Y1を除く3つの辺から起立する3つの側板部42、43、44とを備えており、上面が開口する矩形の箱状になっている。かかる第1フレーム40の側板部42、43、44の外側に第2フレーム30の側板部321、331、341が重なっている。また、第2フレーム30の側板部311は、第1フレーム40のY軸方向の一方側Y1を覆っている。
第3フレーム50も、第1フレーム40と同様、SUS板等の薄い金属板に対するプレス加工等により形成されてなる。第3フレーム50は、矩形の上板部55(端板部)と、上板部55の外周縁から下方に折れ曲がった4つの側板部51、52、53、54とを備えており、下面が開口する矩形の箱状になっている。側板部51、52、53、54は、第2フレーム30の側板部311、321、331、341の外側に重なっている。上板部55には、液晶パネル10から出射された光を出射する矩形の窓550が形成されており、上板部55は、液晶パネル10の表示光出射側のうち、外周端部を全周にわたって覆っている。
このように構成した第3フレーム50、第2フレーム30、および第1フレーム40はネジ(図示せず)等により結合されて、内側に液晶パネル10や照明装置8を保持する。ここで、第2フレーム30の突板部312、322、332、342の下面および上面には、図4に示すように、可撓性シート391、392が貼られている。このため、液晶表示装置100を組み立てた際、液晶パネル10は可撓性シート392を介して突板部312〜342に支持される。また、液晶表示装置100を組み立てた際、照明装置8は可撓性シート391を介して支持される。また、液晶表示装置1を組み立てた際、照明装置8の光学シート(散乱シート181、プリズムシート183、185等)は可撓性シート391を介して浮きや位置ズレが生じないように抑えられている。
本形態の照明装置8では、後述するように、フレーム体9の第1フレーム40(金属フレーム)において、導光板80の長辺側(側端面801、802が位置する側)と重なる位置には、導光板80を位置決めするための凸部90が形成されており、導光板80には凸部90が嵌る係合部808が形成されている。また、後述する拡散シート181、プリズムシート183、185、および反射シート187等の光学シートにも、凸部90が嵌る係合部182、184、186、188が形成されている。
(液晶パネル10の構成)
図2、図3および図4に示すように、液晶パネル10は、四角形の平面形状を有しており、画素電極(図示せず)等が形成された素子基板11と、素子基板11に対して所定の隙間を介して対向配置された対向基板12と、この対向基板12と素子基板11とを貼り合せる矩形枠状のシール材14とを備えている。かかる液晶パネル10では、シール材14で囲まれた領域内に液晶層13が保持されている。素子基板11および対向基板12はガラス基板等の透光性基板からなる。素子基板11では、X軸方向に複数本の走査線(図示せず)が延在している一方、Y軸方向には複数本のデータ線が延在しており、走査線とデータ線(図示せず)との交差に対応して、スイッチング素子(図示せず)および画素電極が設けられている。
本形態では、対向基板12が表示光の出射側に配置され、素子基板11は照明装置8の側に配置されている。また、対向基板12において、素子基板11と対向する面には、シール材14の4つの辺の内縁に沿って、矩形枠状の遮光層からなる額縁層120が形成されており、額縁層120の内縁により規定された領域が画像表示領域100aである。なお、第3フレーム50の上板部55の内縁は、額縁層120の幅方向の途中位置にあり、第3フレーム50の窓550は、画像表示領域100aおよび額縁層120の内周部分と重なっている。
液晶パネル10は、TN(Twisted Nematic)方式、ECB(Electrically Controlled Birefringence)方式、あるいはVAN(Vertical Aligned Nematic)方式の液晶パネルとして構成されており、素子基板11に画素電極が形成され、対向基板12に共通電極(図示せず)が形成されている。なお、液晶パネル10がIPS(In Plane Switching)方式や、FFS(Fringe Field Switching)方式の液晶パネルである場合、共通電極は、素子基板11の側に設けられる。また、素子基板11が対向基板12に対して表示光の出射側に配置されることもある。液晶パネル10の上面には上偏光板18が重ねて配置され、液晶パネル10の下面と照明装置8との間には下偏光板17が配置されている。
本形態において、素子基板11は対向基板12より大きい。このため、素子基板11は、Y軸方向の一方側Y1において対向基板12の端部から張り出した張り出し部分110を有しており、かかる張り出し部分110の上面には複数枚のフレキシブル配線基板200が接続されている。フレキシブル配線基板200は、リジット基板からなる回路基板250に接続されており、かかる回路基板250には、図1を参照して説明した画像信号供給部270を構成する制御用IC(図示せず)や、光源駆動部280を構成する光源駆動用IC(図示せず)が実装されている。
