JPH0452873Y2 - - Google Patents

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JPH0452873Y2
JPH0452873Y2 JP13865786U JP13865786U JPH0452873Y2 JP H0452873 Y2 JPH0452873 Y2 JP H0452873Y2 JP 13865786 U JP13865786 U JP 13865786U JP 13865786 U JP13865786 U JP 13865786U JP H0452873 Y2 JPH0452873 Y2 JP H0452873Y2
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JP
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piece
bottom lid
cut
mechanism board
mounting piece
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JP13865786U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、テープレコーダーのメカニズム基板
取付装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、例えば第3図に示す如きカーステレオの
メカニズム基板取付装置は第2図に示す如き構成
になつており、カセツトホルダー1や各種操作レ
バー2等のテープ駆動部品が配されたメカニズム
基板3に取付片3aを形成すると共に、筐体の一
部を構成するボトムリツド4に、逆L字形の切起
片4aを切起し形成し、この切起片4の水平片部
4a′上にメカニズム基板3の取付片3aを重合載
置してその螺合孔5,6同志を対応させた後、そ
の螺合孔5,6に切起し時に生じる開口4bを通
じて外方より螺子7を螺合させることで、メカニ
ズム基板3をボトムリツド4に締め付け固定して
いた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 然し乍ら、斯る従来のメカニズム基板取付装置
であれば、ボトムリツド4側に逆L字形の切起片
4aを形成し、またその切起し時に生じる開口4
bを通じてボトムリツド4外方より螺子締めを行
なつているため、ボトムリツド4側に生じる比較
的大きな切起し用の開口4bを電気回路基板との
絶縁用のインシユレーター8にて塞ぐことが出来
ず、この開口4bにより外部から筐体内に塵埃や
異物が入り込む虞れがあつた。また、この開口4
bを通じて螺子締めを行なう場合、誤つて開口4
bのエツヂにて手指を傷付けたり、螺子を筐体内
部に落し込んだりする虞れがあつた。更に、逆L
字形の切起片4aを形成する場合、ある程度の寸
法精度を出すためには少なくとも3〜4工程の加
工工程が必要であり、金型費のアツプを伴なつて
いた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上記した問題点を解決するために、テ
ープ駆動部品が配されたメカニズム基板を、ボト
ムリツド上に取付けてなるテープレコーダーであ
つて、前記メカニズム基板側にボトムリツド板面
と垂直になるよう取付片を折曲形成し、前記ボト
ムリツド側にメカニズム基板と嵌合してその支持
と位置規制を行なう支持用切起片を垂直に形成す
ると共に前記した取付片に沿うよう固定用切起片
を垂直に形成し、この固定用切起片と取付片との
重合部分を螺子にて締め付け固定したものであ
る。
(ホ) 作用 上記した構成の本考案メカニズム基板取付装置
に依れば、逆L字形に切起した従来構成に比べて
ボトムリツド側の加工工程を減らし且つその寸法
精度を高めることが出来、またメカニズム基板の
螺子止め作業も一々セツトを裏返してボトムリツ
ドの裏側より切起し際に生じる開口を通じて行な
う必要がなくなる。そのため、斯る開口も電気回
路基板との絶縁に用いられるインシユレーターに
て完全且つスムーズに塞ぐことが出来る。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の一実施例について図面と共に説
明する。即ち、図における10はカセツトホルダ
ー11や各種操作レバー12等のテープ駆動部品
が配されたメカニズム基板、13は筐体の一部を
構成するボトムリツドである。そして前記メカニ
ズム基板10にはボトムリツド13板面と水平に
なつた水平取付片10aが形成され、且つボトム
リツド13板面と垂直になつた垂直取付片10b
が夫々左右前後に折曲形成されており、水平取付
片10aには位置規制用の嵌合孔14が形成さ
れ、垂直取付片10bには固定用の螺合孔15が
形成されている。また、前記ボトムリツド13に
はメカニズム基板10の水平取付片10aに対向
して支持用切起片13aが垂直に形成され、且つ
メカニズム基板10の垂直取付片10bに沿つて
固定用切起片13bが垂直に形成されており、支
持用切起片13aには水平取付片10aの嵌合孔
14に嵌合される位置規制用突部13a′が形成さ
れ、固定用切起片13bには垂直取付片10bと
重合する部分に螺合孔15に対応して挿通孔16
が形成されている。
従つて、斯る本考案メカニズム基板取付装置に
依れば、ボトムリツド13の支持用切起片13a
にてメカニズム基板10の支持と位置規制を行な
つた後、螺子17を挿通孔16より螺合孔15に
螺合させて垂直取付片10bと固定用切起片13
bの重合部分を締め付け固定することで、メカニ
ズム基板10をボトムリツド13に固定すること
が出来る。従つて、切起しの際に生じる開口13
cは電気回路基板との絶縁用のインシユレーター
18にて略完全に塞ぐことが出来る。
(ト) 考案の効果 上述した如く本考案に依れば、テープ駆動部品
が配されたメカニズム基板を、ボトムリツド上に
取付けてなるテープレコーダーであつて、前記メ
カニズム基板側に前記ボトムリツド板面と垂直に
なるよう取付片を折曲形成し、前記ボトムリツド
側に前記メカニズム基板と嵌合してその支持と位
置規制を行なう支持用切起片を垂直に形成すると
共に前記した取付片に沿うよう固定用切起片を垂
直に形成し、この固定用切起片と取付片との重合
部分を螺子にて締め付け固定するようにしたの
で、従来の如く逆L字形に切起したものに比べて
ボトムリツド側の加工工程を減らし且つその寸法
精度を高めることが出来、またメカニズム基板の
螺子止め作業も一々セツトを裏返してボトムリツ
ドの裏側より切起しの際に生じる開口を通じて行
なう必要がない。そのため、斯る開口も電気回路
基板との絶縁に用いられるインシユレーターにて
完全且つスムーズに塞ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は従来例を示す分解斜視図、第3図は本考
案を実施するに適したカーステレオの外観斜視図
である。 10……メカニズム基板、13……ボトムリツ
ド、13a……支持用切起片、13b……固定用
切起片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープ駆動部品が配されたメカニズム基板を、
    ボイムリツド上に取付けてなるテープレコーダー
    であつて、前記メカニズム基板側に前記ボトムリ
    ツド板面と垂直になるよう取付片を折曲形成し、
    前記ボトムリツド側に前記メカニズム基板と嵌合
    してその支持と位置規制を行なう支持用切起片を
    垂直に形成すると共に前記した取付片に沿うよう
    固定用切起片を垂直に形成し、の固定用切起片と
    取付片との重合部分を螺子にて締め付け固定した
    事を特徴とするテープレコーダのメカニズム基板
    取付装置。
JP13865786U 1986-09-10 1986-09-10 Expired JPH0452873Y2 (ja)

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JP13865786U JPH0452873Y2 (ja) 1986-09-10 1986-09-10

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JP13865786U JPH0452873Y2 (ja) 1986-09-10 1986-09-10

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JPS6347497U JPS6347497U (ja) 1988-03-31
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JPH0813591B2 (ja) * 1990-02-02 1996-02-14 株式会社ヤマガタグラビヤ 封筒連続帯及び封筒の製造方法並びに封筒

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JPS6347497U (ja) 1988-03-31

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