JP2001343897A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001343897A
JP2001343897A JP2000160299A JP2000160299A JP2001343897A JP 2001343897 A JP2001343897 A JP 2001343897A JP 2000160299 A JP2000160299 A JP 2000160299A JP 2000160299 A JP2000160299 A JP 2000160299A JP 2001343897 A JP2001343897 A JP 2001343897A
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Sukenori Watanabe
祐紀 渡邊
Setsuya Kataoka
摂哉 片岡
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】操作部材による押圧で基台が撓んでも、撓みに
よる表示素子の滲みを防止することができる表示装置を
提供することである。 【解決手段】この表示装置は、LCD2が固着されるL
CD取付部1aと、外力を受ける釦押圧受け部1dが基
台1に設けられている。そして、上記基台1のLCD取
付部1aと釦押圧受け部1dとの間に、撓み非伝達部1
cが設けられている。この撓み非伝達部1cにより、上
記外力により生じる当該基台1の撓みがLCD取付部1
aに伝達されるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に関し、よ
り詳細には液晶表示のにじみを防止することが可能な表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子等を用いて種々の表示を行
う表示装置は、従来より種々提案されている。例えば、
カメラに用いられる表示装置に於いては、カメラの各種
モード、フィルムの撮影枚数等、カメラの各種状態を表
示するために用いられている。
【0003】一方、このような表示装置に於いては、一
般に表示素子を金属やプラスチックから成る保持部材
や、電気基板等に固定し、カメラ等、機器本体に取付け
られている。例えば、特開平6−222443号公報に
記載の表示装置に於いては、LCD押さえと称される部
材にて、導電ゴムを介して電気基板と液晶表示板との導
通をとると共に、電気基板上に固定され、カメラ内の所
定の位置に配されている。
【0004】これに対し、このような表示装置は、取付
けられた機器本体の各種状態や、各種モード等を表示す
ることに用いられることが多い。この際に、表示装置
と、機器本体の操作をするための操作部材が近接して配
されるほうが、使用者にとって表示を視認しながら操作
することができるので好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶表
示素子等に於いては、外力が加えられるとその表示の鮮
鋭度が劣化し、表示の滲み等が発生してしまう。特に、
上述したように、表示装置の近傍に操作部材を設けた場
合、その操作に於いて、表示素子の表示性能に悪影響を
及ぼす虞れがある。
【0006】すなわち、直接的に表示素子に外力が加え
られなくとも、表示素子が取付けられている部材が上記
操作部材の操作等によって変形したりすれば、その変形
により表示素子に外力が加えられ、表示性能に悪影響を
及ぼす場合がある。
【0007】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、その目的とする所は、外力が加えられた場合に於い
ても、その表示が鮮明に観察可能な表示装置を、簡単な
構成、且つ、少ない部品点数で実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、表示
素子と、該表示素子が固着される素子受部及び外力を受
ける受け部とを有する基台と、を具備し、上記基台の上
記素子受部と受け部との間に、上記外力により生じる当
該基台の撓みを上記素子受部に伝達しない非伝達部が設
けられていることを特徴とする。
【0009】またこの発明は、表示素子と、該表示素子