(照明装置8の構成)
図5は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置100の照明装置8に用いた光源用基板88周辺の構成を示す説明図であり、図5(a)、(b)は、光源用基板88の一方面881側の様子を模式的に示す説明図、および光源用基板88の他方面882側の様子を模式的に示す説明図である。なお、導光板80のX軸方向で相対向する2つの側端面803、804(光入射部80a)に配置された発光素子89や光源用基板88の構成は同一である。従って、図5(a)には、導光板80の側端面804に配置された発光素子89や光源用基板88を示し、図5(b)には、導光板80の側端面803に配置された発光素子89や光源用基板88を示してある。
図3および図4に示すように、照明装置8は、液晶パネル10の下面側に重ねて配置された導光板80と、導光板80の光入射部80aに発光面89aを向けて光入射部80aの一方端側(X軸方向の一方側X1)から他方端側(X軸方向の他方側X2)に向かって配列された複数の発光素子89とを備えている。本形態において、複数の発光素子89は、光入射部80aに沿ってX軸方向に延在する光源用基板88の一方面881に実装されている。発光素子89は、白色光を出射するLED(Light Emitting Diode)であり、光源光を発散光として出射する。
本形態の照明装置8において、導光板80の側端面801、802、803、804のうち、X軸方向で相対向する2つの側端面803、804が光入射部80aとして利用されている。このため、複数の発光素子89は、導光板80の2つの光入射部80a(側端面803、804)に発光面89aを向け、2つの光入射部80a(側端面803、804)の各々の一方端側から他方端側に向かって配列されている。また、光源用基板88は、2つの光入射部80a(側端面803、804)に沿って2枚が延在しており、かかる2枚の光源用基板88の各々の一方面881に複数の発光素子89が実装されている。
本形態において、導光板80は、アクリル樹脂、ポリメチルスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂等からなる透光性の樹脂板であり、導光板80の下面80c(光出射面80bとは反対側の面/反対面)と第1フレーム40の底板部45との間には反射シート187(光学シート)が重ねて配置されている。導光板80に用いる樹脂板は、押出成形や射出成形等により形成される。
また、導光板80の上面(光出射面80b)と液晶パネル10との間には拡散シート181、プリズムシート183、185等の光学シートが重ねて配置されている。拡散シート181は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透光性樹脂にシリカ粒子等を分散したコーティング層を備えたシートからなる。本形態において、2枚のプリズムシート183、185は、互いの稜線が直交するように配置されている。このため、導光板80の光出射面80bから出射された照明光は、拡散シート181によって全方向に拡散した後、2枚のプリズムシート183、185によって、液晶パネル10の正面方向にピークを持つような指向性が付与されている。
導光板80において、反射シート187が位置する下面80cには、線状の微細な凹部からなる複数のグルーブ861が形成されており、かかるグルーブ861は、導光板80内を進行する光を反射し、拡散させる。本形態において、複数のグルーブ861がY軸方向に直線状に並ぶグルーブ列860がX軸方向で複数、並行するように設けられている。グルーブ86の密度は、発光素子89から離れるに従って高くなっている。このため、導光板80から出射される照明光の強度分布は、発光素子89からの距離にかかわらず、均一化されている。
第1フレーム40の底板部45は、導光板80において側端面801が位置する側と重なる領域において、導光板80の下面80cと第1フレーム40との間に隙間が確保できるように段差が部分的に形成されており、導光板80に向けて折れ曲がっている。それにより、導光板80の下面80cと底板部45との間に反射シート187と光源支持部材60の下板部61とを隙間の間で挟持可能になっている。また、第1フレーム40の底板部45を導光板80に向けて部分的に折り曲げたことによって第1フレーム40の背面側には凹部が形成されるので、第1フレーム40の底板部45の下面(背面)までフレキシブル配線基板200を折り曲げて延在させるとともに、かかる凹部内に回路基板250が凹部の深さ内に収納されるように配置されている。このため、照明装置8の薄型化を図ることができる。
