JP3046656U - メンブレンスイッチの操作部の構造 - Google Patents
メンブレンスイッチの操作部の構造Info
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- JP3046656U JP3046656U JP1997008185U JP818597U JP3046656U JP 3046656 U JP3046656 U JP 3046656U JP 1997008185 U JP1997008185 U JP 1997008185U JP 818597 U JP818597 U JP 818597U JP 3046656 U JP3046656 U JP 3046656U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- membrane switch
- film material
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- dome
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 照光手段を配備した際に、その照光機能を十
分に発揮することができ、加えて良好なクリック感を得
ることができ、しかも簡易な構造で済むため、需要者に
低廉なものとして供給することができるメンブレンスイ
ッチの操作部の構造とする。 【解決手段】 ベースに形成された透光部の周囲に、そ
の透光部を囲む無端状の固定接点を備え、前記したベー
ス上にスペーサを介して透明フィルム材を積合して備
え、その透明フィルム材の前記した透明部と対向する部
分をドーム状とした操作部とし、そのドーム状とした操
作部の基部に内側に突出する無端突条部を形成し、その
無端突条部に無端状の可動接点を備えていることとし、
少なくとも可動接点は印刷処理によって形成されている
こととする。
分に発揮することができ、加えて良好なクリック感を得
ることができ、しかも簡易な構造で済むため、需要者に
低廉なものとして供給することができるメンブレンスイ
ッチの操作部の構造とする。 【解決手段】 ベースに形成された透光部の周囲に、そ
の透光部を囲む無端状の固定接点を備え、前記したベー
ス上にスペーサを介して透明フィルム材を積合して備
え、その透明フィルム材の前記した透明部と対向する部
分をドーム状とした操作部とし、そのドーム状とした操
作部の基部に内側に突出する無端突条部を形成し、その
無端突条部に無端状の可動接点を備えていることとし、
少なくとも可動接点は印刷処理によって形成されている
こととする。
Description
【0001】
本考案はメンブレンスイッチの操作部の構造に関し、特に、その操作部を照 光することを可能として、目的とするスイッチを確実に目視確認することができ るようにしたメンブレンスイッチの操作部の構造に関する。
【0002】
従来、メンブレンスイッチは図4及び図5に示す構造となっている。即ち、 従来のメンブレンスイッチはベース1にスペーサ2を介してカバーシート3が重 合されており、スペーサ2によって構成される中空部4内にあって、ベース1上 に銀やカーボンによって成形された固定接点5が備えられ、この固定接点5と対 向するカバーシート3の裏面に可動接点6が備えられている。
【0003】 そして、この図4からも明白なようにメンブレンスイッチはその表面が平滑 なものとなるため、操作部の位置や、複数のメンブレンスイッチが並設されてい る場合、目的とするメンブレンスイッチの操作部の位置確認がしにくい時があり 、誤操作をしてしまうこともあった。
【0004】 係る点に鑑みて、従来のメンブレンスイッチに照光機能を持たせるべく、例 えばランプ等の照光手段7を配備しようとしても、その照光手段7からの光は固 定接点5、及び可動接点に遮断されてしまい、十分な照光機能を得ることはでき なかった。
【0005】
そこで、本考案は上記した従来の実情、問題点に着目してなされたもので、 かかる問題点を解消して、照光手段を配備した際に、その照光機能を十分に発揮 することができ、加えて良好なクリック感を得ることができ、しかも簡易な構造 で済むため、需要者に低廉なものとして供給することができるメンブレンスイッ チの操作部の構造を提供することを目的としている。
【0006】
この目的を達成するために、本考案に係るメンブレンスイッチの操作部の構 造はベースに形成された透光部の周囲に、その透光部を囲む無端状の固定接点を 備え、前記したベース上にスペーサを介して透明フィルム材を積合して備え、そ の透明フィルム材の前記した透明部と対向する部分をドーム状とした操作部とし 、そのドーム状とした操作部の基部に内側に突出する無端突条部を形成し、その 無端突条部に無端状の可動接点を備えていることを特徴とし、少なくとも可動接 点は印刷処理によって形成されていることを特徴としている。
【0007】
上記した構成としたことにより、特に、固定接点と可動接点を無端状に形成 し、かつ、可動接点を透明なフィルム材で成形したドーム状の操作部に備えたこ とによって、照光手段を配備した際に、その照光手段から照射された光は各接点 の内側を通り、操作部を抜けて有効に外部へ到達することになり、仮に暗所にあ っても目的とするメンブレンスイッチの位置確認を目視によって確実になすこと ができることとなるのである。
【0008】
次に、本考案の好ましい実施の形態を図1乃至図3を参照して説明する。図 1は本考案を実施したメンブレンスイッチの操作部の構造を示す縦断面図、図2 は同じく使用状態を示す縦断面図、図3は同じく接点の形状を示す平面図である 。
【0009】 これらの図にあって10はベースを示しており、このベース10には照光手 段11と対向させ、この照光手段11からの光を透過させる円形をした照光用透 孔12が透光部として形成されている。なお、この照光用透孔12はベース10 自体を透明板を用いたり、また、照光手段11と対向する部分を透明成形するこ とによって代替させることも可能である。