が固着される素子受部及び外力を受ける受け部とを有す
る基台と、上記受け部を覆うように配される電気基板
と、上記電気基板上の上記受け部に対応した位置に設け
られたスイッチ手段と、装置の外部を覆う外装部材と、
上記スイッチ手段に対応した上記外装部材の所定の位置
に配される操作部材と、上記受け部と上記素子受部との
間に穿設された開口部と、を具備することを特徴とす
る。
【0010】この発明の表示装置にあっては、表示素子
が固着される素子受部と、外力を受ける受け部とが基台
に設けられている。そして、上記基台の上記素子受部と
受け部との間に、上記外力により生じる当該基台の撓み
を上記素子受部に伝達しない非伝達部が設けられてい
る。
【0011】またこの発明の表示装置にあっては、表示
素子が固着される素子受部と、外力を受ける受け部とが
基台に設けられている。また、上記受け部を覆うように
電気基板が配されており、該電気基板上の上記受け部に
対応した位置にスイッチが設けられている。そして、こ
の表示装置の外部は外装部材によって覆われており、上
記スイッチ手段に対応した上記外装部材の所定の位置に
は操作部材が配されている。更に、上記受け部と上記素
子受部との間には、開口部が穿設されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】初めに、図1乃至図3を参照して、本発明
の第1の実施の形態について説明する。
【0014】図1は本発明の表示装置の第1の実施の形
態を示すもので、(a)は表示装置の組付け状態を示す
分解斜視図、(b)は該表示装置の固定状態を示す断面
図である。また、図2は釦の押圧操作により生じる撓み
が表示素子に影響しないことを表した図、図3は本第1
の実施の形態の表示装置を備えたカメラの外観図であ
る。
【0015】図1(a)及び(b)に於いて、この表示
装置は、表示素子が固定される金属製の基台1と、表示
素子としての液晶表示板(LCD)2と、このLCD2
に接続されたプリント基板3を有して構成されている。
【0016】上記基台1には、LCD2が取付けられる
素子受部としてのLCD取付部1a、LCD2を取付け
る際の位置基準となる一対の凸部1b、一対の釦押圧受
け部1d、上記LCD取付部1aと釦押圧受け部1dと
の間に設けられたスリット状の長穴から成る撓み非伝達
部1c、カメラへ固定する際に使用する一対のビス孔1
e等が形成されている。
【0017】上記凸部1bは、LCD2の釦押圧受け部
1d方向への移動を規制するために設けられたもので、
溝状のスリットの内側に於いて、LCD取付部1a側か
ら伸びる伸長部をLCD2側に折り曲げて形成される。
【0018】尚、上記撓み非伝達部1cは、上記外力に
よって生じる撓みをLCD取付部1aに伝えないように
するためのもので、上記LCD取付部1aと釦押圧受け
部1dの間に設けられる。更に、上記釦押圧受け部1d
は、表示装置への外力を受けるために設けられたもので
ある。
【0019】上記LCD2は、カメラの各種モードや撮
影駒数等、カメラの状態を表示するための液晶表示板か
ら成る表示素子であって、上記基台1に設けられた凸部
1bに、その端面を当て付けた状態で粘着テープ5aに
より基台1に固定される。これにより、LCD2の上記
押圧受け部1d方向への位置が規制される。
【0020】プリント基板3は、上記LCD2と熱圧着
等により電気的に接続されており、このプリント基板を
介して、図示されない制御手段とLCD2とを接続して
いる。このプリント基板3上の上記釦押圧受け部1dそ
れぞれに対応する位置に、外部操作を検出するためのス
イッチ手段を構成するスイッチパターン3aが、更に上
記凸部1bそれぞれに対応する位置には該凸部1bが挿
通可能な開口部3bが設けられている。そして、このプ
リント基板3は、LCD取付部1aより釦押圧受け部1
d側に配置されており、該釦押圧受け部1dを覆うよう
にして取付けられ、上記撓み非伝達部1cより上記釦押
圧受け部1d側で、粘着テープ5bによって基台1に固
定される。
【0021】更に、本実施の形態の表示装置が取付けら
れるカメラの外装を形成するカメラ外装部6の上記スイ
ッチパターン3aに対応する位置には、カメラの各種モ
ード、例えばストロボ撮影モードやデータ写し込みモー
