JP2019059382A - 乗物用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明導電膜と光源基板とを確実に接続可能な乗物用照明装置を提供する。【解決手段】照明装置20は、LED21と、透明導電膜24が配設されたカバー部材23と、透明導電膜24に接続された導電路31を有する可撓性フィルム30と、LED21が実装されるとともにカバー部材23と対向して配されたLED基板25とを備え、可撓性フィルム30は、カバー部材23側からLED基板25側に向かって延出するとともにLED基板25側の部分34が湾曲した姿勢で配され、可撓性フィルム30におけるLED基板25側の部分34には、外周面に導電路31に連なるフィルム側接続部32が形成され、LED基板25には、カバー部材23側の面25Aに、フィルム側接続部32を介して導電路31に接続される基板側接続部26が形成され、フィルム側接続部32は、可撓性フィルム30を弾性変形させつつ基板側接続部26に接触している。【選択図】図5

Description

本発明は、乗物用照明装置に関する。
従来、車両用室内灯として、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に開示の車両用室内灯は、透光導電膜と点灯状態制御部とを電気的に接続するシート状の導通部材を備え、導通部材は一端が点灯状態制御部(その回路基板)に設けられたコネクタに固定されることが記載されている。
特開2012−51409号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成では、乗物の走行時の振動等に起因して、互いに異なる態様で振動する導通部材と回路基板との間で、一時的に接点が離れ透光導電膜と点灯状態制御部との接続を確保できない事態が発生する虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、透明導電膜と光源基板とを確実に接続可能な乗物用照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用照明装置は、光源と、前記光源を覆うとともに、透明導電膜が配設されたカバー部材と、前記透明導電膜に接続された導電路を有する可撓性フィルムと、前記光源が実装されるとともに前記カバー部材と対向して配され、前記透明導電膜に対する人体の接触又は接近を検出して前記光源の点灯状態を制御する光源基板と、を備え、前記可撓性フィルムは、前記カバー部材側から前記光源基板側に向かって延出するとともに前記光源基板側の部分が湾曲した姿勢で配され、前記可撓性フィルムにおける前記光源基板側の部分には、外周面に前記導電路に連なるフィルム側接続部が形成され、前記光源基板には、前記カバー部材側の面に、前記フィルム側接続部を介して前記導電路に接続される基板側接続部が形成され、前記フィルム側接続部は、前記可撓性フィルムを弾性変形させつつ前記基板側接続部に接触している。
本発明によれば、フィルム側接続部が可撓性フィルムを弾性変形させつつ基板側接続部に接触しているから、乗物の走行時の振動等により基板側接続部がフィルム側接続部から離れる方向に変位する場合であっても、可撓性フィルムが弾性復帰することで、フィルム側接続部を基板側接続部に追随するようにして変位させることができる。このため、フィルム側接続部と基板側接続部との接点が離れる事態の発生を抑制することができ、透明導電膜と光源基板とを確実に接続することができる。
上記構成において、前記カバー部材の外周縁に沿って延設されたベゼルを更に備え、前記可撓性フィルムは、U字状に湾曲し、一端部が前記カバー部材に対して固定されるとともに、他端部が前記ベゼルに係止されていてもよい。
このような構成によれば、可撓性フィルムの他端部がカバー部材の外周縁に沿って延設されたベゼルに係止されるから、例えば、他端部がカバー部材と対向して配される光源基板のコネクタ等に係止される場合に比べて、他端部を係止し易く、組み付け性がよい。
上記構成において、前記ベゼルは、前記他端部が挿入される挿入部と、挿入方向両側において前記他端部の前記挿入部への挿入を案内するガイド部と、を有してもよい。
このような構成によれば、ベゼルが挿入部とガイド部を備えることにより、可撓性フィルムをベゼルに対して係止し易く、また、係止した後に、可撓性フィルムの姿勢を好適に保持することができる。
