JP2000307259A - 電気機器収納用箱体 - Google Patents

電気機器収納用箱体

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JP2000307259A
JP2000307259A JP11113315A JP11331599A JP2000307259A JP 2000307259 A JP2000307259 A JP 2000307259A JP 11113315 A JP11113315 A JP 11113315A JP 11331599 A JP11331599 A JP 11331599A JP 2000307259 A JP2000307259 A JP 2000307259A
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JP
Japan
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bent
box
lid
box body
faces
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Application number
JP11113315A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hasegawa
豊 長谷川
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で蓋体3を箱体本体2に取り付ける
際、位置決め等の煩雑な手間なしに容易に作業できる電
気機器収納用箱体を提供すること。 【解決手段】蓋体の折曲面内側の、箱体本体の上部折曲
面の下端部と下部折曲面の上端部に接触する位置にガイ
ド片を設け、ガイド片にはスライド面が形成され、スラ
イド面と蓋体との間には隙間を有する形状であると共
に、箱体本体の上下折曲面の端部をさらに折曲し端面を
形成し、端面と蓋体の前面にそれぞれ設けられたネジ穴
を対向させ、ネジ穴にネジを挿通し、締め付け固定する
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電気機器を収納す
るための電気機器収納用箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における電気機器収納用箱体
は、図8に示すように、箱体本体31の上下に形成され
た折曲面32の端部に折曲部33を設け、その折曲部3
3にタップ穴34を穿設していた。また、左右端部にも
曲げ面35を形成し、タップ穴36を穿設していた。蓋
体37の前面38と側面39には、それぞれ箱体本体3
1に設けたタップ穴34と対向する位置に取り付け穴4
0、41を設けていた。蓋体37の側面39にはつば部
42を設け、取り付けの際には、つば部42を箱体本体
31の折曲面32をスライドさせ、タップ穴34、36
に取り付け穴40、41を対向させ、ネジ43を挿通し
締め付け固定していた。
【0003】または、図9に示すように、従来技術にお
ける電気機器収納用箱体の第二例として、箱体本体51
の側面52と上下の折曲面53との間に嵌合隙間54を
設け、蓋体55の側面56の端部を嵌合隙間53に嵌め
込み、箱体本体51の上下の折曲面53に形成された折
曲部57に設けられたタップ穴58と、蓋体55の前面
59に設けられた取り付け穴60を対向させ、ネジ61
を挿通し締め付け固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す電気機器収納用箱体では、側面部側からもネジ42
によって締め付け固定するため、ネジ42の取り付け、
取り外しのための作業スペースを確保しなければなら
ず、電気機器収納用箱体が左右に余裕のある場所にしか
設置できなかったり、左右に連続して設置できなかった
りするという欠点があった。
【0005】また、図9に示す電気機器収納用箱体で
は、箱体本体50に形成する嵌合隙間53の精度管理が
困難であったり、箱体本体50への蓋体54の取り付け
作業は,嵌合隙間53に蓋体54を正確に差し込まなけ
れば、電気機器収納用箱体が変形してしまう虞があり、
大変煩雑な作業となっていた。さらに、箱体本体50の
側面部が蓋体54よりも外側に出てしまうため、外観も
見苦しいという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る電
気機器収納用箱体は、蓋体の折曲面内側の、箱体本体の
上部折曲面の下端部と下部折曲面の上端部に接触する位
置にガイド片を設け、ガイド片にはスライド面が形成さ
れ、スライド面と蓋体との間には隙間を有する形状であ
ると共に、箱体本体の上下折曲面の端部をさらに折曲し
端面を形成し、端面と蓋体の前面にそれぞれ設けられた
ネジ穴を対向させ、ネジ穴にネジを挿通し、締め付け固
定する。
【0007】
【発明の実施の形態】箱体本体に蓋体を取り付ける時に
は、蓋体の折曲部に設けたガイド片をそれぞれ箱体本体
の上部折曲面の下端部と下部折曲面の上端部に合わせ、
スライドさせながら施蓋する。箱体本体の端面に設けら
れたネジ穴と蓋体の前面に設けられたネジ穴を対向さ
せ、ネジを挿通し締め付け固定する。
【0008】
【実施例】本発明に係る電気機器収納用箱体の実施例を
図1〜図7の添付図面に基づいて説明する。
【0009】本発明に係る電気機器収納用箱体1は、図
1に示すように、箱体本体2と蓋体3とから成る。箱体
本体2は、上下にそれぞれ折曲面4、5を形成する。そ
れぞれの折曲面4、5の端部をさらに折り曲げて端面
6、7を形成する。この端面6、7には、タップ穴8を
設ける。また、箱体本体2の側面には、係止面9とガイ
