JPH0517862U - 表示機能付押釦スイツチ - Google Patents

表示機能付押釦スイツチ

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JPH0517862U
JPH0517862U JP6317091U JP6317091U JPH0517862U JP H0517862 U JPH0517862 U JP H0517862U JP 6317091 U JP6317091 U JP 6317091U JP 6317091 U JP6317091 U JP 6317091U JP H0517862 U JPH0517862 U JP H0517862U
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JP
Japan
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push button
display
information
liquid crystal
switch
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Withdrawn
Application number
JP6317091U
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English (en)
Inventor
晃司 柴田
秀紀 北沢
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
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Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
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Publication of JPH0517862U publication Critical patent/JPH0517862U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選択モードに対応した複数の情報の内の1つ
を表示部分に表示する押釦を備えた表示機能付押釦スイ
ッチに関し、視認性が向上し、操作性をも向上させるこ
とができるとともに、汎用性を持たせることを目的とす
る。 【構成】 選択モードに対応した複数の情報の内の1つ
を表示する押釦6の表示部分6aを透光性部材で形成す
るとともに、押釦6に表示部分6aを一部とする収容部
6eを設け、複数の情報を個々に全面で表示する表示面
で表示部分6aを内側から覆う状態に液晶表示素子7を
収容部6eに収容させて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばカセットデッキおよびチューナの機能を備えたラジオ付カ セットデッキなどの電子機器に使用して好適な、選択モードに対応した複数の情 報の内の1つを表示部分に表示する押釦を備えた表示機能付押釦スイッチに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記したような表示機能付押釦スイッチは、選択モードに対応した複数 の情報、例えば文字などを押釦の表示部分(通常は前面に設けられている。)に 設け、この複数の情報に対応させた複数の発光素子(通常は白熱ランプである) を押釦に収容させた構成とされている。
【0003】 したがって、選択モードに対応させて所定の発光素子を発光させると、押釦の 表示部分に設けた情報は選択的に後ろから照らされるので、選択モードに対応し た機能の情報を押釦の表示部分に表示させることができる。 なお、このような表示機能付押釦スイッチとしては、例えば実開昭51−41 940号、特公平1−42076号が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の表示機能付押釦スイッチは、以上のように構成されているので、個々の 情報の表示部分に対する表示面積が小さくなるため、情報の視認性が悪く、操作 性も劣る。
【0005】 また、押釦の表示部分に選択モードに対応した複数の情報を、例えば刻設して いるため、電子機器によって情報が変わると、情報を新たな情報に変更しなけれ ばならず、汎用性に欠けるなどの不都合があった。 この考案は、上記した不都合を解消するためになされたもので、視認性が向上 し、操作性をも向上させることができるとともに、汎用性を持たせることのでき る表示機能付押釦スイッチを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかる表示機能付押釦スイッチは、上記した目的を達成するため、 選択モードに対応した複数の情報の内の1つを表示する押釦の表示部分を透光性 部材で形成するとともに、押釦に表示部分を一部とする収容部を設け、複数の情 報を個々に全面で表示する表示面で表示部分を内側から覆う状態に液晶表示素子 を収容部に収容させたものである。
【0007】
【作用】
この考案における表示機能付押釦スイッチは、上記のように構成されているの で、選択モードに対応させた情報を液晶表示素子に表示させることにより、選択 モードに対応した情報を表示部分に表示する。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1はこの考案の一実施例による表示機能付押釦スイッチを示す外観斜視図で ある。
【0009】 図1において、1はプラスチックで形成されたケース、6はプラスチックで形 成された表示機能を備えた押釦を示し、この押釦6はケース1の前方に設けられ た開口1aを閉塞するように装着され、前面の一部が表示部分6aとされている 。
【0010】 図2は図1のX−X線による部分拡大断面図、図3は押釦の背面斜視図、図4 はスイッチ本体と伝達板とを示す分解斜視図である。 これらの図において、1bはケース1の開口1a部分の内面に設けられた係止 壁(係止部)を示し、押釦6の係止片6bが挿入される挿入孔1b1 が設けられ 、係止片6bの爪6b1 を係止させるものである。
