JPH0593140U - コードレス電話機 - Google Patents
コードレス電話機Info
- Publication number
- JPH0593140U JPH0593140U JP3855892U JP3855892U JPH0593140U JP H0593140 U JPH0593140 U JP H0593140U JP 3855892 U JP3855892 U JP 3855892U JP 3855892 U JP3855892 U JP 3855892U JP H0593140 U JPH0593140 U JP H0593140U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- engaging
- hole
- storage chamber
- battery lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドセットを薄型としてデザイン的に優れ
たままとして縦置きを可能とする。 【構成】 アッパーケース20の底面側背面部に、電池
収納室22が凹設されている。電池収納室22の仕切壁
23には、貫通孔24が穿設され、根元部に第1の係合
部25aが設けられた突片25が突設されている。貫通
孔24に対応した電池収納室22の後端側には係合板3
4と目隠板33とにより形成された係合穴35aが設け
られている。電池蓋45の前面側内面には先端に凸部4
6aを有する弾性係合片46が突設され、背面部47に
はロッド48が突設されている。電池蓋45は、ロッド
48を係合穴35aに挿入し、凸部46aを第1の係合
部に係合させることにより、電池収納室22を密閉す
る。そして、突片25には電池蓋45を摺動させ開く方
向に凸部46aと係合する第2の係合部25bが設けら
れている。
たままとして縦置きを可能とする。 【構成】 アッパーケース20の底面側背面部に、電池
収納室22が凹設されている。電池収納室22の仕切壁
23には、貫通孔24が穿設され、根元部に第1の係合
部25aが設けられた突片25が突設されている。貫通
孔24に対応した電池収納室22の後端側には係合板3
4と目隠板33とにより形成された係合穴35aが設け
られている。電池蓋45の前面側内面には先端に凸部4
6aを有する弾性係合片46が突設され、背面部47に
はロッド48が突設されている。電池蓋45は、ロッド
48を係合穴35aに挿入し、凸部46aを第1の係合
部に係合させることにより、電池収納室22を密閉す
る。そして、突片25には電池蓋45を摺動させ開く方
向に凸部46aと係合する第2の係合部25bが設けら
れている。
Description
【0001】
本考案は、コードレス電話機に関し、特にハンドセットを充電器に横置きにし て充電する所謂横型のコードレス電話機に関する。
【0002】
コードレス電話機には、用途別に応じて、デザインを重視したハンドセットを 充電器に横置きにして充電する所謂横型のコードレス電話機と、使い勝手を重視 してハンドセットの下端部の底面積を広くしてハンドセットを充電器に縦置きに して充電する所謂縦型のコードレス電話機とに大別される。 前者の横型のコードレス電話機におけるハンドセットは、充電器あるいは電話 機本体に合わせて薄型にデザインされている。
【0003】
このようにハンドセットが薄型にデザインされた横型のコードレス電話機にお いては、充電器で充電せずに充電器から取り外した状態にして机等に載置すると きには、ハンドセットの下端部が縦置きとするのに充分な底面積を有していない ので、横置きにして載置せざるお得なく、このためハンドセットが余分なスペー スを占有して机を狭くするといった欠点があった。 この欠点を解消するために、縦型のコードレス電話機と同様にハンドセットの 下端部底面積を広くして縦置きを可能としたものも考案されたが、全体として厚 みが増してしまいデザインを損なうといった問題があった。
【0004】 したがって、本考案は上記したような従来の欠点あるいは問題に鑑みてなされ てものであり、その目的とするところは、ハンドセットを薄型としてデザイン的 に優れたままとして縦置きを可能としたコードレス電話機を提供することにある 。
【0005】
この目的を達成するために、本考案に係るコードレス電話機は、筐体背面側下 部に凹設した電池収納室と、この電池収納室を覆う電池蓋とを備え、この電池蓋 に弾性係合片を設け、この弾性係合片と係合して前記電池蓋を電池収納室に摺動 させて着脱自在とする係合部を電池収納室に設けると共に、この係合部から電池 蓋を摺動させた途中に前記弾性係合片と係合する別の係合部を電池収納室に設け たものである。
【0006】
本考案によれば、電池蓋を摺動させて弾性係合片を別の係合部に係合させるこ とにより、電池蓋の下端部がハンドセットの下端部から突出して、この突出部が ハンドセットを縦置きしたときの支持部として機能する。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係るコード レス電話機の一部破断側面図、図2は同じく分解斜視図、図3は同じく要部側断 面図である。 これらの図において、符号2で示すものは、後述するアッパーケース20とと もにそれぞれの合わせ面2bと20aとを突き合わせて合体することによりコー ドレス電話機1の筐体を構成する浅皿状に形成された全体が合成樹脂で形成され たロアーケースである。ロアーケース2の正面部2aの上下には、受話孔3およ び送話孔4が、また中央部にはダイヤル釦8aや機能釦8bが摺動自在に支持さ れる釦孔5a、5bがそれぞれ穿設され、送話孔4の周囲にはリング4aが、ま たリング4aと釦孔5との間にはスタッド6がそれぞれ突設されている。ロアー ケース2の底面部には、合わせ面2bから舌片7が立設しており、両側端縁7a は下方に向かって緩やかに末広がり状に形成されると共に、この両側端縁7aの 略中央に一対の切欠き7bが設けられ、舌片7の内面には、舌片7の上下方に沿 って一対のガイド突起7cが突設されている。
