JP3513422B2 - 携帯用時計 - Google Patents

携帯用時計

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JP3513422B2 JP12111699A JP12111699A JP3513422B2 JP 3513422 B2 JP3513422 B2 JP 3513422B2 JP 12111699 A JP12111699 A JP 12111699A JP 12111699 A JP12111699 A JP 12111699A JP 3513422 B2 JP3513422 B2 JP 3513422B2
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政幸 南雲
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時刻表示部のカバー体
を有し、カバー体を時刻表示部に対して開閉させること
により、時刻表示部の視認が可能な携帯用時計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来の携帯用時計1
は時刻表示部2に対して開閉可能な蓋体4を設けること
により、時刻表示部2の保護を行っている。即ち、この
蓋体4の一端部4aは時計表示部2の一側部2aにヒン
ジ構造等により回動可能に支持されており、蓋体4の他
端部4bに設けられた爪部4cを時計表示部2の枠部に
設けられた係合溝2b内に装着することにより、蓋体4
で時刻表示部2を覆い保護をしている。
【0003】この蓋体4に設けられた爪部4cは、図6
に示すように、上下に2個の傾斜面4d,4eを備えた
側面視略三角形状を有して構成されている。即ち、この
爪部4cを時計表示部2の係合溝2bに装着するとき
は、一旦、時計表示部2の枠部2cの先端部に爪部4c
の傾斜面4eを当接させた状態から、図5で示すA部
(蓋部4の爪部4cの近傍)を指で押圧することによ
り、通常プラスチック材料で形成された蓋体4が撓ん
で、図6で示すD方向(図中した方向)に力が作用し
て、爪部4cが枠部2cの内壁にしゅう動しながら係合
溝2bに装着される。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】図5で示すA部分から蓋体4を押圧した場
合は、爪部4cは所定のしゅう動力で枠部2cの内壁を
しゅう動して係合溝2b内に装着させることができる
も、図4で示すB部(蓋体4の中央部)を指で押圧した
場合は、蓋体4は僅かに外方に延伸するように弾性変形
し、爪部には図6で示すC方向(斜め方向)に力が作用
して、爪部4cは係合溝2cに装着されず、枠部2cの
先端部と爪部4cの傾斜面4eが当接したままの状態に
なる。この状態でさらに強い力でB部から蓋体4を押圧
すると、爪部4cが変形し、以後爪部4cを係合溝2b
に装着することができなくなり、蓋体の機能が長持ちし
ないという問題があった。
【0005】そこで本発明はかかる従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、特に、B部(蓋体の
中央部)を強く押圧したとき、爪部の破損を防止する構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、一端部が時計表示部に回動可能に支持され、他端部
に時計表示部に設けられた枠部に当接し、枠部の係合溝
に弾性的に装着する爪部を有する蓋体を備えた携帯用時
計において、蓋体の爪部の隣部に枠部の先端部に当接す
る当接部を設け、当接部の当接面を、爪部より下方に設
け、当接部が枠部に当接する時、爪部と枠部との間に隙
間が形成されるように構成した。この構成により、B部
から蓋体を押圧したとき、当接部の当接面を側面視爪部
より下方に設けたので、枠部と爪部は当接せず、爪部の
破損が防止できる。
【0007】また、一端部が時計表示部に回動可能に支
持され、他端部に時計表示部に設けられた枠部に当接
し、枠部の係合溝に弾性的に装着する爪部を有する蓋体
を備えた携帯用時計において、枠部の係合溝の隣部に蓋
体の周縁部に当接する当接部を設け、当接部が蓋体に当
接する時、枠部と爪部との間に隙間が形成されるように
