JPH0222880Y2 - - Google Patents

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JPH0222880Y2
JPH0222880Y2 JP12036185U JP12036185U JPH0222880Y2 JP H0222880 Y2 JPH0222880 Y2 JP H0222880Y2 JP 12036185 U JP12036185 U JP 12036185U JP 12036185 U JP12036185 U JP 12036185U JP H0222880 Y2 JPH0222880 Y2 JP H0222880Y2
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chassis
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battery
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はカセツトテーププレーヤ等における電
池ホルダの改良に関する。
(従来の技術) 手軽に携帯できる小型のカセツトテーププレー
ヤ(以下、プレーヤと略記する)は普及してい
る。
この種プレーヤは電源として電池を内蔵するた
め、通常プレーヤの一部に電池ホルダを設けてい
る。
従来、かかる電池ホルダはキヤビネツトの一部
に電池を収納する凹所を形成し、この凹所の両端
に電池の負極部及び正極部に接触する端子金具を
夫々取付け、この端子金具と回路側、例えばプリ
ント配線基板や電源スイツチ等をリード線で接続
していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上述した従来の電池ホルダは2個の端
子金具や配線のためのリード線を必要とするため
部品点数が多くなり、しかも組立においては組付
け個所が多くなつたり半田付けを必要とする等、
部品コスト及び製造コストが大きくなる問題があ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は以下に示すプレーヤ等における電池ホ
ルダにより上述した従来の問題点を解決したもの
である。
つまり、本考案に係る電池ホルダは図面に示す
ようにシヤーシ2の一部を、付根部4aを残して
切欠き(切欠き部3)、当該付根部4aを折曲す
ることにより起立した例えば負極側の接触端子4
を形成するとともに、前記シヤーシ2を覆うキヤ
ビネツト5の内側に他方となる正極の接触端子6
を取付け、シヤーシ2とキヤビネツト5を組付け
た際に正極側の接触端子6の一部が回路基板7の
他方極側導体8に接触するようにしたことを特徴
とする。
(作用) 次に、本考案の作用について説明する。
本考案に係る電池ホルダは負極側の接触端子4
をシヤーシ2の一部を利用して一体に形成する。
通常シヤーシ2はアースされているため接触端子
4は回路側のアースラインと直接接続できる。ま
た、キヤビネツト5に取付けた正極側の接触端子
6は組立てにより回路側の正極導体と直接接続さ
れる。この正極導体は例えば電源スイツチ、或い
は回路のプラスラインに接続されている。これに
より両端子4と6間に電池を保持し、且つ電気的
に接続することができる。
(実施例) 以下には、本考案に係る好適な実施例を図面に
基づいて詳述する。
先ず、本考案を明確にするため、第2図を参照
して電池ホルダを備えるプレーヤ20の全体的概
略構成について説明する。同図はリツトを取り外
した状態のプレーヤの斜視図である。
プレーヤ20は本体21と、この本体21に対
しヒンジ部22により開閉自在なリツト23から
なる。本体21はさらにキヤビネツト5と、この
キヤビネツト5に取付け、且つ内側にプリント配
線基板(回路基板)7(第1図)を取付けたシヤ
ーシ2からなる。
キヤビネツト5においてリツト23側を平面側
とすると底面側には本考案に係る電池ホルダ1
(第1図)を備え、例えば蓋体(不図示)を着脱
することにより電池Sを収納又は取り外しができ
る。なお、第2図において、24,25はリール
軸、26,27はカセツトガイド、28は操作
釦、29は音量調節用スライドボリユーム、30
はヘツドホンジヤツクを夫々示す。
次に、第1図を参照して電池ホルダ1について
説明する。同図はプレーヤにおける電池ホルダの