【0008】 10はラバースイッチで、前述したダイヤル釦8aと機能釦8bに対応してロ アーケース2内に配設されている。15はプリント基板で、図示を省略した通信 回路、無線ユニット等が搭載され、マイクロホン16、スピーカ17およびコネ クタソケット18が実装されており、中央に穴15aが、また下端縁には一対の 凹部15bがそれぞれ設けられている。19は略Lの字状の充電端子で、プリン ト基板15に対して垂直方向に立設する如くしてねじ19bによってプリント基 板15の下端縁に、取付けられており、先端の接点部19aはプリント基板15 の下端縁から突出している。
【0009】 アッパーケース20は、全体が合成樹脂で形成され、底面側背面部には、凹陥 状に形成した電池収納室22が設けられている。電池収納室22の前面側の仕切 壁23の上部中央には、アッパーケース20内に貫通する貫通孔24が穿設され 、この貫通孔24の上方には、仕切壁23からひさし状に突設した突片25が設 けられている。この突片25の下面の根元部折曲部には第1の係合部25aが、 また下面先端側には凹陥状の第2の係合部25bが設けられている。電池収納室 22の両側面部27の上端面には一対のガイド片27aが突設されており、背面 部28中央には開口部28aが設けられ、底面部30の中央には段付き穴30a が、また一側には矩形状の穴30bがそれぞれ穿設されている。
【0010】 この底面部30の後端部には、前記開口部28aに対応して、目隠板33と係 合板34とが重ねられるようにして立設されている。目隠板33は開口部28と ほぼ同じ幅を有している。係合板34には、目隠板33の高さよりも高く、かつ 下端部が開口した一対の矩形状の切欠き35が設けられており、切欠き35の目 隠板33から露呈した部分35aが係合穴を形成している。このように、2枚の 板33、34を重ね合わせ、一方の板34に他方の板33よりも高く、かつ下端 部が開口した切欠き35を設け、他方の板33の上端より露呈した部分35aを 穴として形成することにより、アッパーケース20を成形加工する際に図中上下 方向の型開きのみで行うことが可能となる。
【0011】 40は充電池で、リード線40aを介してコネクタ41が接続されている。 45は電池蓋で、断面略コの字状を呈する薄板の合成樹脂で形成されており、 前端部内面には、先端に凸部46aを有する略Lの字状の弾性係合片46が取付 けられられている。背面部47の中央には、前記開口部28aと同一の幅に形成 された開口部47aが設けられており、開口部47aの上方内面には、一対のロ ッド48が内方に向かって突設されている。
【0012】 本考案は以上のような構成をしており、以下に組立方法を説明する。 ロアーケース2の釦孔5にダイヤル釦8aおよび機能釦8bを挿入し、ラバー スイッチ10を被せる。 次に、あらかじめ充電端子19を実装したプリント基板15を、溝15bを舌 片7のガイド突起7cに沿い、かつ穴15aがスタッド6に合致するようにして ラバースイッチ10の上に被せる。同時に、充電端子19の接点部19aが舌片 7の両側端縁7aを摺動して切欠き7bに嵌合する。 このとき、両側端縁7aは下方に向かって末広がり状に形成されているので、 接点部19aは無理なく円滑に切欠き7bに嵌合する。
【0013】 しかるのち、アッパーケース20を、開口部28aが舌片7に嵌合するように し、段付き穴30aがスタッド6に合致するようにしてロアーケース2に被せ、 それぞれの合わせ面を当接させ、ねじ30cを段付き穴30aからスタッド6に 螺合させることによって固定する。この状態で、接点部19aは切欠き7bと開 口部28aの両側端縁とで挟持され固定される。 このとき、開口部28aと末広がり状に形成された舌片7との間に生じる隙間 は、目隠板33によって遮蔽されるので、意匠的にも問題となることもなく、ま たいたずらも防止できる。
【0014】 このように、接点部19aをロアーケース2にアッパーケース20方向に立設 した舌片7の両側端縁に設けた切欠き7bに保持固定するようにしたので、接点 部19aの高さを変える必要が生じた場合にも、切欠きの高さを変える比較的軽 微な変更で対応でき、ロアーケース2とアッパーケース20の厚みを変えるよう な根本的な変更を要することがない。 また、接点部19aの切欠き7bへの組込みをアッパーケース20等の他の構 成部品の組込み方向と同一の方向から行えるので、自動組立が可能となる。
【0015】 次に、コネクタ41を穴30bからコネクタソケット18に電気的に結合して 、充電池40を電池収納室22に収納する。 最後に、ロッド48を係合穴35aに挿入し、ガイド片27aによりガイドさ せるようにして電池蓋45を両側面部27の上端縁を摺動させ、弾性係合片46 の先端を貫通孔25bに挿入させて凸部46aを第1の係合部25bに係合させ て、電池蓋45によって電池収納室22を密閉する。
