JPS6240476Y2 - - Google Patents

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JPS6240476Y2
JPS6240476Y2 JP1980104758U JP10475880U JPS6240476Y2 JP S6240476 Y2 JPS6240476 Y2 JP S6240476Y2 JP 1980104758 U JP1980104758 U JP 1980104758U JP 10475880 U JP10475880 U JP 10475880U JP S6240476 Y2 JPS6240476 Y2 JP S6240476Y2
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JP
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battery
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contacts
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JP1980104758U
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JPS5729199U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型電子機器のケースにおける静電シ
ールド構造に関する。
小型電子式計算機などの小型電子機器において
は、機器ケースに触れた人間の手などから静電気
が、ケース内の回路や電子部品に伝わることを防
止して静電気による誤動作をなくすために静電シ
ールド構造を設けている。
しかして、小型電子機器に使用される機器ケー
スには、合成樹脂からなるケース本体の上面と下
面に装飾用として金属板からなるパネルを被せた
構造のものがある。このケースに静電シールド構
造を設ける場合には、上部および下部の両パネル
を互いに電気的に接続して両パネルを接地電位領
域とすることが好ましい。そこで、従来はケース
本体に上下に貫通して形成した孔にコイルばねを
挿入し、このコイルばねの端部を両パネルに接触
する構造としている。
しかしながら、このような静電シールド構造で
は、接続部材として特別にコイルばねを必要とす
るので部品点数が増加し、またコイルばねをケー
ス本体の孔に挿入してケースを組立てる作業を必
要として組立工数が増加する欠点がある。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、従
来から設けている電池接触子を接続部材として使
用し、部品点数および組立工数の減少を図つた小
型電子機器の静電シールド構造を提供することを
目的とする。
以下本考案を図面で示す一実施例について説明
する。
この実施例は小型電子式計算機の静電シールド
構造に適用したものである。図中1は合成樹脂で
形成された矩形板をなすケース本体、2,3は金
属板で形成された矩形板をなす上部パネルおよび
下部パネルで、ケース本体1の上面には上部パネ
ル2が被嵌されて粘着テープ4により接着固定さ
れ、ケース本体1の下面には下部パネル3がビス
により着脱可能に取付けられケースが構成され
る。ケース本体1と上部パネル2には押釦スイツ
チの押釦5を挿入する複数の釦孔6と表示装置用
の表示窓7が共通に形成してあり、ケース本体1
の一隅部には電源用釦形電池8を挿入する電池収
納部9が上下に貫通して形成してある。下部パネ
ル3はケース本体1下面を閉塞する。また、ケー
ス本体1と下部パネル3との間には、押釦スイツ
チの複数の可動接点(図示せず)を有する接点ゴ
ムシート10と、複数の固定接点(図示せず)を
形成した回路基板11が上下に重ねて設けてあ
る。なお、ケース本体1の電池収納部9を形成し
た部分は接点ゴムシート10および回路基板11
には重合せず直接下部パネル3に重合してあり、
電池収納部9の近傍に回路基板11の周縁部が位
置する。電池8は下部パネル3を取外して(−)
極8aを上側にして電池収納部9に下方から挿入
し、下部パネル3をケース本体1に取付けた時
に、粘着テープ12により下部パネル3に固定し
た絶縁シート13で押える。
静電シールド構造について述べる。図中14は
金属板からなる電池端子バネで、この電池端子バ
ネ14は第2図でも示すように中央平板部の下方
へ折曲した部分には係合孔14a,14aが対向
して形成してある。電池端子バネ14の中央平板
部には一対の電池接触子15,15が下方へ折曲
して形成してあり、中央平板部の一側隅部には基
板接続子16が回路基板11の高さに応じて下方
へ折曲して形成してある。電池端子バネ14の中
央平板部の他側隅部にはパネル接触子17が上部
パネル2の高さに応じて上方へ折曲して形成して
あり、中央平板部の一側中央部にはパネル接触子
18が下部パネル2の高さに応じて下方へ向けて
折曲形成してある。すなわち、電池端子バネ14
は電池接続用の接触子15および接続子16と、
静電シールド用の接触子17,18を有してお
り、各接触続子15〜18は各々弾性を有してい
る。また、ケース本体1においては電池収納部9
の両側方に対向して孔19,19を形成し、この
孔19,19の壁部に係合爪20,20が形成し
てある。ケース本体1の電池収納部9の一側方の
個所には、電池端子バネ14の基板接続子16と
パネル接触子18に対応する位置に孔21と孔2
2が上下に貫通して各々形成してある。また、回
路基板11における電池収納部9近傍の周縁部に
は、ケース本体1の孔21に対応する個所に電極
23が形成してあり、孔22に対向する個所には
切欠部24が形成してある。
そして、第3図および第4図でも示すように、
電池端子バネ14は中央平板部が電池収納部9の
開口を覆うようにしてケース本体1の上面に配置
され、中央平板部の両側部をケース本体1の孔1
9,19に上方から挿入して係合孔14a,14
aに係合爪20,20を係合することにより固定
されている。電池端子バネ14の電池接触子1
