JPH0421253Y2 - - Google Patents

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JPH0421253Y2
JPH0421253Y2 JP770388U JP770388U JPH0421253Y2 JP H0421253 Y2 JPH0421253 Y2 JP H0421253Y2 JP 770388 U JP770388 U JP 770388U JP 770388 U JP770388 U JP 770388U JP H0421253 Y2 JPH0421253 Y2 JP H0421253Y2
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JP
Japan
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lug plate
grounding
aluminum panel
plate body
electronic device
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JP770388U
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JPH01112569U (ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、電子機器筐体のアース接続装置並
びにその装置に用いるアース用ラグ板に関するも
のである。
(ロ) 従来技術 従来、音響機器の筺体の一部を構成するパネル
構造としては、例えば、第3図に示すように構成
したものがあつた。
この第3図のパネル構造は、アルマイト等の表
面処理が施されたアルミ製パネル1を、モールド
サブパネル2へ固着して形成したものである。ま
た、このアルミ製パネル1とケース3との取り付
けは、例えば、ケース3の端縁31を、アルミ製
パネル1のフランジ部11と溝12とからなる部
分へ挿入して挟み込み、連結していた。
このように構成した音響機器筺体の、特に、ア
ルミ製パネル1の静電気対策としては、例えば、
そのアルミ製パネル1の一部分13をマスキング
して、アルマイト等が付着されないようにし、そ
の部分13に金具等を押し当ててシヤーシ等との
導通を取るように構成したいた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来例のものにおいては、ア
ースを取る部分13へ、予めアルマイト等が付着
しないようにするためのマスキングを行う行程を
必要とし、また、マスキング等が付着されないよ
うにした部分13へ、金具等を押し当ててシヤー
シ等との導通を取るアース構造であるため、接触
状態が不完全となる虞れがあつた。
さらに、ケース3の内側とフランジ部11の外
側との隙間aは、例えば、0.5mm程度であり、ま
た、フランジ部11自体の厚みbは、例えば1.5
mm程度しかない。したがつて、その部分に、アー
ス線を接続するためのネジを取り付けることは困
難であり、フランジ部11へ直接アース線を接続
することはできなかつた。
この考案の目的は、上記従来例の欠点を解消
し、取り付けが容易で、安価であり、しかも、構
造的に、スペースの僅かなところにも取り付ける
ことができ、アースを取ることができる電子機器
筐体のアース接続装置並びに、その装置に用いる
アース用ラグ板を提供することにある。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案の電子機器筐体のアース接続装置は、
特に、アルミ製パネルの静電気対策のために、そ
のアルミ製パネルとシヤーシとの間のアースを取
るように構成したものであつて、 電子機器筐体の一部を構成するアルミ製パネル
の端縁付近に形成した取付穴と、 バネ性を有するガイド部と、ネジ穴と、ツメ部
と、端子部とを一体的に形成したアース用ラグ板
と、 アルミ製パネルの取付穴からアース用ラグ板の
ネジ穴へ捩じ込むことによりアース用ラグ板をア
ルミ製パネルへ装着するネジとを備えたものであ
る。
そして、上記のアース用ラグ板は、アルミ製パ
ネルの端縁近くに形成した取付穴の付近を挟み込
むとともに、取り付け時の回り止めを兼ねるため
に、ラグ板本体から上方向へ湾曲させて形成した
バネ性を有するガイド部と、ラグ板本体へ形成し
たネジ穴と、取り付け時のネジ締め付けにより挟
み込んだアルミ製パネルの端縁の部分に施された
アルマイト等の表面処理を破りその部分へ食い込
ませるツメ部と、アース線を接続するために突設
した端子部とからなるものである。
(ホ) 作用 アース用ラグ板は、ラグ板本体とガイド部との
間を、アルミ製パネルのフランジ部の端縁に差し
込んで、挟み込み、ネジ止めする。この時のネジ
の締め付けにより、ツメ部は、アルミ製パネルに
施されたアルマイト等の表面処理を破り、その部
分へ食い込む。このツメ部の食い込み動作によつ
て、アルミ製パネルとラグ板本体との間の導通が
得られる。アース線は、ラグ板本体の端子部へラ
ツピング手段等により接続され、そのアース線を
介してシヤーシとの間のアースを取ることができ
る。
(ヘ) 実施例 実施例について、図面を参照して説明する。
第1図は音響機器筺体の一部を構成するアルミ
製パネル部分にアース用ラグ板を挟み込んだ状態
を示す断面側面図、第2図は分解した斜視図であ
る。
この第1図および第2図において、1はアルミ
製パネルで、アルマイト等の表面処理が全体に施
されている。11はアルミ製パネル1に形成した
フランジ部、4はフランジ部11の端縁近くに形
成したネジ挿通用の取付穴(バカ穴)である。
2はモールドサブパネルで、アルミ製パネル1
の背面側に固着されている。
5はアース用ラグ板で、バネ性を有する金属材
からなるものである。
このアース用ラグ板5は、ラグ板本体51と、
バネ性を有する2つのガイド部52と、ネジ穴
(タツプタイト用下穴)53と、2つのツメ部5
4と、ラツピング用の端子部55とからなるもの
である。
上記バネ性を有する2つのガイド部52は、ラ
グ板本体51から上方向へ湾曲させて、略つ字形
状に突出して形成され、この両ガイド部52とラ
グ板本体51との間を、アルミ製パネル1のフラ
ンジ部11へ差し込み、そのガイド部52のバネ
性を利用して挟み込むことができるような形状と
なつている。また、この2つのガイド部52は、
ラグ板本体51の取り付け時における回り止めと
しての働きをするものである。
上記ネジ穴53は、アルミ製パネル1のフラン
ジ部11に形成した取付穴4と対向する位置のラ
グ板本体51に形成されている。また、このネジ
穴53には、スリ割り溝53aが形成されてい
る。このスリ割り溝53aは、ラグ板本体51が
バネ性を有する比較的硬質の金属材で形成されて
