JP2004235037A - スイッチモジュール - Google Patents

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Motomu Imaizumi
求 今泉
Terukazu Mizuno
輝一 水野
Yasunari Ninomiya
康徳 二宮
Keizo Nishitani
啓三 西谷
Yasuyoshi Serizawa
泰義 芹澤
Minoru Kubota
実 久保田
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Yazaki Corp
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Toyota Motor Corp
Yazaki Corp
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Abstract

【課題】僅かなスペースしかなくても装飾部材にスイッチ機能を持たせることができ且つスイッチに高級感を持たせることができるスイッチモジュールを提供する。
【解決手段】薄型スイッチ42と、その薄型スイッチが固定される装飾部材としてのフロントピラーガーニッシュ35と、装飾部材に薄型スイッチ42を固定するための固定手段としてのスイッチ固定部材43とを含んでスイッチモジュール41を構成する。薄型スイッチ42は、表シート45と、可動側の接点と、固定側の接点及び外部接続手段49を有する回路体と、スペーサシートとを備えて薄型に形成する。また、薄型スイッチ42は、表シート45の突出部(押圧部)51をシート本体52に連続させて見切り線の無いスイッチとして形成する。
【選択図】 図3

Description

【0001 】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄型スイッチと装飾部材と固定手段とを含んで構成したスイッチモジュールに関する。
【0002 】
【従来の技術】
図面を参照しながら自動車構成部品のうちの一つであるインストルメントパネルとピラーガーニッシュとについて説明する。
【0003 】
図14において、インストルメントパネル1は、複数のスイッチ2〜6を有している。その複数のスイッチ2〜6は、計器類7の周りの適宜位置にそれぞれ設けられている。例えばスイッチ2の構成を図15を参照しながら説明すると、そのスイッチ2は、回路体8とラバースイッチ9、9とキートップ10、10とベゼル11とを有して構成されている(例えば特許文献1参照)。
【0004 】
回路体8は、硬質板12を有しており、そこには複数の回路13が適宜パターンで配索されている。また、回路13上には、ラバースイッチ9、9に対する接点14、14と、複数の電気機能部品15とが設けられている。図15における引用符号16はFFCを示しており、17はそのFFC16の接続部を示している。
【0005 】
上記構成において、回路体8は、硬質板12を介してインストルメントパネル1の内側に取り付けられる。また、回路体8の接点14、14の上には、ラバースイッチ9、9が取り付けられる。さらに、そのラバースイッチ9、9の上には、キートップ10、10、及びベゼル11が順次取り付けられる。尚、ベゼル11は、インストルメントパネル1に形成された開口部に嵌合する。また、キートップ10、10の表面及びベゼル11の表面には、印刷や装飾等によって意匠部18が設けられている。
【0006 】
図16において、ピラーガーニッシュ21は、例えばフロントピラー22を覆いこれを装飾するために設けられている(例えば特許文献2参照)。このようなピラーガーニッシュ21の裏面側には、複数の縦リブ23(若しくは横リブ)が一体に形成されている。その複数の縦リブ23は、ピラーガーニッシュ21の長手方向に沿って形成されている。図16における引用符号24はフロントウィンドウガラスを示している。
【0007 】
【特許文献1】
特開平6−24280号公報 (第4頁、第2図、第3図)
【特許文献2】
特開平11−348669号公報 (第2頁、第3図)
【0008 】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術のスイッチ2にあっては(他のスイッチ3〜6も同様)、図中に示される如く十分な厚みを有していることから、そのスイッチ2と同様の構成のアプリケーションスイッチをインストルメントパネル1とは別の他の部材に設けようとしても、すなわちアプリケーションスイッチを例えば上記ピラーガーニッシュ21などの装飾部材に設けようとしても、大きな収納スペースが無い限り容易に設置することができないという問題点を有している。
【0009 】
また、上記従来技術のスイッチ2にあっては、キートップ10とベゼル11との間に見切り線(平面的に見た場合のベゼル11の開口縁部19とキートップ10との間隙)が生じてしまうことから、高級感のあるスイッチを提供することができないという問題点を有している(他のスイッチ3〜6も同様)。
【0010 】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、僅かなスペースしかなくても装飾部材にスイッチ機能を持たせることができ且つスイッチに高級感を持たせることができるスイッチモジュールを提供することを課題とする。
