JP2581462Y2 - ボックス - Google Patents

ボックス

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JP2581462Y2
JP2581462Y2 JP138493U JP138493U JP2581462Y2 JP 2581462 Y2 JP2581462 Y2 JP 2581462Y2 JP 138493 U JP138493 U JP 138493U JP 138493 U JP138493 U JP 138493U JP 2581462 Y2 JP2581462 Y2 JP 2581462Y2
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JP
Japan
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piece
door
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door receiving
vertical
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晃一 正田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、扉を固定する扉受部材
を固着したボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のボックスは、図7及び図
8に示すように、底部11とこの底部11の四周から立設し
た側部12とから一面に開口を有する箱状をなし、側部12
に垂直片15及び水平片16を含む扉受部材13を固着したボ
ックス本体10と、扉受部材13の垂直片15及び水平片16と
略平行となるよう形成された垂直片22及び水平片23を含
む固定部21を有し、この固定部21を扉受部材13に固定し
た状態でボックス本体10の開口を塞ぐ扉20と、扉受部材
13及び固定部21間に配設された緩衝部材30とを備えてい
る。扉受部材13の水平片16には固定螺子17が螺合する螺
子孔16a を、固定部21の水平片23には固定螺子17が挿通
するための通孔24をそれぞれ形成している。緩衝部材30
は、扉受部材13の水平片16に嵌合する嵌合片31と扉20を
ボックス本体10に固定した状態で固定部21の垂直片22が
係合する係合片32とから側面視が略L字状に形成されて
いる。嵌合片31には、固定螺子17が挿通するための切溝
31bが形成されている。この緩衝部材30は、扉20の固定
部21を係合し易くするため、扉20の垂直片22と扉受部材
15との間に係合片32が移動自在となるよう嵌合片31が水
平片16に嵌合している。
【0003】このボックス本体10に扉20を固定するに
は、先ず、図8に示す扉受部材13の水平片16に緩衝部材
30の嵌合片31を嵌合させた後、この緩衝部材30に扉20の
固定部21を当接させる。次に、扉20及び緩衝部材30を扉
受部材13から適宜移動させて螺子孔16a に緩衝部材30の
切溝31b 及び固定部21の通孔24を重合させ、通孔24から
固定螺子17を螺子孔16a に螺着することによって行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のボック
スにあっては、扉及び緩衝部材を扉受部材から適宜移動
させて螺子孔に切溝及び通孔を重合させ、固定部の通孔
から固定螺子を螺子孔に螺着することによってボックス
本体に扉を固定しているので、扉受部材の螺子孔に緩衝
部材の切溝及び固定部の通孔を重合させにくく、扉の固
定作業が煩わしいという問題があった。
【0005】本考案は、上記問題点に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、扉受部材に扉の固定部を
係合させた状態で扉の固定位置が決定し、もって扉の固
定作業が容易となるボックスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本考案のボックスは、底部とこの底部の四周から立
設した側部とから一面に開口を有する箱状をなし、側部
に垂直片及び水平片を含む扉受部材を固着したボックス
本体と、扉受部材の垂直片及び水平片と略平行となるよ
うに形成された垂直片及び水平片を含む固定部を有し、
この固定部を扉受部材に固定した状態でボックス本体の
開口を塞ぐ扉と、扉受部材及び固定部間に配設された緩
衝部材と、を備えたボックスにおいて、前記緩衝部材
に、固定部の垂直片と平行に延びる弾性片を設けるとと
もに、前記扉受部材の垂直片又は緩衝部材の少なくとも
一方に、固定部を係合させた状態で弾性片が扉受部材の
垂直片側に撓み得る突起を設けた構成としてある。
【0007】
【作用】本考案の構成によれば、緩衝部材の弾性片と扉
受部材の垂直片とを突起によって所定間隔離して位置さ
せることにより、扉の垂直片が緩衝部材の弾性片に当接
すると、緩衝部材の弾性片が扉受部材の垂直片側に撓
む。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図4に基
づいて説明する。なお、従来例と基本的機能が同様な部
材には同じ符号を付している。
【0009】10はボックス本体で、底部11とこの底部11
の四周から立設した側部12とから一面に開口を有する箱
状をなし、側部11に扉受部材13を固着している。側部12
は、扉受部材13を固定し得るよう開口近傍が階段状に折
曲されている。扉受部材13は、鉄板等の材料で、側部12
に溶接される固定片14とこの固定片14から垂下した垂直