要部を抽出した底面側からみた分解斜視図であ
る。
先ず、シヤーシ2の隅部にはその一部を切欠い
て略コの字形の切欠き部3を形成する。これによ
り付根部4aを介してシヤーシ2側に連続する細
長い板状の接触端子4を形成できる。接触端子4
は付根部4aを底面側へ折り曲げシヤーシ2に対
し略90゜の角度で起立せしめる。接触端子4の先
端寄りには外側から内側へ膨出させてボス部10
を形成し、このボス部10は電池Sの負極部略中
央に接触するようにその位置を選定する。また、
シヤーシ2において当該接触端子4の内方にはシ
ヤーシ2の縁辺に沿つて矩形状の切欠き部(第1
図又は第3図参照)を形成し、各切欠き部間の残
板部11a,11b…を平面側へ膨出させ、電池
受部11を形成する。なお、膨出させる曲率は電
池の外径と略一致させる。
一方、シヤーシ2の他の所定位置には同様に付
根部を残して一部を切欠き、この付根部を折曲し
て起立させたL形の基板支持ポスト31を形成す
る。支持ポスト31は図面上1個であるが、基板
7を安定に支持固定できる複数の支持ポストを設
ける。
また、プリント配線基板7は必要な電気回路等
を備えてあり、基板7にプリントされたアースラ
イン32に孔33を開けるとことにより、ねじ3
4によつて上記支持ポスト31にねじ止めする。
これにより、基板7は支持ポスト31によつてシ
ヤーシ2上に固定されるとともに、基板7のアー
スライン32とシヤーシ2は電気的に接続され
る。つまり負極の接触端子4とアースライン32
は接触端子4→シヤーシ2→支持ポスト31→ア
ースライン32の径路で接続される。
他方、キヤビネツト5の内側であつて、前記接
触端子4と対向する反対側の隅部には正極側の接
触端子6を取付ける。この接触端子6は一枚の板
材を折曲形成した端子金具である。同端子6はキ
ヤビネツト5の内壁に設けた、例えばスリツト状
の支持部(不図示)に差し込んで係合支持される
取付板部6aと、この取付板部6aの一端からU
字形に折曲し、弾性をもたせた電池接触部6b
と、取付板部6aから基板7の方向へ延出し、か
つその先端を尖頭形に形成した基板接触部6cか
らなる。これにより、シヤーシ2(基板7)とキ
ヤビネツト5を組付けた際は電池接触部6bは電
池S(例えば単3電池2個を縦方向接続)の正極
部に接触する位置となり、また、基板接触部6c
はその先端が基板7の例えば半田付面を有するプ
ラスライン35に接触し、且つ基板7により押さ
えられて接触端子6はキヤビネツトに固定され
る。よつて同端子6は直接基板7のプラスライン
35に接続されることになる。
以上の構成により、接触端子用金具は1個、つ
まり従来の半分で足り、また回路側とはリード線
を1本も使用しないで接続することができる。
次に、シヤーシ2とキヤビネツト5の組付方法
について第3図を参照して具体的に説明する。同
図はシヤーシとキヤビネツトの取付構造を示す要
部を抽出した斜視図である。
先ず、シヤーシ2の前後の端辺において、前端
辺40は後述するキヤビネツト5側の支持突起に
係止するように、その形状を選定する。また、後
端辺41は端縁一部を略90゜折曲して係止縁42
…を形成するとともにシヤーシ21に並行な矩形
状の係止突片43,43を左右所定位置に一体形
成する。この突片43,43は上記係止縁42よ
りもキヤビネツト5の厚さ分程度外方へ突出する
ように形成する。一方、キヤビネツト5の前後の
側板において、前側板44には左右所定位置に前
記シヤーシ2の前端辺40を挟んで支持する、例
えば三角形状の一対の突起を二連形成した支持突
起45,45を形成する。また後側板46には前
記突片43,43が挿入し係止する支持孔47,
47を形成する。
これにより、キヤビネツト5へシヤーシ2を組
付けるに当たつては先ず、シヤーシ2の前端辺4
0を支持突起45,45に係合させ、次いで、キ
ヤビネツト(合成樹脂製)5の弾性を利用して突
片43,43を支持孔47,47へ嵌め入れば一
体に固定することができ、ねじ等の取付部品は一
切不要である。
また、シヤーシ2の両側端辺であつて後端には
耳片状に一体形成したリツト支持板48,48を
上方へ略90゜起立させて設ける。支持板48,4
8の外側には突起軸49,49を内側から膨出さ
せて形成する。他方、第2図のようにリツト23
の両側端辺にも当該支持板48,48の外面に重
り合う被支持板部50,50を一体形成し、この
