JP2010044794A - キーパッド、キーパッドアセンブリ及び携帯端末 - Google Patents

Abstract

【課題】 ムラの無い高明度、低消費電力、及び低製造コストを実現することができるキーパッド、キーパッドアセンブリ及び携帯端末を提供する。
【解決手段】光を内部へ広げるように導くための導光板２２０と、導光板２２０の上面２２２上に配置された少なくとも１つのキーボタン２４５と、導光板２２０に位置し、導光板２２０内に広がる光の一部をキーボタン２４５側に反射するための、少なくとも１つの反射パターン２３０と、を含む。
【選択図】図２

Description

本発明は、携帯端末などに具備されるキーパッド（keypad）に関し、特に導光板（light guide panel）を備えたキーパッド及びキーパッドアセンブリ（keypad assembly）に関する。

一般に、携帯端末に使用されるキーパッドは、板状の弾性パッド（elastic pad）と、この弾性パッドの上面上に複数形成され、それぞれの上面に文字などが印刷されたキーボタン（key button）と、弾性パッドの上面とは反対の下面側に形成された複数の突起部（protrusion）（或いはアクチュエータ（actuator））と、を含む。また、このような携帯端末は、前述したキーパッドを背面側から（バックライトとして）照らすための、複数（通常は１５〜２０個程度）の発光素子（light emitting device）を備えている。

図１は従来技術によるキーパッドアセンブリを示す断面図である。図１に示すように、従来のキーパッドアセンブリ１００は、キーパッド１１０と、スイッチ基板（switch board）１５０と、複数の発光ダイオード（light emitting diode：ＬＥＤ）１７０とを含む。

かかるキーパッドアセンブリ１００において、キーパッド１１０は、板状の弾性パッド１２０と、弾性パッド１２０の上面１２２上に複数個形成され、それぞれの上面に文字などが印刷されたキーボタン１４０と、弾性パッド１２０の上面１２２の反対側の下面１２４に形成された複数の突起部１３０と、を含む。それぞれのキーボタン１４０の中央には、対応する突起部１３０が整列される。弾性パッド１２０の下面１２４には、複数の溝（groove）１２６が形成されている。かかる溝１２６は、各突起部１３０の周囲に配置され、発光ダイオード１７０と複数の突起部１３０との干渉を避けるように形成される。

スイッチ基板１５０は、板状のプリント回路基板（printed circuit board：ＰＣＢ）１５５と、キーパッド１１０に対峙するようにプリント回路基板１５５の上面上に形成された複数のスイッチ１６０と、を具備する。各スイッチ１６０は、導電性の接触部材（contact member）１６２と、接触部材１６２を完全に覆う導電性ドーム（dome）１６４と、からなる。

複数の発光ダイオード１７０は、プリント回路基板１５５の上面上に搭載され、かつ、各発光ダイオード１７０は、弾性パッド１２０の対応する溝１２６によって覆われるように位置する。

操作の際に、ユーザがあるキーボタン１４０を押すと、キーボタン１４０の下方に位置するキーパッド１１０の部位がスイッチ基板１５０側へ変形し、これによって、当該変形された部位に対応する突起部１３０が、対応するドーム１６４を作動させる。すなわち、当該押圧されたドーム１６４は、対応する接触部材１６２との電気的接触を行うことになる。

ここで、設計上、スイッチ１６０の作動のためには、各発光ダイオード１７０は、対応するキーボタン１４０の下方に位置してはならない。そして、各発光ダイオード１７０から出力された光は、弾性パッド１２０を通って、各キーボタン１４０を斜角（oblique angle）で照明することになり、この結果、キーボタン１４０の照明が不均一で暗いという問題点があった。すなわち、従来は、各キーボタン１４０の中心部は照明が相対的に暗くなり、キーボタン１４０の外周部は照明が相対的に明るくなっていた。そして、この問題を解決するために、より多くの発光ダイオードを設置してキーボタン１４０を均一に明るく照明しようとすると、電力消費量が増え、製造コストが高くなる問題が生じる。

従って、本発明は前述のような従来の問題点を解消するために案出されたものであり、その目的は、均一でムラが無く、かつ明るい照明を可能とするとともに、低消費電力、及び低製造コストを実現することができるキーパッド、キーパッドアセンブリ、及び携帯端末を提供することにある。