【0011】 2はケース1内に配置されたプリント配線基板、3はプリント配線基板2に実 装されたスイッチ本体を示し、このスイッチ本体3は操作杆3aを所定ストロー ク以上押している間中接点を閉成するものであり、操作杆3aには後述する伝達 板5の切欠部(係合部)5a1 が係合する溝(被係合部)3a1 が設けられてい る。
【0012】 4はプリント配線基板2に実装されたバックライト用の光源としてのランプ、 5は押釦6の押圧力をスイッチ本体3の操作杆3a伝達する伝達板を示し、図4 に示すように、先端に切欠部5a1 が形成された係合片5aが後方に垂下させて 設けられ、前方に突出した当接片5bが左右の両側に垂下させて設けられている 。
【0013】 6は押釦を示し、背面が開放した箱形とされ、前方(前面)の表示部分6aは 透光性(透明)とされ、ケース1の係止壁1bに設けられた挿入孔1b1 に挿入 されて係止される爪(被係止部)6b1 を先端部分に設けた係止片6bが後方( 後面)に設けられるとともに、伝達板5の当接片5bの先端を位置決めする切欠 部6cが左右に設けられている。
【0014】 そして、表示部分6aを一部とし、表示部分6aから内側の左右に設けられて いるストッパ6dまでで形成される空間が後述する液晶表示素子7および光拡散 板8を収容する収容部6eとされている。 7は押釦6の収容部6eに収容される液晶表示素子、8はランプ4からの光を 拡散して液晶表示素子7の背面に供給する光拡散板、9はケース1の係止壁1b と押釦6との間に挿入されているウレタンなどで形成したクッション(弾性部材 )、10はプリント配線基板2と液晶表示素子7とを接続するフレキシブル配線 基板を示す。
【0015】 なお、液晶表示素子7および光拡散板8は、図2および図3に示すように、収 容部6eに収容されて光拡散板8の背面がストッパ6dに当接し、液晶表示素子 7の表示面は表示部分6aを内側(背面)から覆う状態に収容されている。 次に、動作について説明する。
【0016】 まず、スイッチとしての機能について説明する。 図2において、押釦6を操作する(押す)と、押釦6はクッション9を撓ませ て右方向に移動するため、伝達板5も同様に右方向に移動してスイッチ本体3の 操作杆3aを右方向に移動させるので、スイッチ本体3はオン状態となる。
【0017】 そして、押釦6への押圧力を解除すると、押釦6はクッション9の弾性力で復 帰するとともに、操作杆3aおよび伝達板5はスイッチ本体3内に設けられてい るコイルばねの弾性力によって同様に復帰する。 したがって、押釦6を操作する(押す)ことによってスイッチ本体3の接点を 閉成させることができ、押釦6への押圧力を解除することによってスイッチ本体 3の接点を開放させることができる。
【0018】 次に、情報の表示について説明する。 図2において、液晶表示素子7がプリント配線基板2からフレキシブル配線基 板10を介して供給させる制御信号によって表示部分6aに対応する表示面全体 に1つの情報を表示すると、ランプ4も点灯しているので、ランプ4からの光は 光拡散板8で拡散されて均一な状態で液晶表示素子7の背面に供給され、液晶表 示素子7を背面から照らすことになる。
【0019】 したがって、液晶表示素子7は個々の情報を、後述する図6(a),(b)に 示すように、表示面全体に表示するので、視認性が向上し、操作性をも向上させ ることができる。 また、制御信号によって任意の情報を液晶表示素子7に表示させることができ るので、電子機器の仕様が変わっても対応させることができ、汎用性を持たせる ことができる。
【0020】 図5はこの考案の表示機能付押釦スイッチをラジオ付カセットデッキに使用し た要部の概略構成を示すブロック図である。 図5において、3A,3B,3C,・・・はファンクションキーに対応するス イッチ本体、4A,4B,4C,・・・はランプ、7A,7B,7C,・・・は 液晶表示素子を示し、図1〜図4に示したものにA,B,C,・・・を付しても のであり、A,B,C,・・・を付したものは1つの組を構成している。
【0021】 11は電源の入り切りを制御する電源スイッチ、12は電力切換部、13はモ ード選択キースイッチを示し、AM放送を選択するAM選択キースイッチ13a と、FM放送を選択するFM選択キースイッチ13bと、カセットデッキを選択 するカセットデッキ選択キースイッチ13cとで構成されている。
【0022】 14はチューナ部、15はカセットデッキ部、16はマイクロコンピュータな どで構成された制御部を示し、各部を後述するように制御するものである。 17は液晶表示素子駆動回路を示し、制御部16の制御に基づいて液晶表示素 子7A,7B,7C,・・・に選択モードに対応した所定の情報を表示させるも のである。
【0023】 図6(a),(b)は押釦の表示部分に表示される情報の一例を示す説明図で ある。 次に、動作について説明する。 まず、電源スイッチ11をオン状態にすると、チューナ部14およびカセット デッキ部15を除いた各部に電力切換部12を介して電力が供給されるので、制 御部16は電源スイッチ11をオフ状態にする前に選択していた選択モード、ま たは電源スイッチ11をオン状態にすることによって選択される、例えばAM選 択モードに各部を制御する。
【0024】 したがって、電源スイッチ11をオン状態にしたときの選択モードをAM選択 モードとすると、制御部16は電源切換部12を制御してチューナ部14に電力 を供給させるので、AM放送を聴取可能な状態となる。 この状態において、制御部16は液晶表示素子駆動回路17に対して各液晶表 示素子7A,7B,7C,・・・に表示させる情報に対応する制御信号を出力す るので、例えば液晶表示素子7Aがアップシークに対応するものであれば、図6 (a)に示すように「UP」の情報を表示するので、ランプ4Aからの光は液晶 表示素子7Aを背面から照らすので、押釦6の表示部分6aに「UP」の情報が 表示(映し出)され、アップシークキーであることを視認することができる。