上記構成において、前記可撓性フィルムには、前記カバー部材側とは反対側に位置する端部に、前記可撓性フィルムの姿勢を保持するようにして、他の部材に係止される被係止部が設けられていてもよい。
このような構成によれば、被係止部が他の部材に係止されることにより、可撓性フィルムの姿勢を好適に保持することができる。
本発明によれば、透明導電膜と光源基板とを確実に接続可能な乗物用照明装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用照明装置が設けられた天井用内装材を示す斜視図 照明装置の分解斜視図 可撓性フィルムを示す断面図 図1のIV−IV線で切断した照明装置の断面図 フィルム側接続部と基板側接続部の接続部分を示す拡大断面図 図5のVI−VI線で切断した断面図 他の実施形態に係る可撓性フィルムを示す断面図
本発明の一実施形態を図1から図6によって説明する。本実施形態では、乗物用照明装置として、図1に示すように、車両の天井用内装材10に設けられる車両用照明装置20を例示する。照明装置20は、静電容量式のタッチスイッチによりスイッチ操作される構成となっている。
照明装置20は、図2に示すように、LED21(光源)と、LED21を覆うカバー部材23と、可撓性フィルム30と、LED21が実装されたLED基板(光源基板)25と、を備えている。また、照明装置20は、カバー部材23の外周縁に沿って延設された第1ベゼル51(ベゼル)と、LED基板25を収容する第2ベゼル55と、を互いに組み付けることで構成された外殻体50を備えている。外殻体50は、全体としては、開口を有する略箱形をなす。
照明装置20は、図4に示すように、外殻体50の底面にLED基板25が配されるとともに、外殻体50の開口を塞ぐようにしてカバー部材23が配されている。そして、カバー部材23とLED基板25を接続するような形で、可撓性フィルム30が配されている。以下、各部の構成について順次に説明する。
カバー部材23は、透光性を有する合成樹脂製とされ、2つのLED21から出射された光を拡散させつつ、車室内に向けて照射させる機能を有している。カバー部材23は、図4に示すように、方形状をなす主壁部23Aと、主壁部23Aの外周縁から車室外側に向けて立ち上がる側壁部23Bとを有している。
カバー部材23には、図4に示すように、透光性を有する透明導電膜24が配設されている。本実施形態では、カバー部材23とは別体的に設けられたフィルム部材40(図3参照)に透明導電膜24を形成し、これを図示しない接着層等を介してカバー部材23の裏面に配する構成となっている。透明導電膜24は、主壁部23Aの全域に亘って形成され主壁部23Aへの人体の接触又は接近を検知するタッチセンサとして機能する。なお、フィルム部材40の構成については、後に説明する。
LED基板25は、図2に示すように、硬質な回路基板とされ、複数のLED21やLED21の点灯状態を制御する制御部(不図示)が実装されている。LED基板25は、透明導電膜24に対する人体の接触又は接近を検出してLED21の点灯状態を制御するように構成されている。例えば、制御部は、CPU、メモリ(ROM、RAM等)、入出力回路等を備えるマイクロコントローラとされ、透明導電膜24に人体(指)が近付くことで生じる静電容量(浮遊容量)の変化を検出し、カバー部材23がタッチされたか否かの判定を行う構成となっている。カバー部材23がタッチされたと判定した時には、制御部は、LED21を点灯(又は消灯)させる構成となっている。
LED基板25は、図4に示すように、カバー部材23と対向して配されている。LED基板25は、カバー部材23から離間して配されることで、透光性を有するカバー部材23からLED基板25の面25Aが視認される事態や、LED21からの光が点状に視認される事態を抑制可能とされる。
LED基板25は、図2に示すように、カバー部材23側の面25Aに、基板側接続部26が形成されている。基板側接続部26は、制御部に連なる金属導体が、面25Aに形成された図示しない絶縁層から島状に露出した状態となっている。なお、各図においては、絶縁層を省いて面25A上に基板側接続部26を模式的に描いている。基板側接続部26は、後述するフィルム側接続部32を介して可撓性フィルム30の導電路31に接続される。