【0011 】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明のスイッチモジュールは、シート本体に連続させて見切り線を無くした押圧部を有する表シート、前記押圧部の押圧移動に伴って変位する可動側の接点、該可動側の接点に対向して接触し合う固定側の接点及び外部接続手段を有する回路体、前記表シートと前記回路体との間に介在するとともに前記可動側の接点と前記固定側の接点との接触を確保するための貫通孔を形成した一又は複数のスペーサシート、を備えた薄型スイッチと、該薄型スイッチに対する取り付け凹部、前記外部接続手段に対する引き出し部、を表面側に形成した装飾部材と、前記薄型スイッチを前記取り付け凹部に固定するための固定手段と、を含んで構成したことを特徴としている。
【0012 】
請求項2記載の本発明のスイッチモジュールは、請求項1に記載のスイッチモジュールにおいて、フレキシブル性を有し且つフラットな形状の結線回路部と、該結線回路部の端末に設けたコネクタと、を備えて前記外部接続手段を構成したことを特徴としている。
【0013 】
請求項3記載の本発明のスイッチモジュールは、請求項1又は請求項2に記載のスイッチモジュールにおいて、前記装飾部材の裏面側に、前記外部接続手段を固定するための外部接続手段固定部を形成したことを特徴としている。
【0014 】
請求項4記載の本発明のスイッチモジュールは、請求項3に記載のスイッチモジュールにおいて、前記外部接続手段を前記装飾部材の裏面に沿わせるように前記外部接続手段固定部を形成したことを特徴としている。
【0015 】
請求項5記載の本発明のスイッチモジュールは、請求項3又は請求項4に記載のスイッチモジュールにおいて、前記外部接続手段固定部を、前記装飾部材の取り付け相手に対して設けた取り付け部の近傍に配置形成したことを特徴としている。
【0016 】
請求項6記載の本発明のスイッチモジュールは、請求項1ないし請求項5いずれか記載のスイッチモジュールにおいて、前記シート本体の表面と前記装飾部材の表面とを略面一となるように配置形成したことを特徴としている。
【0017 】
請求項7記載の本発明のスイッチモジュールは、請求項1ないし請求項6いずれか記載のスイッチモジュールにおいて、前記薄型スイッチに対する貼り付け固定用の基板部を、前記固定手段の一つとして設けたことを特徴としている。
【0018 】
請求項8記載の本発明のスイッチモジュールは、請求項7に記載のスイッチモジュールにおいて、前記薄型スイッチに、前記基板部の表面形状に追従する柔軟性を持たせたことを特徴としている。
【0019 】
請求項9記載の本発明のスイッチモジュールは、請求項1ないし請求項8いずれか記載のスイッチモジュールにおいて、前記表シートと前記装飾部材との配色を合わせたことを特徴としている。
【0020 】
請求項10記載の本発明のスイッチモジュールは、請求項1ないし請求項9いずれか記載のスイッチモジュールにおいて、前記シート本体に、前記薄型スイッチの側部を覆うカバー部を連成したことを特徴としている。
【0021 】
請求項1に記載された本発明によれば、薄型スイッチと、その薄型スイッチが固定される装飾部材と、装飾部材に薄型スイッチを固定するための固定手段とを含んでスイッチモジュールが構成される。薄型スイッチは、表シートと、可動側の接点と、固定側の接点を有する回路体と、スペーサシートとを備えて薄型に形成される。言い換えれば、接点を除き平面的な部材を主として薄型に形成される。また、薄型スイッチは、表シートの押圧部がシート本体に連続して見切り線の無いスイッチとして形成される。このような薄型スイッチは、固定手段を介して装飾部材の取り付け凹部に固定される。そして、外部接続手段を有していることから、装飾部材の取り付け時に電気的な接続が容易に行われる。ここで、スイッチモジュールにおけるスイッチ操作について説明すると、薄型スイッチの構成及び構造によってスイッチ操作は次のように作用する。すなわち、押圧部が押圧されその押圧部の押圧移動に伴って可動側の接点と固定側の接点とが接触すると導通状態が得られる。また、押圧部の押圧が解除され押圧部が元の状態に復帰すると導通状態が解除される。
【0022 】
請求項2に記載された本発明によれば、外部接続手段を構成する結線回路部がフラットな形状であることから、その結線回路部の端末に設けられるコネクタも薄型のコネクタになる。従って、外部接続手段の全体が平面的な部材になり、僅かなスペースしかなくても装飾部材にスイッチ機能を持たせるためには有用な構成及び構造になる。一方、結線回路部はフレキシブル性を有することから、スイッチモジュールの組み立て性若しくは取り付け性向上に寄与する。
【0023 】
請求項3に記載された本発明によれば、装飾部材の裏面側に外部接続手段固定部が形成され、そこに外部接続手段が固定される。これにより、スイッチモジュールの取り付け後において外部接続手段の例えば振れが抑えられる。外部接続手段固定部は、スイッチモジュールを振動のある部位に取り付けた場合に、特に有用な構造になる。
【0024 】
請求項4に記載された本発明によれば、外部接続手段が装飾部材の裏面に沿って固定される。外部接続手段が装飾部材の裏面に沿って固定されると、スイッチモジュールの取り付け時に外部接続手段が邪魔になることはない。外部接続手段固定部は、スイッチモジュールの取り付け性向上に寄与する。また、外部接続手段固定部は、外部接続手段用のスペース確保に寄与する。
【0025 】
請求項5に記載された本発明によれば、取り付け相手に対して設けた装飾部材の取り付け部の近傍には、その取り付け部によってスペースが生じ易く、生じたスペースは外部接続手段固定部によって有効に利用される。また、取り付け部の近傍に外部接続手段固定部が形成されることにより、スイッチモジュールの取り付けの仕方によっては外部接続手段の電気的な接続が容易に行えるようになる。
【0026 】
請求項6に記載された本発明によれば、シート本体の表面と装飾部材の表面とが略面一に配置される。これにより、段差が無くなり見栄えの向上が図られる。尚、略面一とは面一及びほぼ面一の両方の意味を含むものとする。
