JP2545865Y2 - 表示器の保持構造 - Google Patents

表示器の保持構造

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JP2545865Y2
JP2545865Y2 JP6755092U JP6755092U JP2545865Y2 JP 2545865 Y2 JP2545865 Y2 JP 2545865Y2 JP 6755092 U JP6755092 U JP 6755092U JP 6755092 U JP6755092 U JP 6755092U JP 2545865 Y2 JP2545865 Y2 JP 2545865Y2
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治之 恒松
一 佐藤
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株式会社田村電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワンピース型の電話機
等に設けらた通話時間、相手先電話番号等を表示する表
示器の保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の表示器の保持構造は、
電話機筐体の一方を構成するロアーケースに表示窓が穿
設され、この表示窓に透明のレンズ部材を嵌合させ、ロ
アーケース内側からレンズ部材にLCD等からなる偏平
状の表示器を載置する。ロアーケース内には、通話回路
を搭載した基板が実装され、この基板と前記表示器とを
電気的に接続するインタコネクタが配設されている。こ
のインタコネクタは、表示器をレンズ部材に安定的に押
さえつけるため、表示器の両端に一対用意され、表示器
と基板との間に介在され、基板をロアーケースに取付け
ることによって、インタコネクタを介して表示器を基板
とレンズ部材とで挟持するようにして保持している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来の表
示器の保持構造においては、電気的に接続するためのイ
ンタコネクタを一対必要とするため、部品点数が増加す
るとともに、組立中にインタコネクタが倒れ込み、組立
が煩雑となるといった問題があった。そこで、組立作業
を改善するために、インタコネクタを一つとして、その
代わりにスペーサを介在させる方法も採用されたが、部
品点数は依然として減らず、コストアップにつながると
いった欠点があった。
【0004】したがって、本考案は、上記したような従
来の問題あるいは欠点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、組立が容易で、かつ部品点数を
削減した表示器の保持構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案に係る表示器の保持構造は、ケース表面に穿
設された表示窓およびこの表示窓に隣接して穿設された
押釦摺動孔と、この押釦摺動孔に摺動自在に支持された
押釦と、ケース内に配設され前記表示窓に対応する表示
器および前記押釦に対応するスイッチを有するラバーシ
ートと、このラバーシートに積層されラバーシートのス
イッチにより閉成される導電部を有する基板と、この基
板と前記表示器とに挟持されこれら両者を電気的に導通
するコネクタとからなり、ケース内面に前記押釦摺動孔
を仕切る仕切壁が立設され、前記ラバーシートにこの仕
切壁の4隅に係合する係合片を設けるとともに、前記表
示器と基板との間に介在する延長部を設ける。
【0006】
【作用】本考案によれば、ラバーシートを仕切壁に載置
し、係合片を仕切壁の4隅に係合させることによって、
ラバーシートは仕切壁に対して位置決めされるととも
に、ラバーシートの延長部が表示器と基板との間に介在
する。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本考案に係る表示器の保持構造を採用した
コードレス電話機の外観図、図2は同じく分解斜視図、
図3は同じく要部側断面図である。これらの図におい
て、符号1で示すワンピース型のコードレス電話機の筐
体は、ロアーケース2とアッパーケース50とで構成さ
れ、アッパーケース50の背面下部には、図示しない充
電池が収納されて電池蓋51が被せられ、頭部にはアン
テナ52が植設されている。
【0008】ロアーケース2は、図2に示すように、浅
皿状に形成され、先端部に上方に突出した係合片2bが
一体形成されている。ロアーケース2の先端側底面部に
は、円環部3aと円環部3aと同心円状の小径で高さの
低い円環部3bとが立設され、円環部3b内の底面部に
は、複数の小孔3cが穿設されている。ロアーケース2
