JP5811814B2 - 表示装置、電子機器および照明装置 - Google Patents
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Description
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置を備えた液晶テレビ(電子機器)の説明図であり、図1(a)は液晶テレビの外観を模式的に示す説明図、図1(b)は表示装置の電気的構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る表示装置100の全体構成を示す説明図であり、図2(a)は表示装置100の斜視図、図2(b)は表示装置100の分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る表示装置100をさらに細かく分解したときの分解斜視図である。図4および図5は、本発明の実施の形態1に係る表示装置100の要部の断面図であり、図4(a)は表示装置100を図1(a)のA−A′線に沿って切断したときの断面図、図4(b)は表示装置100を図1(a)のB−B′線に沿って切断したときの断面図、図5は表示装置100を図1(a)のC−C’線に沿って切断したときの断面図である。
図2〜図5に示すように、表示パネル10は、四角形の平面形状を有しており、画素電極(図示せず)等が形成された素子基板11と、素子基板11に対して所定の隙間を介して対向配置された対向基板12と、この対向基板12と素子基板11とを貼り合わせるシール材14とを備えている。かかる表示パネル10では、シール材14で囲まれた領域内に液晶層13が保持されている。素子基板11および対向基板12はガラス基板等の透光性基板からなる。素子基板11では、X軸方向に複数本の走査線(図示せず)が延在している一方、Y軸方向には複数本のデータ線が延在しており、走査線とデータ線(図示せず)との交差に対応して、スイッチング素子(図示せず)および画素電極が設けられている。
図6は、本発明の実施の形態1に係る表示装置100の照明装置8に用いた発光素子89および光源用基板88等の説明図である。
このように構成した照明装置8において、発光素子89の温度が上昇すると、発光素子89における発光効率の低下、輝度ムラ、寿命低下が発生する。従って、本形態では、まず、発光素子89が実装された光源用基板88の他方面882の側(背面側)に金属製の光源支持部材60を面接触が可能な状態に設け、光源支持部材60を介して第1フレーム40に熱を逃がすようになっている。
以上説明したように、本形態の照明装置8および表示装置100では、導光板80の光入射部80aに沿って複数の発光素子89が配列され、かかる複数の発光素子89は、光入射部80aに沿って延在する光源用基板88の一方面881側に実装されている。ここで、光源用基板88の他方面882側には金属製の光源支持部材60が重ねて配置されているため、発光素子89の熱を光源用基板88、光源支持部材60および金属製の第1フレーム40によって逃がすことができる。
図7は、本発明の実施の形態2に係る表示装置100の照明装置8の説明図であり、図7(a)は表示装置100における貫通部809の配置を示す説明図、図7(b)は図7(a)のD−D’線に沿って切った表示装置100における貫通部809付近の断面図である。図8は本発明の実施の形態2に係る表示装置をさらに細かく分解したときの分解斜視図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であることから、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
本形態では、Y軸方向の他方側Y2(テレビ画面の上側)に開口した貫通部809の平面形状は図8に示すように四角形であるが、これに限定されない。図9は本発明の実施の形態2に係る変形例の表示装置をさらに細かく分解したときの分解斜視図である。図9に示すように、第1フレーム40の側板部42、第2フレーム30の側板部321および第3フレーム50の側板部52をそれぞれ切り欠いた形状の開口部309、409、509としてもよい。これによれば、側板部42、321、52のそれぞれに四角形の穴を貫通させる場合に比べて、容易に開口部(貫通部)を形成できる。
図10は、本発明の実施の形態3に係る表示装置100の照明装置8に設けた貫通部809の説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であることから、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
図11は、本発明の実施の形態4に係る表示装置100の照明装置8に設けた貫通部809の説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であることから、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
図12は、本発明の実施の形態5に係る表示装置100の照明装置8に設けた貫通部809の説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であることから、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