【0027 】
請求項7に記載された本発明によれば、基板部が固定手段の一つとして設けられる。これにより、薄型スイッチは、基板部に貼り付け固定された状態で装飾部材の取り付け凹部に固定される。基板部は、薄型スイッチに対する補強部材としての機能を有し、取り付け凹部への固定を容易にする。
【0028 】
請求項8に記載された本発明によれば、柔軟性を有する薄型スイッチになる。これにより、薄型スイッチは、その固定部位が平面形状に限られないことになる。薄型スイッチは、基板部の表面形状に追従して二次元的・三次元的な状態で固定される。様々な形状の装飾部材に固定することが可能になる。
【0029 】
請求項9に記載された本発明によれば、表シートと装飾部材とが同じ色になる。これにより、見栄えの向上が図られる。特に、薄型スイッチと装飾部材との境界を分かり難くする場合に有効になる。
【0030 】
請求項10に記載された本発明によれば、薄型スイッチの側部がシート本体に連成されたカバー部で覆われる。これにより、薄型スイッチと装飾部材との境界の見栄えの向上が図られる。
【0031 】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のスイッチモジュールの一実施の形態を示す説明図である。また、図2はスイッチモジュールの外観斜視図、図3は要部の分解斜視図、図4は薄型スイッチ及びスイッチ固定部材の外観斜視図、図5は図4のA−A線断面図、図6は図4のB−B線断面図、図7はコネクタの分解斜視図、図8はスイッチモジュールの取り付け開始時の状態に対する説明図、図9はスイッチモジュールの取り付け終了直前の状態に対する説明図、図10は図9のC−C線断面図、図11は図9のD−D線断面図である。
【0032 】
図1には自動車の車室内から見た自動車構成部材がそれぞれ示されている。引用符号31はフロントウィンドウガラス、32はインストルメントパネル、33はステアリングホイール、34は運転席側ドアASSY、35はフロントピラーガーニッシュ、36は天井であり、この中でフロントピラーガーニッシュ35や天井36等は、車室内の見栄えを良くするための装飾部材として位置付けされている。
【0033 】
尚、以下では、本発明のスイッチモジュールの一実施の形態としてフロントピラーガーニッシュ35を含めて構成したものを例に挙げて説明する。但し、これに限定しないものとする。すなわち、自動車における他の装飾部材にて構成し適用してもよく、また、自動車に限らず家電製品や工業製品等に適用してもよいものとする。本発明のスイッチモジュールは、僅かなスペースしかなくても装飾部材にスイッチ機能を持たせることができ、且つスイッチに高級感を持たせることができるようなものである。
【0034 】
図1ないし図3において、引用符号41はスイッチモジュールを示している。そのスイッチモジュール41は、薄型スイッチ42と、薄型スイッチ42が固定される装飾部材としてのフロントピラーガーニッシュ35と、フロントピラーガーニッシュ35に薄型スイッチ42を固定するための固定手段としてのスイッチ固定部材43とを含んで構成されており、フロントピラー44(図8参照)に対して取り付け固定されるようになっている。以下、上記各構成部材について詳細に説明する。
【0035 】
図1ないし図6において、上記薄型スイッチ42は、特に限定するものではないが、平面的な部材を主として構成した薄型のドームスイッチが用いられている。すなわち、薄型スイッチ42は、表シート45と、可動側の接点46と、スペーサシート47と、固定側の接点48及び外部接続手段49を有する回路体50とを備えて構成されている。
【0036 】
表シート45は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の柔軟性を有するシート部材であって、熱プレスを施すことにより形成された一又は複数の突出部51(特許請求の範囲に記載した押圧部に相当)を有している。その突出部51は、表シート45の外面(表面)側に突出するとともに内面(裏面)側に反転可能なドーム形状に形成されている。突出部51は、見切り線の無いスイッチとして、シート本体52に連続するように形成されている。突出部51における上記内面(突出部内面)には、回路体50に対する可動側の接点46が設けられている。その可動側の接点46は、カーボン等からなり上記内面の頂部に例えば印刷によって設けられている。
【0037 】
このような表シート45は、上記材質であることから元々透明であって、本形態においては、表シート45の内面又は外面に背景色が印刷されている(少なくともシート本体52の背景色は、フロントピラーガーニッシュ35の表面の色に合わせることが好ましい)。また、突出部内面又は突出部外面には、上記背景色とは別の色のシンボル表示53が表示されている。シンボル表示53は、突出部51の頂部(センター位置)を中心にして表示されている。
【0038 】
スペーサシート47は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の柔軟性を有するシート部材であって、表シート45の変形防止と、突出部51の反転の際の空気抜きと、突出部51のストローク寸法確保とを実現するために設けられている。スペーサシート47の表裏面には、既知の接着層(不図示)がそれぞれ設けられている。スペーサシート47は、表シート45と回路体50とを各々上記表裏面に固定することができるように形成されている。
【0039 】