いるために、取り付け用のネジ6によるタツプが
切りにくくなるのを防ぐために設けたものであ
る。
上記2つのツメ部54は、ラグ板本体51の両
側に三角形状に突出して形成されている。この2
つのツメ部54は、取り付け時のネジ6の締め付
けにより、挟み込んだアルミ製パネル1のフラン
ジ部11の部分に施されているアルマイト等の表
面処理を破り、その部分へ食い込ませることによ
つて、アルミ製パネル1をラグ板本体51との間
の導通を取るものである。
上記端子部55は、ラグ板本体51から突出し
て形成され、アース線7をラツピング接続するこ
とができる形状に形成されている。また、この端
子部55は、ラツピング等の作業を容易にするた
めに、必要な角度に折り曲げて使用することも可
能である。
なお、上記ガイド部52は、そのバネ性を利用
して金属製ケースの天板内側に圧接触させること
によつて、このラグ板本体51とケースとの間の
導通を取ることもできる。
このように構成したアース用ラグ板5は、ラグ
板本体51とガイド部52との間を、アルミ製パ
ネル1のフランジ部11に差し込んで挟み込み、
ネジ6で装着する。この時のネジ6の締め付けに
より、ツメ部54はアルミ製パネル1のフランジ
部11に施されたアルマイト等の表面処理を破
り、その部分へ食い込む。このツメ部54の食い
込みによつて、アルミ製パネル1とラグ板本体5
1との間の導通を取ることができる。アース線7
はラグ板本体51の端子部55へラツピングによ
り接続され、このアース線7を介してシヤーシ
(図示しない)との間のアースを取ることができ
る。
(ト) 考案の効果 この考案は、上記のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果が得られる。
アルミ製パネルを筺体に取り付けた後で、ア
ースを取るためのリード線を接続することがで
きる。
スペースの狭い箇所にアース用ラグ板を取り
付けることができる。
アース用ラグ板を取り付けるためのネジを締
め付けることにより、アース用ラグ板の固定
と、アルミ製パネルに施されているアルマイト
等の表面処理皮膜を破ることが同時にできる。
この結果、アースを確実に取ることができると
ともに、従来行われていたアルマイト等の表面
処理の際に、アルミ製パネルのアースを取る部
分に行つていたマスキングが不必要となつた。
アース用ラグ板をアルミ製パネルに取り付け
ると同時に、そのガイド部のバネ効果を利用し
て、筺体の金属製ケースの天板内側へも圧接触
するように取り付けることにより、ケースとの
導通を取るとともに、ケースのビリ付きを防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この考案の実施例を示
すものであつて、第1図は構成要部を示す断面側
面図、第2図は分解した斜視図である。第3図は
音響機器筺体構造の従来例を示す、構成要部を示
す断面斜視図である。 主な符号の説明、1……アルミ製パネル、2…
…モールドサブパネル、4……取付穴、5……ア
ース用ラグ板、51……ラグ板本体、52……ガ
イド部、53……ネジ穴、54……ツメ部、55
……端子部、6……ネジ、7……アース線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電子機器筐体の一部を構成するアルミ製パネ
    ルの端縁付近に形成した取付穴と、 この取付穴の付近を挟み込むとともに取り付
    け時の回り止めを兼ねるためにラグ板本体から
    上方向へ湾曲させて形成したバネ性を有するガ
    イド部と、前記取付穴と対向する位置へ形成し
    たネジ穴と、挟み込んだアルミ製パネルの端縁
    へ下側から食い込むように突設したツメ部と、
    アース線を接続するための端子部とを一体的に
    形成したアース用ラグ板と、 アルミ製パネルの取付穴からアース用ラグ板
    のネジ穴へ捩じ込まれアース用ラグ板をアルミ
    製パネルへ装着するネジとを備えたことを特徴
    とする電子機器筐体のアース接続装置。 2 アース用ラグ板のガイド部を、そのバネ性を
    利用して電子機器筐体の天板等の内壁面へ圧接
    触するように装着したことを特徴とする請求項
    1記載の電子機器筐体のアース接続装置。 3 ラグ板本体から上方向へ湾曲させて形成した
    挟み込み及び取り付け時の回り止めを兼ねたバ
    ネ性を有するガイド部と、ラグ板本体へ形成し
    たネジ穴と、取り付け時のネジの締め付けによ
    り挟み込んだ電子機器筐体の部分に施されたア
    ルマイト等の表面処理を破りその部分へ食い込
    ませるツメ部と、アース線を接続するために突
    設した端子部とからなるアース用ラグ板。
JP770388U 1988-01-26 1988-01-26 Expired JPH0421253Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP770388U JPH0421253Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JP770388U JPH0421253Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01112569U JPH01112569U (ja) 1989-07-28
JPH0421253Y2 true JPH0421253Y2 (ja) 1992-05-14

Family

ID=31212938

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP770388U Expired JPH0421253Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JP (1) JPH0421253Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001065711A (ja) * 1999-08-27 2001-03-16 Nippon Daiya Valve Co Ltd コンテナ用バタフライ弁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001065711A (ja) * 1999-08-27 2001-03-16 Nippon Daiya Valve Co Ltd コンテナ用バタフライ弁

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Publication number Publication date
JPH01112569U (ja) 1989-07-28

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