上述の目的を達成するために、本発明の第１の側面に係るキーパッドは、光を内部へ広げるように導くための導光板と、前記導光板の上面上に配置された少なくとも１つのキーボタンと、前記導光板に位置し、前記導光板内に広がる光の一部を前記キーボタン側に反射するための、少なくとも１つの反射パターンと、を含む。

また、本発明の第２の側面に係るキーパッドアセンブリは、光を内部へ広げるように導くための導光板と、前記導光板の上面上に配置された少なくとも１つのキーボタンと、前記導光板に形成され、前記導光板内に広がる光の一部を前記キーボタン側に反射するための少なくも１つの反射パターンと、を具備するキーパッドと、前記キーパッドに対向する上面上に形成された少なくとも１つのスイッチを具備するスイッチ基板と、を含み、前記キーボタンが押し込まれることによって、前記スイッチ基板側に変形された前記キーパッドの部位が前記スイッチを作動させることを特徴とする。

また、本発明の第３の側面に係る携帯端末は、上面上に少なくとも１つのスイッチを具備するスイッチ基板と、前記スイッチの上方に位置し、上面，下面，及び側面を有する導光板と、前記導光板の上面上に配置された少なくとも１つのキーボタンとを具備するキーパッドと、前記導光板の側面のうち少なくとも１つの側面に対向するように配置された少なくとも１つの発光素子と、を含み、前記キーパッドは、光の一部を前記キーボタン側に反射するために、前記キーボタンの下方に位置する前記導光板の上面又は下面の一部分上に形成された、少なくとも１つの反射パターンをさらに含むことを特徴とする。

本発明によるキーパッド、キーパッドアセンブリ、及び携帯端末は、キーボタンと突起部との間に弾性を有する導光板を具備することで、キーボタンを明るく均一に照明することができるという利点がある。また、本発明のキーパッド及びキーパッドアセンブリは、導光板を具備することにより、必要な発光素子の数の減少及び省消費電力を図ることができ、製造コストをも低減させることができるという利点がある。

従来技術によるキーパッドアセンブリを示す断面図である。 本発明の第１の実施形態によるキーパッドアセンブリを示す断面図である。 本発明による突起部の例を示す図である。 本発明による突起部の他の例を示す図である。 図２に示した反射パターンの詳細を説明するための拡大断面図である。 本発明による発光素子の構成（配置）例を示す図である。 本発明による発光素子の他の構成（配置）例を示す図である。 本発明による発光素子のさらに他の構成（配置）例を示す図である。 本発明の第２の実施形態によるキーパッドアセンブリを示す断面図である。 本発明の第３の実施形態によるキーパッドアセンブリを示す断面図である。 図２に示したキーパッドアセンブリを備える携帯用端末機を示す前面図である。

以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。

図２は本発明の好適な第１の実施形態によるキーパッドアセンブリを示す断面図である。本実施形態のキーパッドアセンブリ２００は、キーパッド２１０と、このキーパッド２１０に対向するように設けられたスイッチ基板２５０と、少なくとも１つの発光素子２９０と、第２のプリント回路基板２８０と、を含む。

このうち、キーパッド２１０は、導光板２２０と、複数のキーボタン２４５と、複数の突起部２４０と、複数の反射パターン（reflective pattern）２３０（図２において、黒塗りの三角形で表した箇所）と、を含む。

導光板２２０は、光の内部移動を保持し、結合された光を内部に導く機能を有する。当該結合された光は、導光板２２０の一側面から他側面へと広がって進行する。導光板（２２０）は、この例のような平面四角形（図５参照）の他にも、任意の形状を有することができる。導光板２２０の内部に結合された光は、導光板２２０とその外部の空気層との境界（界面）での全反射（total reflection）によって、導光板２２０の内部へ広がる。この導光板２２０は、弾性を有しており、このため、キーボタン２４５が押圧された際に、再び元の位置に戻ることができる。すなわち、導光板２２０は、変形された後に原形に戻る自己復元特性（self-restoration properties）を有しており、これによって、キーボタン２４５の操作後に、そのキーボタン２４５を元の位置に復元させることが可能となる。