また、電子機器(液晶テレビ)2000に用いられる表示装置100の大きさに応じて、複数の発光素子89が実装された光源用基板88を、導光板80の光入射部80aに沿って複数並べて対向配置することが考えられる。その場合には、隣り合って並べられた光源用基板88の間に相当する位置に貫通部809を形成することが望ましい。光源用基板88の配置に係らず貫通部809の位置を設定する場合に比べて、光源用基板88ごとの放熱ばらつきを緩和することができる。
さらには、辺10a側に開口する貫通部809の開口面積に比べて、閉鎖空間8aの両端側に開口する貫通部809の開口面積を大きくすることで、空気が閉鎖空間8aに流入し易くなり高い放熱効果が得られる。
図13は、本発明の実施の形態6に係る表示装置100の要部の断面図であり、図9(a)は図4(a)に示すA−A′断面に相当する断面図、図13(b)は図4(b)に示すB−B′断面に相当する断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であることから、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
上記実施の形態では、第1フレーム40の長辺側の側板部はY軸方向の他方側Y2のみに側板部42として設けられていたが、第1フレーム40の双方の長辺側(Y軸方向の一方側Y1および他方側Y2)に側板部を設けてもよい。この場合、図4(a)に示したA−A′断面は、概ね、図4(b)に示すように構成される。また、第1フレーム40の双方の長辺側(Y軸方向の一方側Y1および他方側Y2)に側板部を設けない構成を採用してもよく、この場合、図4(b)に示したB−B′断面は、概ね、図4(a)に示すように構成される。
上述実施形態では、表示装置100を搭載した電子機器2000として、液晶テレビを例示したが、液晶テレビ以外にも、パーソナルコンピューターのディスプレイ、デジタルサイネージ、カーナビゲーション装置、携帯用情報端末等の電子機器の表示部に本発明を適用した表示装置100を用いてもよい。
Claims (8)
- 照明装置と、該照明装置の光出射面側に重ねて配置された表示パネルと、を有する表示装置であって、
前記照明装置は、
導光板と、
該導光板の側端面のうち、光入射部とされた側端面に発光面を向けて前記光入射部に沿って配列された複数の発光素子と、
前記光入射部に沿って延在し、前記複数の発光素子が一方面側に実装された光源用基板と、
該光源用基板の他方面が面接触される基板保持面を有し、前記光入射部に沿って延在する金属製の光源支持部材と、
前記光源支持部材および前記導光板の外側に配置され、前記光源支持部材との間に当該光源支持部材に沿って通された閉鎖空間を構成する側板部を備えたフレームと、
を有し、
前記照明装置には、前記閉鎖空間を外部に通連させる開口部が設けられて前記複数の発光素子の熱を逃がし、
前記開口部は、前記フレームの前記側板部のうち、前記閉鎖空間の延長線が突き当たる位置に配置された側板部に設けられていることを特徴とする表示装置。 - 前記閉鎖空間は、前記表示装置の下方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記閉鎖空間は、前記表示装置の下側へ向けて前記閉鎖空間から開口する貫通部を更に有する請求項2に記載の表示装置。
- 前記導光板を前記光出射面とは反対側で支持する金属製の第1フレームと、
前記表示パネルを保持し、前記光源支持部材の前記光出射面側を覆う端板部を有する樹脂製の第2フレームと、
が設けられ、
前記第1フレームおよび前記第2フレームの少なくとも一方が前記フレームとされており、
前記第1フレームおよび前記第2フレームの少なくとも一方に前記開口部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置。 - 前記導光板を前記光出射面とは反対側で支持する金属製の第1フレームと、
前記表示パネルの前記光出射面側を覆うとともに、前記第1フレームとの間で前記光源支持部材を挟んで配置される第3フレームと、
が設けられ、
前記第1フレームおよび前記第3フレームの少なくとも一方が前記フレームとされており、
前記第1フレームおよび前記第3フレームの少なくともいずれか一方に前記開口部が備えられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置。 - 前記光源用基板は、前記一方面が前記光入射部に対向していることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の表示装置。
- 請求項1乃至6の何れか一項に記載の表示装置を備えていることを特徴とする電子機器。
- 導光板と、
該導光板の側端面のうち、光入射部とされた側端面に発光面を向けて前記光入射部に沿って配列された複数の発光素子と、
前記光入射部に沿って延在し、前記複数の発光素子が一方面側に実装された光源用基板と、
該光源用基板の他方面が面接触される基板保持面を有し、前記光入射部に沿って延在する金属製の光源支持部材と、
前記光源支持部材及び前記導光板の外側に配置され、前記光源支持部材との間で、前記光入射部に沿って通された閉鎖空間を構成する側板部を有したフレームと、
前記閉鎖空間を外部に通連させて前記複数の発光素子の熱を逃がす開口部と、
を有し、
前記開口部は、前記フレームの前記側板部のうち、前記閉鎖空間の延長線が突き当たる位置に配置された側板部に設けられていることを特徴とする照明装置。
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