片15とこの垂直片15に連設し固定片14と平行な水平片16
とから階段状に形成されている。垂直片15は、その略中
心に後述する扉の固定部を係合させた状態で後述する緩
衝部材の弾性片が扉受部材13の垂直片16側に撓み得る円
柱状の突起15aが設けられている。水平片16は、その先
端中央に固定螺子17が螺合する螺子孔16a が形成されて
いる。
【0010】20は扉で、図1に示すように、扉受部材13
の垂直片15及び水平片16と平行となるように形成された
垂直片22及び水平片23を含む固定部21を有し、断面視を
大略凹状に形成し、固定部21を扉受部材13に固定した状
態でボックス本体10の開口を塞いでいる。垂直片22は、
その垂直片22,22間を扉受部材13の垂直片15,15間より
も短く形成し、後述する緩衝部材の弾性片に係合され
る。水平片23には、固定螺子17が挿通するための通孔24
が形成されている。
【0011】30は緩衝部材で、プラスチック等の合成樹
脂にて側面視を略L字状に形成し、扉受部材13及び固定
部21間に配設されている。この緩衝部材30は、扉受部材
13の水平片16に嵌合する嵌合片31と、この嵌合片31から
扉受部材13の垂直片22と平行に延びた弾性片32とを有し
ている。嵌合片31は、水平片16に嵌合するよう内部に空
隙31a を形成するとともに、水平片16の螺子孔16a に重
合する切溝31b を形成している。弾性片32は、扉20の垂
直片22に係合し易いように、その先端を斜めに切欠して
いる。この弾性片32に垂直片22が係合し弾性片32が扉受
部材13の垂直片15側に撓むのである。
【0012】このボックス本体10に扉20を固定するに
は、先ず、図3に示すように扉受部材13の水平片16に緩
衝部材30の嵌合片31を嵌合させる。次に、図4に示すよ
うに、扉20の垂直片22の先端を緩衝部材30の弾性片32に
係合させた後、扉20の水平片23が緩衝部材30の嵌合片31
に当接するまで扉20をボックス本体10に挿入する。この
とき、弾性片32が扉受部材13の垂直片15側に撓みながら
扉20の固定部21が扉受部材13に係合するとともに、扉受
部材13の螺子孔16a に緩衝部材30の切溝31b 及び固定部
21の通孔24が重合する。次に、通孔24から固定螺子17を
螺子孔16a に螺着させることによって行う。
【0013】なお、本実施例によれば、突起は扉受部材
の垂直片に設けているが、弾性片が扉受部材の垂直片側
に撓み得るものであれば弾性片に設けてもよい。また、
突起の形状及び大きさは緩衝部材の弾性片の形状に応じ
て適宜設計すればよい。さらに、突起の垂直片からの長
さは固定部の垂直片が緩衝部材に係合させた状態で通孔
及び切溝が螺子孔に重合するとともに、弾性片が扉受部
材の垂直片側に撓み得るよう、扉の固定部間の長さに応
じて適宜設計すればよい。
【0014】また、この突起の垂直片からの長さが垂直
片の厚みと同じ場合、図5及び図6に示すように、突起
を除くとともに、扉受部材の固定片を省略して垂直片を
そのままボックス本体の側部に固着することによって扉
を固定することができる。このものは、弾性片が扉受部
材の垂直片側に撓まないのであるが、固定片を省略する
ことによって扉受部材の製造コストを下げることができ
る。
【0015】
【考案の効果】本考案のボックスによれば、緩衝部材の
弾性片と扉受部材の垂直片とを突起によって所定間隔離
して位置させることにより、扉の垂直片が緩衝部材の弾
性片に当接すると、緩衝部材の弾性片が扉受部材の垂直
片側に撓むので、扉受部材に扉の固定部を係合させた状
態で扉の固定位置が決定し、もって扉の固定作業が容易
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のものの扉受部材から緩衝部材を離した状
態を示す分解斜視図である。
【図3】図2のものの扉受部材に緩衝部材を嵌合させる
説明図である。
【図4】図3のものの扉受部材に扉の固定部を係合させ
る説明図である。
【図5】本考案の一比較例を示す分解斜視図である。
【図6】図5のものの扉受部材に扉の固定部を係合させ
る説明図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【図8】図7のものの扉受部材から緩衝部材を離した状
態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ボックス本体 11 底部 12 側部 13 扉受部材 15 扉受部材の垂直片 15a 突起 16 扉受部材の水平片 20 扉 21 固定部 22 固定部の垂直片 23 固定部の水平片 30 緩衝部材 32 弾性片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部とこの底部の四周から立設した側部
    とから一面に開口を有する箱状をなし、側部に垂直片及
    び水平片を含む扉受部材を固着したボックス本体と、扉
    受部材の垂直片及び水平片と略平行となるように形成さ
    れた垂直片及び水平片を含む固定部を有し、この固定部
    を扉受部材に固定した状態でボックス本体の開口を塞ぐ
    扉と、扉受部材及び固定部間に配設された緩衝部材と、
    を備えたボックスにおいて、 前記緩衝部材に、固定部の垂直片と平行に延びる弾性片
    を設けるとともに、前記扉受部材の垂直片又は緩衝部材
    の少なくとも一方に、固定部を係合させた状態で弾性片
    が扉受部材の垂直片側に撓み得る突起を設けたことを特
    徴とするボックス。
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