従来の導光板は、可視光線に対して透過度の高いポリカーボネート（polycarbonate）或いはアクリル系樹脂（acryl-based resin）を射出成形することにより製作されていた。しかしながら、このような導光板は、弾性率及び弾性復元力が小さく、硬度が高いがために、キーボタンを押圧するときの良好なクリック感を確保し難く、また、あるキーボタンを押圧したときに、隣接したキーボタンが同時に作動したり（すなわちキーボタン間の干渉現象）、さらには、長時間繰り返し作動させた場合に該導光板の永久変形（塑性変形）が発生し易い。

したがって、本実施形態の導光板２２０は、良好なクリック感を提供し、キーボタン２４５間の干渉現象を抑制し、繰り返し作動しても永久変形（塑性変形）が発生しないようにするために、低い硬度、高い弾性率、高い弾性復元力、及び高い光透過率を有する高透明のエラストマー（elastomer）材質で形成されることを特徴とし、より好ましくは、ポリウレタン（polyurethane）やシリコン(silicon)などの材質で形成される。

複数のキーボタン２４５は、導光板２２０の上面２２２上に形成され、その上面に文字、数字などがそれぞれ印刷される。かかるキーボタン２４５は、導光板２２０と同一若しくは異なる材質で一体（one-piece）に形成されることができる。或いは、キーボタン２４５は、ポリカーボネートまたはアクリル系樹脂などの材質で別々に形成された後に、導光板２２０の上面２２２に取り付けられることもできる。複数のキーボタン２４５は、それぞれ、円柱，楕円柱などのような任意の形状を有することができる。

複数の突起部２４０は、導光板２２０の前述した上面２２２の反対側にある下面２２４上に形成される。かかる突起部２４０は、導光板２２０と同一若しくは異なる材質で一体に形成されることができる。或いは、突起部２４０は、別々に形成された後に、導光板２２０の下面２２４に取り付けられることもできる。各突起部２４０は、円錐台、（図３Ａで後述する）略円錐台、（図３Ｂで後述する）側面が台形の六面体、などのような任意の形状を有することができる。各突起部２４０は、対応するキーボタン２４５の下方に、（かつ、キーパッドアセンブリ２００の厚み方向又は第１のプリント回路基板２６０の上面に垂直方向に）整列される。

図３は本発明による突起部の例を示す図である。図３Ａには、一例として、上面３１２及び下面３１６が楕円形であり、側面３１４が傾斜した全体略円錐台の形を呈する突起部３１０を示している。また、図３Ｂには、他の一例として、上面３２２及び下面３２６が長方形であり、その４つの側面３２４が台形になっている、側面台形の六面体形状を呈する突起部３２０を示す。

再び図２を参照すると、キーパッド２１０は、導光板２２０の下面上に局所的に形成され、導光板２２０内に広がる光の一部を対応するキーボタン２４５側へそれぞれ導く（反射させる）ための複数の反射パターン２３０を有する。かかる反射パターンは、必要に応じて、導光板２２０の上面上に形成されることもできる。各反射パターン２３０は、対応するキーボタン２４５の直下に位置する対応する突起部２４０に、及び該突起部２４０の周囲に形成されることで、当該キーボタン２４５の均一な照明を可能にする。

また、キーパッド２１０全体において、発光素子２９０と相対的に近い位置に設けられた反射パターンの密度や寸法と、相対的に遠い位置に設けられた反射パターンの密度や寸法と、を相異なる値に設定することによって、導光板２２０の上方へ出射される全体的な光量分布を、発光素子２９０との距離にかかわらず均一に調節することができる。

例えば、発光素子２９０を基準として、相対的に近い位置の出射光量が比較的多い場合は、当該位置の反射パターンの密度をより低密度に設定し、相対的に遠い位置の出射光量が比較的少ない場合は、当該位置の反射パターンの密度をより高密度に設定することで、全体的な出射光量の分布、すなわち複数のキーボタン２４５の全体的な照明分布を、明るく均一にすることができる。