ド等を設定するための操作部材である釦4が配設されて
いる。この釦4は、押圧された際に、上記スイッチパタ
ーン3aに当接するように構成されている。
【0022】上記釦4は、図1(b)に示されるよう
に、上記プリント基板3と離間した位置に配されてお
り、カメラ外装部6に設けられた一対の釦用孔6cの周
囲に、接着剤等により接着されて取付けられる。上記釦
4の端面4aは導電ゴムにより構成されており、上述し
たように、該釦4が押圧操作されることにより上記釦端
面4aがスイッチパターン3aと当接する。
【0023】このとき、上記スイッチパターン3aが有
する一対のパターン同士が、上記釦端面4aを介して導
通されることで、上記釦4の押圧操作が検出される。そ
して、この検出信号に基いて、図示されない制御手段に
よって、カメラの各種モード設定、及び切換えがなさ
れ、必要に応じてLCD2の表示切換えが行われる。
【0024】また、カメラ外装部6には、LCD2と対
応する位置に該LCD2の表示が観察可能なように光透
過性材料から成るLCD窓6aが取付けられると共に、
釦4と対応する位置には、釦用孔6cが形成されてい
る。そして、この釦用孔6cを通して上記釦4の操作部
がカメラ外部に露呈し、カメラ内側からこの釦用孔6c
の周囲で釦4が外装部6に接着固定される。更に、この
カメラ外装部6には、ビス7によって基台1を該カメラ
外装部6に固定するための一対のビス締め部6bが、撓
み非伝達部1cの両端近傍に対応する位置に形成されて
いる。
【0025】図1(b)に示されるように、撓み非伝達
部1cは、基台1上のLCD取付部1aと釦押圧受け部
1dの間に穿設された上記LCD2の長手方向に沿った
スリット状の孔から成る。
【0026】ところで、本実施の形態に於いて、この基
台1はプレス加工により形成することを想定している。
よって、上記スリット状の長孔の内側に於いて、LCD
取付部1a側から所定量伸張部を残して、該スリット状
の長孔を形成し、その後、該伸張部を上記LCD取付部
1a側へ折り曲げることにより、簡単に上記凸部1dを
形成することができる。
【0027】更に、上述したように、上記ビス孔1eに
上記LCD取付部1aとは裏側からビス7が通され、外
装部6に設けられたビス締め部6bにビス7が締め付け
られることで、上記基台1が、外装部6に固定される。
【0028】こうして、基台1がカメラ外装部6に固定
された状態が、図3に示される。
【0029】すなわち、釦用孔6cより釦4が露出され
てユーザにより押圧操作可能となっている。尚、このカ
メラ外装部6には、レンズ鏡筒10や、撮影を行うため
のレリーズ釦11、ズーム釦12等が設けられている。
【0030】以上のような構成により、ユーザは、LC
D窓6aを介してLCD2の各種表示を確認しながら、
釦4を押圧することによりカメラの各種モード等の切換
え動作を行うことができる。
【0031】ここで、図2を参照して、撓み非伝達部1
cの作用について説明する。
【0032】上述のように、ユーザが釦4を押圧操作し
た場合、その押圧力は基台1の釦押圧受け部1dに伝達
される。その際、基台1はその押圧力により撓みが発生
するが、釦押圧受け部1dとLCD取付部1aとの間に
穿設されたスリット状の長孔から成る撓み非伝達部1c
が存在するため、上記撓みがLCD取付部1aまで及ぶ
ことがない。すなわち、釦押圧受け部1dとLCD取付
部1aとが、撓み非伝達部1cによりあたかも切断され
ているかのように構成されているため、上記押圧力がL
CD取付部1aまで伝達されるのを防ぎ、ひいてはLC
D取付部1aに撓みが発生することを防止している。
【0033】ところで、一般に液晶表示素子は、応力が
加えられると少なからず表示に、滲みが発生し、表示の
鮮鋭度が損なわれてしまう。これは、液晶表示素子に直
接的に外力を加えた場合に限らず、該液晶表示素子が固
定される基台に撓みが発生した場合に於いても、同様で
ある。すなわち、本実施の形態に於いて、LCD取付部
1aに撓みが発生すると、LCD2の表示に滲みが発生
してしまう。しかしながら、上述のように、本実施の形
態に於いては、釦4を押圧操作した場合に於いても、そ
の押圧力による撓みはLCD取付部1aには発生するこ
とがなく、LCDの表示が滲むこともない。
【0034】このように、第1の実施の形態では、LC