このようなスペーサシート47は、突出部51の位置に対応して形成される貫通孔54と、図示しない空気逃がし部とを有している。貫通孔54は、突出部51の直径よりも大きな直径を有するように形成されている(突出部51の直径と同じであってもよいものとする)。貫通孔54には、反転した突出部51が挿通されるようになっている。
【0040 】
回路体50は、本形態において既知のFPC(FPC:フレキシブル・プリント・サーキット)が用いられており、所望の配索パターンとなる図示しないスイッチ回路を有する回路体本体55と、外部との電気的な接続に用いられる外部接続手段49とを備えて構成されている。回路体本体55のスペーサシート47側には、上記可動側の接点46が接触する固定側の接点48が設けられている。固定側の接点48は、可動側の接点46に対向するように配置形成されている。
【0041 】
外部接続手段49は、回路体本体55から引き出される結線回路部56と、その結線回路部56の先端部分(端末)に設けられるコネクタ57(エッジコネクタ端子のみでもよいものとする)とを備えて構成されている。結線回路部56は、本形態において既知のFPCが用いられており、適宜長さを有して平面視略L字状に形成されている。このような結線回路部56は、複数の回路58を有しており、上記先端部分(端末)から回路58が剥き出しとなるように形成されている。また、結線回路部56の中間部分且つ縁部には、複数の貫通孔59が形成されている。
【0042 】
尚、回路体50は、FPCに替えて既知のプリント基板(PCB)を用いてもよいものとする。また、外部接続手段49は、FPCに替えて既知のFFC(FFC:フレキシブル・フラット・ケーブル)等を用いてもよいものとする。
【0043 】
コネクタ57は、図7に示される如く、合成樹脂製のハウジング60と、そのハウジング60に係合する合成樹脂製のホルダー61とを備えて構成されている。ハウジング60には、その前後方向に貫通する接続部62が形成されている。また、ハウジング60の側部には、係止部63、63(一方のみ図示)と、係止凹部64、64とが形成されている。
【0044 】
接続部62は、その一方側からホルダー61を差し込みすることができるように形成されている。また、接続部62は、他方側から接続相手となるコネクタ65(図8参照)を差し込みすることができるように形成されている。係止部63、63(一方のみ図示)は、ホルダー61を係止することができるように形成されている。係止凹部64、64は、コネクタ57自体をフロントピラーガーニッシュ35の後述する係止突起66、66に係止することができるように形成されている。
【0045 】
上記接続相手となるコネクタ65は、ルーフワイヤハーネス67と共に配索されるワイヤハーネス68の端末に設けられている(図8参照)。
【0046 】
ホルダー61は、結線回路部56の先端部分(端末)を適宜方法(例えば貼り付け)により固定して、剥き出しとなった回路58とコネクタ65とを電気的に接続させることができるように形成されている。このようなホルダー61の側部には、係止凹部63、63(一方のみ図示)に係合する係止突起69、69が形成されている。
【0047 】
上記フロントピラーガーニッシュ35は、本形態において、合成樹脂製の基部70(図10参照)と、その基部70の上に設けられる例えばフェルト製の表皮材71(図10参照)とを備えて構成されている。また、フロントピラーガーニッシュ35は、図1ないし図3に示されるような外観形状を有するように形成されている。
【0048 】
このようなフロントピラーガーニッシュ35の表面側には、薄型スイッチ42に対する取り付け凹部72と、薄型スイッチ42の外部接続手段49に対する引き出し部73と、スイッチ固定部材43の後述する複数の係止突起74に対する複数の係止孔75とが形成されている。また、フロントピラーガーニッシュ35の裏面側には、結線回路部56の複数の貫通孔59に係合して、その結線回路部56を固定する複数の突起76と、コネクタ57自体を固定する係止突起66、66とが形成されている(突起76及び係止突起66は、特許請求の範囲に記載した外部接続手段固定部に相当する)。
【0049 】
尚、特に図示しないが、フロントピラーガーニッシュ35の裏面側には、フロントピラー44(図8参照)に対する取り付け固定部材が設けられている。図8において、引用符号77はインストルメントパネル32とフロントピラー44との間に差し込まれる取り付け用の突起を示している。また、引用符号78はフロントピラー44に対するネジ止め用の取り付け部を示している。取り付け部78の近傍には、フロントピラー44との間に若干のクリアランス(本形態においてはh≒5mm 図10参照)が形成されるようになっている。
【0050 】
取り付け凹部72は、図3に示されるように薄型スイッチ42の形状に合わせて形成される凹みであって、上記スイッチ固定部材43を介在させた状態でシート本体52の表面とフロントピラーガーニッシュ35の表面とが略面一となるような深さを有している。このような取り付け凹部72の中間には、引き出し部73が貫通形成されている。また、取り付け凹部72の縁部には、複数の係止孔75が形成されている。
【0051 】
突起76及び係止突起66は、外部接続手段49をフロントピラーガーニッシュ35の裏面に沿わせた状態に固定するための部材であって、本形態においては、上記クリアランスが生じる取り付け部78の近傍に一体に形成されてる。
【0052 】
図3ないし図6において、上記スイッチ固定部材43は、合成樹脂製であって、薄型スイッチ42に対する貼り付け固定用の基板部79と、フロントピラーガーニッシュ35の係止孔75に係合する複数の係止突起74とが形成されている。基板部79の表面形状は、フロントピラーガーニッシュ35の表面形状に合わせて形成されている。すなわち、上記表面形状が平坦であればこれに合わせて平坦に形成されるようになっている。また、湾曲していればこれに合わせて湾曲するように形成されている(薄型スイッチ42は上記構成であることから柔軟性を有し、基板部79の表面形状に追従して貼り付け固定される)。複数の係止突起74は、可撓性を有しており、その先端部分が係止孔75の開口縁部に係合するように形成されている。