本形態において、光源用基板88は、発光素子89が実装されている一方面881が導光板80の光入射部80aに対向するように配置されている。また、光源用基板88は、光入射部80aに沿って延在する板状の金属板887(支持板)の一方面881側に、配線パターンやランドが絶縁層とともに設けられた構造を有している。かかる構成は、金属板887の一方面881側に、樹脂基材層、配線パターンおよび絶縁保護層等がこの順に積層されたフレキシブル配線基板888を貼り合わせることにより実現することができる。従って、配線パターンおよび発光素子89のチップが実装されるランドは、金属板887から電気的に絶縁されている。本形態において、金属板887はアルミニウム板からなり、金属板887は、光源用基板88の機械的強度を確保するとともに、発光素子89から発熱される熱の放熱板としても機能する。
図3、図4および図5に示すように、2枚の光源用基板88の各々の他方面882側には、光源用基板88を保持する光源支持部材60が各々配置されており、光源支持部材60は、第1フレーム40および第2フレーム30の間に配置されて保持されている。本形態において、光源支持部材60は、光源用基板88の他方面882に沿って延在する棒状の金属部品である。光源支持部材60は、第1フレーム40の底板部45に重なる下板部61と、下板部61の幅方向の途中位置から上方に突出した壁面を構成する基板支持板部62とを有している。また、光源支持部材60は、基板支持板部62から導光板80が位置する側とは反対側に折れ曲がった上板部63を基板支持板部62の上端側(下板部61と反対の側)に備えており、上板部63は、ネジ等によって第3フレーム50の上板部55および第2フレーム30の上板部335、345の少なくともいずれか一方に固定されている。
かかる構成の光源支持部材60において、基板支持板部62の導光板80が位置する側の面は、光源用基板88を保持する基板保持面620になっており、ネジ等によって、基板保持面620には光源用基板88が固定されている。この状態で、光源用基板88は、他方面882(金属板887)の全面が基板保持面620に面接触し、密着した状態で重なっている。また、光源支持部材60は、アルミニウムや鉄系金属等の金属製である。このため、発光素子89で発生した熱は、光源用基板88の金属板887から光源支持部材60に伝達され、光源支持部材60の熱は第1フレーム40に伝達される。従って、発光素子89の温度上昇を低く抑えることができる。
(導光板80等の位置決め構造)
図6は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置100の照明装置8の分解斜視図である。図7は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置100における導光板80等の位置決め構造を示す説明図であり、図7(a)、(b)、(c)は、導光板80の係合部808の説明図、導光板80の側端面802側を位置決めした様子を示す説明図、導光板80の側端面801側を支持した様子を示す説明図である。なお、図6では、第1フレーム40については底板部45のみを図示し、側板部42〜44の図示を省略してある。また、導光板80の下面80cには拡散パターンとしてのグルーブ86が形成されているが、図7(a)ではグルーブ86を実線で示してある。
図4(b)および図6に示すように、本形態の液晶表示装置100の照明装置8において、フレーム体9の第1フレーム40(金属フレーム)は、導光板80と重なる領域(一点鎖線で示す領域)に、導光板80のX軸方向に延在する長辺側外縁領域に向けて突出する凸部90を備えている。本形態において、凸部90は、第1フレーム40と一体に形成された樹脂部分95からなる。
本形態において、凸部90は、第1フレーム40から導光板80においてY軸方向で対向する2つの長辺側外縁領域806、807に向けて計6つ形成されている。より具体的には、凸部90は、まず、第1フレーム40側から導光板80の側端面802が位置する側の長辺側外縁領域806に向けて第1凸部90a、第2凸部90bおよび第3凸部90cとして形成されている。これらの凸部90のうち、第1凸部90aは、第1フレーム40側から長辺側外縁領域806の長さ方向の中央に向けて突出し、第2凸部90bは、第1凸部90aよりX軸方向の一方側X1で第1フレーム40側から長辺側外縁領域806に向けて突出し、第3凸部90cは、第1凸部90aよりX軸方向の他方側X2で第1フレーム40側から長辺側外縁領域806に向けて突出している。また、凸部90は、第1フレーム40側から導光板80の側端面801が位置する側の長辺側外縁領域807に向けて突出された第1凸部90d、第2凸部90eおよび第3凸部90fとして形成されている。これらの凸部90のうち、第1凸部90dは、長辺側外縁領域807の長さ方向の中央に向けて突出し、第2凸部90eは、第1凸部90dよりX軸方向の一方側X1で長辺側外縁領域807に向けて突出し、第3凸部90fは、第1凸部90dよりX軸方向の他方側X2で長辺側外縁領域807に向けて突出している。本形態において、6つの凸部90の外径寸法や高さ寸法は同一である。