の底面部には、後述する通話基板35を取付けるための
3個のスタッド4a、4b、4cが立設されている。円
環部3aに隣接したロアーケース2の底面部には、底面
部を横断するように略矩形状の表示窓6が穿設されてい
る。表示窓6の円環部3a側の端縁6aには、立壁7が
立設されている。立壁7には、2個の溝7aが設けら
れ、リブ7bが一体形成されている。他方の端縁6bに
は、複数の突起8が表示窓6の長手方向に沿って設けら
れている。
【0009】表示窓6からロアーケース2の後端部に向
かう底面部には、平面視長穴状の穴9a、円形の穴9b
および矩形状の穴9cが、格子状に配列されるようにし
て穿設されている。これら穴9a、9bおよび9cのそ
れぞれを仕切る仕切壁10が格子状にロアーケース2の
底面部から立設されている。ロアーケース2の後端側底
面部には、円環部11aと円環部11aと同心円状の小
径で高さの低い円環部11bとが立設され、円環部11
b内の底面部には、複数の小孔11cが穿設されてい
る。ロアーケース2の開口端面2aには、4個のフック
13が立設されている。
【0010】15は、全体が薄板状の弾性部材からなる
防水シートで、基台16の中心部には、前記表示窓6と
同形状の穴16aが形成されている。基台16の一方の
側部には、上方に垂直に折り曲げられた3個の舌片17
が設けられており、先端には水平に折り曲げられた折曲
部17aが形成されている。この折曲部17aの高さT
から折曲部17aの厚みを除去した高さが、前記リブ7
bの端縁6aからの高さと同一に形成されている。舌片
17間には、防水シート15の基台16を前記表示窓6
の端縁6aに載置した際に、溝7aと幅、位置が同一の
溝18が設けられている。基台16の他方の側部には、
上方に垂直に折り曲げられた折曲片19が設けられてお
り、折曲片19の折り曲げ部分には、前記突起8に嵌合
する凹陥部19aが複数形成されている。
【0011】21は、全体が透明部材からなるレンズで
外径寸法が前記表示窓6と同一に形成されている。レン
ズ21の外周面上部には、外径寸法が前記防水シート1
5の基台16と同一に形成された鍔部21aが設けられ
ている。鍔部21aの左右両側部には、前記折曲部17
aの基台16からの高さTと同一の段差Dを有する段部
21bが設けられている。一方の段部21bには、前記
立壁7の溝7aに係合するL字状の突起22が設けられ
ている。レンズ21の上下両側部には、それぞれ一対の
突起23が設けられている。
【0012】25は、液晶表示器としてのLCDで、先
端に電気的導通部が形成された段部25aが設けられて
いる。26は、LCD25と後述する通話基板35とを
電気的に接続するインタコネクタである。28および2
9は、それぞれダイヤル釦および機能釦で、前記穴9b
および9a、9cに嵌装されて先端がロアーケース2か
らケース外部に露呈する。30は、全体がゴムで形成さ
れたラバーシートで、可撓性を有するスイッチ部31が
ダイヤル釦28および機能釦29に対応して配列されて
おり、スイッチ部31の上端面には導電部31aが設け
られている。ラバーシート30の外形寸法は、前記仕切
壁10の全体外形よりもやや大に形成され、下端四隅に
突出形成した断面が略L字状の係合片33は仕切壁10
の四隅に係合する。ラバーシート30の左側端には、L
CD25の段部25aを除いた部分と同一の外形を有す
る延長部34が形成されている。
【0013】35は、主に、通話回路部品を搭載した通
話回路用基板であり、外形寸法がロアーケース2の底面
部とほぼ同一に形成されている。基板35に設けた3個
の孔38a、38b、38cは、基板35を前記ロアー
ケース2のスタッド4a、4b、4cにねじ止めするた
めの取付孔である。基板35の下面先端側には、レシー
バ40が実装され、レシーバ40の下面には防水シール
40aが貼着されており、クッション41を介して前記
円環部3a内に嵌装される。第1の基板35の下面後端
側には、下面に防水シール42aが貼着されたマイクロ
ホン42が実装されており、クッション43を介して円
環部11a内に嵌装される。
【0014】以上の構成において、次に組立方法を説明
する。防水シート15の折曲片19の凹陥部19aを表
示窓6の端縁6bの突起8に嵌合させ位置決めして防水
シート15の基台16をロアーケース2の表示窓6の端
縁6a、6bに載置する。このとき、防水シート15の
舌片17の折曲部17aがリブ7bに載置されると共
に、穴16aが表示窓6に合致し、溝18が溝7aに位
置する。次に、レンズ21を防水シート15の穴16a
から表示窓6に嵌合させる。嵌合したレンズ21の鍔部
21aは、防水シート15の基台16を端縁6a、6b
と共に挟持する。レンズ21の突起22が、防水シート
15の溝18と立壁7の溝7aに嵌合し、レンズ21と