【0053 】
尚、上記のようなスイッチ固定部材43に替えて既知の粘着シートを、薄型スイッチ42を固定するための固定手段としてもよいものとする。
【0054 】
上記構成において、薄型スイッチ42は次のように組み立てられる。先ず、表シート45をスペーサシート47の表面に接着固定するとともに、回路体50をスペーサシート47の裏面に接着固定することにより組み立てられる(図5及び図6参照)。そして、このように組み立てられた薄型スイッチ42は、回路体50側からスイッチ固定部材43の基板部79に接着固定される(図5及び図6参照)。その後、これら薄型スイッチ42及びスイッチ固定部材43は、フロントピラーガーニッシュ35の取り付け凹部72に固定される(図3参照)。以上により、本発明に係るスイッチモジュール41が組み立てられる(図2参照)。尚、この時、外部接続手段49は、取り付け凹部72の引き出し部73から引き出され(図3参照)、突起76及び係止突起66によってフロントピラーガーニッシュ35の裏面に固定される(図9〜図11参照)。また、複数の係止突起74は、対応する係止孔75にそれぞれ係合し、薄型スイッチ42及びスイッチ固定部材43の脱落が防止される(図11参照)。
【0055 】
そして、このように組み立てられたスイッチモジュール41は、次のように取り付けられる。先ず、図8に示されるように取り付け用の突起77をインストルメントパネル32とフロントピラー44との間に差し込むとともに、取り付け固定部材(不図示)をフロントピラー44の凹部80、81に差し込んで仮固定を行い、続いて、その状態からフロントピラーガーニッシュ35の上方を若干撓ませて、図9に示されるように外部接続手段49のコネクタ57と接続相手となるコネクタ65とを接続し、フロントピラーガーニッシュ35の取り付け部78を介してネジ82をフロントピラー44のネジ部83に螺合させ(図8参照)、取り付け部78にカバー84を被せると、スイッチモジュール41のフロントピラー44(図8参照)への取り付けが完了する(図1、図10、及び図11参照)。
【0056 】
ここで、スイッチモジュール41におけるスイッチ操作について説明すると、薄型スイッチ42の構成及び構造によってスイッチ操作は次のように作用する(作用図面は省略する)。
【0057 】
スイッチ操作前となる突出部51に荷重が掛かっていない状態では、突出部51自体の保形性によって、その形状が保持された状態にある。そして、スイッチ操作がなされ、スイッチ操作をする者の指により突出部51が押圧されると(突出部51に荷重を掛ける押圧操作)、突出部51が上記指の押圧による荷重に抗しながら、ある荷重を境にして座屈し反転する(この時、クリック感が生じる)。
【0058 】
突出部51が座屈、反転するとその反転方向の荷重が減少し、突出部51の押圧がスムーズに進行する。反転した突出部51は更に押し込まれてスペーサシート47の貫通孔54に挿通され、突出部51に設けられた可動側の接点46が貫通孔54を介して回路体50の固定側の接点48に接触する。
【0059 】
これにより、回路体50の図示しないスイッチ回路が導通状態となり、薄型スイッチ42はONされる。一方、上記指が離され上記反転方向の荷重が解除されると、突出部51はもとの状態に復帰する。そして、これに伴って導通状態が解除され、薄型スイッチ42はOFFされる。
【0060 】
以上、図1ないし図11までを参照しながら説明してきたように、主として平面的な部材で形成した薄型スイッチ42と、装飾部材としてのフロントピラーガーニッシュ35と、固定手段としてのスイッチ固定部材43と、を含んでスイッチモジュール41を構成することにより、僅かなスペースしかなくてもフロントピラーガーニッシュ35にスイッチ機能を持たせることができ、且つスイッチに高級感を持たせることができる。
【0061 】
また、外部接続手段49を構成する結線回路部56がフラットな形状であることからコネクタ57も薄型のコネクタになり、外部接続手段49全体を平面的な部材にすることができる。従って、僅かなスペースしかなくてもフロントピラーガーニッシュ35にスイッチ機能を持たせるための有用な構成及び構造にすることができる。
【0062 】
また、外部接続手段49の結線回路部56にフレキシブル性を持たせたことから、スイッチモジュール41の組み立て性若しくは取り付け性を向上させることができる。
【0063 】
また、フロントピラーガーニッシュ35の裏面側に外部接続手段固定部としての突起76及び係止突起66を形成したことから、スイッチモジュール41の取り付け後において、外部接続手段49の例えば振れを抑えて異音や摩耗を防止することができる。
【0064 】
また、外部接続手段49をフロントピラーガーニッシュ35の裏面に沿って固定したことから、スイッチモジュール41の取り付け時に外部接続手段49が邪魔にならず、スイッチモジュール41の取り付け性を向上させることができる。
【0065 】
また、外部接続手段49をフロントピラーガーニッシュ35の裏面に沿って固定したことから、外部接続手段49用のスペース確保を僅かにすることができる。
【0066 】
また、取り付け部78の近傍に外部接続手段固定部としての突起76及び係止突起66を形成したことから、外部接続手段49の電気的な接続を容易に行うことができる。
【0067 】