かかる構成に対応して、導光板80には計6つの係合部808が形成されている。より具体的には、図6および図7に示すように、まず、係合部808は、長辺側外縁領域806において、第1凸部90aが嵌る第1係合部808a、第2凸部90bが嵌る第2係合部808b、および第3凸部90cが嵌る第3係合部808cとして形成されている。本形態において、第1係合部808a、第2係合部808bおよび第3係合部808cはいずれも、周囲が閉じた穴として形成されている。ここで、第1係合部808a、第2係合部808bおよび第3係合部808cのY軸方向の寸法は、同一であり、凸部90のY軸方向の寸法に比してわずかに大である。このため、第1凸部90a、第2凸部90bおよび第3凸部90cはいずれも、第1係合部808a、第2係合部808bおよび第3係合部808cに対してY軸方向でわずかなクリアランスをもって嵌っている。また、第1係合部808aのX軸方向の寸法は、凸部90のX軸方向の寸法に比してわずかに大であるのに対して、第2係合部808bおよび第3係合部808cのX軸方向の寸法は、凸部90のX軸方向の寸法に比してかなり大である。このため、第2係合部808bと第2凸部90bとのX軸方向における寸法差、および第3係合部808cと第3凸部90cとのX軸方向における寸法差は、第1係合部808aと第1凸部90aとのX軸方向における寸法差より大である。従って、第1凸部90aは、第1係合部808aに対してX軸方向およびY軸方向のいずれにおいてもわずかなクリアランスをもって嵌っているのに対して、第2凸部90bおよび第3凸部90cは、図7(b)に矢印で示すように、第2係合部808bおよび第3係合部808cに対してX軸方向で十分な遊びをもって嵌っている。また、第2凸部90bおよび第3凸部90cは、第2係合部808bおよび第3係合部808cの長さ方向の中央に位置する。このため、第2凸部90bおよび第3凸部90cは、第2係合部808bおよび第3係合部808cに対してX軸方向の一方側X1および他方側X2の双方に十分な遊びをもって嵌っている。
また、係合部808は、長辺側外縁領域807において、第1凸部90dが嵌る第1係合部808d、第2凸部90eが嵌る第2係合部808e、および第3凸部90fが嵌る第3係合部808fとして形成されている。本形態において、第1係合部808d、第2係合部808eおよび第3係合部808fはいずれも、導光板80の外縁で開放状態にある切り欠きとして形成されている。ここで、第1係合部808d、第2係合部808eおよび第3係合部808fのY軸方向の寸法は、同一であり、凸部90のY軸方向の寸法に比してわずかに大である。また、第1係合部808dのX軸方向の寸法は、凸部90のX軸方向の寸法に比してわずかに大であるのに対して、第2係合部808eおよび第3係合部808fのX軸方向の寸法は、凸部90のX軸方向の寸法に比してかなり大である。このため、第2係合部808eと第2凸部90eとのX軸方向における寸法差、および第3係合部808fと第3凸部90fとのX軸方向における寸法差は、第1係合部808dと第1凸部90dとのX軸方向における寸法差より大である。従って、第1凸部90dは、第1係合部808dに対してX軸方向にわずかなクリアランスをもって嵌っているのに対して、第2凸部90eおよび第3凸部90fは、図7(c)に矢印で示すように、第2係合部808eおよび第3係合部808fに対してX軸方向で十分な遊びをもって嵌っている。ここで、第2凸部90eおよび第3凸部90fは、第2係合部808eおよび第3係合部808fの長さ方向の中央に位置する。また、第2凸部90eおよび第3凸部90fは、第2係合部808eおよび第3係合部808fに対してX軸方向の一方側X1および他方側X2の双方に十分な遊びをもって嵌っている。
また、本形態では、導光板80に重ねて配置された拡散シート181、プリズムシート183、185、および反射シート187では、導光板80の係合部808と重なる位置に係合部182、184、186、188が形成されている。また、係合部182、184、186、188は、各々が重なる導光板80の係合部808と同一の形状をもって形成されている。例えば、プリズムシート185および反射シート187には、第1係合部808aと重なる位置で第1係合部808aと同一形状を有する第1係合部186a、188aと、第2係合部808bと重なる位置で第2係合部808bと同一形状を有する第2係合部186b、188bと、第3係合部808cと重なる位置で第3係合部808cと同一形状を有する第3係合部186c、188cとが形成されている。また、プリズムシート185および反射シート187には、第1係合部808dと重なる位置で第1係合部808dと同一形状を有する第1係合部186d、188dと、第2係合部808eと重なる位置で第2係合部808eと同一形状を有する第2係合部186e、188eと、第3係合部808fと重なる位置で第3係合部808fと同一形状を有する第3係合部186f、188fとが形成されている。