【0025】 なお、他の各液晶表示素子7B,7C,・・・にも同様にして対応する情報が 表示される。 このようにしてAM放送を聴取している状態で、アップシークキーに対応する 押釦6を操作する(押す)と、スイッチ本体3Aはオン状態となる。
【0026】 このようにスイッチ本体3Aからオン信号を供給された制御部16はチューナ 部14にアップシーク信号を出力するので、チューナ部14はアップシークして 受信電界強度信号を制御部16に出力するため、制御部16は受信電界強度信号 に基づいてさらにアップシークするか、その放送局を受信するかを判定し、受信 局を設定する。
【0027】 次に、AM放送を聴取している状態からカセットデッキ選択キースイッチ13 cを操作すると、制御部16は電源切換部12を制御してカセットデッキ部15 に電力を供給させ、チューナ部14への電力の供給を停止させるので、カセット デッキ部15は動作可能な状態となる。
【0028】 この状態において、制御部16は液晶表示素子駆動回路17に対して各液晶表 示素子7A,7B,7C,・・・に表示させる情報に対応する制御信号を出力す るので、例えば液晶表示素子7Aが早送り(FF)モードに対応するものであれ ば、図6(b)に示すように「FF」の情報を表示するので、ランプ4Aからの 光は液晶表示素子7Aを背面から照らすので、押釦6の表示部分6aに「FF」 の情報が表示(映し出)され、早送りキー(FFキー)であることを視認するこ とができる。
【0029】 なお、他の各液晶表示素子7B,7C,・・・にも同様にして対応する情報が 表示される。 そして、他の動作などは通常のものと変わらないので、説明を省略する。 また、上記した実施例では、ランプ4の光を拡散して液晶表示素子7の背面に 供給する光拡散板8を収容部6eに収容させた例で説明したが、光拡散板8は必 ずしも必要とするものではない。
【0030】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、選択モードに対応した複数の情報の内の1 つを表示する押釦の表示部分を透光性部材で形成するとともに、押釦に表示部分 を一部とする収容部を設け、複数の情報を個々に全面で表示する表示面で表示部 分を内側から覆う状態に液晶表示素子を収容部に収容させたので、表示部分に表 示する個々の情報の表示面積が大きくなり、情報の視認性を向上させることがで きる。
【0031】 そして、情報の視認性が向上することにより、操作性をも向上させることがで きる。 さらに、制御信号によって任意の情報を液晶表示素子に表示させることができ るので、電子機器の仕様が変わっても対応させることができ、汎用性を持たせる ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による表示機能付押釦スイ
ッチを示す外観斜視図である。
【図2】図1のX−X線による部分拡大断面図である。
【図3】押釦の背面斜視図である。
【図4】スイッチ本体と伝達板とを示す分解斜視図であ
る。
【図5】この考案の表示機能付押釦スイッチをラジオ付
カセットデッキに使用した要部の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】(a),(b)は押釦の表示部分に表示される
情報の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a 開口 1b 係止壁 2 プリント配線基板 3 スイッチ本体 3a 操作杆 4 ランプ 5 伝達板 6 押釦 6a 表示部分 6b 係止片 6b1 爪 6c 切欠部 6d ストッパ 6e 収納部 7 液晶表示素子 8 光拡散板 9 クッション 10 フレキシブル配線基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択モードに対応した複数の情報の内の
    1つを表示部分に表示する押釦を備えた表示機能付押釦
    スイッチにおいて、 前記表示部分を透光性部材で形成するとともに、前記押
    釦に前記表示部分を一部とする収容部を設け、前記複数
    の情報を個々に全面で表示する表示面で前記表示部分を
    内側から覆う状態に液晶表示素子を前記収容部に収容さ
    せた、ことを特徴とする表示機能付押釦スイッチ。
JP6317091U 1991-08-09 1991-08-09 表示機能付押釦スイツチ Withdrawn JPH0517862U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6317091U JPH0517862U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 表示機能付押釦スイツチ

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JP6317091U JPH0517862U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 表示機能付押釦スイツチ

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JPH0517862U true JPH0517862U (ja) 1993-03-05

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JP6317091U Withdrawn JPH0517862U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 表示機能付押釦スイツチ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011119171A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Panasonic Corp 入力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951102