また、薄型スイッチ42におけるシート本体52の表面とフロントピラーガーニッシュ35の表面とを略面一に配置したことから、これらの段差を無くして見栄えの向上を図ることができる。
【0068 】
次に、図12を参照しながら薄型スイッチの他の構成例を説明する。図12は他の構成例を示す断面図である。
【0069 】
図12において、引用符号101で示される薄型スイッチは、照光機能を有するとともに平面的な部材を主として構成したドームスイッチであって、表シート102と、スペーサシート103と、メンブレンシート104と、第二スペーサシート(スペーサシート)105と、可動側の接点106と、固定側の接点107、図示しない外部接続手段、及び発光素子108を有する回路体109とを備えて構成されている。以下、上記構成部材について詳細に説明する。
【0070 】
表シート102は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の光透過性及び柔軟性を有するシート部材であって、熱プレスを施すことにより形成された一又は複数の突出部110(特許請求の範囲に記載した押圧部に相当)を有している。また、表シート102は、発光素子108からの光111により照光される照光部112を有している。表シート102は、上記材質であることから元々透明であって、本形態においては、その内面に例えば「ON」、「OFF」、「UP」、「DOWN」等の文字が印刷されている。また、照光部112以外は背景色の印刷や光反射・拡散層等の形成がなされている。
【0071 】
突出部110は、表シート102の外面(上面)側に突出するとともに内面(下面)側に反転可能なドーム形状に形成されている。照光部112は、本形態において、突出部110の全体に形成されている。照光部112の配置及び数は任意であるものとする。
【0072 】
スペーサシート103は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の光透過性及び柔軟性を有するシート部材であって、表シート102の変形防止と、突出部110の反転の際の空気抜きと、突出部110のストローク寸法確保と、発光素子108からの光111の導光と、を実現するために設けられている。スペーサシート103の表裏面には、既知の接着層(不図示)がそれぞれ設けられている。スペーサシート103は、表シート102とメンブレンシート104とを各々上記表裏面に固定することができるように形成されている。
【0073 】
スペーサシート103は、突出部110の位置に対応して形成される貫通孔113と、図示しない空気逃がし部と、発光素子108の位置に対応して形成される収容部114とを有している。貫通孔113は、突出部110の直径よりも大きな直径を有するように形成されている(突出部110の直径と同じであってもよいものとする)。また、貫通孔113には、反転させた突出部110が挿通されるようになっている。収容部114は、発光素子108の大きさに合わせてスペーサシート103の上記表裏面を貫通するように形成されている。また、収容部114には、発光素子108が収容されるようになっている。
【0074 】
メンブレンシート104は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の柔軟性を有する薄肉のシート部材であって、その裏面の所定位置には、回路体109に対する可動側の接点106が設けられている。また、メンブレンシート104には、発光素子108が挿通される収容部115が形成されている。その収容部115は、スペーサシート103の収容部114に対応する位置に形成されている。
【0075 】
第二スペーサシート105は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリエチレンナフタレート(PEN)からなる合成樹脂製の柔軟性を有するシート部材であって、メンブレンシート104の変形防止及びメンブレンシート104のストローク寸法確保を実現するために設けられている。第二スペーサシート105の表裏面には、既知の接着層(不図示)がそれぞれ設けられており、メンブレンシート104と回路体109とを各々上記表裏面に固定することができるようになっている。このような第二スペーサシート105は、可動側の接点106の位置に対応して形成される貫通孔116と、発光素子108が挿通される収容部117とを有している。
【0076 】
回路体109は、本形態において既知のFPC(FPC:フレキシブル・プリント・サーキット)が用いられており、所望の配索パターンとなる図示しないスイッチ回路を有する回路体本体118と、外部との電気的な接続に用いられる外部接続手段(不図示)とを備えて構成されている。
【0077 】
回路体本体118の表面、すなわち第二スペーサシート105側には、上記可動側の接点106が接触する固定側の接点107と、スイッチ操作部分119に対しての照光機能を構成する一又は複数の発光素子108(例えば既知のLED)とが設けられている。また、回路体本体118の裏面には、既知の接着層(不図示)が設けられている。図示しない外部接続手段は、回路体本体118から引き出される結線回路部と、その結線回路部の先端部分(端末)に設けられるコネクタとを備えて構成されている。
【0078 】
上記構成において、薄型スイッチ101は次のように組み立てられる。先ず、表シート102をスペーサシート103の表面に接着固定する。次いで、メンブレンシート104を第二スペーサシート105の表面に接着固定するとともに、回路体109を第二スペーサシート105の裏面に接着固定する。続いて、スペーサシート103の裏面にメンブレンシート104、第二スペーサシート105、及び回路体109で構成されるスイッチ部分を接着固定すると、薄型スイッチ101の組み立てが完了する。尚、このように組み立てられた薄型スイッチ101は、回路体109側から上記スイッチ固定部材43(図5及び図6参照)に接着固定される。また、薄型スイッチ101は、次のように作用する(作用図面は省略する)。