なお、説明を省略するが、拡散シート181およびプリズムシート183の係合部182、184も同様である。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、導光板80には、短辺側に光入射部80aおよび発光素子89(光源)が設けられている一方、フレーム体9の第1フレーム40は、導光板80の長辺側外縁領域806、807の長さ方向の中央に向けて突出する第1凸部90a、90dを備えているとともに、第1凸部90a、90dに対してX軸方向(長辺方向/第1方向)の両側に第2凸部90b、90eおよび第3凸部90c、90fを備えている。また、導光板80の長辺側外縁領域806、807には、第1凸部90a、90dが嵌る第1係合部808a、808d、第2凸部90b、90eが嵌る第2係合部808b、808eおよび第3凸部90c、90fが嵌る第3係合部808c、808fが設けられている。このため、導光板80を長辺側で位置決めすることができる。
ここで、凸部90は、金属フレームからなる第1フレーム40に形成されており、かかる第1フレーム40は、温度が上昇すると、長辺方向で大きく膨張し、第1凸部90a、90dと第2凸部90b、90eとのX軸方向の離間距離や、第1凸部90a、90dと第3凸部90c、90fとのX軸方向の離間距離が拡大する。これに対して、樹脂製の導光板80の熱膨張は小さい。それでも、本形態では、第2係合部808b、808eと第2凸部90b、90eとのX軸方向における寸法差、および第3係合部808c、808fと第3凸部90c、90fとのX軸方向における寸法差は、第1係合部808a、808dと第1凸部90a、90dとのX軸方向における寸法差より大である。また、第2凸部90a、90eおよび第3凸部90c、90fは、第2係合部808b、808eおよび第3係合部808c、808fに対してX軸方向の中央に位置する。このため、第2係合部808b、808eと第2凸部90b、90eとの間、第3係合部808c、808fと第3凸部90c、90fとの間にはX軸方向の双方に向かって遊びがある。従って、環境温度が上昇して金属フレームからなる第1フレーム40が熱膨張した場合でも、導光板80は、第1凸部90a、90dと第1係合部808a、808dとによって中央で支持されたまま、第2凸部90b、90eが第2係合部808b、808e内でX軸方向に変位し、第3凸部90c、90fは第3係合部808c、808f内でX軸方向に変位する。また、環境温度が低下して金属フレームからなる第1フレーム40が収縮した場合でも、導光板80は、第1凸部90a、90dと第1係合部808a、808dとによって中央で支持されたまま、第2凸部90b、90eが第2係合部808b、808e内でX軸方向に変位し、第3凸部90c、90fは第3係合部808c、808f内でX軸方向に変位する。このため、導光板80にはフレーム体9からX軸方向(長辺方向)の応力が加わらない。それ故、フレーム体9と導光板80との熱膨張の差に起因する導光板80の反りや歪みの発生を防止することができる。また、凸部90と係合部808とを利用した導光板80の支持を長辺側外縁領域806、807の双方で行っているが、本形態によれば、かかる構成でも、フレーム体9と導光板80との熱膨張の差に起因する導光板80の反りや歪みの発生を防止することができる。
また、一方の長辺側外縁領域806に設けられた第1係合部808a、第2係合部800bおよび第3係合部808cは、周囲が閉じた穴である一方、他方の長辺側外縁領域807に設けられた第1係合部808d、第2係合部808eおよび第3係合部808fは、導光板80の外縁で開放する切り欠きである。このため、フレーム体9と導光板80との熱膨張の差に起因する応力は、Y軸方向でも導光板80に加わらない。
さらに、導光板80に重ねて配置された拡散シート181、プリズムシート183、185、および反射シート187も導光板80と同様、凸部90によって位置決めされている。かかる構成でも、拡散シート181、プリズムシート183、185、および反射シート187に設けた係合部182、184、186、188は、導光板80の係合部808と同様な構成になっている。このため、フレーム体9と光学シート(拡散シート181、プリズムシート183、185、および反射シート187)との熱膨張の差に起因する光学シートの反りや歪みの発生を防止することができる。
[実施の形態2]
上記実施の形態1では、光源用基板88の一方面881が導光板80の光入射部80aに対向している構成であったが、光源用基板88の一方面881が導光板80の光入射部80aに直交している構成の液晶表示装置100に本発明を適用してもよい。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、凸部90を形成するにあたって、第1フレーム40に樹脂部分95を一体に形成したが、第1フレーム40を部分的に突出させて凸部90を形成してもよい。