構成した。この構成により、B部から蓋体を押圧したと
き、枠部と爪部との間に隙間が形成されるように構成し
たので、爪部と枠部は当接せず、爪部の破損が防止でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の携帯用時計に関
し、本具体例を図1至乃図3に基づいて説明する。図1
は携帯用時計の全体を示す断面図、図2は蓋体に設けた
当接部と枠部の先端部が当接した状態を示す要部断面
図、図3は蓋体に設けた爪部が係合溝に係合した状態を
示す要部断面図である。なお、従来の例と同一の構成の
ものにおいては、同一の符号を付した。
【0009】図1に示すように、本具体例の携帯用時計
1は時刻の表示する時計表示部2と一側部2aが該時計
表示部に回動可能に支持された蓋体4とから構成されて
いる。時計表示部2は、胴を備え、この胴の内部には時
刻を表示するためのムーブメントや文字板、時針や分針
等の指針、指針を保護するための風防カバー等が収納さ
れている。また、胴の外周縁にはリング状に構成された
枠部2cが形成されている。この枠部2cは、風防カバ
ーの外表面より図1に示すように高い位置に設けられて
おり、後述する蓋体4を収納するための空間を形成して
いる。なお、リング状に形成された枠部の内周面上に
は、後述する蓋体4に形成された爪部4cと係合するた
めの係合溝2bが形成されている。
【0010】蓋体4は、上述したように、時計本体2の
一側部2aにヒンジ構造等により回動自在に支持されて
おり、蓋体4の他端部4bに設けられた爪部4cを時計
表示部2の枠部に設けられた係合溝2b内に装着するこ
とにより、蓋体4で時刻表示部2を覆い保護をしてい
る。この蓋体4に設けられた爪部4cは、図2に示すよ
うに、上下に2個の傾斜面4d,4eを備えた側面視略
三角形状を有して構成されている。また、蓋体4には爪
部4cの両隣に、略四角柱形状を有して外方に突出する
当接部4f,4fが形成されている。この当接部4f,
4fは、図2に示すように、当接部4f,4fの下面先
端部はそれに対応する爪部4cの下面の傾斜面4eよ
り、図中Sだけ下方に位置するように設定され、また、
図中Tだけ内方に位置するように位置するように設定さ
れている。
【0011】この当接部4f,4fは、蓋体4を回動し
て時刻表示部2を覆ったとき、図2に示すように、当接
部4f,4fの下面先端部と枠部2cの上端面が当接し
た状態となるように、蓋体の支持部から枠部2cの上端
面までの距離よりも、蓋体の支持部から当接部4f,4
fの下面先端部までの距離を僅かに長く設定している。
従って、この状態においては、爪部4eの傾斜面と枠部
2cの上端面は当接していない。
【0012】次に、図2で示す当接部4f,4fの下面
と枠部2cの上端面が当接した状態から、図1で示すA
部(蓋体4の爪部4cの近傍)を指で所定の力で押圧し
た場合について説明する。A部を指で図中下方向(爪部
4cから係合溝2bへ向かう方向)へ押圧すると、図2
で示すD方向(爪部4cから係合溝2bへ向かう方向)
へ押圧力が爪部4cに作用する。従って、蓋体4は内方
に僅かに撓んで、当接部4f,4fと爪部4cはしゅう
動面2d上をしゅう動し、該しゅう動面2dの下方に形
成された係合溝2bに係合する。なお、当接部4f,4
fは図2に示すように、側面視略四角柱形状を有してい
るも、下面の先端部分には図示しない傾斜面が形成され
ており、しゅう動面2dをしゅう動し易いようにしてい
る。
【0013】図2で示す当接部4f,4fの下面と枠部
2cの上端面が当接した状態から、図1で示すB部(蓋
体4の中央部)を指で押圧した場合について説明する。
B部を指で図中下方向(蓋部4の中央部から時計表示部
2へ向かう方向)を押圧すると、蓋体4が外方に撓ん
で、当接部4f,4fの下面と枠部2cの上端面との間
に、図2で示すC方向(斜め方向)へ押圧力が作用す
る。従って、当接部4f,4fの下面と枠部2cの上端
面に斜め方向の力が作用するので、爪部4cはしゅう動
面2d上をしゅう動せずに、該しゅう動面2dの下方に
形成された係合溝2bに係合することはできない。
【0014】B部を所定の押圧力(図1中、A部を押圧
したときの爪部4cを係合溝2bに装着することが可能
な力)で押圧しても、爪部4cを係合溝2bに装着する
ことができず、さらに、所定の力より強い力でB部を押
