JP2006228914A - 電気機器収納箱 - Google Patents

電気機器収納箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2006228914A
JP2006228914A JP2005039930A JP2005039930A JP2006228914A JP 2006228914 A JP2006228914 A JP 2006228914A JP 2005039930 A JP2005039930 A JP 2005039930A JP 2005039930 A JP2005039930 A JP 2005039930A JP 2006228914 A JP2006228914 A JP 2006228914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small window
window door
door
shaft member
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005039930A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4443434B2 (ja
Inventor
Ikuo Kitahara
郁夫 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP2005039930A priority Critical patent/JP4443434B2/ja
Publication of JP2006228914A publication Critical patent/JP2006228914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4443434B2 publication Critical patent/JP4443434B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】開いた状態及び閉じた状態でそれぞれ位置保持ができる小窓扉を、単一の軸部材により枢着した電気機器収納箱を提供する。
【解決手段】電気機器収納箱のカバー2に形成された小窓4内に、小窓扉5を棒状軸部材11により枢着する。棒状軸部材11は小窓扉5を貫通し、その両端を小窓4の両側壁
6の係合孔13に係合させ、またその中央部を小窓扉5の裏面突起14に係合させてその弾性により小窓扉5を内側端方向に押圧させる。小窓扉5が開閉の中間状態においては小窓扉5の周壁10の角部が小窓底面9に当たり外側に押し出されるため、小窓扉5は棒状軸部材11の弾性により、開いた状態及び閉じた状態でそれぞれ安定に位置保持される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、閉じたままで内部の電気機器を操作するための小窓扉を備えた電気機器収納箱に関するものである。
電気機器収納箱は、本体内部に電気機器を収納し、本体前面をカバーで覆った構造のものであるが、内部の電気機器を操作するためにカバーを開閉する手数を省くことができるように、小窓扉を設けることが多い。
このような小窓扉は、開いた状態及び閉じた状態でそれぞれ安定に位置保持ができるように、ヒンジとは別に保持部材を設けるのが普通である。しかしこのためには別の保持部材を取付けることとなるので、部品点数が増えてコストアップに繋がるという問題があった。
また特許文献1に示されるように、略U字形の弾性軸を小窓の両側に配置してヒンジ機能と位置保持機能とを発揮させるようにしたものも提案されている。しかしこの構造はカバーの裏面側(内側)に弾性軸が突出するため、内部機器や配線に干渉するおそれがあった。
特開平9−35610号公報(図5)
本発明は上記した従来技術の問題点を解決して、開いた状態及び閉じた状態でそれぞれ位置保持ができる小窓を、部品点数を増加させることがなく、しかもカバー裏面側への突出部を生じることがないように設けた電気機器収納箱を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、カバーに形成された小窓内に小窓扉を枢着した電気機器収納箱において、小窓扉の端部を貫通させた弾性のある棒状軸部材の両端を前記小窓の両側壁の係合孔に係合させ、またこの棒状軸部材の中央部を小窓扉の裏面突起に係合させてその弾性により小窓扉を内側端方向に押圧するとともに、小窓扉が開閉の中間状態においては小窓扉の周壁の角部が小窓底面に当たり、外側に押し出される構造としたことを特徴とするものである。なお、棒状軸部材がその両端部に段差部を備えたものであることが好ましい。
本発明によれば、カバーに形成された小窓内に単一の棒状軸部材によって小窓扉を枢着することができ、しかもこの棒状軸部材の弾性を利用して小窓扉を開いた状態及び閉じた状態でそれぞれ位置保持させることができる。このため部品点数が増加せず、カバー裏面側への突出部を生じないので内部機器や配線に干渉するおそれがない。また請求項2のように棒状軸部材の両端部に段差部を形成しておけば、棒状軸部材が軸方向に移動して抜け落ちることを防止することができる。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は本発明の実施形態を示す斜視全体図、図2と図3は分解斜視図である。これらの図面に示されるように、本発明の電気機器収納箱は箱本体1と、その前面を覆うカバー2とからなり、カバー2には箱本体1の内部に収納された配線用遮断器3を操作するための小窓4が形成され、その内部に小窓扉5が開閉自在に枢着されている。なお、カバー2は箱本体1に蝶番にて開閉可能に取付けてもよいし、ねじ等によって着脱可能に取付けてもよい。
小窓4はカバー2の前面から内部に凹状に形成されており、その両側壁6,6はカバー2の前面に対して垂直に形成されているが、小窓扉5が枢着されている側(図1の上側)の側壁7は、図2に示されるようにカバー2の前面に対して垂直部分8と、カバー2の前面に対して平行な小窓底面9とを持つ段状に形成されている。
またこの小窓4内に取付けられる小窓扉5は、図2、図3に示されるように四辺に内向きの周壁10を備えており、図6に示すように周壁10の高さを小窓4の側壁7の深さとほぼ同一として、閉じた状態ではカバー2の前面と小窓扉5とが同一面となるようにしてある。
本発明では小窓扉5を小窓4内に枢着するために、弾性のある棒状軸部材11が用いられる。この棒状軸部材11はピアノ線のような弾性線材を図2に示すように屈曲させ、両端部に段差部12を形成したものである。棒状軸部材11は小窓扉5の周壁10の端部付近に形成されたU字状の凹部17を貫通し、その両端は小窓4の両側壁6,6の係合孔13,13に係合されている。
棒状軸部材11の両端部には段差部12を形成してあるため、その中央部は係合孔13,13を結ぶ線から僅かに偏心する。図2に示されるように小窓扉5の裏面中央部には裏面に向かって裏面突起14が突設されており、棒状軸部材11の中央部をこの裏面突起14の係合段部15に弾性的に係合させる。棒状軸部材11には段差部12があるため、棒状軸部材11の中央部を摘んでこの裏面突起14の係合段部15に係合させることは容易に行うことができる。
このようにして棒状軸部材11を用いて小窓扉5を小窓4内に枢着すると、棒状軸部材11の弾性によって小窓扉5には力がかかる。すなわち、図6のように小窓扉5を閉じた状態では、小窓扉5には右上方向の力(係合段部15から係合孔13の方向に向かう力)が作用し、その水平方向の分圧により小窓扉5の周壁10の内端面は小窓底面9に押し付けられ、閉じた状態で安定に位置保持される。
また図4のように小窓扉5を開いた状態では、小窓扉5には右下方向の力(係合段部15から係合孔13の方向に向かう力)が作用し、その水平方向の分圧により小窓扉5の周壁10は小窓底面9に押し付けられ、開いた状態で安定に位置保持される。
しかし開閉の中間状態では、図5に示すように小窓扉5の周壁10の角部16が小窓底面9に当たり、小窓扉5は棒状軸部材11を撓ませながら外側に押し出される。このため図5のように、係合段部15と係合孔13と角部16とが直線上に並んだ状態が中立位置になり、図5の位置から小窓扉5が上下何れかの方向に動かされると、図4または図6に示される安定位置を取る。従って内部の電気機器3を操作するために小窓扉5を開いたとき、その状態で位置保持させることができる。
なおこのような作用を行わせるためには、U字状の凹部17の奥部に弾発されている棒状軸部材11の中心Oと小窓扉5の角部16との間の距離が、U字状の凹部17の開口部に位置する、周壁10の内端面10aの延長線と中心Oとの最短距離O−a、及び周壁10と中心Oとの最短距離O−bまでの距離の何れよりも大であるようにしておく必要がある。
上記のように、本発明によれば単一の棒状軸部材11によって小窓扉5を小窓4に枢着することができ、棒状軸部材11の弾性を利用して、小窓扉5を図4に示す状態と図6に示す状態とでそれぞれ安定に位置保持させることができる。このため部品点数が増加することがなく、また棒状軸部材11は内側への突出部を生じないので、内部機器や配線に干渉するおそれがない。
本発明の実施形態を示す斜視全体図である。 本発明の実施形態を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態を示す他の分解斜視図である。 小窓扉を開いた状態を示す要部断面図である。 開閉の中間状態を示す要部断面図である。 小窓扉を閉じた状態を示す要部断面図である。
符号の説明
1 箱本体
2 カバー
3 電気機器
4 小窓
5 小窓扉
6 側壁
7 側壁
8 垂直部分
9 小窓底面
10 周壁
11 棒状軸部材
12 段差部
13 係合孔
14 裏面突起
15 係合段部
16 角部
17 U字状の凹部