D取付部と釦押圧受け部との間にスリット状の長孔から
成る撓み非伝達部を設けることで、釦押圧受け部に生じ
る撓みをLCDに伝達されず、滲みを防止することがで
きる。加えて、LCD取付部と釦押圧受け部とを一体に
形成することができるため、表示装置の組立てコスト、
組立て工数が増すこともない。
【0035】また、上述のように、撓み非伝達部を形成
するためのスリット状の長孔を形成する際に、LCDの
位置決めを行えるように凸部を設けているため、部品製
作上も簡単にできる上にLCDを組付ける際には、正確
にその位置を決めることができる。
【0036】次に、図4乃至図6を参照して、本発明の
第2の実施の形態について説明する。
【0037】図4は本発明の表示装置の第2の実施の形
態を示すもので、(a)は表示装置の組付け状態を示す
分解斜視図、(b)は該表示装置の固定状態を示す断面
図である。また、図5は釦の押圧操作により生じる撓み
が表示素子に影響しないことを表した図、図6は本第2
の実施の形態による釦押圧受け部及びその周辺部の構造
を示した図である。
【0038】図4(a)及び(b)に於いて、この表示
装置は、表示素子が固定される金属製である基台15
と、表示素子としての液晶表示板(LCD)16と、こ
のLCD16に接続されたプリント基板17を有して構
成されている。
【0039】尚、本実施の形態の説明に於いて、上述の
第1の実施の形態と同様である部分については説明を省
略する。
【0040】上記基台15には、LCD16が取付けら
れる素子受部としてのLCD取付部15aと、一対の橋
渡し部15b、撓み非伝達部15c、釦押圧受け部15
d及びビス孔15e等が形成されている。
【0041】上記橋渡し部15bは、図5及び図6に示
されるように、釦押圧受け部15dと基台15とを接続
する部分である。すなわち、釦押圧受け部15dは、こ
の橋渡し部15bによってのみ、基台15に接続されて
いることになる。
【0042】上記撓み非伝達部15cは、上記外力によ
って生じる撓みをLCD取付部15aに伝えないように
するためのもので、上記LCD取付部15aと釦押圧受
け部15dの間に設けられる。更に、上記釦押圧受け部
15dは、表示装置への外力を受けるために設けられた
ものである。
【0043】また、上記たわみ非伝達部15cは、上記
釦押圧受け部15dの外周に沿うように設けられた円弧
状の孔により構成される。上記釦押圧受け部15dに対
して、上記LCD取付部15aとは逆側に上記釦押圧受
け部15dと上記基台15とを結ぶ橋渡し部15bが形
成されている。
【0044】尚、上記LCD16は、粘着テープ19a
によってLCD取付部15aに固定されている。
【0045】プリント基板17は、LCD取付部15a
より釦押圧受け部15d側に配置されており、該釦押圧
受け部15dを覆うようにして取付けられている。そし
て、該プリント基板17は、上記撓み非伝達部15c、
及び釦押圧受け部15dを避けた位置にて、粘着テープ
19bにより基台15に固定される。尚、プリント基板
17上には、基台15に設けられた一対の釦押圧受け部
15dに対応する位置に、一対のスイッチパターン17
aが設けられている。
【0046】更に、本実施の形態の表示装置が取付けら
れるカメラの外装を形成するカメラ外装部20の上記ス
イッチパターン17aに対応する位置には、カメラの各
種モード、例えばストロボ撮影モードやデータ写し込み
モード等を設定するための操作部材である釦18が配設
されている。この釦18は、押圧された際に、上記スイ
ッチパターン17aに当接するように構成されている。
【0047】上記釦18は、図4(b)に示されるよう
に、上記プリント基板17と離間した位置に配されてお
り、カメラ外装部20に設けられた一対の釦用孔20c
の周囲に、接着剤等により接着されて取付けられる。上
記釦18の端面18aは導電ゴムにより構成されてお
り、上述したように、該釦18が押圧操作されることに
より上記釦端面18aがスイッチパターン17aと当接
する。
【0048】このとき、上記スイッチパターン17aが
有する一対のパターン同士が、上記釦端面18aを介し
て導通されることで、上記釦18の押圧操作が検出され
る。そして、この検出信号に基いて、図示されない制御