被支持板部50,50には上記突起軸49,49
が回動自在に挿入する軸受孔51,51を形成す
る。
これにより、リツト23はシヤーシ2、つまり
キヤビネツト5に対し、突起軸49,49を支点
として回動自在に取付けることができる。
なお、リツト23の前端辺には前方へ若干突出
させたストツパ用突起52を一体形成し、リツト
23を閉じたとき当該突起52がキヤビネツト5
の内壁にクリツク式に係止する。
また、キヤビネツト5の後側板46の上端略中
央には上方へ起立したカセツト押え板53を一体
形成する。この押え板53は適度の弾性が付与さ
れるように板厚、大きさ、形状等を選定する。こ
れにより従来のような板ばね金具を用いる必要が
ない。
さらにまた、第4図(カセツトガイドの側面
図)に示すようにカセツトガイド26,27の上
半部であつて、リール側に位置する部分にはガイ
ド26の軸方向に沿つて一定の肉厚を有する盛上
げ部60を形成した。従来のカセツトガイドはそ
の位置のばらつきによつてカセツトテープTのセ
ツト時にカセツトテープTが他の部位に当たつた
りしてスムースにセツトできないこともあつた
が、本実施例のように形成することにより、セツ
ト時に盛上げ部60がカセツトテープを後方へ若
干押すため上記従来の弊害を解消できる。
以上、実施例について、詳細に説明したが、本
考案はこのような実施例に限定されるものではな
い。例えばプレーヤ(カセツトテーププレーヤ)
を例示したが、携帯ラジオ、携帯テレビ、その他
電池を内蔵する各種機器に適用できる。また、電
池は2本の電池を縦方向に配列した場合を示した
が、1本又は3本以上の場合でもよいし、或いは
横方向に並べて配列した場合であつてもよい。そ
の他、細部の構成(凹凸係合部の入れ換え等)、
形状、配列、数量等において本考案の精神を逸脱
しない範囲で任意変更実施できる。
(考案の効果) このように、本考案に係るプレーヤ等における
電池ホルダはシヤーシの一部を直接利用して一方
の接触端子を形成し、また、他方の接触端子を直
接回路基板に接触させて構成したため、従来の電
池ホルダに比べ端子金具が半減し、しかも接触端
子と回路側の接続用リード線は一切いらないため
大幅な部品コストの低減を図れる。
また、加工や組立と同時に成形或いは接続を行
えるため半田付けが不用となる等製造コストの大
幅な低減を図れる。
さらにまた、配線不要に基づく小型コンパクト
化、信頼性向上にも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る実施例を示し、第1図はプ
レーヤにおける電池ホルダの要部を抽出した底面
側からみた分解斜視図、第2図はリツトを取り外
した状態のプレーヤの斜視図、第3図はシヤーシ
とキヤビネツトの取付構造を示す要部を抽出した
斜視図、第4図はカセツトガイドの側面図。 尚図面中、1……電池ホルダ、2……シヤー
シ、3……切欠き部、4……一方極の接触端子、
4a……付根部、5……キヤビネツト、6……他
方極の接触端子、7……回路基板、8……他方極
側導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤーシの一部を、付根部を残して切欠き、当
    該付根部を折曲することにより起立した一方極の
    接触端子を形成するとともに、前記シヤーシを覆
    うキヤビネツトの内側に他方極の接触端子を取付
    け、シヤーシとキヤビネツトを組付けた際に他方
    極の接触端子の一部が回路基板の他方極側導体に
    接触するようにしたカセツトテーププレーヤ等に
    おける電池ホルダ。
JP12036185U 1985-08-06 1985-08-06 Expired JPH0222880Y2 (ja)

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JP12036185U JPH0222880Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JP12036185U JPH0222880Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JPS6229695U JPS6229695U (ja) 1987-02-23
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