JPH01253597A - 軸流ファン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は電気機器の内部冷却等に使用される軸流ファン
装置に関する。

（従来の技術） 従来、コンピュータ本体等の電気機器の内部には電気部
品の冷却を行うための軸流ファン装置が取付けられてい
る。この軸流ファン装置の一例が第４図および第５図に
示されている。軸流ファン装置１は平板構造体２に単数
または複数の軸流ファン本体３が取付けられたものであ
る。軸流ファン本体３はケース４と、このケース４に内
蔵された電動ファン５とからなるものである。軸流ファ
ン本体３のケース４の厚み方向には取付けのための貫通
孔６が形成されており、平板構造体２にはケース４の貫
通孔６に対応して取付孔７が形成されている。ケース４
を平板構造体２に取付けるには、まず、ケース４の貫通
孔６を平板構造体２の取付孔７に合せる。次に、ボルト
８が平板構造体２側からスプリング座金９と平座金１０
を介して取付孔７と貫通孔６に挿入される。ケース４か
ら突出たボルト８の部分は平座金１０を介してナツト１
１によって締め付けられる。このようにして組立てられ
た軸流ファン装置１が電気機器１２の内部に取付けられ
る。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上記のような軸流ファン装置では平板構造
体の表面にボルトの頭部が突出ており、さらに、ボルト
の締付は部分はケースから突出ている。この締付は部分
はナツトによって締付けられている。このように、ボル
トの頭部やナツトの部分が突出ているために、軸流ファ
ン装置に隣接させて他の部品を配置するときに空間が生
じ、この空間は電気機器を小型化するときに障害となっ
ている。

本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、ファンケースをファン取付体に取付けたときに、ボル
トやナツト等の突起部のない軸流ファン装置を提供する
ことを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明は、電動ファンを内蔵
したファンケースに取付孔を形成してファンケースをフ
ァン取付体の取付面に当接し、ファン取付体に取付孔に
対応した係止孔を形成し、この係止孔に端部がファン取
付体の他側面から突出せずにファンケースの内部に通じ
る係止部材を挿通し、この係止部材とファンケース内部
とを係止させてなるものである。

（作　用） 上記のような構成の軸流ファン装置はファンケースに形
成された取付孔をファン取付体に形成された係止孔に合
せ、ファン取付体の係止孔からファンケースの内部まで
係止部材を挿通し、ファンケースの内部と係止部材とを
係止する。

（実施例） 以下に本発明の軸流ファン装置の実施例を図面に基づい
て説明する。第１図は軸流ファン装置１の一実施例を示
している。この軸流ファン装置１は第４図および第５図
に基づいて従来の技術の項で説明したものと同じ構成を
有する。この同じ構成には同じ符号を付すことにして詳
細な説明は省略する。第１図に示すように軸流ファン装
置１のうちの平板構造体２には係止孔としての皿孔１３
が形成されている。この皿孔１３には係止部材の一部と
しての皿ボルト１４が挿入され、この皿ボルト１４はケ
ース４に形成された貫通孔６を通り、ケース４の内側に
突出ている。この皿ボルト１４の突出た部分は係止部材
の一部としての板ナツト１５にねじ止めされている。板
ナツト１５は第２図および第３図に示すように三角形状
に形成され、ケース４の隅に、はまり込むようになって
いる。

したがって、ケース４を平板構造体２に取付けるときは
、第２図に示すように板ナツト１５が電動ファン５を囲
む保護縁１６に当るので、皿ボルト１４を板ナツト１５
にねじ込んでも、板ナツト１５は回転することなくケー
ス４を締付は易くする。一方、ケース４を平板構造体２
から取外すときは、第３図に示すように板ナツト１５が
ケース４の内側に当たるので、皿ボルト１４を板ナツト
１５から緩めても、板ナツト１５は回転することなくケ
ース４を取外し易くする。

なお、上記の実施例では係上部材として皿ボルト１４と
板ナツト１５を使用したが、ケース４の肉厚が十分なら
ばケース４にねじを形成し、皿ねじによって直接平板構
造体２からケース４にねじ止めすることもできる。

また、板す・ット１５はケース４の貫通孔６に合せて、
ケース４の内側に溶接により固着することもできる。

〔発明の効果〕

以上述べたことから本発明による軸流ファン装置ではフ
ァンケースに形成された取付孔をファン取付体に形成さ
れた係止孔に合せ、係止孔から取付孔に係止部材を挿通
し、この係止部材の端部がファン取付体の他側面から突
出ないように係止部材とファンケース内部とを係止する
ので、係止部材がファンケースやファン取付体から突出
ることのない軸流ファン装置が実現できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の軸流ファン装置を示す断面図、第２図
および第３図は第１図に矢印Ａ−Ａによって示す正面図
、第４図は軸流ファン装置を示す斜視図、第５図は従来
の軸流ファン装置の取付例を示し、第４図に矢印Ｂ−Ｂ
によって示す断面図である。 １・・・軸流ファン装置、２・・・ファン取付体（平板
構造体）、４・・・ファンケース（ケース）、５・・・
電動ファン、６・・・取付孔（貫通孔）、１３・・・係
止孔（皿孔）、１４．１５・・・係止部材（皿ボルト、
板ナツト）。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 実３図 為Ｉ　図 −ｈ　　　　　　　　　　　＋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動ファンを内蔵したファンケースに取付孔を形成して
   前記ファンケースをファン取付体の取付面に当接し、前
   記ファン取付体に前記取付孔に対応した係止孔を形成し
   、この係止孔に端部が前記ファン取付体の他側面から突
   出せずに前記ファンケースの内部に通じる係止部材を挿
   通させ、この係止部材と前記ファンケース内部とを係止
   させてなる軸流ファン装置。