防水シート15とがロアーケース2に取付けられる。こ
のとき、防水シート15の折曲部17aが、レンズ21
の段部21bとリブ7bに挟持される。
【0015】レンズ21の基台21aの上面に、LCD
25を載置する。載置されたLCD25は、突起22、
23によってレンズ21に位置決めされる。LCD25
の段部25aにインタコネクタ26を載置する。ダイヤ
ル釦28と機能釦29をロアーケース2の穴9a、9
b、9cに嵌装する。ラバーシート30の係合片33を
仕切壁10の四隅に係合させて、ラバーシート30を仕
切壁10に位置決めして載置する。このとき、ラバーシ
ート30の延長部34が、LCD25上に載置される。
クッション41、43をロアーケース2の円環部3b、
11bに載置し、レシーバ40とスピーカ42を円環部
3a、4a内に嵌入させるようにして、第1の基板35
をラバーシート30上に載置する。ねじ45a、45
b、45cを取付孔38a、38b、38cに挿入して
ロアーケース2のスタッド4a、4b、4cに締め付け
て、基板35をロアーケース2に取付ける。
【0016】ラバーシート30に仕切壁10の四隅に係
合する係合片33を設けているので、仕切壁10に対し
てラバーシート30がずれたりすることがなく、確実に
位置決めが行われる。このとき、ラバーシート30に一
体に設けた延長部34がLCD25の上面に位置して、
LCD25と基板35との間の空間を埋めて、LCD2
5を基板35とレンズ21とで挟持し保持するようにし
たので、従来のように、固定用の別部材を設けたり、イ
ンタコネクタを両端に一対設けたりすることがなく、し
かも組立が容易となる。ロアーケース2には、図示しな
い無線ユニット等が組込まれて、係合片2bとフック1
3をアッパーケース50の図示しない係合突起と係合溝
に係合させることによって、ロアーケース2とアッパー
ケース50とを一体化させる。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、ケ
ース表面に穿設された表示窓およびこの表示窓に隣接し
て穿設された押釦摺動孔と、この押釦摺動孔に摺動自在
に支持された押釦と、ケース内に配設され前記表示窓に
対応する表示器および前記押釦に対応するスイッチを有
するラバーシートと、このラバーシートに積層されラバ
ーシートのスイッチにより閉成される導電部を有する基
板と、この基板と前記表示器とに挟持されこれら両者を
電気的に導通するコネクタとからなり、ケース内面に前
記押釦摺動孔を仕切る仕切壁が立設され、前記ラバーシ
ートにこの仕切壁の4隅に係合する係合片を設けるとと
もに、前記表示器と基板との間に介在する延長部を設け
たので、ラバーシートを仕切壁に載置し、係合片を仕切
壁の4隅に係合させることによって、ラバーシートは仕
切壁に対して位置決めされるとともに、ラバーシートの
延長部が表示器と基板との間に介在して、基板をケース
に取付けることによって、延長部を基板と表示器との間
に挟持し、保持固定するようにしたので、組立が容易で
ラバーシートを仕切壁の上方から載置するだけでよく、
組立の自動化が可能となるとともに、部品点数の削減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る表示器の保持構造を採用したコー
ドレス電話機の外観側面図である。
【図2】本考案に係る表示器の保持構造の分解斜視図で
ある。
【図3】本考案に表示器の保持構造の要部側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 コードレス電話機 2 ロアーケース 4 スタッド 6 表示窓 10 仕切壁 21 レンズ 25 LCD 26 インタコネクタ 30 ラバーシート 33 係合片 34 延長部 35 通話基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース表面に穿設された表示窓およびこ
    の表示窓に隣接して穿設された押釦摺動孔と、この押釦
    摺動孔に摺動自在に支持された押釦と、ケース内に配設
    され前記表示窓に対応する表示器および前記押釦に対応
    するスイッチを有するラバーシートと、このラバーシー
    トに積層されラバーシートのスイッチにより閉成される
    導電部を有する基板と、この基板と前記表示器とに挟持
    されこれら両者を電気的に導通するコネクタとからな
    り、ケース内面に前記押釦摺動孔を仕切る仕切壁が立設
    され、前記ラバーシートにこの仕切壁の4隅に係合する
    係合片を設けるとともに、前記表示器と基板との間に介
    在する延長部を設けたことを特徴とする表示器の保持構
    造。
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