JPH0626339U - 表示器の保持構造 - Google Patents

表示器の保持構造

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JPH0626339U
JPH0626339U JP6755092U JP6755092U JPH0626339U JP H0626339 U JPH0626339 U JP H0626339U JP 6755092 U JP6755092 U JP 6755092U JP 6755092 U JP6755092 U JP 6755092U JP H0626339 U JPH0626339 U JP H0626339U
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治之 恒松
一 佐藤
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株式会社田村電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立が容易で、かつ部品点数を削減を図る。 【構成】 ロアーケース2の底面には、スタッド4が立
設され、表示窓6および摺動孔9a、9b、9cが穿設
され、摺動孔9の周りには仕切壁10が立設されてい
る。表示窓6には、レンズ21が嵌合し、レンズ21上
には、段部25aを有するLCD25が載置される。摺
動孔9a、9b、9cには、ダイヤル釦28、機能ボタ
ン29が遊嵌され、ラバーシート30が仕切壁10に被
せられる。26は、段部25aと基板35との間に挟持
されて、両者の電気的接続を行うインタコネクタであ
る。そして、ラバーシート30に、仕切壁10の4隅と
係合する係合片33を設けるとともに、LCD25と基
板35との間に介在する延長部34を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワンピース型の電話機等に設けらた通話時間、相手先電話番号等を 表示する表示器の保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の表示器の保持構造は、電話機筐体の一方を構成するロアーケ ースに表示窓が穿設され、この表示窓に透明のレンズ部材を嵌合させ、ロアーケ ース内側からレンズ部材にLCD等からなる偏平状の表示器を載置する。ロアー ケース内には、通話回路を搭載した基板が実装され、この基板と前記表示器とを 電気的に接続するインタコネクタが配設されている。このインタコネクタは、表 示器をレンズ部材に安定的に押さえつけるため、表示器の両端に一対用意され、 表示器と基板との間に介在され、基板をロアーケースに取付けることによって、 インタコネクタを介して表示器を基板とレンズ部材とで挟持するようにして保持 している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の表示器の保持構造においては、電気的に接続するためのイ ンタコネクタを一対必要とするため、部品点数が増加するとともに、組立中にイ ンタコネクタが倒れ込み、組立が煩雑となるといった問題があった。そこで、組 立作業を改善するために、インタコネクタを一つとして、その代わりにスペーサ を介在させる方法も採用されたが、部品点数は依然として減らず、コストアップ につながるといった欠点があった。
【0004】 したがって、本考案は、上記したような従来の問題あるいは欠点に鑑みてなさ れたものであり、その目的とするところは、組立が容易で、かつ部品点数を削減 した表示器の保持構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る表示器の保持構造は、ケース表面に 穿設された表示窓およびこの表示窓に隣接して穿設された押釦摺動孔と、この押 釦摺動孔に摺動自在に支持された押釦と、ケース内に配設され前記表示窓に対応 する表示器および前記押釦に対応するスイッチを有するラバーシートと、このラ バーシートに積層されラバーシートのスイッチにより閉成される導電部を有する 基板と、この基板と前記表示器とに挟持されこれら両者を電気的に導通するコネ クタとからなり、ケース内面に前記押釦摺動孔を仕切る仕切壁が立設され、前記 ラバーシートにこの仕切壁の4隅に係合する係合片を設けるとともに、前記表示 器と基板との間に介在する延長部を設ける。
【0006】
【作用】
本考案によれば、ラバーシートを仕切壁に載置し、係合片を仕切壁の4隅に係 合させることによって、ラバーシートは仕切壁に対して位置決めされるとともに 、ラバーシートの延長部が表示器と基板との間に介在する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る表示器 の保持構造を採用したコードレス電話機の外観図、図2は同じく分解斜視図、図 3は同じく要部側断面図である。 これらの図において、符号1で示すワンピース型のコードレス電話機の筐体は 、ロアーケース2とアッパーケース50とで構成され、アッパーケース50の背 面下部には、図示しない充電池が収納されて電池蓋51が被せられ、頭部にはア ンテナ52が植設されている。