【0010】 そして、前記した照光用透孔12の開口縁近傍のベース10上には、この照 光用透孔12を囲むリング状をした固定接点13が備えられている。
【0011】 また、前記したベース10上にはスペーサ14を介して透明なプラスチック 製フィルム材15が重合配設されている。さらに、このプラスチック製フィルム 材15の前記した照光用透孔12と対応する部分は略ドーム状にエンボス加工に よって形成され、可動な操作部16とされている。
【0012】 この操作部16の基部周縁には内側方向へ突出するリング状をした突条部1 7が一体に形成されており、この突条部17の裏面(内面)に可動接点18がリ ング状に印刷形成されている。また、図中19は化粧シートであり、この化粧シ ート19の前記した操作部16との対応箇所19aは少なくとも透光性を持たせ るため透明あるいは半透明とされている。
【0013】 本実施の形態に係るメンブレンスイッチの操作部の構造は上記のように構成 されている。ここで、その作用を説明すると、化粧シート19の上から例えば指 F等によって、その化粧シート19と共に操作部16を押圧すると、その操作部 16は中央部分が凹まされ、可動接点18が固定接点13と接触されてスイッチ ONの状態とされる。また、操作部16はその基端部分や突条部17の部分が弾 発的なヒンジ作用をなすので、指F等を離すことで、操作部16は元の位置に復 元されることになる。
【0014】
本考案に係るメンブレンスイッチの操作部の構造は上述のように構成され、 作用する。そのため、照光手段を付設した時に、照光手段からの光は上方まで透 過して部分照射の機能を十分に発揮することとなり、電話機等の携帯機器をはじ め、各種産業機械や測定等で周囲の環境に関わりなく目的とするメンブレンスイ ッチの位置を目視により確認することができ、しかも良好なクリック感も得るこ とができる。加えて、構成が簡易なため、価格的にも低廉なものとして需要者に 供給することができるものとなっている。
【図1】本考案を実施したメンブレンスイッチの操作部
の構造を示す縦断面図である。
の構造を示す縦断面図である。
【図2】使用状態を示す縦断面図である。
【図3】接点の形状を示す平面図である。
【図4】従来例を示す縦断面図である。
【図5】従来の接点の形状を示す平面図である。
10 ベース 11 照光手段 12 照光用透孔 13 固定接点 14 スペーサ 15 プラスチック製フィルム材 16 操作部 17 突条部 18 可動接点 19 化粧シート F 指
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースに形成された透光部の周囲に、そ
の透光部を囲む無端状の固定接点を備え、前記したベー
ス上にスペーサを介して透明フィルム材を積合して備
え、その透明フィルム材の前記した透明部と対向する部
分をドーム状とした操作部とし、そのドーム状とした操
作部の基部に内側に突出する無端突条部を形成し、その
無端突条部に無端状の可動接点を備えていることを特徴
とするメンブレンスイッチの操作部の構造。 - 【請求項2】 少なくとも可動接点は印刷処理によって
形成されていることを特徴とするメンブレンスイッチの
操作部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008185U JP3046656U (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | メンブレンスイッチの操作部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008185U JP3046656U (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | メンブレンスイッチの操作部の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3046656U true JP3046656U (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=43180986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997008185U Expired - Lifetime JP3046656U (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | メンブレンスイッチの操作部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046656U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020501722A (ja) * | 2016-12-15 | 2020-01-23 | ウォーター ピック インコーポレイテッド | 照明特徴部を有する歯磨きデバイス |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP1997008185U patent/JP3046656U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020501722A (ja) * | 2016-12-15 | 2020-01-23 | ウォーター ピック インコーポレイテッド | 照明特徴部を有する歯磨きデバイス |
JP7229920B2 (ja) | 2016-12-15 | 2023-02-28 | ウォーター ピック インコーポレイテッド | 照明特徴部を有する歯磨きデバイス |
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