JPH0646428Y2 - 笛付き湯沸かし器の把手取付け構造 - Google Patents

笛付き湯沸かし器の把手取付け構造

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Publication number
JPH0646428Y2
JPH0646428Y2 JP7838291U JP7838291U JPH0646428Y2 JP H0646428 Y2 JPH0646428 Y2 JP H0646428Y2 JP 7838291 U JP7838291 U JP 7838291U JP 7838291 U JP7838291 U JP 7838291U JP H0646428 Y2 JPH0646428 Y2 JP H0646428Y2
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JP
Japan
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water heater
handle
whistle
lid
screw
Prior art date
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Application number
JP7838291U
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JPH0531726U (ja
Inventor
毅 西野
Original Assignee
フジマル工業株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0531726U publication Critical patent/JPH0531726U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、笛付き湯沸かし器にお
ける把手の取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】やかん型式の湯沸かし器には、笛付き蓋
を有する笛付き湯沸かし器と笛付き蓋の無い一般の湯沸
かし器とがあり、いずれの湯沸かし器にも把手が取付け
られるが、把手を取付ける構造には、把手の両端部に孔
を設け、この孔に挿通したねじを本体側に螺着するもの
と、或いは、把手の一方の端部に係合突起を設け、他方
の端部に孔を設け、本体側に固着した固定部材に把手の
係合突起を係止した後に他方の孔に挿通したねじを本体
側に螺着するものとがある。
【0003】笛付き湯沸かし器のなかで、一端を係止さ
れ他端をねじ止めされる把手取付け構造を備えたものに
ついては、実公昭51−22834号,実公昭64−6
746号,実公平3−933号,実公平3−25710
号公報記載の技術がある。このなかで、実公平3−93
3号公報記載の技術では、把手の注湯口側の端部がねじ
止めされるが、他の公報記載の技術では、把手の注湯口
側の端部が係止され、他端がねじ止めされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】把手の注湯口側の端部
を本体側に係止するには、本体に金具を固着し、把手の
注湯側の端部に設けた突起をこの金具に係止する(実公
昭51−22834号,実公昭64−6746号公報参
照)か、或いは、注湯口の壁面に固着した金具に突起を
係止することが必要である。湯沸かし器の価格をできる
だけ安価にするためには、把手の取付け構造を構成する
部品点数を減少すると共に、把手の取付け作業をできる
だけ簡単にする必要がある。本考案はかかる課題を解決
することを目的としており、笛付き湯沸かし器に設けら
れる蓋支持部材に直接把手を係止することにより、従来
使用されていた金具を省略することができる笛付き湯沸
かし器の把手取付け構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の笛付き湯沸かし器の把手取付け構造におい
ては、湯沸かし器本体に設けられた筒状の注湯口の外壁
面に、蓋支持部材を固着し、該蓋支持部材に、上記注湯
口を開閉する笛付き蓋を枢着する笛付き湯沸かし器にお
いて、上記蓋支持部材に係止孔を設け、把手の一側に上
記係止孔に係合する係合突起を設け、把手の他端に上記
湯沸かし器本体にねじにより締着されるねじ挿通孔を設
けた。
【0006】
【作用】上記のように構成された笛付き湯沸かし器の把
手取付け構造により、把手を取付けるには、把手の一側
に設けられた係合突起を蓋支持部材の係止孔に係止した
後に、把手の他側に設けられたねじ挿通孔に挿入したね
じを湯沸かし器本体に螺合すると、把手が取付けられ
る。
【0007】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は笛付き湯沸かし器の縦断面図、図2は図
1の部分拡大図、図3は把手の取付け構造を示す要部斜
視図、図4は蓋支持部材の斜視図である。湯沸かし器
は、図1に示すように、湯沸かし器本体1の左側に筒状
の注湯口2が設けられ、注湯口2の右側壁面には、図4
に示すような蓋支持部材3が固着される。
【0008】蓋支持部材3は、図4に示すように、中央
の主壁3aの両側にほぼ直角に屈曲した側壁3b,3b
が設けられ、主壁3aの上端縁に円弧状に屈曲するヒン
ジ部3cが形成され、主壁3aの下端にはほぼ直角に屈
曲した底壁3dが形成される(図1参照)。
【0009】側壁3bの先端に設けられた突起4(図4
参照)が、注湯口2に設けられた孔(図示しない)に挿
入された後に、突起4の先端が注湯口2に内壁面に当接
する方向に屈曲されて蓋支持部材3が注湯口2に固着さ
れると共に、底壁3dが鋲5により湯沸かし器本体1に
固着される。
【0010】蓋支持部材3は、笛蓋6を回動可能に支承
し、笛蓋6を開放状態或いは閉鎖状態に保持するための
もので、蓋支持部材3の内部には、ほぼJ形状に屈曲し
た板ばね7が挿入され、笛蓋6の一側には、上方に突出
する手掛け部8と下方に延びるアーム9が設けられ、ア
ーム9の先端部には両側面に突出するピン10が設けら
れ、ピン10がヒンジ部3cに挿入される(図2参