図４は本発明に従った反射パターン２３０を示す拡大断面図である。この実施形態では、反射パターン２３０の中央部２３２が突起部２４０の下面上に形成され、反射パターン２３０の外周部２３４が、突起部２４０の周囲に形成される。図示のように、導光板２２０内へ全反射によって広がる光は、反射パターン２３０に入射される。ここで、反射パターン２３０によってキーボタン２４５側へ乱反射（diffuse reflection）された光の大部分は、（入射角が臨界角よりも小さい場合であり）全反射の条件を満たさないため、キーボタン２４５を透過して外部へ出射される。また、反射パターン２３０により乱反射せずにそのまま通過する光、及び前述の乱反射された光の一部は、全反射の条件を満たし、導光板２２０内へ広がり続けることにより、他のキーボタンを照明するのに供される。このように、反射パターン２３０は、乱反射を起こすことで、入射した光の一部だけをキーボタン２４５の照明に使用し、残りの入射光を他のキーボタンの照明のために使用する。さらに、反射パターン２３０は、任意の方向への乱反射を生じさせることによって、キーボタン２４５の均一な照明を実現する。好ましくは、反射パターン２３０は、スクラッチ（scratching）、或いは印刷などによって形成される。

また、図２に示したように、反射パターン２３０の中央部２３２’（中空の三角形で表示）につき、各突起部２４０の下面には設けずに、導光板２２０と突起部２４０との間に形成することもできる。

スイッチ基板２５０は、第１のプリント回路基板２６０と、ドームシート（dome sheet）２７０とを含む。

第１のプリント回路基板２６０は、その上面に形成された複数の導電性接触部材２６５を具備し、各接触部材２６５は対応するドーム２７５とともにスイッチを構成する。また、このスイッチは、対応する突起部２４０の下方に整列される。

ドームシート２７０は、第１のプリント回路基板２６０の上面に取り付けられ、半球状を呈する複数の導電性ドーム２７５を具備する。各ドーム２７５は、対応する接触部材２６５を完全に覆う。

ユーザがいずれか一のキーボタン２４５を押し込むと、当該キーボタン２４５の下方に位置するキーパッド２１０の部位がスイッチ基板２５０側へ変形する。その結果、当該変形された部分に属する突起部２４０が対応するドーム２７５を押圧し、当該押圧されたドーム２７５は、対応する接触部材２６５と電気的接触を行う。

本実施形態では、導光板２２０に少なくとも１個の発光素子２９０が第２のプリント回路基板２８０を介して搭載される。ここで、第２のプリント回路基板２８０は、導光板２２０の下面２２４の外周部に取り付けられる。そして、図２に示すように、発光素子２９０は、その発光面と導光板２２０の側面とが対向するように、第２のプリント回路基板２８０の上面に搭載される。これにより、発光素子２９０から出射された光は、導光板２２０の側面を通ってその内部に結合される。第２のプリント回路基板２８０には、従来の一般的なフレキシブルプリント回路基板（flexible PCB：ＦＰＣＢ）を使用することができ、また、発光素子２９０としては、従来の一般的な発光ダイオードを使用することができる。

図５は本発明による発光素子の様々な構成（配置）例を示す図である。ここで、図５Ａは発光素子４１０が導光板４０１の側面の中央に配置された場合を示す正面図であり、図５Ｂは発光素子４２０が導光板４０２の角（コーナー）の部位に配置された場合を示す正面図である。さらに、図５Ｃは、導光板４０３に複数のキーボタン４０４が取り付けられた例として、第１及び第２の発光素子４３０，４３５が導光板４０３の側面に互いに離隔するように配置された場合を示す正面図である。なお、図５Ｃでは２個の発光素子を導光板４０３の一の側面に配置しているが、これに限定されるものではなく、３個以上の発光素子を搭載しても良く、また、各発光素子を導光板４０３の相互に異なる側面に配置しても良い。

これら例に示すように、本発明による発光素子は、必要に応じた任意の数で、任意の位置に配置できる。

図６は本発明の好適な第２の実施形態によるキーパッドアセンブリを示す断面図である。本実施形態のキーパッドアセンブリ２００’は、図２に示されたキーパッドアセンブリ２００と類似した構成を有し、導光板２２０’の形状及び発光素子２９０’の位置のみが相違している。よって、同一の構成要素については、同一の符号を付し、冗長を避けるためにその説明を省略する。

導光板２２０’は、全体が平面四角形の板状であり、その内部へ結合された光を導く。導光板２２０’は、その一端部２２６がプリント回路基板２６０の上面に達するまで傾斜するように延びる。より詳細には、導光板２２０’の一端部２２６は、図６に示すように、端側になるに従って垂直方向幅（すなわち厚み）が増加するような、略テーパー状の断面形状を呈している。

