JP2561423Y2 - 充電端子の組付構造 - Google Patents

充電端子の組付構造

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JP2561423Y2
JP2561423Y2 JP3855992U JP3855992U JP2561423Y2 JP 2561423 Y2 JP2561423 Y2 JP 2561423Y2 JP 3855992 U JP3855992 U JP 3855992U JP 3855992 U JP3855992 U JP 3855992U JP 2561423 Y2 JP2561423 Y2 JP 2561423Y2
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charging
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健夫 吉益
伸之 佐藤
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株式会社田村電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、筐体内部に充電池を内
蔵したコードレス電話機等における充電端子の組付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の充電端子の組付構造と
しては、アッパーケースとロアーケースとに2分割され
た筐体に一対のスリットを穿設し、筐体内部に配設した
プリント基板の一端に取付けられた充電端子を筐体内部
からスリットに挿入して充電端子の先端を筐体外部に露
呈させたものがある。また、他の例として、筐体をアッ
パーケースとロアーケースとに2分割し、これら両ケー
スの合わせ面に切欠きを形成し、アッパーケースとロア
ーケースとを合体させる際に切欠きにより充電端子を保
持させたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、第1の例に
おいては、充電端子の先端を筐体外部に露呈させるため
に、充電端子を筐体内部からスリットに挿入している。
一方、充電端子を取付けたプリント基板の筐体への取付
方法は、充電端子のスリットへの挿入方向と直行する方
向、すなわちロアーケースの開口側から行うために、こ
れら構成部品の組付方向が異なり、このため、組立の自
動化ができないといった欠点がある。また、第2の例に
おいては、両ケースの合わせ面に形成した切欠きに充電
端子を保持するので、充電端子の組込み方向は他の構成
部品と同一となり、上記第1の例の欠点は解消するもの
の、充電端子の高さ方向の位置が合わせ面の位置で決ま
ってしまい、充電器との関係で変更する場合には、両ケ
ースを根本的に設計変更する必要が生じ、このため、外
観意匠が大幅に変わってしまうといった問題がある。
【0004】したがって、本考案は、上記したような従
来の欠点あるいは問題に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、組立を容易とし、かつ充電端子
の位置を変える必要が生じた場合にも軽微な設計変更で
対応できるようにして、外観意匠が変わることない充電
端子の組付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案に係る充電端子の組付構造は、互いに合わせ
面を突き合わせて筐体を構成するロアーケースとアッパ
ーケースと、前記筐体内に配設される基板の一端に取付
けられた一対の充電端子とからなり、この充電端子の先
端を前記筐体の外部に露呈させた充電端子の組付構造で
あって、前記両ケースのどちらか一方の合わせ面から舌
片を突出形成すると共に、この舌片が嵌合する開口部を
他方のケースに形成し、前記舌片の両側端縁に一対の切
欠きを設け、この切欠きに前記充電端子を嵌合させたも
のである。
【0006】
【作用】本考案によれば、両ケースの合わせ面から突出
形成した舌片の側端縁に充電端子が嵌合する切欠きを設
けたので、充電端子の切欠きへの挿入方向と他の構成部
品との組込み方向が一致する。また、充電端子の高さ位
置を変更する場合には、舌片に設けた切欠きの位置を変
更することにより行われる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本考案に係る充電端子の組付構造を採用し
たコードレス電話機の一部破断側面図、図2は同じく分
解斜視図である。これらの図において、符号2で示すも
のは、後述するアッパーケース20とともにそれぞれの
合わせ面2bと20aとを突き合わせて合体することに
よりコードレス電話機1の筐体を構成する浅皿状に形成
された全体が合成樹脂で形成されたロアーケースであ
る。ロアーケース2の正面部2aの上下には、受話孔3
および送話孔4が、また中央部にはダイヤル釦8aや機
能釦8bが摺動自在に支持される釦孔5a、5bがそれ
ぞれ穿設され、送話孔4の周囲にはリング4aが、また
リング4aと釦孔5との間にはスタッド6がそれぞれ突
設されている。ロアーケース2の底面部には、合わせ面
2bから舌片7が立設しており、両側端縁7aは下方に
向かって緩やかに末広がり状に形成されると共に、この
両側端縁7aの略中央に一対の切欠き7bが設けられ、
舌片7の内面には、舌片7の上下方に沿って一対のガイ
ド突起7cが突設されている。
【0008】10はラバースイッチで、前述したダイヤ
ル釦8aと機能釦8bに対応してロアーケース2内に配
設されている。15はプリント基板で、図示を省略した
通信回路、無線ユニット等が搭載され、マイクロホン1
6、スピーカ17およびコネクタソケット18が実装さ
れており、中央に穴15aが、また下端縁には一対の凹
部15bがそれぞれ設けられている。19は略Lの字状
の充電端子で、プリント基板15に対して垂直方向に立
設する如くしてねじ19bによってプリント基板15の
下端縁に、取付けられており、先端の接点部19aはプ
リント基板15の下端縁から突出している。
【0009】アッパーケース20は、全体が合成樹脂で
形成され、底面側背面部には、凹陥状に形成した電池収
納室22が設けられている。電池収納室22の前面側の
仕切壁23の上部中央には、アッパーケース20内に貫