5,15は電池収納部9に上方から入つて電池8
の(−)極8aに弾性的に接触して電池8を押
え、基板接続子16はケース本体1の孔21に上
方から挿入して下方へ突出し、回路基板11の電
極23に弾性的に接触する。すなわち、電池端子
バネ14は電池8の(−)極8aを接触子15お
よび接続子16を介して回路基板11の電極23
に接続する。また、電池端子バネ14の上部のパ
ネル接触子17は上部パネル2に押圧されてその
内面に弾性的に接触し、下部のパネル接触子18
はケース本体1の孔22に上方から挿入して下方
へ突出し、さらに回路基板11の切欠部24を通
つて下部パネル3の内面に弾性的に接触する。こ
のため、シールド本体14は接触子17,18を
介して上部パネル2と下面パネル3を相互に電気
的に接続する。これにより上部パネル2と下部パ
ネル3は、相互に導通状態となるとともに電池端
子バネ14を介して電池8の(−)極側に接続さ
れて接地電位ラインとなる。従つて、上部および
下部パネル2,3の両方で広い領域を接地電位ラ
インとして、ケースに触れる静電気に対してケー
ス内部に設けた電子部品をシールドすることがで
きる。なお、ケース本体1の電池収納部9に形成
した取付部25に電池接触子26を取付け、この
電池接触子26の一端を電池8の(+)極に接触
するとともに他端部を回路基板11に形成した電
極27に接触する。
しかして、電池端子バネ14はパネル接触子1
7,18により両パネル2,3を接続する静電シ
ールド機能を有するだけでなく、電池接触子15
および基板接続子16により電池接触部材(電池
ばね)としての機能も有しており、電池端子バネ
と電池接触部材を一体化して両方の機能を兼用さ
せたものである。言換えればこの電池端子バネ1
4は従来から使用されている電池接触部材を利用
して、これに静電シールド機能を有する構造を付
加することにより製作できる。従つて、静電シー
ルド用として特別に専用の部材を設ける必要がな
い。
なお、電池端子バネは電池と接触する接触子お
よび回路基板と接続する接続子、両パネルを接続
する接触子を有するものであれば良く、ケースは
ケース本体に上面および下面パネルを組合せるも
のであれば良く、いずれも前述の実施例に限定さ
れない。また、実施例では電池の(−)極をパネ
ルに接続しているが、電池の(+)極をパネルに
接続する構成でも良い。また、電池端子バネの基
板接続子と回路基板の接点とは直接半田付により
接続されていても良いし、リード線を介して接続
されていても良い。本考案は小型電子式計算機に
限らず、小型電子機器一般に広く適用できる。
本考案の小型電子機器の静電シールド構造は以
上説明したように、ケースの各パネルを接続して
静電シールド効果を図つた小型電子機器におい
て、ケースに係合して取付けられる電池端子ばね
により両パネル、回路基板を電池のアース電極に
接続するようにしたので、専用の接続部材を特別
に設ける必要がなく部品点数が減少し、接続部材
の製作が不要になり部品コストを低減できるとと
もに接続部材を組込む組立作業も不要になり組立
工数が減少して全体として経済性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を小型電子式計算機に適用した
一実施例を示す分解斜視図、第2図は電池端子バ
ネを示す斜視図、第3図および第4図は各々電池
端子バネをケースに取付けた構成を示す縦断側面
図である。 1……ケース本体、2……上部パネル、3……
下部パネル、8……電池、9……電池収納部、1
4……電池端子バネ、15……電池接触子、16
……基板接続子、17,18……パネル接触子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器内部に回路基板、電池および前記回路基板
    と前記電池を接続する導電性の電池端子バネを有
    する小型電子機器のケース本体のほぼ上面全体お
    よびほぼ下面全体を、それぞれ金属製の上部パネ
    ルおよび下部パネルで覆つた小型電子機器の静電
    シールド構造において、前記ケース本体に前記電
    池を収納する電池収納部を設けるとともに、前記
    ケース本体および前記電池端子バネのそれぞれに
    相互に係合する係合手段を設け、且つ、前記電池
    端子バネに前記電池収納部に収納された電池の一
    方の電極に接触する接触子と、回路基板の接点と
    接触する接触子と、前記上部パネルに接触する接
    触子と、前記下部パネルに接触する接触子とを一
    体形成し、前記電池端子バネにより、前記電池の
    一方の電極、回路基板の接点、上部パネルおよび
    下部パネルをすべて電気的に接続したことを特徴
    とする小型電子機器の静電シールド構造。
JP1980104758U 1980-07-24 1980-07-24 Expired JPS6240476Y2 (ja)

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JPS5729199U JPS5729199U (ja) 1982-02-16
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JPS61212239A (ja) * 1985-03-15 1986-09-20 Ajinomoto General Food Kk 健康志向食品用または飲料用組成物の製造方法
JPH067599Y2 (ja) * 1987-08-25 1994-02-23 ソニー株式会社 電子機器
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5067645A (ja) * 1973-10-12 1975-06-06
JPS5388112A (en) * 1977-01-13 1978-08-03 Toshiba Corp Controlling for power converting device

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