【0016】 次に、このように組立てられたコードレス電話機の使用状態を説明する。 通常状態においては、コードレス電話機1は、図1の状態に示すように電池蓋 45によって電池収納室22を密閉状態とし、図示を省略した充電器にロアーケ ース2を下方側にして載置している。 充電が完了して充電器に載置する必要がなくなったり、あるいは身近に置いて おく場合には、図3の状態から図4(b)に示すように、電池蓋45を矢印A方 向に摺動させ、第1係合部25aに係合している弾性係合片46の凸部46aを 弾性変形させて、第1係合部25aから第2係合部25bに係合させて、電池蓋 45を半開き状態に保持する。
【0017】 この状態で、図4(a)に示すように、コードレス電話機1を机50等に立て て置くと電池蓋45の後端部の突出した部分45aが一方の支えとなり、机50 に当接する他方の支え46とともにコードレス電話機1を2点で支持することと なり、コードレス電話機1を安定して支持することができる。 このように、コードレス電話機1を構成するハンドセットの底面部を平坦状に したり、底面積を広くしたりすることなく、安定させることができるので、意匠 上自由度が増し、特に薄型にデザインされた横置き型のコードレス電話機を縦置 きとしても使用できるので、スペースを有効に利用できる。
【0018】
以上説明したように本考案によれば、筐体背面側下部に凹設した電池収納室と 、この電池収納室を覆う電池蓋とを備え、この電池蓋に弾性係合片を設け、この 弾性係合片と係合して前記電池蓋を電池収納室に摺動させて着脱自在とする係合 部を電池収納室に設けると共に、この係合部から電池蓋を摺動させた途中に前記 弾性係合片と係合する別の係合部を電池収納室に設け、弾性係合片を別の係合部 に係合させて電池蓋を半開き状態に保持することにより、電池蓋の一部をコード レス電話機を縦置きにしたときの支えとしたので、コードレス電話機を構成する ハンドセットの底面部を平坦状にしたり、底面積を広くしたりすることなく、安 定させることができるので、意匠上自由度が増し、特に薄型にデザインされた横 置き型のコードレス電話機を縦置きとしても使用できるので、載置スペースを有 効に利用できる。
【図1】本考案に係るコードレス電話機の一部破断側面
図である。
図である。
【図2】本考案に係るコードレス電話機の分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】本考案に係るコードレス電話機の要部側断面図
である。
である。
【図4】本考案に係るコードレス電話機の使用状態を示
し、(a)は側面図、(b)は要部側断面図である。
し、(a)は側面図、(b)は要部側断面図である。
1 コードレス電話機 2 ロアーケース 20 アッパーケース 22 電池収納室 24 貫通穴 25 係合片 25a 第1の係合部 25b 第2の係合部 35a 係合穴 40 充電池 45 電池蓋 46 弾性係合片 46a 凸部 48 ロッド
Claims (1)
- 【請求項1】 筐体背面側下部に凹設した電池収納室
と、この電池収納室を覆う電池蓋とを備え、この電池蓋
に弾性係合片を設け、この弾性係合片と係合して前記電
池蓋を電池収納室に摺動させて着脱自在とする係合部を
電池収納室に設けると共に、この係合部から電池蓋を摺
動させた途中に前記弾性係合片と係合する別の係合部を
電池収納室に設けたことを特徴とするコードレス電話
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3855892U JPH0593140U (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | コードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3855892U JPH0593140U (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | コードレス電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593140U true JPH0593140U (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=12528628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3855892U Pending JPH0593140U (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | コードレス電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0593140U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011199679A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 携帯端末 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP3855892U patent/JPH0593140U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011199679A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 携帯端末 |
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