照)。そして、手掛け部8を反時計方向に押動すると、
笛蓋7が注湯口2を閉鎖する状態に保持され(図2参
照)、時計方向に押動すると笛蓋7が注湯口2を開放す
る状態に保持される。
【0011】図3に示すように、把手11の一側には、
蓋支持部材3を抱持する2個の突起12が設けられ、両
突起12,12の間には係合突起13が設けられ、蓋支
持部材3には係合突起13に係合する係止孔14が設け
られる。把手12の他側にはねじ挿通孔15が設けら
れ、ねじ挿通孔15に挿入されるねじ16は、湯沸かし
器本体1に固着される固定金具17の雌ねじ18に螺合
すし、ねじ16を被覆するカバー19が取付けられる
(図1参照)。湯沸かし器本体1の上部に設けられた開
口20に、摘み21付きの蓋22が嵌入する。
【0012】以上のように構成された笛付き湯沸かし器
において、把手の取付け要領は次のようになる。湯沸か
し器本体1に蓋支持部材3を固着した後に、把手11の
一端に設けられた係合突起13を係止孔14に挿入する
と、把手11の他端と湯沸かし器本体1との間にすき間
が生じるが、把手11の他端を湯沸かし器本体1に押し
付けてねじ挿入孔15に挿入したねじ16を固定金具1
7の雌ねじ18に螺合すると、把手11の内部に生じた
小さな弾性変形により係合突起13が係止孔14に押し
付けられるので、把手11はがたを生じることなく湯沸
かし器本体1に密着する。
【0013】
【考案の効果】本考案は、笛付き湯沸かし器に必要な蓋
支持部材を利用して把手の一方を係合し、把手の他方を
ねじで湯沸かし器本体にねじ止めするようにしたので、
把手はがたを生じることなく湯沸かし器本体に取付けら
れる。把手の取付けに要する時間は、ほとんど把手の他
方のねじ止め時間に等しく、取付けに時間が極めて短
い。又、従来の把手の取付け構造においては、把手の一
方を係止する固定部材を、湯沸かし器本体或いは注湯口
に固着する必要があったが、本考案ではかかる固定部材
を必要としないため、把手取付け構造の部品点数が少な
くなり、湯沸かし器の材料費及び組付工数が減少した。
【図面の簡単な説明】
【図1】笛付き湯沸かし器の縦断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】把手の取付け構造を示す要部斜視図である。
【図4】蓋支持部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 湯沸かし器本体 2 注湯口 3 蓋支持部材 6 笛蓋 7 板ばね 8 手掛け部 9 アーム部 11 把手 13 係合突起 14 係止孔 15 ねじ挿通孔 16 ねじ 17 固定金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯沸かし器本体に設けられた筒状の注湯
    口の外壁面に、蓋支持部材を固着し、該蓋支持部材に、
    上記注湯口を開閉する笛付き蓋を枢着する笛付き湯沸か
    し器において、上記蓋支持部材に係止孔を設け、把手の
    一側に上記係止孔に係合する係合突起を設け、把手の他
    端に上記湯沸かし器本体にねじにより締着されるねじ挿
    通孔を設けたことを特徴とする笛付き湯沸かし器の把手
    取付け構造。
JP7838291U 1991-09-27 1991-09-27 笛付き湯沸かし器の把手取付け構造 Expired - Lifetime JPH0646428Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7838291U JPH0646428Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 笛付き湯沸かし器の把手取付け構造

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JP7838291U JPH0646428Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 笛付き湯沸かし器の把手取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0531726U JPH0531726U (ja) 1993-04-27
JPH0646428Y2 true JPH0646428Y2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=13660469

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JP7838291U Expired - Lifetime JPH0646428Y2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 笛付き湯沸かし器の把手取付け構造

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JP (1) JPH0646428Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10512433B2 (en) 2016-03-03 2019-12-24 Hoya Corporation Correction data generation method and correction data generation apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10512433B2 (en) 2016-03-03 2019-12-24 Hoya Corporation Correction data generation method and correction data generation apparatus

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Publication number Publication date
JPH0531726U (ja) 1993-04-27

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19950613