【0008】 ロアーケース2は、図2に示すように、浅皿状に形成され、先端部に上方に突 出した係合片2bが一体形成されている。ロアーケース2の先端側底面部には、 円環部3aと円環部3aと同心円状の小径で高さの低い円環部3bとが立設され 、円環部3b内の底面部には、複数の小孔3cが穿設されている。ロアーケース 2の底面部には、後述する通話基板35を取付けるための3個のスタッド4a、 4b、4cが立設されている。円環部3aに隣接したロアーケース2の底面部に は、底面部を横断するように略矩形状の表示窓6が穿設されている。表示窓6の 円環部3a側の端縁6aには、立壁7が立設されている。立壁7には、2個の溝 7aが設けられ、リブ7bが一体形成されている。他方の端縁6bには、複数の 突起8が表示窓6の長手方向に沿って設けられている。
【0009】 表示窓6からロアーケース2の後端部に向かう底面部には、平面視長穴状の穴 9a、円形の穴9bおよび矩形状の穴9cが、格子状に配列されるようにして穿 設されている。これら穴9a、9bおよび9cのそれぞれを仕切る仕切壁10が 格子状にロアーケース2の底面部から立設されている。ロアーケース2の後端側 底面部には、円環部11aと円環部11aと同心円状の小径で高さの低い円環部 11bとが立設され、円環部11b内の底面部には、複数の小孔11cが穿設さ れている。ロアーケース2の開口端面2aには、4個のフック13が立設されて いる。
【0010】 15は、全体が薄板状の弾性部材からなる防水シートで、基台16の中心部に は、前記表示窓6と同形状の穴16aが形成されている。基台16の一方の側部 には、上方に垂直に折り曲げられた3個の舌片17が設けられており、先端には 水平に折り曲げられた折曲部17aが形成されている。この折曲部17aの高さ Tから折曲部17aの厚みを除去した高さが、前記リブ7bの端縁6aからの高 さと同一に形成されている。舌片17間には、防水シート15の基台16を前記 表示窓6の端縁6aに載置した際に、溝7aと幅、位置が同一の溝18が設けら れている。基台16の他方の側部には、上方に垂直に折り曲げられた折曲片19 が設けられており、折曲片19の折り曲げ部分には、前記突起8に嵌合する凹陥 部19aが複数形成されている。
【0011】 21は、全体が透明部材からなるレンズで外径寸法が前記表示窓6と同一に形 成されている。レンズ21の外周面上部には、外径寸法が前記防水シート15の 基台16と同一に形成された鍔部21aが設けられている。鍔部21aの左右両 側部には、前記折曲部17aの基台16からの高さTと同一の段差Dを有する段 部21bが設けられている。一方の段部21bには、前記立壁7の溝7aに係合 するL字状の突起22が設けられている。レンズ21の上下両側部には、それぞ れ一対の突起23が設けられている。
【0012】 25は、液晶表示器としてのLCDで、先端に電気的導通部が形成された段部 25aが設けられている。26は、LCD25と後述する通話基板35とを電気 的に接続するインタコネクタである。28および29は、それぞれダイヤル釦お よび機能釦で、前記穴9bおよび9a、9cに嵌装されて先端がロアーケース2 からケース外部に露呈する。30は、全体がゴムで形成されたラバーシートで、 可撓性を有するスイッチ部31がダイヤル釦28および機能釦29に対応して配 列されており、スイッチ部31の上端面には導電部31aが設けられている。ラ バーシート30の外形寸法は、前記仕切壁10の全体外形よりもやや大に形成さ れ、下端四隅に突出形成した断面が略L字状の係合片33は仕切壁10の四隅に 係合する。ラバーシート30の左側端には、LCD25の段部25aを除いた部 分と同一の外形を有する延長部34が形成されている。
【0013】 35は、主に、通話回路部品を搭載した通話回路用基板であり、外形寸法がロ アーケース2の底面部とほぼ同一に形成されている。基板35に設けた3個の孔 38a、38b、38cは、基板35を前記ロアーケース2のスタッド4a、4 b、4cにねじ止めするための取付孔である。基板35の下面先端側には、レシ ーバ40が実装され、レシーバ40の下面には防水シール40aが貼着されてお り、クッション41を介して前記円環部3a内に嵌装される。第1の基板35の 下面後端側には、下面に防水シール42aが貼着されたマイクロホン42が実装 されており、クッション43を介して円環部11a内に嵌装される。
【0014】 以上の構成において、次に組立方法を説明する。 防水シート15の折曲片19の凹陥部19aを表示窓6の端縁6bの突起8に 嵌合させ位置決めして防水シート15の基台16をロアーケース2の表示窓6の 端縁6a、6bに載置する。このとき、防水シート15の舌片17の折曲部17 aがリブ7bに載置されると共に、穴16aが表示窓6に合致し、溝18が溝7 aに位置する。次に、レンズ21を防水シート15の穴16aから表示窓6に嵌 合させる。嵌合したレンズ21の鍔部21aは、防水シート15の基台16を端 縁6a、6bと共に挟持する。レンズ21の突起22が、防水シート15の溝1 8と立壁7の溝7aに嵌合し、レンズ21と防水シート15とがロアーケース2 に取付けられる。このとき、防水シート15の折曲部17aが、レンズ21の段 部21bとリブ7bに挟持される。
【0015】 レンズ21の基台21aの上面に、LCD25を載置する。載置されたLCD 25は、突起22、23によってレンズ21に位置決めされる。LCD25の段 部25aにインタコネクタ26を載置する。ダイヤル釦28と機能釦29をロア ーケース2の穴9a、9b、9cに嵌装する。ラバーシート30の係合片33を 仕切壁10の四隅に係合させて、ラバーシート30を仕切壁10に位置決めして 載置する。このとき、ラバーシート30の延長部34が、LCD25上に載置さ れる。クッション41、43をロアーケース2の円環部3b、11bに載置し、 レシーバ40とスピーカ42を円環部3a、4a内に嵌入させるようにして、第 1の基板35をラバーシート30上に載置する。ねじ45a、45b、45cを 取付孔38a、38b、38cに挿入してロアーケース2のスタッド4a、4b 、4cに締め付けて、基板35をロアーケース2に取付ける。
