JPS5815956Y2 - 液晶表示装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液晶表示装置に関するものである。

本考案の目的は、電子時計のガラス外周部と見切り部の
間隔を詰めることである。

本考案の他の目的は、液晶表示装置の部品点数を削減す
ることにある。

従来、デジタル時計のガラス外周と見切りの間隔は、第
１図Ａに示すように１２時−６時の方向が３時−９時の
方向より大きくなる傾向にあった。

その構造の→りを第２図に示す。

１はガラス、２は見切り板、３は液晶パネル、４は反射
板、５はコネクタ、６はパネル枠、７はパネル押工、８
は回路基板、９は地板、１０は外装である。

第２図において、ガラス外周（パツキン１３を含む）と
見切りの間隔ａは、その下に位置する液晶パネル３の外
周、パネル押工γ等々を覆い隠すため約４閣以上必要で
あった。

このａの値が太きいと時計の外観を損ねることになり、
時計が小型になればなる程見立ってくる場所で品る。

この間隔ａを小さくするためにパネル押工等を針装置０
の下側に配置したのが第３図であり、ガラス外周と見切
りの間隔すは第２図のａより小さくなっている。

しかし、第３図の構造では時計が厚くなってしまい、ま
たガラス１と液晶パネル３とが離れてしまうため表示が
極めて読みにくくなってしまう。

本考案は、上記の欠点を除去するものであり、第４図に
その実施例を示す。

ガラス１１はガラス押工１２で回路基板８と地板９に固
定されている。

また、見切り板２、液晶パネル３、コネクタ５はガラス
１１によってモジュールに位置決め、固定されている。

そして防水性はガラス１１と針装置０との間のパツキン
１３によって保証される。

この結果ガラス外周と見切りとの間隔Ｃは３問以下に抑
えることが可能となり、時計として厚くなることもない
。

またパネル枠が不要になるため部品点数を削減すること
ができる。

以上の如く、本考案によれば、電子時計においてその厚
みを増すことなくガラス外周と見切りとの間隔を詰める
ことができ、且つ、部品点数を削減することができる効
果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の外観図、第２図、第３図は従来例の断
面図、第４図は本考案の実施例の断面図。 １・・・・・・ガラス、２・・・・・・見切り板、３・
・・・・・液晶パネル、５・・・・・・コネクタ、６・
・・・・・パネル枠、７・・・・・・パネル押工、１１
・・・・・・ガラス、１２・・・・・・ガラス押工、１
３・・・・・・パツキン。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 下端部に段付部を有するガラスと、ガラスの内側に設け
   られた液晶パネルおよびコネクタと、ガラスの段付部を
   地板に保持するためのガラス押工とを備え、ガラスによ
   り液晶パネルおよびコネクタの位置決めおよび（２）定
   が行なわれる構成よりなる液晶表示装置。