通する貫通孔24が穿設され、この貫通孔24の上方に
は、仕切壁23からひさし状に突設した突片25が設け
られている。この突片25の下面の根元部折曲部には第
1の係合部25aが、また下面先端側には凹陥状の第2
の係合部25bが設けられている。電池収納室22の両
側面部27の上端面には一対のガイド片27aが突設さ
れており、背面部28中央には開口部28aが設けら
れ、底面部30の中央には段付き穴30aが、また一側
には矩形状の穴30bがそれぞれ穿設されている。
【0010】この底面部30の後端部には、前記開口部
28aに対応して、目隠板33と係合板34とが重ねら
れるようにして立設されている。目隠板33は開口部2
8とほぼ同じ幅を有している。係合板34には、目隠板
33の高さよりも高く、かつ下端部が開口した一対の矩
形状の切欠き35が設けられており、切欠き35の目隠
板33から露呈した部分35aが係合穴を形成してい
る。このように、2枚の板33、34を重ね合わせ、一
方の板34に他方の板33よりも高く、かつ下端部が開
口した切欠き35を設け、他方の板33の上端より露呈
した部分35aを穴として形成することにより、アッパ
ーケース20を成形加工する際に図中上下方向の型開き
のみで行うことが可能となる。
【0011】40は充電池で、リード線40aを介して
コネクタ41が接続されている。45は電池蓋で、断面
略コの字状を呈する薄板の合成樹脂で形成されており、
前端部内面には、先端に凸部46aを有する略Lの字状
の弾性係合片46が取付けられられている。背面部47
の中央には、前記開口部28aと同一の幅に形成された
開口部47aが設けられており、開口部47aの上方内
面には、一対のロッド48が内方に向かって突設されて
いる。
【0012】本考案は以上のような構成をしており、以
下に組立方法を説明する。ロアーケース2の釦孔5にダ
イヤル釦8aおよび機能釦8bを挿入し、ラバースイッ
チ10を被せる。次に、あらかじめ充電端子19を実装
したプリント基板15を、溝15bを舌片7のガイド突
起7cに沿い、かつ穴15aがスタッド6に合致するよ
うにしてラバースイッチ10の上に被せる。同時に、充
電端子19の接点部19aが舌片7の両側端縁7aを摺
動して切欠き7bに嵌合する。このとき、両側端縁7a
は下方に向かって末広がり状に形成されているので、接
点部19aは無理なく円滑に切欠き7bに嵌合する。
【0013】しかるのち、アッパーケース20を、開口
部28aが舌片7に嵌合するようにし、段付き穴30a
がスタッド6に合致するようにしてロアーケース2に被
せ、それぞれの合わせ面を当接させ、ねじ30cを段付
き穴30aからスタッド6に螺合させることによって固
定する。この状態で、接点部19aは切欠き7bと開口
部28aの両側端縁とで挟持され固定される。このと
き、開口部28aと末広がり状に形成された舌片7との
間に生じる隙間は、目隠板33によって遮蔽されるの
で、意匠的にも問題となることもなく、またいたずらも
防止できる。
【0014】このように、接点部19aをロアーケース
2にアッパーケース20方向に立設した舌片7の両側端
縁に設けた切欠き7bに保持固定するようにしたので、
接点部19aの高さを変える必要が生じた場合にも、切
欠きの高さを変える比較的軽微な変更で対応でき、ロア
ーケース2とアッパーケース20の厚みを変えるような
根本的な変更を要することがない。また、接点部19a
の切欠き7bへの組込みをアッパーケース20等の他の
構成部品の組込み方向と同一の方向から行えるので、自
動組立が可能となる。
【0015】次に、コネクタ41を穴30bからコネク
タソケット18に電気的に結合して、充電池40を電池
収納室22に収納する。最後に、ロッド48を係合穴3
5aに挿入し、ガイド片27aによりガイドさせるよう
にして電池蓋45を両側面部27の上端縁を摺動させ、
弾性係合片46の先端を貫通孔25bに挿入させて凸部
46aを第1の係合部25bに係合させて、電池蓋45
によって電池収納室22を密閉する。なお、本実施例で
は、充電端子の組付構造をコードレス電話機に適用した
例を示したが、これに限定されず、充電値を内蔵した各
種電機製品に適用されることはいうまでのないことであ
る。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、互
いに合わせ面を突き合わせて筐体を構成するロアーケー
スとアッパーケースのどちらか一方の合わせ面から舌片
を突出形成すると共に、この舌片が嵌合する開口部を他
方のケースの合わせ面に形成し、前記舌片の両側端縁に
一対の切欠きを設け、この切欠きに前記充電端子を嵌合
させたようにして、充電端子の切欠きへの組込み方向と
他の構成部品との組込み方向とを一致させたので、組立
は容易となり、自動組立も可能となる。また、充電端子
の高さ位置を変更する必要が生じた場合にも、舌片の切
欠きの位置を変更するだけで、両ケースを抜本的に設計
変更する必要がないので、設計変更が容易であると共
に、外観の意匠を変える必要もないため、意匠設計の工
数の削減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る充電端子の組付構造を採用したコ
ードレス電話機の一部破断側面図である。
【図2】本考案に係る充電端子の組付構造を採用したコ
ードレス電話機の分解斜視図である。
【符号の説明】
2 ロアーケース 7 舌片 7a 側端縁 7b 切欠き 19 充電端子 19a 接点部 20 アッパーケース 28a 開口部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに合わせ面を突き合わせて筐体を構
    成するロアーケースとアッパーケースと、前記筐体内に
    配設される基板の一端に取付けられた一対の充電端子と
    からなり、この充電端子の先端を前記筐体の外部に露呈
    させた充電端子の組付構造において、前記両ケースのど
    ちらか一方の合わせ面から舌片を突出形成すると共に、
    この舌片が嵌合する開口部を他方のケースに形成し、前
    記舌片の両側端縁に一対の切欠きを設け、この切欠きに
    前記充電端子を嵌合させたことを特徴とする充電端子の
    組付構造。
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