【0079 】
スイッチ操作前となる突出部110に荷重が掛かっていない状態では、突出部110自体の保形性によって、その形状が保持された状態にある。そして、スイッチ操作がなされ、突出部110がスイッチ操作をする者の指により押圧されると(突出部110に荷重を掛ける押圧操作)、突出部110が指の押圧による荷重に抗しながら、ある荷重を境にして座屈し反転する(この時、クリック感が生じる)。
【0080 】
突出部110が座屈、反転するとその反転方向の荷重が減少し、突出部110の押圧がスムーズに進行する。反転した突出部110は更に押し込まれてスペーサシート103の貫通孔113に挿通され、メンブレンシート104を押圧する。メンブレンシート104が押圧されると撓みが生じ、そのメンブレンシート104に設けられた可動側の接点106が第二スペーサシート105の貫通孔116を介して回路体109の固定側の接点107に接触する。
【0081 】
これにより、回路体109の図示しないスイッチ回路が導通状態となり、薄型スイッチ101はONされる。一方、上記指が離され上記反転方向の荷重が解除されると、メンブレンシート104及び突出部110はもとの状態に復帰する。そして、これに伴って導通状態が解除され、薄型スイッチ101はOFFされる。
【0082 】
スイッチ操作部分119に対しての照光機能は、次のように作用する。例えば暗所などにおいて、ライトの点灯に伴い回路体109に実装された発光素子108が発光する。そして、その発光素子108が発光すると、発光素子108からの光111は、収容部114の壁面を介してスペーサシート103内に入射し導光される。その後、導光された光111は貫通孔113の壁面から出射され、そして、出射された光111は、照光部112を照光してスイッチ操作部分119を明るく照らす。
【0083 】
以上、薄型スイッチ42(図5参照)に替えて薄型スイッチ101を適用することができるものとする。尚、薄型スイッチ101を適用しても上述と同様の効果を奏するものとする。
【0084 】
続いて、図13を参照しながら表シートの変形例を説明する。図13は表シートの変形例を示す要部断面図である。
【0085 】
図13において、シート本体52には、カバー部52aが連成されている。そのカバー部52aは、薄型スイッチ42の側部を覆う部分であって、シート本体52の縁部全周にわたって形成されている。このようなカバー部52aを形成することによって、シート本体52よりも下の構成部材を外部から見えないようにすることができる。また、薄型スイッチ42と、装飾部材としてのフロントピラーガーニッシュ35(図3参照)との境界を分かり難くして見栄えの向上を図ることができる。尚、表シート102(図12参照)に適用すれば、薄型スイッチ101(図12参照)の側部からの光漏れを防止することもできる。
【0086 】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。尚、上述では表シートに反転可能なドーム状の突出部(押圧部)を形成したドームスイッチを本発明に係る薄型スイッチとして説明してきたが、突出部のないフラットな押圧部を有するメンブレンスイッチや、クリックシートスイッチ、シートスイッチ、フィルムスイッチ、ラバー(シート)スイッチのような薄型に形成することができるスイッチにしてもよいものとする。
【0087 】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、薄型スイッチと装飾部材と固定手段とを含んでスイッチモジュールを構成することにより、僅かなスペースしかなくても装飾部材にスイッチ機能を持たせることができ、且つスイッチに高級感を持たせることができるという効果を奏する。
【0088 】
請求項2に記載された本発明によれば、外部接続手段の全体を平面的な部材に形成することができるという効果を奏する。また、フレキシブル性を持たせることにより、スイッチモジュールの組み立て若しくは取り付けを容易にすることができるという効果を奏する。
【0089 】
請求項3に記載された本発明によれば、外部接続手段を固定することができるという効果を奏する。従って、スイッチモジュールの取り付け後において外部接続手段の振れを抑えることができるという効果を奏する。
【0090 】
請求項4に記載された本発明によれば、スイッチモジュールの取り付けを容易にすることができるという効果を奏する。また、外部接続手段用のスペース確保を容易にすることができるという効果を奏する。
【0091 】
請求項5に記載された本発明によれば、装飾部材の取り付け部によって生じたスペースを有効に利用することができるという効果を奏する。また、外部接続手段の電気的な接続の向上を図ることができるという効果を奏する。
【0092 】
請求項6に記載された本発明によれば、段差を無くして見栄えの向上を図ることができるという効果を奏する。
【0093 】
請求項7に記載された本発明によれば、薄型スイッチの取り付け凹部への固定を容易にすることができるという効果を奏する。
【0094 】
請求項8に記載された本発明によれば、薄型スイッチを平面的な部位に限らず固定することができるという効果を奏する。
【0095 】
請求項9に記載された本発明によれば、配色を合わせて見栄えの向上を図ることができるという効果を奏する。
【0096 】