圧すると、当接部4f,4fの下面と枠部2cの上端面
との間に、斜め方向の強い力が作用するが、このとき、
爪部4eと枠部2cの上端面は当接していないので、爪
部4cが潰れることはない。
【0015】前例では蓋体側に当接部4f,4fを形成
したが、図4に示すように、枠部2c側に当接部2e,
2eを設けてもよい。なお、この当接部2e,2eは、
蓋体を閉じたとき、一方の当接部2eと他方の当接部と
の間に、爪部4cが挿通できるような間隔をもって設置
されている。このとき、蓋体4の支持部から当接部2c
の先端部までの距離よりも、蓋体4の支持部から蓋部4
の爪部4cの両隣までの距離を僅かに長く設定してい
る。当接部2e,2eの上面には、内方に傾斜する傾斜
面が形成されており、A部を押圧したとき、蓋部4が当
接部2e,2eを乗り越えることができるようにしてい
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一端部が時計表示部に回動可能に支持され、他端部に時
計表示部に設けられた枠部に当接し、枠部の係合溝に弾
性的に装着する爪部を有する蓋体を備えた携帯用時計に
おいて、蓋体の爪部の隣部に枠部の先端部に当接する当
接部を設け、当接部の当接面を、爪部より下方に設け、
当接部が枠部に当接する時、爪部と枠部との間に隙間が
形成されるように構成した。
【0017】また、一端部が時計表示部に回動可能に支
持され、他端部に時計表示部に設けられた枠部に当接
し、枠部の係合溝に弾性的に装着する爪部を有する蓋体
を備えた携帯用時計において、枠部の係合溝の隣部に蓋
体の周縁部に当接する当接部を設け、当接部が蓋体に当
接する時、枠部と爪部との間に隙間が形成されるように
構成した。
【0018】従って、B部から蓋体を押圧したとき、枠
部と爪部との間に隙間が形成されるように構成したの
で、爪部と枠部は当接せず爪部の破損が防止でき、時計
を長持ちさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本具体例の携帯用時計を示す断面図。
【図2】本具体例の携帯用時計を示し、蓋体に設けた当
接部と枠部の先端部が当接した状態を示す要部断面図。
【図3】本具体例の携帯用時計を示し、蓋体に設けた爪
部が係合溝に係合した状態を示す要部断面図。
【図4】他の具体例を示し、蓋体の周縁部と当接部が当
接した状態を示す要部平面図。
【図5】従来の携帯用時計を示す断面図。
【図6】従来の携帯用時計を示し、爪部と枠部が当接し
た状態を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 携帯用時計 2 時計表示部 2a 一側部 2b 係合溝 2c 枠部 2d しゅう動面 2e 当接部 4 蓋体 4a 一端部 4b 他端部 4c 爪部 4d 傾斜面 4e 傾斜面 4f 当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04B 37/20 G04B 37/11 G04B 37/00 G04B 29/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部が時計表示部に回動可能に支持さ
    れ、他端部に該時計表示部に設けられた枠部に当接し、
    該枠部の係合溝に弾性的に装着する爪部を有する蓋体を
    備えた携帯用時計において、 前記蓋体の該爪部の隣部に前記枠部の先端部に当接する
    当接部を設け、 前記当接部の当接面を、前記爪部より下方に設け、該当
    接部が前記枠部に当接する時、該爪部と該枠部との間に
    隙間が形成されるように構成したことを特徴とする携帯
    用時計。
  2. 【請求項2】 一端部が時計表示部に回動可能に支持さ
    れ、他端部に該時計表示部に設けられた枠部に当接し、
    該枠部の係合溝に弾性的に装着する爪部を有する蓋体を
    備えた携帯用時計において、 前記枠部の係合溝の隣部に蓋体の周縁部に当接する当接
    部を設け、 前記当接部が前記蓋体に当接する時、前記枠部と爪部と
    の間に隙間が形成されるように構成したことを特徴とす
    る携帯用時計。
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