可撓性フィルム30は、図2に示すように、弾性変形可能な薄いフィルム部材40によって構成されている。本実施形態では、フィルム部材40は、主壁部23A裏面を覆う形でカバー部材23に対して固定されるカバー部材側フィルム部40Aと、カバー部材側フィルム部40Aの外周縁から帯状に延出して可撓性フィルム30を構成する部分とを有している。可撓性フィルム30には、透明導電膜24に接続された導電路31が形成されている。導電路31は、透明導電膜24とLED基板25の制御部とを接続する接続配線として機能する。本実施形態では、可撓性フィルム30がカバー部材側フィルム部40Aに対して一体的に形成されており、透明導電膜24と導電路31との間には接続構造は別途設けられていない。
フィルム部材40は、図3に示すように、基材層41と、基材層41に積層された導体層43と、導体層43に積層された絶縁層45と、を有している。基材層41は、透光性を有する合成樹脂(例えば、PET、ポリカーボネートなど)のフィルムからなる。導体層43は、基材層41の表面にポリチオフェン系の導電性高分子(例えば、PEDOT)を含むインクを印刷することで形成されている。導体層43のうちカバー部材側フィルム部40Aに配された部分が透明導電膜24を構成し、可撓性フィルム30を構成する部分に配された部分が導電路31を構成する。絶縁層45は、電気絶縁性を有し、後述するフィルム側接続部32を除き、導体層43の全域を覆いうように構成されている。言い換えれば、絶縁層45は、フィルム側接続部32を露出するための開口45Aを有して形成されている。
可撓性フィルム30は、図5に示すように、カバー部材23側からLED基板25側に向かって延出するとともにLED基板25側の部分34が湾曲した姿勢で配されている。可撓性フィルム30には、カバー部材23側とは反対側に位置する端部30B(以下、他端部30Bと呼ぶ)に、可撓性フィルム30の姿勢を保持するようにして、第1ベゼル51(他の部材の一例)に係止される被係止部35が設けられている。可撓性フィルム30は、U字状に湾曲し、一端部30Aがカバー部材23に対して固定されるとともに、他端部30Bが第1ベゼル51に係止されている。本実施形態では、可撓性フィルム30の一端部30Aは、カバー部材23に対して接着されるカバー部材側フィルム部40Aに対して一体的に設けられることで、カバー部材23に対して固定されている。以下の説明では、可撓性フィルム30におけるLED基板25側の部分34を湾曲部34と呼び、同じ符号を付して説明する。
被係止部35は、図3及び図5に示すように、可撓性フィルム30の絶縁層45にフィルム部材40より硬質な板状部材を付すことで、絶縁層45表面に段差状に形成されている。被係止部35は、湾曲した姿勢に弾性変形した可撓性フィルム30の外周面側に形成されることで、可撓性フィルム30の反力により、被係止部35の段差が後述する爪状の係止部52Bから外れ難くなっている。
湾曲部34には、図5に示すように、外周面に導電路31に連なるフィルム側接続部32が形成されている。本実施形態では、フィルム側接続部32は、U字状の可撓性フィルム30における底部外面に設けられている。湾曲部34は、照明装置20を組み付ける前の状態では、カバー部材23とLED基板25の並び方向において、フィルム側接続部32がLED基板25のカバー部材23側の面25Aにオーバーラップするような位置に設定されている。
第1ベゼル51は、図5及び図6に示すように、他端部30Bが挿入される挿入部52と、挿入方向両側において他端部30Bの挿入部52への挿入を案内するガイド部53と、を有している。挿入部52は、第1ベゼル51の裏面に立設され、裏面側に向けて開口する開口部52Aを有している。開口部52Aは、可撓性フィルム30の他端部30Bを収容可能な長方形状をなす。開口部52Aにおいて、他端部30Bを収容した状態で絶縁層45と対向する長辺側には、内方に向けて突出する爪状の係止部52Bが形成されている。ガイド部53は、第1ベゼル51の裏面に立設されたリブ状をなし、互いに対向するようにして開口部52Aの長手方向両側に一対設けられている。ガイド部53の立設高さは、挿入部52の立設高さより大きく設定されている。
続いて、照明装置20の組み付け及び透明導電膜24とLED基板25との接続態様について説明する。まず、フィルム部材40のカバー部材側フィルム部40Aがカバー部材23に接着された状態で、カバー部材23を第1ベゼル51に対して組み付ける。すると、可撓性フィルム30は一端部30Aがカバー部材23に対して固定された状態で、カバー部材23の裏面側に向けて延出した姿勢となる。次に、可撓性フィルム30をカバー部材23の外方に向けてU字状に弾性変形させる。そして、可撓性フィルム30がカバー部材23と第1ベゼル51に跨るようにして、可撓性フィルム30の他端部30Bを第1ベゼル51の挿入部52に挿入する。この際、他端部30Bを一対のガイド部53,53の内面に沿わせて挿入することで、他端部30Bの幅方向における位置がガイド部53によって規定され、他端部30Bが挿入部52の開口部52Aに案内される。他端部30Bの挿入部52への挿入が完了すると、他端部30Bの被係止部35が挿入部52の係止部52Bに係止される。