[電子機器への搭載例]
上述実施形態では、液晶表示装置100を搭載した電子機器2000として、液晶テレビを例示したが、液晶テレビ以外にも、パーソナルコンピューターのディスプレイ、デジタルサイネージ、カーナビゲーション装置、携帯用情報端末等の電子機器の表示部に本発明を適用した液晶表示装置100を用いてもよい。
8・・照明装置、9・・フレーム体、10・・液晶パネル、40・・第1フレーム(金属フレーム)、80・・導光板、80a・・光入射部、80b・・光出射面、80c・・下面、89・・発光素子(光源)、90・・凸部、90a、90d・・第1凸部、90b、90e・・第2凸部、90c、90f・・第3凸部、100・・液晶表示装置、100a・・画像表示領域、181・・拡散シート(光学シート)、183、185・・プリズムシート、187・・反射シート(光学シート)、806、807・・長辺側外縁領域、808・・係合部、808a、808d・・第1係合部、808b、808e・・第2係合部、808c、808f・・第3係合部

Claims (8)

  1. 長方形の光出射面を備え、当該光出射面の面内方向で互いに交差する第1方向および第2方向のうち、前記第1方向に位置する短辺側に光入射部が設けられた導光板と、
    前記光入射部に配置された光源と、
    前記導光板および前記光源を保持するフレーム体と、
    を有し、
    前記フレーム体は、前記導光板において前記第1方向に延在する長辺側外縁領域の長さ方向の中央に向けて突出する第1凸部と、前記第1凸部より前記第1方向の一方側で前記長辺側外縁領域に向けて突出する第2凸部と、前記第1凸部より前記第1方向の他方側で前記長辺側外縁領域に向けて突出する第3凸部と、を備え、
    前記長辺側外縁領域には、前記第1凸部が嵌る第1係合部、前記第2凸部が嵌る第2係合部、および前記第3凸部が嵌る第3係合部が設けられ、
    前記第2係合部と前記第2凸部との前記第1方向における寸法差、および前記第3係合部と前記第3凸部との前記第1方向における寸法差は、前記第1係合部と前記第1凸部との前記第1方向における寸法差より大であることを特徴とする照明装置。
  2. 前記フレーム体では、前記導光板において前記第2方向に延在する対向する一対の前記長辺側外縁領域の各々に向けて前記第1凸部、前記第2凸部、および前記第3凸部が突出し、
    前記導光板では、一対の前記長辺側外縁領域の各々に、前記第1係合部、前記第2係合部および前記第3係合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 一対の前記長辺側外縁領域のうち、一方の長辺側外縁領域に設けられた前記第1係合部、前記第2係合部および前記第3係合部は、周囲が閉じた穴であり、
    他方の長辺側外縁領域に設けられた前記第1係合部、前記第2係合部および前記第3係合部は、前記導光板の外縁で開放する切り欠きであることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記導光板に重ねて配置された光学シートを備え、
    当該光学シートには、前記第1凸部、前記第2凸部、および前記第3凸部が嵌るシート側第1係合部、シート側第2係合部およびシート側第3係合部が設けられており、
    前記シート側第2係合部と前記第2凸部との前記第1方向における寸法差、および前記シート側第3係合部と前記第3凸部との前記第1方向における寸法差は、前記シート側第1係合部と前記第1凸部との前記第1方向における寸法差より大であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の照明装置。
  5. 前記導光板は樹脂製であり、
    前記フレーム体は金属フレームを備え、
    当該金属フレームに前記第1凸部、前記第2凸部、および前記第3凸部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の照明装置。
  6. 前記導光板において前記第1方向の両側に位置する一対の前記短辺側の各々に前記光入射部および前記光源が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の照明装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の照明装置を備えた液晶表示装置であって、
    前記導光板の光出射面側に重ねて配置された液晶パネルを備えていることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項7に記載の液晶表示装置を備えていることを特徴とする電子機器。
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