手段によって、カメラの各種モード設定、及び切換えが
なされ、必要に応じてLCD16の表示切換えが行われ
る。
【0049】また、カメラ外装部20には、LCD16
と対応する位置に該LCD16の表示が観察可能なよう
に光透過性材料から成るLCD窓20aが取付けられる
と共に、釦18と対応する位置には、釦用孔20cが形
成されている。そして、この釦用孔20cを通して上記
釦18の操作部がカメラ外部に露呈し、カメラ内側から
この釦用孔20cの周囲で釦18が外装部20に接着固
定される。更に、このカメラ外装部20には、ビス21
によって基台15を該カメラ外装部20に固定するため
の一対のビス締め部20bが形成されている。
【0050】更に、上述したように、上記ビス孔15e
に上記LCD取付部15aとは裏側からビス21が通さ
れ、ビス締め部20bにビス21が締め付けられること
で、上記基台15が固定される。
【0051】以上のような構成により、ユーザは、LC
D窓20aを介してLCD16の各種表示を確認しなが
ら、釦18を押圧することによりカメラの各種モード等
の切換動作を行うことができる。
【0052】このとき、図6に示されるように、釦押圧
受け部15dが押圧を受けると、撓みは橋渡し部15b
のみに生じるため、LCD取付部15aへは伝達されな
い。したがって、LCD16に滲みが生じることがなく
なる。
【0053】このように、第2の実施の形態によれば、
釦押圧受け部よりLCD取付部側に該釦押圧受け部の外
周に沿って、円弧状の孔から成る撓み非伝達部を形成す
ることで、釦押圧受け部に生じる撓みをLCDに伝え
ず、滲みを防ぐことができる。また、上述のように、撓
み非伝達部を形成することで、LCD取付部と釦押圧受
け部とを一体に形成することができるので、部品点数、
組立コスト、組立工数が低減できる。加えて、上述の第
1の実施の形態に比べ、釦押圧受け部の周囲にのみ撓み
非伝達部を設ければよいので、釦位置やビス締め用孔等
のレイアウトの自由度を増すことができる。更に、第1
の実施の形態に比べて、撓み非伝達部を形成するために
形成する孔が小さくすることができるので、基台全体の
強度を増すことができる。
【0054】尚、本発明の上記実施の形態によれば、以
下の如き構成を得ることができる。
【0055】すなわち、 (1) 表示素子と、該表示素子が固着される素子受部
及び外力を受ける受け部とを有する基台と、上記受け部
を覆うように配される電気基板と、上記電気基板上の上
記受け部に対応した位置に設けられたスイッチ入力用ラ
ンドパターンと、装置の外部を覆う外装部材と、上記ス
イッチ入力用ランドパターンに対応した上記外装部材の
所定の位置に配される操作部材と、上記基台の上記素子
受部と受け部との間に穿設された非伝達部と、を具備
し、上記操作部材を押圧操作した際に、上記非伝達部の
上記受け部側の一端が弾性変形可能であることを特徴と
する表示装置。
【0056】(2) 表示素子と、該表示素子が固着さ
れる素子受部及び外力を受ける受け部とを有する基台
と、上記受け部を覆うように配される電気基板と、上記
電気基板上の上記受け部に対応した位置に設けられたス
イッチ入力用ランドパターンと、装置の外部を覆う外装
部材と、上記スイッチ入力用ランドパターンに対応した
上記外装部材の所定の位置に配される操作部材と、を具
備し、上記基台の上記受け部の周りには、接続部を残し
て開口部が穿設され、上記操作部材が操作された際に、
上記接続部が弾性変形可能なことを特徴とする表示装
置。
【0057】(3) 上記接続部は、上記受け部を介し
て上記素子受け部と反対側に設けられていることを特徴
とする上記(2)に記載の表示装置。
【0058】(4) 表示素子と基台とを具備する表示
装置に於いて、上記基台は、上記表示素子が取付けられ
る取付部と、外力を受ける押圧受け部と、上記外力によ
って生じる撓みを上記取付部に伝えない、上記取付部と
上記押圧受け部の間に設けた非伝達部と、を有すること
を特徴とする表示装置。
【0059】(5) 上記押圧受け部を覆うように配置
されるプリント基板上のスイッチパターンを押すことで
上記表示素子の表示切換えを行う操作部材を更に具備す
ることを特徴とする上記(4)に記載の表示装置。
【0060】(6) 上記非伝達部は、溝状のスペース