ド面10を折曲形成する。
【0010】蓋体3は、左右にそれぞれ折曲部11、1
2とを設ける。折曲部11、12にはそれぞれガイド片
13を設ける。また、蓋体3の前面14には、箱体本体
2の端面6、7に設けられたタップ穴8に対向する位置
にネジ穴15を設ける。
【0011】図2に示すように、蓋体3に設けられるガ
イド片13は、略L字状に折曲し係合面16とスライド
面17を形成する。スライド面17の先端には、突起1
8を延設し、突起18と蓋体3との間に隙間19があく
ようにする。突起18の先端はR形状にすると、蓋体3
の取り付けの際、蓋体3をスライドさせやすくなる。
【0012】図3に示すように、電気機器を収納し壁面
に設置した状態で箱体本体2に蓋体3を取り付けるに
は、蓋体3を箱体本体2におおよそ合わせてかぶせる。
図4、図5に示すように、蓋体3に設けたガイド片13
の突起18が箱体本体2のガイド面10に接触する。さ
らに蓋体3を箱体本体2にかぶせていくと、上下方向の
位置決めがなされながら、蓋体3のガイド片13が箱体
本体2のガイド面10に乗り上げる。そして、図6、7
に示すように、ガイド片13の突起18と蓋体3との間
の隙間19を箱体本体2の係止面9に嵌合させながら、
箱体本体2の端面6、7に蓋体3の前面14が接触する
まで蓋体3をスライドさせ、箱体本体2のタップ穴8と
蓋体3のネジ穴15を対向させ、ネジ20を挿通し締め
付け箱体本体2に蓋体3を固定する。
【0013】尚、本実施例においてガイド片の形状及び
個数は上記のものに限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明に係る電気機器収納
用箱体は、蓋体の左右折曲部内側の、箱体本体の上部折
曲面の下端部と下部折曲面の上端部との接触部にガイド
片を設けると共に、箱体本体の上下折曲面の端部をさら
に折曲し端面を形成し、端面と蓋体の前面にそれぞれネ
ジ穴を設けたため、箱体本体と蓋体との嵌合位置合わせ
の作業が容易にすることができると共に、蓋体側面の外
側への開きや変形を容易に規制することができる。ま
た、蓋体を箱体本体にネジ止めするのは前面のみで、側
面のタップ加工やネジ穴加工の必要がなくなると共に、
電気機器収納用箱体を左右に連続して設置することも可
能となる。ガイド片によって蓋体の移動動作が規制され
ているため、図に示す従来例のように、嵌合隙間の精度
管理も容易となり蓋体の嵌合作業も簡単である。例え
ば、箱体本体に基板が配置され、その基板に表示用のラ
ンプ等が取り付けられ、箱体本体に蓋体を取り付けたと
きに、蓋体の表面上面よりランプ等が突出してしまうよ
うな構造であっても、蓋体の箱体本体への取り付け作業
はガイド片によってブレを規制されるので、簡単に作業
することができる。さらに、蓋体を外すときも、箱体本
体のガイド面に蓋体の係合片が乗り上げた状態であるた
め、不用意に蓋体が落下したり、内部の機器を破損して
しまうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気機器収納用箱体を示す分解斜
視図である。
【図2】図1におけるガイド片部分の拡大図である。
【図3】本発明に係る電気機器収納用箱体の蓋体取り付
け作業を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る電気機器収納用箱体の蓋体取り付
け作業を示す斜視図である。
【図5】図4におけるA部の側方断面図である。
【図6】本発明に係る電気機器収納用箱体の蓋体取り付
け作業を示す斜視図である。
【図7】図4におけるA部の側方断面図である。
【図8】従来技術における電気機器収納用箱体の第一例
の分解斜視図である。
【図9】従来技術における電気機器収納用箱体の第二例
の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 電気機器収納用箱体 2 箱体本体 3 蓋体 4 折曲面 5 折曲面 6 端面 7 端面 8 タップ穴 9 係止面 10 ガイド面 11 折曲部 12 折曲部 13 ガイド片 14 前面 15 ネジ穴 16 係合面 17 スライド面 18 突起 19 隙間 20 ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下端部を折曲し折曲面を形成した箱体
    本体と、左右端部を折曲し折曲面を形成した蓋体とで構
    成される各種電気機器を収納するための電気機器収納用
    箱体において、前記蓋体の折曲面内側の、前記箱体本体
    の上部折曲面の下端部と下部折曲面の上端部に接触する
    位置にガイド片を設け、該ガイド片にはスライド面が形
    成され、該スライド面と前記蓋体との間には隙間を有す
    る形状であると共に、前記箱体本体の上下折曲面の端部
    をさらに折曲し端面を形成し、該端面と蓋体の前面にそ
    れぞれ設けられたネジ穴を対向させ、ネジ穴にネジを挿
    通し、締め付け固定することを特徴とする電気機器収納
    用箱体。
JP11113315A 1999-04-21 1999-04-21 電気機器収納用箱体 Pending JP2000307259A (ja)

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Cited By (7)

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Effective date: 20050912

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Effective date: 20060120