【0016】 ラバーシート30に仕切壁10の四隅に係合する係合片33を設けているので 、仕切壁10に対してラバーシート30がずれたりすることがなく、確実に位置 決めが行われる。このとき、ラバーシート30に一体に設けた延長部34がLC D25の上面に位置して、LCD25と基板35との間の空間を埋めて、LCD 25を基板35とレンズ21とで挟持し保持するようにしたので、従来のように 、固定用の別部材を設けたり、インタコネクタを両端に一対設けたりすることが なく、しかも組立が容易となる。ロアーケース2には、図示しない無線ユニット 等が組込まれて、係合片2bとフック13をアッパーケース50の図示しない係 合突起と係合溝に係合させることによって、ロアーケース2とアッパーケース5 0とを一体化させる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ケース表面に穿設された表示窓およびこ の表示窓に隣接して穿設された押釦摺動孔と、この押釦摺動孔に摺動自在に支持 された押釦と、ケース内に配設され前記表示窓に対応する表示器および前記押釦 に対応するスイッチを有するラバーシートと、このラバーシートに積層されラバ ーシートのスイッチにより閉成される導電部を有する基板と、この基板と前記表 示器とに挟持されこれら両者を電気的に導通するコネクタとからなり、ケース内 面に前記押釦摺動孔を仕切る仕切壁が立設され、前記ラバーシートにこの仕切壁 の4隅に係合する係合片を設けるとともに、前記表示器と基板との間に介在する 延長部を設けたので、ラバーシートを仕切壁に載置し、係合片を仕切壁の4隅に 係合させることによって、ラバーシートは仕切壁に対して位置決めされるととも に、ラバーシートの延長部が表示器と基板との間に介在して、基板をケースに取 付けることによって、延長部を基板と表示器との間に挟持し、保持固定するよう にしたので、組立が容易でラバーシートを仕切壁の上方から載置するだけでよく 、組立の自動化が可能となるとともに、部品点数の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る表示器の保持構造を採用したコー
ドレス電話機の外観側面図である。
【図2】本考案に係る表示器の保持構造の分解斜視図で
ある。
【図3】本考案に表示器の保持構造の要部側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 コードレス電話機 2 ロアーケース 4 スタッド 6 表示窓 10 仕切壁 21 レンズ 25 LCD 26 インタコネクタ 30 ラバーシート 33 係合片 34 延長部 35 通話基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース表面に穿設された表示窓およびこ
    の表示窓に隣接して穿設された押釦摺動孔と、この押釦
    摺動孔に摺動自在に支持された押釦と、ケース内に配設
    され前記表示窓に対応する表示器および前記押釦に対応
    するスイッチを有するラバーシートと、このラバーシー
    トに積層されラバーシートのスイッチにより閉成される
    導電部を有する基板と、この基板と前記表示器とに挟持
    されこれら両者を電気的に導通するコネクタとからな
    り、ケース内面に前記押釦摺動孔を仕切る仕切壁が立設
    され、前記ラバーシートにこの仕切壁の4隅に係合する
    係合片を設けるとともに、前記表示器と基板との間に介
    在する延長部を設けたことを特徴とする表示器の保持構
    造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343897A (ja) * 2000-05-30 2001-12-14 Olympus Optical Co Ltd 表示装置
US9473602B2 (en) 2006-03-29 2016-10-18 Nokia Technologies Oy Portable electronic device
US10205840B2 (en) 2016-01-27 2019-02-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing device provided with protruding part for fixing display member to casing

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US10205840B2 (en) 2016-01-27 2019-02-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing device provided with protruding part for fixing display member to casing

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