その後、LED基板25が収容された第2ベゼル55に対して、第1ベゼル51を組み付ける。つまり、LED基板25を含む第2アッセンブリと、カバー部材23及び可撓性フィルム30を含む第1アッセンブリとを組み付ける。この際、LED基板25の基板側接続部26と、可撓性フィルム30のフィルム側接続部32とは、LED基板25の面25Aの延在方向について位置が整合している。第1ベゼル51を第2ベゼル55に対して近づけていくと、可撓性フィルム30の湾曲部34がLED基板25の基板側接続部26に当接する。この状態から、さらに第1ベゼル51を第2ベゼル55に対して近づけていくと、可撓性フィルム30は湾曲部34の外周面がLED基板25の面25Aに沿うようにして弾性変形する。そして、第2ベゼル55に対して第1ベゼル51を組み付けた状態では、フィルム側接続部32は、可撓性フィルム30を弾性変形させつつ基板側接続部26に接触している。
フィルム側接続部32が基板側接続部26に接触している状態では、可撓性フィルム30の一端部30Aからフィルム側接続部32までの部分、つまり導電路31が設けられた部分が、カバー部材23の主壁部23A及びLED基板25に対してほぼ垂直な姿勢となっている。そして、透明導電膜24とフィルム側接続部32が、ほぼ最短の経路で配線された導電路31で接続される。以上のようにして、照明装置20の組み付け及び透明導電膜24とLED基板25との接続が完了する。
続いて、本実施形態の作用及び効果について説明する。本実施形態によれば、フィルム側接続部32が可撓性フィルム30を弾性変形させつつ基板側接続部26に接触しているから、車両の走行時の振動等により基板側接続部26がフィルム側接続部32から離れる方向に変位する場合であっても、可撓性フィルム30が弾性復帰することで、フィルム側接続部32を基板側接続部26に追随するようにして変位させることができる。このため、フィルム側接続部32と基板側接続部26との接点が離れる事態の発生を抑制することができ、透明導電膜24とLED基板25とを確実に接続することができる。
さらに、本実施形態によれば、例えば、可撓性フィルムの端部を基板側接続部に設けられたコネクタに挿入し、可撓性フィルムとLED基板とを接続するような構成に比べて、コネクタ等に係る部品点数を低減することができる。また、カバー部材に対向して配されるLED基板にコネクタが設けられる構成においては、可撓性フィルムの他端部をコネクタに挿入する作業の取り回し上の制約から、可撓性フィルムに余長を設定する必要があり、コネクタまでの導電路が長くなることが懸念される。なお、可撓性フィルムの導電路は長い程、ノイズの影響を受け易く、タッチセンサの検知精度が悪くなることが懸念される。一方、本実施形態では、透明導電膜24とLED基板25とを接続する導電路31を短いものとすることで、タッチセンサの検知精度を高めることができる。
また、本実施形態では、可撓性フィルム30の他端部30Bが第1ベゼル51に係止されるから、仮に他端部がカバー部材と対向して配されるLED基板のコネクタ等に係止される場合に比べて、他端部30Bを係止し易く、組み付け性がよい。具体的には、カバー部材に対向して配されるLED基板にコネクタが設けられた構成においては、カバー部材とLED基板との間の狭い隙間において、可撓性フィルムをコネクタに挿入する作業を行う必要があり、組み付け性が悪い。一方、本実施形態では、例えば、予め可撓性フィルム30がカバー部材23と第1ベゼル51に跨るような姿勢としておくことにより、フィルム側接続部32を基板側接続部26に接続することができ、カバー部材23とLED基板25との間の隙間における可撓性フィルム30とLED基板25との接続作業を行う必要がない。
また、本実施形態では、第1ベゼル51が挿入部52とガイド部53を備えることにより、可撓性フィルム30を第1ベゼル51に対して係止し易く、また、係止した後に、可撓性フィルム30の姿勢を好適に保持することができる。