Claims (2)

  1. カバーに形成された小窓内に小窓扉を枢着した電気機器収納箱において、小窓扉の端部を貫通させた弾性のある棒状軸部材の両端を前記小窓の両側壁の係合孔に係合させ、またこの棒状軸部材の中央部を小窓扉の裏面突起に係合させてその弾性により小窓扉を内側端方向に押圧するとともに、小窓扉が開閉の中間状態においては小窓扉の周壁の角部が小窓底面に当たり、外側に押し出される構造としたことを特徴とする電気機器収納箱。
  2. 棒状軸部材が、その両端部に段差部を備えたものであることを特徴とする請求項1記載の電気機器収納箱。
JP2005039930A 2005-02-17 2005-02-17 電気機器収納箱 Active JP4443434B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005039930A JP4443434B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 電気機器収納箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005039930A JP4443434B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 電気機器収納箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006228914A true JP2006228914A (ja) 2006-08-31
JP4443434B2 JP4443434B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=36990021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005039930A Active JP4443434B2 (ja) 2005-02-17 2005-02-17 電気機器収納箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4443434B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018081851A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 株式会社ノーリツ 電気ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018081851A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 株式会社ノーリツ 電気ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP4443434B2 (ja) 2010-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2604378A1 (en) Housing for electronic lock
JP2006204047A (ja) フロアコンセント装置
JP4443434B2 (ja) 電気機器収納箱
JP5187971B2 (ja) 電気機器収納用箱体
JP2016140144A (ja) 住宅用分電盤
JP5317044B2 (ja) 遊技機
JP7065347B2 (ja) カバーブロック、及び分電盤
JP2009130208A (ja) 電気機器収納用箱体
JP2004357415A (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JP2010084499A (ja) 電気機器収納用箱
JP2015201975A (ja) 分電盤のハウジング及び分電盤
JPH10190252A (ja) ラックマウント型電子機器の収納箱
JP2005143607A (ja) 遊技機
JP2012199102A (ja) 電子機器
JP4413720B2 (ja) 屋外用受配電盤
JP2002094249A (ja) 電子機器ユニットの操作部開閉構造
JP2002042755A (ja) 蓋体の固定構造
JP2000308239A (ja) 床用配線器具
JP7065406B2 (ja) カバーブロック、及び分電盤
JP4953144B2 (ja) 筐体装置および電子機器
JP7065407B2 (ja) カバーブロック、及び分電盤
JP2002344162A (ja) 電気電子機器収納用箱
JP2008010847A (ja) 筐体装置および電子機器
KR20070003092A (ko) 전자제품의 프론트도어 장치
JP2009054326A (ja) スイッチボタン装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4443434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160122

Year of fee payment: 6