本実施形態でも発光素子が少なくとも１つ用いられるが、かかる発光素子２９０’は、その発光面が導光板２２０’の傾斜部２２６の側面に対向するように、プリント回路基板２６０の上面に搭載される。これにより、光素子２９０’から出射された光は、導光板２２０’の側面を通ってその内部に結合される。

前述の第１の実施形態と比較すると、第２の実施形態では、導光板（２２０’）の形状を変更することによって、発光素子（２９０’）の配線のためのフレキシブルプリント回路基板が不要になるので、キーパッドアセンブリ（２００’）をより経済的に実現できるという利点がある。

図７は本発明の好適な第３の実施形態によるキーパッドアセンブリ（２００”）を示す断面図である。このキーパッドアセンブリ２００”は、図６に示されたキーパッドアセンブリ２００と類似した構成を有しており、導光板２２０”の形状が相違する点のみが異なっている。よって、同一の構成要素については同一の符号を付し、冗長を避けるため、その説明を省略する。

導光板２２０”は、一定の厚さを有する平面四角形の板状であり、その内部へ結合された光を導く。また、導光板２２０”は、その一端部２２６’がプリント回路基板２６０の上面まで延びて当接するように曲がった形状を呈している。特に、導光板２２０”は、シリコン（silicone）などのようなエラストマー材質で製作できるので、垂直位置（高さ位置）が異なる導光板２２０”と発光素子２９０’との光結合のために、導光板２２０”の一端部２２６’を図示のような角度に折り曲げることができる。

発光素子２９０’は、その発光面が導光板２２０”の一端部２２６’の外側面に対向するように、プリント回路基板２６０の上面に搭載される。この発光素子２９０’から出射された光は、導光板２２０”の外側面を通って、その内部へ結合される。

図８は、図２に示したキーパッドアセンブリを備える携帯用端末機を示す前面図である。携帯用端末機５００は、通常のバータイプ(bar type)の携帯用端末機であり、従来と比較して、単に、キーパッドアセンブリの具体的な構成のみにおいて差がある。従って、携帯用端末機５００の内部構成についての詳細な説明は省略し、外観を中心にして簡略に説明する。

携帯用端末機５００は、全体的な外観を形成するハウジング５１０と、ハウジング５１０の前面に露出されるスピーカ装置５２０と、表示装置（display apparatus）５３０と、キーパッドアセンブリ２００及びマイク装置(microphone apparatus)５４０とを含む。

スピーカ装置５２０は、ハウジング５１０の上端側に配置されて、入力された電気信号を音声信号に変換して出力する。マイク装置５４０は、ハウジング５１０の下端側に配置されて、入力された音声信号を電気信号に変換して出力する。

表示装置５３０は、スピーカ装置５２０とマイク装置５４０との間に配置されて、携帯用端末機５００の作動状態を視覚的に表示する。すなわち、表示装置５３０は、アンテナ受信感度、バッテリー充電レベル状態、及びキーパッドアセンブリ２００のキーボタン２４５により入力された電話番号などの情報を表示する。

キーパッドアセンブリ２００は、表示装置５３０とマイク装置５４０との間に配置されて、図２に示すような構成を有する。このキーパッドアセンブリ２００は、ハウジング５１０の内部に格納（搭載）されるが、図８に示すように、キーパッドアセンブリ２００の構成要素のうち複数のキーボタン２４５のみがハウジング５１０の前面に露出するように、ハウジング５１０に取付けられる。

以上、本発明のキーパッドアセンブリがバータイプの携帯用端末機に適用されるものを例示して説明したが、本発明のキーパッドアセンブリは、ホルダー(folder)タイプ、スライド(slide)タイプなどの任意のタイプの携帯用端末機にも適用されることができることは勿論である。

以上詳細に説明したように、 本発明の実施形態によれば、キーボタンと突起部との間に弾性を有する導光板を具備することで、キーボタンを明るく均一に照明することができるという利点がある。また、本発明を適用したキーパッド及びキーパッドアセンブリは、導光板を具備することにより、必要な発光素子の数の減少及び省消費電力を図ることができ、製造コストをも低減させることができるという利点が得られる。