また、本実施形態では、被係止部35が他の部材(第1ベゼル51)に係止されることにより、可撓性フィルム30の姿勢を好適に保持することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、光源としてLEDを例示したが、これに限定されない。例えば、光源は、LED(光源本体)と、LEDからの光を車室内側へ導光する導光体とから構成されていてもよい。また、光源の数は単数であっても、3以上であってもよい。
(2)上記実施形態以外にも、複数の光源をそれぞれ制御するタッチスイッチを複数備え、LEDを別々に点灯/消灯制御する構成であってもよい。また、タッチスイッチによる動作は、LEDの点灯に限定されず、LEDの照度の変更等にも適宜適用可能である。
(3)上記実施形態では、透明導電膜と導電路とがフィルム部材に形成されている構成を例示したが、これに限られない。例えば、透明導電膜がカバー部材に形成され、これと別体的に設けられた可撓性フィルムの導電路と透明導電膜とが導電性接着剤等を介して接続される構成であってもよい。
(4)上記実施形態以外にも、可撓性フィルムの形状、構成は適宜変更可能である。また、可撓性フィルムの他端部が係止される部材や位置、係止態様は適宜変更可能である。例えば、可撓性フィルムの姿勢はU字状に限られず、可撓性フィルムはL字状やJ字状に湾曲した姿勢で配されていてもよい。さらに、可撓性フィルムの他端部は、第1ベゼルの挿入部ではなく、接着剤等により第2ベゼル等の内面に係止されていてもよい。
(5)上記実施形態では、フィルム部材の導体層が可撓性フィルムの一端部から他端部まで形成されている構成を例示したが、図7に示すフィルム部材141のように、導体層(導電路131)は、少なくとも、一端部からフィルム側接続部まで設けられていればよい。このような構成によれば、より一層、導体層に対するノイズの影響を抑制することができ、タッチセンサの検出精度を向上することができる。
(6)上記実施形態では、照明装置を天井用内装材に設ける構成を例示したが、照明装置の設置個所は天井用内装材に限定されず適宜変更可能である。例えば、照明装置は、車両のドアトリムやインストルメントパネル等や、車両以外の乗物に設けられていてもよい。
20…照明装置(乗物用照明装置)、21…LED(光源)、23…カバー部材、24…透明導電膜、25…LED基板(光源基板)、25A…面、26…基板側接続部、30…可撓性フィルム、30A…一端部、30B…他端部、31,131…導電路、32…フィルム側接続部、34…湾曲部(光源基板側の部分)、51…第1ベゼル(ベゼル)、52…挿入部、53…ガイド部

Claims (4)

  1. 光源と、
    前記光源を覆うとともに、透明導電膜が配設されたカバー部材と、
    前記透明導電膜に接続された導電路を有する可撓性フィルムと、
    前記光源が実装されるとともに前記カバー部材と対向して配され、前記透明導電膜に対する人体の接触又は接近を検出して前記光源の点灯状態を制御する光源基板と、を備え、
    前記可撓性フィルムは、前記カバー部材側から前記光源基板側に向かって延出するとともに前記光源基板側の部分が湾曲した姿勢で配され、
    前記可撓性フィルムにおける前記光源基板側の部分には、外周面に前記導電路に連なるフィルム側接続部が形成され、
    前記光源基板には、前記カバー部材側の面に、前記フィルム側接続部を介して前記導電路に接続される基板側接続部が形成され、
    前記フィルム側接続部は、前記可撓性フィルムを弾性変形させつつ前記基板側接続部に接触していることを特徴とする乗物用照明装置。
  2. 前記カバー部材の外周縁に沿って延設されたベゼルを更に備え、
    前記可撓性フィルムは、U字状に湾曲し、一端部が前記カバー部材に対して固定されるとともに、他端部が前記ベゼルに係止されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用照明装置。
  3. 前記ベゼルは、前記他端部が挿入される挿入部と、挿入方向両側において前記他端部の前記挿入部への挿入を案内するガイド部と、を有することを特徴とする請求項2に記載の乗物用照明装置。
  4. 前記可撓性フィルムには、前記カバー部材側とは反対側に位置する端部に、前記可撓性フィルムの姿勢を保持するようにして、他の部材に係止される被係止部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の乗物用照明装置。
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