請求項10に記載された本発明によれば、薄型スイッチと装飾部材との境界を分かり難くして見栄えの向上を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイッチモジュールの一実施の形態を示す説明図である。
【図2】スイッチモジュールの外観斜視図である。
【図3】要部の分解斜視図である。
【図4】薄型スイッチ及び固定手段としてのスイッチ固定部材の外観斜視図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】コネクタの分解斜視図である。
【図8】スイッチモジュールの取り付け開始時の状態に対する説明図である。
【図9】スイッチモジュールの取り付け終了直前の状態に対する説明図である。
【図10】図9のC−C線断面図である。
【図11】図9のD−D線断面図である。
【図12】薄型スイッチの他の構成例を示す断面図である。
【図13】表シートの変形例を示す要部断面図である。
【図14】従来例を説明するためのインストルメントパネルの斜視図である。
【図15】図14のスイッチの分解斜視図である。
【図16】従来例を説明するためのピラーガーニッシュ及びフロントピラーの断面図である。
【符号の説明】
35 フロントピラーガーニッシュ(装飾部材)
41 スイッチモジュール
42 薄型スイッチ
43 スイッチ固定部材(固定手段)
44 フロントピラー(取り付け相手)
45 表シート
46 可動側の接点
47 スペーサシート
48 固定側の接点
49 外部接続手段
50 回路体
51 突出部(押圧部)
52 シート本体
52a カバー部
53 シンボル表示
54 貫通孔
55 回路体本体
56 結線回路部
57 コネクタ
58 回路
59 貫通孔
60 ハウジング
61 ホルダー
62 接続部
63 係止部
64 係止凹部
65 コネクタ
66 係止突起(外部接続手段固定部)
67 ルーフワイヤハーネス
68 ワイヤハーネス
69 係止突起
70 基部
71 表皮材
72 取り付け凹部
73 引き出し部
74 係止突起
75 係止孔
76 突起(外部接続手段固定部)
77 取り付け用の突起
78 取り付け部
79 基板部
80、81 凹部
82 ネジ
83 ネジ部
84 カバー
101 薄型スイッチ
102 表シート
103 スペーサシート
104 メンブレンシート
105 第二スペーサシート(スペーサシート)
106 可動側の接点
107 固定側の接点
108 発光素子
109 回路体
110 突出部(押圧部)
111 光
112 照光部
113、116 貫通孔
114、115、117 収容部
118 回路体本体
119 スイッチ操作部分

Claims (10)

  1. シート本体に連続させて見切り線を無くした押圧部を有する表シート、前記押圧部の押圧移動に伴って変位する可動側の接点、該可動側の接点に対向して接触し合う固定側の接点及び外部接続手段を有する回路体、前記表シートと前記回路体との間に介在するとともに前記可動側の接点と前記固定側の接点との接触を確保するための貫通孔を形成した一又は複数のスペーサシート、を備えた薄型スイッチと、
    該薄型スイッチに対する取り付け凹部、前記外部接続手段に対する引き出し部、を表面側に形成した装飾部材と、
    前記薄型スイッチを前記取り付け凹部に固定するための固定手段と、
    を含んで構成した
    ことを特徴とするスイッチモジュール。
  2. 請求項1に記載のスイッチモジュールにおいて、
    フレキシブル性を有し且つフラットな形状の結線回路部と、該結線回路部の端末に設けたコネクタと、を備えて前記外部接続手段を構成した
    ことを特徴とするスイッチモジュール。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスイッチモジュールにおいて、
    前記装飾部材の裏面側に、前記外部接続手段を固定するための外部接続手段固定部を形成した
    ことを特徴とするスイッチモジュール。
  4. 請求項3に記載のスイッチモジュールにおいて、
    前記外部接続手段を前記装飾部材の裏面に沿わせるように前記外部接続手段固定部を形成した
    ことを特徴とするスイッチモジュール。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のスイッチモジュールにおいて、
    前記外部接続手段固定部を、前記装飾部材の取り付け相手に対して設けた取り付け部の近傍に配置形成した
    ことを特徴とするスイッチモジュール。
  6. 請求項1ないし請求項5いずれか記載のスイッチモジュールにおいて、
    前記シート本体の表面と前記装飾部材の表面とを略面一となるように配置形成した
    ことを特徴とするスイッチモジュール。
  7. 請求項1ないし請求項6いずれか記載のスイッチモジュールにおいて、
    前記薄型スイッチに対する貼り付け固定用の基板部を、前記固定手段の一つとして設けた
    ことを特徴とするスイッチモジュール。
  8. 請求項7に記載のスイッチモジュールにおいて、
    前記薄型スイッチに、前記基板部の表面形状に追従する柔軟性を持たせた
    ことを特徴とするスイッチモジュール。
  9. 請求項1ないし請求項8いずれか記載のスイッチモジュールにおいて、
    前記表シートと前記装飾部材との配色を合わせた
    ことを特徴とするスイッチモジュール。
  10. 請求項1ないし請求項9いずれか記載のスイッチモジュールにおいて、
    前記シート本体に、前記薄型スイッチの側部を覆うカバー部を連成した
    ことを特徴とするスイッチモジュール。
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