２００、２００’、２００” キーパッドアセンブリ
２１０ キーパッド
２２０、２２０’、２２０” 導光板
２２２ 導光板の上面
２２４ 導光板の下面
２３０ 反射パターン
２４０、３１０、３２０ 突起部
２４５ キーボタン
２５０ スイッチ基板
２６０ 第１のプリント回路基板
２６５ 接触部材（スイッチ）
２７５ ドーム（スイッチ）
２８０ 第２のプリント回路基板
２９０、２９０’ 発光素子
５００ 携帯用端末機（携帯端末）

Claims (15)

1. 光を内部へ広げるように導くための導光板と、
   前記導光板の上面上に配置された少なくとも１つのキーボタンと、
   前記導光板に位置し、前記導光板内に広がる光の一部を前記キーボタン側に反射するための、少なくとも１つの反射パターンと、
   を含むことを特徴とするキーパッド。
2. 前記反射パターンは、前記キーボタンと対応するように形成されることを特徴とする請求項１記載のキーパッド。
3. 前記導光板上に形成された少なくとも１つの突起部をさらに含むことを特徴とする請求項１記載のキーパッド。
4. 前記反射パターンは、前記突起部の周囲に形成されることを特徴とする請求項３記載のキーパッド。
5. 前記反射パターンは、前記導光板の下面上における、前記突起部の周囲に形成されることを特徴とする請求項３記載のキーパッド。
6. 前記反射パターンは、乱反射を引き起こすことを特徴とする請求項１記載のキーパッド。
7. 前記導光板は、透明なエラストマー材質であり、前記キーボタンの作動後に前記キーボタンを元の位置に戻すことを特徴とする請求項１記載のキーパッド。
8. 光を内部へ広げるように導くための導光板と、前記導光板の上面上に配置された少なくとも１つのキーボタンと、前記導光板に形成され、前記導光板内に広がる光の一部を前記キーボタン側に反射するための少なくも１つの反射パターンと、を具備するキーパッドと、
   前記キーパッドに対向する上面上に形成された少なくとも１つのスイッチを具備するスイッチ基板と、を含み、
   前記キーボタンが押し込まれることによって、前記スイッチ基板側に変形された前記キーパッドの部位が前記スイッチを作動させること
   を特徴とするキーパッドアセンブリ。
9. 前記導光板の側面に対向するように配置され、前記導光板の内部へ光を結合させる少なくとも１つの発光素子をさらに含むことを特徴とする請求項８記載のキーパッドアセンブリ。
10. 前記導光板に連結されたプリント回路基板をさらに含み、
    前記発光素子は、前記プリント回路基板の上に搭載されることを特徴とする請求項９記載のキーパッドアセンブリ。
11. 前記スイッチは、前記キーボタンに対応する領域に形成された導電性の接触部材と、前記導電性の接触部材を覆う導電性ドームとを含み、
    前記キーボタンが押されることによって、前記突起部が前記ドームを押圧して、前記ドームと前記導電性の接触部材とが互いに電気的接触を行うことを特徴とする請求項８に記載のキーパッドアセンブリ。
12. 前記キーパッドは、前記導光板に形成された少なくとも１つの突起部をさらに含み、
    前記スイッチは、前記突起部によって押圧される
    ことを特徴とする請求項８記載のキーパッドアセンブリ。
13. 前記反射パターンは、前記キーボタンと対応するように形成される
    ことを特徴とする請求項８記載のキーパッドアセンブリ。
14. 前記導光板の内部に結合された光は前記発光素子と対向する一側面から前記導光板の他側面へ広がることを特徴とする請求項９記載のキーパッドアセンブリ。
15. 上面上に少なくとも１つのスイッチを具備するスイッチ基板と、
    前記スイッチの上方に位置し、上面，下面，及び側面を有する導光板と、前記導光板の上面上に配置された少なくとも１つのキーボタンとを具備するキーパッドと、
    前記導光板の側面のうち少なくとも１つの側面に対向するように配置された少なくとも１つの発光素子と、を含み、
    前記キーパッドは、光の一部を前記キーボタン側に反射するために、前記キーボタンの下方に位置する前記導光板の上面又は下面の一部分上に形成された、少なくとも１つの反射パターンをさらに含むことを特徴とする携帯端末。

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