で構成されることを特徴とする上記(4)に記載の表示
装置。
【0061】(7) 上記基台は、上記溝状のスペース
の両端近傍で、上記基台を取付ける機器に固定されるこ
とを特徴とする上記(6)に記載の表示装置。
【0062】(8) 上記溝状のスペースの内側に於い
て、上記取付部側から伸びる伸長部を表示素子側に折り
曲げて形成される凸部を更に有することを特徴とする上
記(6)に記載の表示装置。
【0063】(9) 上記凸部は、上記表示素子の上記
押圧受け部方向への移動を規制することを特徴とする上
記(7)に記載の表示装置。
【0064】(10) 上記非伝達部は、上記押圧受け
部を囲むように設けられたスペースで構成されることを
特徴とする上記(3)に表示装置。
【0065】(11) 上記基台は、上記取付部と上記
押圧受け部との間で、上記基台を取付ける機器に固定さ
れることを特徴とする上記(8)に記載の表示装置。
【0066】(12) 上記表示素子は、上記取付部に
粘着テープで固定されていることを特徴とする上記
(3)に記載の表示装置。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外力が加
えられた場合に於いても、その表示が鮮明に観察可能な
表示装置を、簡単な構成、且つ少ない部品点数で実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の第1の実施の形態を示すも
ので、(a)は表示装置の組付け状態を示す分解斜視
図、(b)は該表示装置の固定状態を示す断面図であ
る。
【図2】釦の押圧操作により生じる撓みが表示素子に影
響しないことを表した図である。
【図3】第1の実施の形態の表示装置を備えたカメラの
外観図である。
【図4】本発明の表示装置の第2の実施の形態を示すも
ので、(a)は表示装置の組付け状態を示す分解斜視
図、(b)は該表示装置の固定状態を示す断面図であ
る。
【図5】釦の押圧操作により生じる撓みが表示素子に影
響しないことを表した図である。
【図6】第2の実施の形態による釦押圧受け部及びその
周辺部の構造を示した図である。
【符号の説明】
1 基台、 1a LCD取付部、 1b 凸部、 1c 撓み非伝達部、 1d 釦押圧受け部、 1e ビス孔、 2 液晶表示板(LCD)、 3 プリント基板、 3a スイッチパターン、 4 釦、 5a、5b 粘着テープ、 6 カメラ外装部、 6a LCD窓、 6b ビス締め部、 6c 釦用孔、 7 ビス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA40 QA02 QA16 2H100 AA41 BB05 BB06 BB11 DD08 EE00 2H102 CA00 5G435 AA09 BB12 EE04 EE13 EE37 EE49 GG42 LL14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示素子と、 該表示素子が固着される素子受部及び外力を受ける受け
    部とを有する基台と、 を具備し、 上記基台の上記素子受部と受け部との間に、上記外力に
    より生じる当該基台の撓みを上記素子受部に伝達しない
    非伝達部が設けられていることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 表示素子と、 該表示素子が固着される素子受部及び外力を受ける受け
    部とを有する基台と、 上記受け部を覆うように配される電気基板と、 上記電気基板上の上記受け部に対応した位置に設けられ
    たスイッチ手段と、 装置の外部を覆う外装部材と、 上記スイッチ手段に対応した上記外装部材の所定の位置
    に配される操作部材と、 上記受け部と上記素子受部との間に穿設された開口部
    と、 を具備することを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 上記電気基板は、上記表示素子と電気的
    に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の表
    示装置。
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