JPH0346521Y2 - - Google Patents

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JPH0346521Y2
JPH0346521Y2 JP2776985U JP2776985U JPH0346521Y2 JP H0346521 Y2 JPH0346521 Y2 JP H0346521Y2 JP 2776985 U JP2776985 U JP 2776985U JP 2776985 U JP2776985 U JP 2776985U JP H0346521 Y2 JPH0346521 Y2 JP H0346521Y2
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JP
Japan
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end plate
housing
shield case
electronic device
heating element
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JP2776985U
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JPS61144678U (ja
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は電子機器筐体に関するものである。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
電子機器筐体は、基板および電子部品等の組付
け、取外しの容易化、部品点数の削減、電子部品
のレイアウトに起因する制限等を配慮して構造が
決定されている。
第3図は車載無線機の筐体1を示したものであ
る。この筐体1はアルミダイキヤストによつて形
成されており、その端板2には放熱器3が一体に
形成されている。そして、IC、TR等の発熱素子
4は端板2の内側に配設されている。また、この
筐体1では、発熱素子4から発生される電磁波
が、基板5上の部品に影響を与えないように、第
4図にも示したように、その発熱素子4の周囲
は、金属製でL字形に開口面を有するシールドケ
ース6によつて覆われる。なお、第3図におい
て、符号7は端板2を貫挿し、基板5にハンダ付
されたインターフエイス用のケーブルを示したも
のである。
しかしながら、このような構造の筐体1では、
金属製のシールドケース6を別に設ける必要があ
ることから、部品点数が多く、しかもその取付作
業が必要となつていた。
そこでこのような問題を解決するために、第5
図ないし第7図に示されるものが提供されてい
る。
第5図は他の車載無線機筐体の筐体11を示し
たものである。この筐体11では端板12の外面
に放熱器3が一体に形成されている。また、相対
向する側板14,15間に差し渡された隔壁板1
6の端部には、第7図にも示したように、シール
ドケース17が構成されている。そしてこの筐体
11では、第6図にも示したように基板18に一
体に支持された発熱素子19を上記シールドケー
ス17内に収容した後、端板12にネジ20を挿
通し、該ネジ20を発熱素子19に配設されたナ
ツト21に螺合させて、発熱素子19を端板12
に定着させる。
このような構造の筐体11では、発熱素子19
を定着させるために、上記ネジ20を端板12の
外側から挿通し、ナツト21に螺合させて発熱素
子19と端板12とを締結することから、その作
業性が悪い。そして、特にこの筐体11において
発熱素子19等を交換する作業を行う場合には、
インターフエイス用のケーブル22と基板18間
のハンダによる接合を解除し、さらにネジ20に
よる締結を解除し、その後発熱素子19を基板1
8ごと取り出さなくてはならず、その作業性が極
めて悪かつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記実情に鑑み、発熱素子交換時にお
ける作業性の良い電子機器筐体を提供することを
目的とする。
〔考案の概要〕
そこで、本考案ではシールドケースを一体に備
えた筐体本体と、外面に放熱器を備えた端板とを
別体に形成し、これらを組み付けた際に、端板の
内面に固定された発熱素子がシールドケース内に
収容されるようにして上記目的を達成している。
〔考案の実施例〕
以下、図面に示した実施例を参照しながら本考
案を説明する。第1図は本考案に係る電子機器筐
体を構成する筐体本体31と端板51とを示した
ものであり、第2図はこれら筐体本体31と端板
51とが組み付けられた電子機器筐体の断面を示
したものである。
筐体本体31は、相対向する側板32,33
と、これら側板32,33間に差し渡される隔壁
板34とによつて断面H形状に形成されており、
側板32,33の端部には舌片32a,33aが
配設されている。そして、これら舌片32a,3
3aにはネジ孔35がそれぞれ形成されている。
また、隔壁板34の端部には、第2図にも示され
る如く、箱体のシールドケース36が一体に形成
されており、このシールドケース36はL字形を
形成する2方面が開口されている。
一方、端板51は、その外面に放熱器52が一
体に形成され、かつ内面にIC等の発熱素子53
がネジ54によつて固定されている。さらに該端
板51の内面には、基板55の一端が固定されて
おり、この基板55には、端板51を嵌挿された
インターフエイス用のケーブル56の一端が、ハ
ンダによつて固着されている。また、端板51の
両端部には、筐体本体31のネジ孔35,35と
対応して孔57,57が形成されている。
このようにして形成された筐体本体31と端板
51とは、第2図に示したように、端板51の基
板55を筐体本体31の隔壁板34の下面に配置
し、さらに筐体本体31の舌片32a,33aを
端板51に当接させ、これらを端板51の外面よ
り挿通させたネジ58,58によつて互いに組み
付けられる。このとき、端板51に固定された発
熱素子53は、筐体本体31に形成されたシール
ドケース36内に収容される。
このように構成された筐体から発熱素子53を
取り外す場合には、まずネジ58,58をゆる
め、端板51と筐体本体31との締結を解除し、
端板51を筐体本体31から引き出す。そして、
引き出された端板51のネジ54,54をゆる
め、発熱素子53を端板51から取り外せば良
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る電子機器筐
体では、シールドケースを備えた筐体本体から、
発熱素子および基板が固定された端板を取り外
し、しかる後、発熱素子を端板から取り外すの
で、その発熱素子の交換作業を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る電子機器筐
体の構成を示すもので、第1図はその組立斜視
図、第2図はその断面図、第3図および第4図は
それぞれ従来の電子機器筐体を示す組立斜視図と
その断面図、第5図ないし第7図は従来の他の電
子機器筐体の構成を示すもので、第5図および第
6図はそれぞれ各部分の構成を示す斜視図、第7
図はその電子機器筐体の断面図である。 31……筐体本体、36……シールドケース、
51……端板、52……放熱器、53……発熱素
子、55……基板、56……ケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体本体と端板とから構成される電子機器筐体
    であつて、上記筐体本体と上記端板とを互いに別
    体に形成し、かつ上記筐体本体にシールドケース
    を一体に設けるとともに、上記端板の内面に基板
    および発熱素子を固定し、上記筐体本体に上記端
    板を組み付けたとき、上記シールドケース内に上
    記発熱素子が収容されるようにしたことを特徴と
    する電子機器筐体。
JP2776985U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0346521Y2 (ja)

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JP2776985U JPH0346521Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JP2776985U JPH0346521Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JPS61144678U JPS61144678U (ja) 1986-09-06
JPH0346521Y2 true JPH0346521Y2 (ja) 1991-10-01

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JP2776985U Expired JPH0346521Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2612339B2 (ja) * 1989-04-18 1997-05-21 三菱電機株式会社 電子機器筐体
EP2603928B1 (en) * 2010-07-16 2020-03-18 Emblation Limited Apparatus and method for thermal interfacing

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JPS61144678U (ja) 1986-09-06

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